こちらは「球体人形の制作・改良編」です。型取りした素体をベースにしていますので、型取りについて興味のある方は、第1シリーズの人形制作講座をお読みになって、
概要をご理解下さい。 制作方法は1作ごとに少しずつ変わってきていています。制作方法自体が完成されたものでなく、今も試行錯誤を重ねています。
* 一回塗ると表面の細かな傷などが浮き出てきます。 これを修正します。 ![]()
* イージースリップは濃すぎるものを1度にたくさん塗らず、何度か繰り返した方が良いかと思います。 以前、濃い目にして表面がひび割れたこともありました。 イージ−スリップはプレミックスとの相性が良く、表面を固くしてくれるので大変重宝してます。
* 平坦に、すべすべになったら完了です。
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5 今度は全体にウレタンクリアーを3回ほど吹き付けます。 (最初はつや消しにしない) ![]() 6 更に今度は透明感の更に欲しい部分、言い換えれば皮膚層の厚いところに ウレタンクリアーを更に吹付けます。 (場所は次のとおり、最大1mmぐらいの厚さになるまで吹き付けます)
とりあえず今回はここまで。 ウレタンの塗膜は市販の塗料のなかで最も強いです。このあとメイクの 段階になりますが、失敗してもうすめ液で消すことができます。また人形 自体の強度も増します。 とっても良いのですが、問題はやや高価なところと、二液混合という扱い の難しさにあるかと思います。スプレーガンも専用のものが欲しくなるし・・・。 でも知ってしまうと間違いなく手放せなくなります。 ![]()
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