eye4工房番外編

可動式フィギュア
materia



2016.03.02
 最近、可動式フィギュアがプラモになって多数発売されているようなので、今回はそのうちに一つ
materia を入手して自分なりに完成させてみることにしました。
 なぜこの製品を選んだかというと、アーマー部分を外せばドール素体として使えそうだからです。
しかも可動部分が多く、可動範囲も大きそうなので、今後の参考になるかもしれない・・・。

 こちらがそのパッケージと部品。(アマゾンで3600円)
 パーツは最低限のカラーで再現されていて、塗らなくても遊ぶことができるようになっています。
スケールとしては1/12よりもやや大きめです。





 ということで早速作業開始。準備するものはニッパーとカッターナイフ、それに流し込み接着剤と
いったところで、とりあえずは充分です。

   1 ニッパーでランナーから切り離す。
   

   2 カッターナイフでその切り口を整えます。
   

   3 必要に応じて接着剤を流し込みます。
   

 接着剤なしでも組み立てられるけど、強度を保つためにはポイントポイントで使った方が
良いでしょうね。ちなみにきっちりつくってあるので仮あわせなどは必要なく、どんどん組み
上がってゆきます。







   4 だいたい2時間もあれば基本的な組み立ては終わってしまいます。
    あとはパッケージなどを参考に塗料でアクセントをつけてゆきます。
   

 これで完成。あっという間ですね。
 こちらのプラキットはオプションパーツでいろいろと組み替えて遊べるようです。でもそれは
また後日ということで。



 ところがその後日、気づいたら膝パーツにヒビが入ってばらばらに・・・。きっちりとつくられて
いるのは良いのですが可動部分に遊びがない!


 やむなく、パテで欠けた部分を補いながら、もう一度膝パーツを再生します。
(なんだか発掘した土器をつなぎ合わせているみたい)


 説明書にはないことだけど、棒ヤスリなどで稼働パーツをゆるめに調整しておいたほうが良い
です。(これについては正直クレームつけても良いかなと思いました)

 変なところで時間をとってしまいましたが改めて完成しました。
 アーマー部分をいくつか外してピコニーモの服を着せてみます。



 

 

 1/12より少し大きいけど、足の長いスタイルなので、ボディはピコニーモとほぼ同等。
服もちゃんと着せられました。可愛い感じです。
可動部分が多く、その範囲も大きいのでポージングの自由度はすごく高いです。でも
ドール素体としては強度不足、特に腰はすぐに外れてしまうので扱いづらいです。
 面白い製品だとは思うけど、もう少し実用性が高まらないと、自分はドール素体とし
て使う気にはなれないな、これが正直な感想です。