オリジナルドールヘッド ikumi の製作 1
原型制作とシリコンによる型どり オビツボディ用につくったnanoヘッドですが、自分ではけっこう気に入ってます。 ところがホットスタッフやフィッセン、クールガールといったリアル系ボディとの相性 は今ひとつ。そこで今回あらためて、リアル系ボディにも合うようなヘッドをつくって みることにしました。 1 原型デザイン ある程度の数をつくろうと思っているので、シリコンによる型どりとレジン でヘッドを制作しようと考えています。そのためまずは原型をつくらなくて はなりません。 一から作り始めても良いのですが、少しでも手間を省くために、今回は 今あるnanoヘッドを修正するかたちで作り上げようかと思っています。 下がそのnanoヘッドです。 ![]()
とりあえずこんな感じを目標にして制作に入ります。
ここから先、PCの画像の修正過程に準じて、実際のヘッドも修正して ゆくことになります。 ![]()
17 このままだとイメージがはっきりしないので軽くメイクして、 アイとウイッグを取り付けてみます。 ![]() ちなみに、馴れてくるとアイやウイッグがついていなくても、原型の出来不出来が 分かるようになってきます。 おおまかな部分がOKなら、ここから細部の仕上げに入ってゆきます。
こちらがヘッドパーツの完成画像となります。爪の大きさと比較して
もらうと分かると思いますが、とっても細かくて微妙な作業です。瞼部 分の厚さは0.5mmぐらいです。 でも世の中にはこれを1/12でやってしまう人もいるわけで、敬服して しまいます。 ![]() こちらのヘッドは2分割式で、上部にはネオジムマグネットを取り付ける穴 があります。従来のヘッドを流用することで、こういった裏面の工作は省略 することができました。 ![]() 2 シリコンによる型どり 次はシリコンによる原型の型どりです。使用する道具のこまかな説明は 省きますが、ウエーブ等の商品説明を参考にしてください。
今回はここまで。 次はレジンの流し込みと、ヘッドのメイクから完成までを解説します。 |