09.06 (日) |
8:30 ちょっと早めに会場に到着しました 会場は都立産業貿易会館(浜松町館)です。こちらは今 月いっぱいで、老朽化のために閉鎖されることになってい ます。 古くはドルパやワンフェスなんかも開催されたこともあり、 ドール&フィギュアの歴史を語る上で欠かすことのできな い場所です。感慨深い方も多いのではないかと推察しま す。 |
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9:00 オープンまで2時間、イベントへの出展はこれで8回目と なりますが、ちゃんと準備したつもりでも、レイアウトが完 了はいつもぎりぎり。 今日は会場前の列も長いです。ドールイベントもこの後 は12月まではありません、そんなこともあって、来場され る方も今回は多くなりそうです。 |
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まずは自分のブースから。 今回は1:6のコーナーでレイアウトを工夫。5mm厚のス チレンボードを市販のデコパージュで装飾してみました。 |
まずはオリジナルドールの karen と miu です。 今回の出展にあわせて顔や膝下、指先などを修正し ています。 お洋服は例によって JET RUNNER;製です。こちらも 今回のために、みけ様に製作していただきました。 上品な感じにまとまりました。 |
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こちらは1:6のコーナー。今回も Phicen または obitsu SBH とオリジナルヘッドを組み合わせです。遠目には分か らないけど完成度はこれまでよりずっと高まってます。 |
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あとは1/6ドールヘッドの単品ほか、ドールアイなどを 展示しました。 |
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今回の出品物の大きな画像はこちらにあります。 page505 |
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11:00 始まりました。 自分のところは無縁ですが、開始早々、人気ブース にはながーい列ができあがります。けっこうな混雑ぶ りで、最近のドールイベントではいちばん入場者が多 いのではないでしょうか。 あと最近の傾向かも知れませんが、女性の入場者 が増えてきていて、今回は明らかに女性の方が多い ように思います。 ちなみに自分のブースは4Fの中央、入り口の前で す。人がひっきりなしに行き交う場所で、ちょっと落ち 着かない感じ。 |
14:00 例によって余裕の出てきたところで周囲を巡回しはじ めます。 まずはいつも大きな方の人形のOFをお世話になって いるみけ様のブースです。ハロウイーンしてました。 12月のイベントでもお世話になる予定です。 <JET RUNNER;D> http://jetrunner.lolipop.jp/home.html |
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あとは自分の趣味で、見て回ったブースをいくつかご 紹介します。 こちらでは小さな本やドール用の小物を販売していま す。高さ90cmほどの書棚には本をはじめとして、たくさ んの制作物が納められています。 <East egg> http://eastegg.pupu.jp/ ![]() |
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ここのところ、ブースのレイアウトがどんどん進化してきて いるように感じます。 推測ではありますが、ドール遊びの中心が着せ替えから ドールハウス的なトータルな遊びに拡大しつつあるようにも 思えます。 今回も1:6 を中心に家具や小物、アクセサリー、そして 部屋そのものまで販売されるようになってきています。 |
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今いちばん勢いがあるのは1:6のスケールかもしれ ません。momokoの成功も大きいとは思いますが、ドー ルハウス的な世界を再現するにはちょうど良いスケー ルという理由が大きいように思います。 もう一つは1:6のOFをつくられる方々の技術的な進 歩も大きいかな。このサイズになると高い精度で仕上 げてゆくのも難しいと思うのですが、デザインと緻密な 作業を両立させてしまう作家さんは確実に増えてます。 右はバレーに関係した衣装などを製作しておられる 作家さんのブースです。 <Romantic> http://www.geocities.jp/miniromantic/ 聞くところによると ピコニーモや figma あたりに代表 される1:12のカテゴリーも活気があるようです。 もともと1:12はドールハウスのスタンダードスケール で省スペース、レイアウト製作には有利です。 自分は小スケール化の流れを確実に感じます。ただ その流れが本流になるかどうかは、制作者の技量の 問題が大きいかな。 |
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1:6のブースはどこもかしこもレイアウトが工夫されて います。お洋服をただ積んであるだけみたいなブースは ほとんどないです。競い合ってます。 おしゃれな部屋を再現したもの、もしくはブティックのウ インドウを再現したようなものがレイアウトの標準になっ てます。気合いが入ってます。 秋物が欲しかったので、右画像のまんなかのOF買いま した。 <Team Yoshida> |
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こちらはPetworksのブース。 今回はこちらのレイアウトが、自分の選ぶベストです。 これを見ちゃったら、自分でも何かやってみたくなります よね。 30年以上前にタミヤ模型がプラモだけでなく、1:35のフ ィギュアや情景表現のパーツを販売し、ディオラマという 1つのジャンルができあがっていったのを思い出します。 模型の世界ではたとえば戦車1台で楽しむということは なくって、それを情景表現のなかでレイアウトするのが当 たり前になってます。 それがドールの世界でもふつうになってゆくのではと思 います。近いうちにドールレイアウト写真集とか、ドールレ イアウト制作方法みたいな本が出てくるんじゃないかな。 <PetWorks> http://pwstore.ocnk.net/ |
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こちらはタカラのブース。 赤毛のアンをPRしてました。タカラは1:6の展開を増 やしてゆくみたいです。冬に向けてクールガールの新シ リーズも出てくるようだし、楽しみにしてます。 <タカラトミー> http://www.takaratomy.co.jp/normal/ バブルの頃なら、流れに乗って1:6のアメリカ南部の 農家みたいなものも出しちゃっても売れたんじゃないか な? 価格12万円とかでね。 |
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創作系もあります。 まずは Kamaty Moon様。 圧倒的な迫力、存在感、オリジナリティー、会場のなかで もいちばん目立つ存在でした。 <Kamaty Moon> http://www16.ocn.ne.jp/^k-moon |
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フィギュアの分野でなく、自分のような球体関節人形や創作 人形を扱うブースは、ほんと少なくなりました。 こちらでは日本人形の技術でドールヘッドをつくっておられる とのことです。(3500円〜) でもその手間を考えたら、3倍ぐら いのお値段でも安いです。 <文香> http://www5f.biglobe.ne.jp/~yumenodoll/ |
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こちらはドールショウに来たときには、必ず立ち寄る C.F.AIR FORCE様。 造形、レイアウトともにトップクラスです。 <C.F.AIR FORCE> http://www.geocities.jp/luckydog505/cfairforce.html |
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ちなみにこちら C.F.AIR FORCE 様の展示は今回が 最後だそうです。 いつも楽しみにしていたのに残念です。 16:00 イベント終了です。 残念ながら今回はあんまり売れませんでした。売り 上げは過去最低、反応も良くなかったように思います。 なんでだろ? (理由は現在分析中) 根本的にSD、DD、momoko中心のイベントに出てゆ くこと自体が難しいことは分かっているんだけどね。 |
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出展するごとに内容を改善してきているのですが、 結果が出てこない以上、やり方を根本的に変える必要 があるのかもしれません。 これからイベント会場が民間施設に移り、出展料が これまでの2倍になると、本当に厳しい。 でも応援して下さる方がおられる限り、しぶとく続け るよ! |
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