3.07 (土) |
7:30 ちょっとずつ暖かくなってきて、ひさしぶりに土日 連続でお休みがとれるというのに、外は雨。 それでもどこかに出かけようということになり、 この壬生までやってきました。 以前、近くのバンダイミュージアムを訪れたこと はあったのですが、まだまだほかにも面白いとこ ろがありそうです。 右は壬生の中心地、電線を地中に埋め込み、 歩道の整備もすすんでいてすっきりとした感じで す。 またこの壬生は「美しいまち賞」を受賞している そうです。 |
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壬生は古くからの城下町で、江戸時代の壬生藩 主、鳥居忠挙が蘭学を導入、幕末から明治維新に かけて、たくさんの開業医が活躍していたそうです。 町の中心を貫く 約800mほどの大通りを蘭学通り といい、風情ある町並みが保存されています。 |
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小雨がぱらつく裏通りを散策。 人形撮影にベストな日ではないですが、花粉の 飛散も少なく、人通りもとても少なくて、お散歩する には良いのかもしれません。(マスクいらない) 途中、梅の古木を発見。枝振りが見事です。 咲く花に春を感じます。 |
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古い町並みのあるところには、必ずといって良い ほど、老舗のお菓子屋さんがあります。 こちらは「なからい菓子店」。 左下の最中は、家型埴輪を模したものかと思い ましたが (周辺に古墳は多い) かと思いましたが、 どうやら壬生城がモデルになっているようです。 造形はともかくとして味はOK! 右下は、ものすごく大きなイチゴの入ったいちご 大福。イチゴの大きさが5cmはあるので、これで はさすがに包めませんね。 |
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こちらはカフェハウス higano というお店。 さすがに栃木、こちらもイチゴを使った商品が多い です。白地に赤、アクセントに緑や茶色。見ていて 楽しめます。 あとで分かったのですが、大きなイチゴはスカイ ベリーといって、今年から出荷の始まったばかりの 農産物だそうです。 |
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9:30 壬生城址内に町立歴史民族資料館があります。 (入館無料) 壬生は城下町として栄えましたが、一帯は古墳が 多く残っており、貴重な発掘物が展示されています。 |
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自動販売機で発見しました、壬生のPRキャラクター 壬生ゆうゆ。 この娘のフィギュアなんかが、どこかにあるかと思 って探したのですが見つかりませんでした、残念。 けっこう可愛いキャラなので売れると思うのですが ・・・。 |
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10:30 こちらは町の中心から少し離れたところにある壬生 おもちゃ博物館です。 (入館大人600円、子供300円) |
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1950年代まで、東京葛飾区や墨田区にたくさんの おもちゃ工場があったのですが、その敷地が手狭に なったことから、移転先として壬生の地を選んだのだ そうです。 1965年におもちゃの工業団地が完成。トミー、エポ ック、バンダイ・・・といった今も知られるおもちゃメー カーが移転してきました。このとき東武宇都宮線にも おもちゃのまち駅がつくられました。 同じ壬生にはバンダイミュージアムもありますが、 そちらが大人向け、マニア向けとするなら、こちらは どちらかというとファミリー向けです。 おもちゃの町の歴史や壬生でつくられたおもちゃ などが展示されています。 まずはたくさんのブリキのおもちゃからご紹介しま す。 |
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こちらはぬいぐるみとドール、フィギュア。 天才バカボンはちょっと欲しいかも。 |
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おままごとグッズとなりきりグッズ。 かわいいです。 |
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横にならぶ等身大のシルバニアファミリー。 小さいとかわいいけど、大きいと威圧感あります。 やっぱり人形には適度な大きさってあると思います。 |
ボードゲームなど・・・。 人生ゲーム好きです。サッカーゲームにも御世話 になりました。 |
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館内にはいろいろと子供たちの遊べるスペースが あります。 こちらは「なりきりスタジオ」。衣装やその他のなり きりグッズもそろっています。 でもみんな子供向けサイズなので、連れに 「着てみない?」 とは聞けませんでした。 |
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このほかにもたくさんの遊具がそろっています。 天気が悪くても、これなら楽しく遊べるね。 |
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ミュージアムショップのほかに、リカちゃんキャッ スルの出張店舗があります。自分のお好みのリカ ちゃんを1体2000円で完成させることができます。 下は中庭、夏は水遊びの場所になります。 |
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こちらは別館「鉄道模型の部屋」。 お父さん達にはこちらかな? HO、N、Z、すべてのゲージがそろっています。 見るだけでなく遊ぶこともできます。 (Nゲージ30分200円〜、機材のレンタルあり) レイアウトがとてもよくできていて、鉄道模型に興味 のない方でも楽しめると思います。 |
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こちらの博物館では、鉄道模型のレイアウト教室 も主催しているようで、下のような作品が展示され ていました。 1/150のスケールのフィギュアつくる人はすごいな。 |
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おもちゃ博物館限定の貨車売ってました。 でも壬生ゆうゆここにもいませんでした、 残念。 |
12:30 まだ時間が早いので、古墳巡りをすることにしま した。ときどき、ぽつりぽつりとはするものの、雨も だいぶあがってきました。 壬生周辺は古墳が多く、国の指定史跡になって いるものだけで5基あります やってきたのは壬生の北部、羽生田古墳群です。 30分ぐらい探し回ってやっとみつけたのが右の冨士 山古墳、直径86mの円墳で6世紀につくられたもの だそうです。 |
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こちらは茶臼山古墳。全長140mの前方後円墳で、 高さ180cmの巨大な家型埴輪が見つかったそうで す。 ・・・でもこうやって古墳を画像にしても、何がなに やら分かりません。実際、現場に行っても、これが 古墳と言われないと気づきません。 「感動がないというか、コーフン(古墳)しないという か・・・。」 と言ったら、 「カフン(花粉)よりいいんじゃない?」 と連れが言ってました。 |
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帰り道、田んぼで一面のオオイヌノフグリを発見。 春いちばん早く咲く花です。 雨に湿って、つぼみのままではありますが、季節 がまた一歩すすんだことを、感じさせてくれます。 おしまい |
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