人形スタンドの製作

● 目立たない人形スタンドの製作をしてみよう。

 人形の関節の作りが完璧なら問題はないのですが、私の自作球体関節人形の場合にはポーズを作ったうえでの自立はなかなか難しいです。そこでスタンドの登場と
なりますが、市販のものは土台がしっかりしていています。土台がしっかりしているといいように思いますが、人形を風景のなかで撮影するには少々じゃまです、フォト
レタッチソフトのコピーツールで簡単に消去できません。そこで簡単な人形スタンド製作してみました。
 ここで紹介するのは以前から撮影用に使用していたものを改良したもので、強度はありませんが安価で展示用にも使用できる便利なものです。

・これをつくります!





材料
1/3スケールの人形用4台分
@長さ1m、直径10mm(内径8mm)のアルミパイプ1本・・・600円ぐらい
A長さ1m、直径2mmのアルミ棒4本・・・200円×4
Bビニルテープ少々
 その他必要な工具として、ペンチ、厚手の布、やすり等。





製作
1 アルミパイプを23cmに切ります。端はやすりで処理すると
 ベター。
2 アルミ棒を48cmと52cmに切断します。
  アルミ棒を曲げる作業に入りますが、傷が付かないよう、厚手の
 布で保護した方が良いでしょう。

3 48cmのアルミ棒の両端を3cmずつ直角に曲げます。

4 図のように曲げたところから、さらに3cm先の部分を150°の角度
 に折り曲げます。

5 ここを一つの頂点として一辺12cmの正三角形の土台とします。

6 今度は52cmのアルミ棒の加工をします。まずは2つ折りにします。

7 先端から8cm部分をアーチ状に加工します。ここが人形の股に
 あたりますので、できれば人形の形状に合わせたいところ。

8 アーチから先の部分をぐいと折り返します。そしてその折り返しか
 ら3cm先を軽く「くの字形」に曲げます。

9 反対側をちょっとだけ加工します。ほんの少しアーチを作ります。
 このたわみの部分がアルミパイプのなかで抵抗となり、高さ調整
 の機能を果たします。





10 一気に4台仕上げました。股に当たる部分にビニルテープを巻きました。布、皮などでもいいと
 思います。アルミは柔らかい金属なので、何も巻かないと人形にアルミ粉が付き黒くなってしまい
 ます。





   


 どうでしょう、4台で1400円、2時間もあればできあがってしまいます。上の写真のように目立たず、使い勝手もよくって、結構自分では満足しています。
なお1/6スケールの人形用ならば寸法を1/2として、アルミパイプをもう少し細いものにすれば大丈夫かと思います。ただ細いアルミ棒の方は弱くなりすぎるので、
真鍮線に変えた方がいいと思います。
 これだけ簡素なら、フォトレタッチソフトのコピーツールで簡単に土台部分を消去できます。興味があったらチャレンジしてみてください。