2011


黒磯

2011. 2.26 SAT 天気:晴
     

 この週末の天気も良いし 、タイヤもスタッドレスになって
いるし、久々にちゃんと休めそうなので、今回は那須に一泊
するつもり。

 10:00ごろ那須塩原に到着。
 途中で、今晩の食事の材料やら、お酒やら、庭に植える
つもりの植物の種や球根を購入します。





 右のホームセンターはこれまで行ったことのない規模で
びっくり。
 家が建てられるほどの資材が豊富にあって、ないものは
ないっ!て感じです。
 


 
       
 お昼になったので食事にします。
 これまで車で来ていたためか、最寄り駅の黒磯周辺を訪れ
たことはありません。
 ちょっと調べると昔ながらの町並みも残っている様子、散策
しながら、気に入った店に入ろうということになります。


 今回訪れた場所は右の地図のとおり、ふらりとまわるだけ
なら2時間程度でも十分です
   



     
 JR黒磯駅です。
 那須高原への玄関口としては、他に新幹線も止まる那須
塩原駅などもありますが、バスの本数でいえばこの黒磯が
最も多いです。
 それでもJR自体が、朝夕をのぞけば1時間に1本しか停車
しませんから、日中はバスもそれに合わせた本数しか出て
いません。
 
 
        

そば「富陽」
   駅前でちょっと良さそうな蕎麦屋を発見。
 中はとても落ち着いた雰囲気で、伝統を感じます。
蕎麦自体も上品でとっても良かったです。





 


     
     店を出ると連れは条件反射のように隣の和菓子屋さんへ、
温泉まんじゅうを購入しています。
 ま、デザートはつきものですから・・・。
 


     
 町を散策します。昔ながらの町並みがところどころに
残っています。とっても静かです。

     


 

 


     
   駅前から30分ほど北東に歩くと那珂川に出ます。
冬なので散歩する人は少ないですが、野鳥はたくさんいます。

 ちなみに那珂川に架かるこの橋は何か有名な橋のようです。
 
   


 
 那珂川湖畔公園です。
 お散歩コースやボート遊びのできる池、水性植物園、
グランドやプールなどがあります。
 冬なので人影はまばらですが、桜の咲く頃になれば、
けっこうな人が集まりそうなところです。

 遠くに那須岳が見えます。すごく景色が良いです。
那須高原自体は人気のスポットですが、すぐ近くの黒磯
周辺もぜひ訪れてほしいところです。



   
       
 すぐそばの黒磯公園内にある黒磯郷土資料館です。
(入館無料)
 移築した古民家と、古い民具、農具が展示されています。


        
   
       


     
 それにしても・・・。いくら観光シーズンを外れているとは
いえ、人通りが本当に少ない。
 みんなどこに行ってしまったのでしょう? 土曜日の昼、
こんなふうに堂々と道の真ん中で風景を撮影できてしまい
ます。



        

        

        
 

 実はこの黒磯周辺は喫茶店の街として売り出そうとしているらしく、
実際にたくさんの喫茶店を目にします。街中では50m間隔ぐらいで
喫茶店があるんじゃないかと思うぐらい多いです。
 でも本当にやってゆけるのでしょうか? 観光シーズンはもっと人が
多いのかな・・・。
 
     
 そんな心配をしながら、休憩のため「カフェ・ド・グランボワ」
という喫茶店に入ります。
 もともと銀行だったという建物、なかの雰囲気はちょっと
高級感があって素敵です。
 注文したのはコーヒーと手作りケーキ。なかなかのもの
でしたよ。

        

        




 
 
       
 夕方になって帰宅。夕食時には Delilah Noir も同席。
 途中で購入した大那(右のお酒)がとってもおいしい。
この近辺では一番のお酒だと断言できます。


   






   
 翌日の朝は夏から秋に開花する植物の種や球根を庭に
植えました。
 渋滞がいやなので早めに帰宅することにしますが、天気が
良いので遠回りして板室方面に向かいます。






 途中、雪が残る乙女の滝あたりで、ちょっとだけ撮影しま
した。


       
     
     
     
       
     












 Delilah Noir Debut






 この後、震災が起こりました。那須は震度5強でしたが幸い家は無事でした。
那須の家は震災の被害に遭われた方に一時的にお貸しすることにしました。
ですから「里だより」は一時的にお休みになります。






半年ぶりに

2011. 10.10 MON 天気:晴
 震災の被災者の方にお貸ししていた家が戻ってきます。
何か変わったことはあったかな? 庭はどうなったかな?
 たまたま3連休の最後に休みが取れたので、那須に向
かいます。
 帰りの渋滞が嫌なので、まだ暗い3:40に出発。
 まだ暗い6:30に到着。特に何もなかった様子なので
一安心。笹がけっこう伸びてしまっているので刈る必要
がありそう。
 ・・・でも小川の周辺はとってもきれいで幸せな気分。





                            



 草刈りをしていると、小さな花が目につきます。ちょっと
嬉しい気分です。このあたりは冬が早いので、なんとか
秋に間に合った感じです。










 栗発見、小さいけど持ち帰って茹でてみたらけっこうおい
しかったです。小川には投げておいたワサビが大きくなっ
ています。ドングリも沢山落ちてます。



 お昼過ぎに慌ただしく家路につきます。短かったけど
里山の秋を満喫しました。
 キャンプ場周辺でサル発見。



   

                         









伊王野

2011. 12.10 SAT 天気:晴
 那須岳が山頂から少しずつ白くなりはじめました。
 下界では降雪こそないものの、夜は那須岳から風が吹き下ろし、しっかりと冷え込みます。


 ということで、冬支度を始めます。痛みやすいウッドデッキ
に保護塗料を塗ります。
 那須といえば温泉と観光、ショッピングですが、原発事故
以降は明らかに観光客も減っています。このあたりでも放射
線の数値は福島ほどではないにしろ、やや高めになってい
ます。
 まあ、生活するのには問題のないレベルなのですが・・・。
 午前中に簡単な大掃除を済ませ、お昼ご飯の買い物に出
かけます。時間もないので、ご近所でパンとハムを買って済
まそうと考えます。

 下はパンの店リネア。温泉卵のはいったパン(右画像のな
かの丸いもの)がおすすめ。





 那須御用邸に近い手作りハムの店でスモークレバーとアイ
スバインを仕入れます。

 那須といえば、温泉や御用邸、様々な美術館やテーマパ
ークのある高原地帯に注目がいってしまいがちですが、
南部にはのどかな田園地帯のひろがる地域があります。
 午後はこの伊王野地区に行ってみようかと思います。

 まずは石の美術館「stone plaza」です(入館料500円)。
実はあまり期待していなかったのですが、思っていた以上
にいいです。石の空間と水面、空のバランスが計算されて
いてすばらしい。こんな家に住みたいです。
 

 次は那須歴史探訪館(入館料200円)。古代からの那須の
歴史が学べる施設です。現在は外壁のみ改装中。

 那須は、古くから南部の豊かな田園地帯を中心に発展。
また街道の宿場町でもありました。湯治場として発展を遂げ
るのは、むしろずっと後のことです。

 なかでも伊王野は、伊王野氏の居城のあった。古い歴史を
持つ地域です。


   



 左は伊王野氏の城跡。一帯には古い建造物も残ります。
のんびりしていたらもう4:00すぎ。12月の夕暮れは早い。
続きは明日にします。
 

     
 翌日は道の駅「伊王野」からスタート。
芦野氏の居城跡を散策した後に「いわむらかずお・絵本の丘
美術館」に向かいます(入館料700円)。可愛い動物たちのつく
る小さな世界がとても素敵です。
 周辺にはえほんの丘フィールドや農場があり、散策すること
ができます。

 ちなみに連れは「かわいい・・・、かわいい・・・−。」とはしゃぎ
続け、ミュージアムショップから1時間出てきませんでした。
こんなにたくさんカレンダーを買ってどうするんだ?
     
     



                               






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