1/3 オリジナルヘッド用 1/6ドール用に引き続き、今回は1/3ドール用のアイをつくります。素材は粘土とUVレジンです。
まずは手持ちの格安グラスアイ(500円ぐらい)から、こちらの人形にサイズ的にはぴったり なんだけど、雰囲気に合わない、あまり上質でないというものを2種類選びます。 ![]() こちらのグラスアイを原型としてシリコーンで型どりをします。
今回はシリコーンを2分割してドールアイを組み立てようと思っています。最初に粘土でつくる
ベース部分、次に透明なUVレジンでつくる瞳部分を型どりします。 ![]()
これで型が取れました。次に瞳部分とベース部分を別々につくり、組み立てます。
次に虹彩を描きます。手書きで仕上げるつもりです。
失敗!
このあとUVレジンでベース部分とレンズ部分を張り合わせる予定でしたが、気泡が入ったり 上下のずれを生じたりしてどうしてもうまくゆきません。 ここで作業を断念しました。 1/6のアイをつくるときにはもっと単純でした。まずは釣り鐘状の形をつくり、上を削って、UV レジンの表面張力でレンズ部分のドームをつくるというものでした。 参考:page 293 ![]() 1/3 でもこれをやろうとしたのですが、サイズが大きい分、ドーム部分が平坦になってしまって、
きれいに仕上がらないんです。 ところがその後、古くなったUVレジンを使い切ろうと思ったら、このレジンの粘性があがっている ことが分かりました。(紫外線がなくとも少しずつ硬化しているらしい) これなら表面張力できれい なドームができるかも・・・。
結局のところ、古くなって粘性の増したUVレジンを使えば1/6のときと同じようにアイが作れることが分かりました。別に わざとUVレジンを古くする必要もないので、粘性の高いUVレジンを探せば良いということです。 下の画像は、左が以前の人形、右がリメイクした後の人形です、もちろん今回制作したアイを使っています。 ![]() ![]() 専門家のつくるグラスアイに比べれば出来はそれほど良くはありませんが、見た目は十分に実用性があります。 また何よりオリジナルドールに合わせて作ることができるというのが嬉しいです。 ![]() ![]() ![]() ![]() |