鉄道博物館



2016.4.09
 先日、桜めぐりの旅の途中で、以前より興味のあった鉄道博物館
に立ち寄りました。

4.09
(土)
 
9:10
 幸手の権現堂桜堤で桜並木を拝見したあと、さいた
ま市にある鉄道博物館までやってきました。
 博物館の建物は在来線の横、新幹線のガードの下
という、なかなエキセントリックな空間に詰め込まれて
います。






 開館は10:00、まだ時間が充分あるので近所の公園
で桜見物などしておりました。

     

     

9:50
 開館の10分ほど前に戻ってくると、すでに長い列が
できていました。
 高崎線「鉄道博物館駅」徒歩0分ということで、改札
口からそのまま列に並ぶというパターンになります。
       
   
       
 気づくと足下には山形新幹線の時刻表。
 入口前にも動力車のシャーシや巨大な蒸気機関車
の動輪なんかがあって、目を楽しませてくれます。

 ちなみに時間があったら、この鉄道博物館駅でなく、
大宮駅から歩いてくると良いかもしれません。15分ほ
ど歩くことになりますが、途中にD51など無料で見学
できる展示物がいくつかあるようですから。



 入館料1000円を支払って磁気カード?を受け取り
ます。このカードは帰るときに返却することになるの
で、手元に入場券は残りません。代わりに来館記念
カードがいただけるのですが、日付などは入ってい
ないので、ちょっと残念な感じがします。



     1Fはおもに鉄道車両が展示されています。正面には
      日本で最初に使われた1号機関車があります。

     

       他にも黎明期の鉄道車両がいっぱい。

      

      

       内部構造の解説ですね。 

      

      


     

     

     

       桜めぐりの途中で立ち寄ったので、お人形はこんな服
      を着てますが、やっぱ制服系の方が良かったですね。
       ちょっと反省。


 こちらは国鉄時代の車両整理番号でマイテ39。
 1等展望車ということです。
 黒漆と金箔の装飾が豪華。多分、御用列車としても
使われたのでしょうね。
       
 こちらは一般的な客車オハ31、1926年から1966年
まで使用されていたものです。
 座ってみたけどイスが小さくて硬いです。これで長
距離の移動は大変だったと思います。

 ストーブがカワイイ。
 戦中戦後の庶民生活を支えた客車ですね。
       
     



 国鉄時代の車両の名称はカタカナ+数字で決まって
いて、独特のルールがあるのですが、ちなみに自分は
よく知りません。


       コンテナ車のようなマイナーな車両もあります。

      

       下は車掌車の中です。小さなストーブとテーブルがあり
      ます。そういえば貨物列車の車掌車って、知らないうちに
      なくなっちゃいましたね。
       こどもの頃、長い貨物列車の最後尾にあった車掌車に
      手を振ったら、それに応えてくれた車掌さんがいましたが、
      そのとき思ったのは、あの小さな車両の中で何してるん
      だろうな? きっと一人で寂しいだろうなってことでした。

      



 次は電気の時代の機関車。

      

      

        ちなみに自分はED40というのがお気に入り。コンパクトな
       車体に大きな駆動用のモーターを乗っけて、頑張ってます
       よ! みたいな感じが好きです。

      

      

      



 次は通勤列車。
 こちらはキハ41300。1934から製造、1950年代まで
使用されていたガソリンエンジンで動くタイプ。

      

      近年のものもあります。

        

        




 新幹線200系。
 2013年まで使用されていたので馴染みのある車体で
すね。お世話になりました。

      

      

      

        こちらは新幹線の運行を確認するパネル。今ではもはや
       レトロな感じ。ウルトラ警備隊をイメージしてしまいます。

       



 懐かしいという意味では、自分の場合には新幹線より
むしろこちらです。
 こちらはクモハ455、代表的な急行列車です。
 お金のなかった頃には「銀河」とか「よねやま」とか、
たくさん利用させていただいて、あちこち出かけました。

確か200km以上は一律1500円だったかなあ?


       

       

       



 下は青森・札幌間で運行されていた「はまなす」。
 先日、北海道新幹線開通を受けて廃止され、最後
の急行列車になりました。

       

        こちらはちょっとお金のあるときに利用させていただ
       いた特急列車、クハ181の「とき」。
        受験の時や就職試験のときなど、人生のポイントに
       なる場面でも乗ったことのある特急です。

       

        ブルートレインもそうだけど、みんな新幹線に置き換
       わっていってしまって、ちょっとさみしい。

       

        今回いちばん感動したのがこれ。
        新潟駅のホームから出発する一瞬を思い出します。
       あの頃、いったい何を考えていたのかな・・・。

       



 2Fに上がると見てきた車両が一望できます。
 壮観。

       

        真ん中のC57蒸気機関車を乗せたターンテーブル
       は一定時間ごとに回転します。

       



 鉄道模型の巨大なレイアウトがあります。家1軒分
ぐらいあります。

       

        そのうえけっこう細かくできてる、きっともしかしておそらく
       ○○○万円ぐらいかかってる。

       

               このレイアウトの動画を用意しました。
  鉄道レイアウト (mp4 56MB)  
   



 2Fの通路部分には、日本の鉄道の歴史を解説
した展示があります。
       
   



 もうちょっとで開通する現美新幹線のPRですね。

       

       



    2Fホールには巨大なステンドグラスがあります。
  

      

      

      3Fです。
 新幹線の線路の下につくられた」建物なので、ラウ
ンジから新幹線を見ることができます。

 こちらの博物館ではこのほかに鉄道の勉強をする
ラーニングゾーン(要予約)とか、運転体験とかがあ
るのですが自分たちはパス。
    
       
   最後にミュージアムショップでお土産を物色。これ
しかないと思ったのが、こちらの鉄道博物館限定の
コンテナ車です。



 桜めぐりのついでに寄ったのですが、思いがけず
懐かしい思いにさせていただきました。
 いろんなことを思い出しました。
 それなりの年齢の方ならば、きっとこちらで精神の
タイムスリップができますよ。

   



2016.04

camera:Canon Power shot G7X / graphic tool: Digtal Photo Pro. + Ichikawa Daisy Collage 10




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