鏡石



2016.5.21
 昨年末の寒い時期に岩瀬牧場を訪れたのですが、さすがにその時は
庭園に何も咲いていませんでした。今度は季節も良いし、綺麗な写真が
撮れるかな。

5.21
(土)
 
8:40
 東北道をひたすら走って、福島県の鏡石にやってきま
した。とりあえずの目的地は岩瀬牧場です。

     

8:50
 まずは情報収集のために鏡石の駅へ。
 あれ!? このあいだ来たときと牛さんの配置が換わ
っている・・・。誰かがときどき配置換えしてるのかな?

        季節はすすみました。ちょっと前までは桜と菜の花だったけど、
       今は菜の花とアヤメの取り合わせ、背景は水の入った田んぼ。

      

      



9:10
 鳥見山公園にやってきました。ここには自然を生かし
た丘と水辺があって、とても心地よいです。
 アヤメやハルジオンが見頃です。

       

 カキツバタやショウブなどが植えられた湿性植物の
池もあるのですが、こちらはまだちょっと早かったよう
です。

       9:30
        岩瀬牧場に到着です。日本最初の西洋式国営牧場として開設され、
       すでに120年の歴史があります。
        (入園料500円)
        ポプラやさくらの木が緑を蓄えて小山のように大きいです。

       

       ポニーが絵になります。
       のどかです。

      

      

       動物のエサやりしました。(ニンジン1カップ100円)
      みんな寄ってきます。
       もぐもぐ、ウサギさんかわいい。ヤギさんもかわいい。ウマさんにもあげるね。

        

       トリさんだけちょっとこわい。ばたばた寄ってきて、くちばしでつつかれそう。

      

       ここには農場やいろいろな体験コーナーもあるのですが、お散歩している
      だけで充分に癒されます。

      

 ツリーハウスに登ってみました。風が心地よいです。
 この牧場ができて120年、もちろんここに育つ木々は
それ以上の樹齢があるわけで、だからこんな遊びもで
きるんですね。


     
   

        

        明治時代の畜舎には、趣があります。

       

       



 道を渡るとそこは庭園スペース。
 まず最初に目に留まるのはローズガーデン。でも満開
まではあとちょっとでした。

       

 資料館の前の風景。とてもロマンティック。

      

 内部は無料で公開されています。
 オランダとの交流の記録や、唱歌「牧場の朝」にまつ
わることなどが展示されています。
 またおしゃれな喫茶コーナーなんかもあります。

 
     
   

        

       資料館まわりは広大なシャクヤク園になっています。
       満開まではあともうちょっと、でも充分に綺麗です。

       

        

        スイレンの咲く沈床庭園もありました。

       

       

       


 かなり暖かい陽気になってきたので、売店でソフトク
リーム食べました。濃厚でおいしい。



        玉川村を経由して帰ることにします。知名度は高くない
       かもしれませんが、福島空港はこの村にあります。
        快適なドライブです。

      


       11:10
        こちらは乙字ヶ滝。阿武隈川が川底が乙の形に陥没して滝になっているのが
       その名前の由来。画像では左端だけ落水しているけど、水量が多いときには
       画面いっぱい、約100mにわたって落水するそうです。

      

 こちらは滝の傍らにある滝見不動尊尊です。
 808年に弘法大師が開基、空海上人もこの地を訪れ
たとの説明書もありました。

 ここも奥の細道に記録された場所です。
  「五月雨の滝降りうづむ水かさ哉」
という句を芭蕉は残しています。ちょうどこの時期で
すね。

       



11:40
 国道118号線沿いに飲食店はほとんどないのです
が、ここ角田製麺は有名店なのか、何台もの車が止
まっていましちた。
 自分たちはネギラーメンとタンタン麺を注文、納得
の味でした。ちなみに出された水が本当に美味しか
ったです。
 
 



       12:10
         JR水郡線「川辺沖駅」の近くにある川辺八幡神社です。源頼義が1053年
        に建立、ここで行われるやぶさめは天延記念物に指定されているそうです。

       

       

        現在の本殿は江戸時代初期のものだそうです。ですがそれ以上の歴史を
       感じさせる本殿でした。
        この境内に入って何か空気が違うような感じがしました。なぜなんだろ?

        

        古木がまわりを取り囲んでいます、大杉(樹齢750年)、逆さ杉(樹齢1000年)を
       はじめとする巨大な木々が圧倒的な存在感で一帯を包み込んでいます。

       

       

       「風の谷のナウシカ」に出てくる腐海の森があったとしたら、こんな感じなのかな
       とふと思いました。





2016.5
camera:Canon Power shot G7X / graphic tool: Digtal Photo Pro. + Ichikawa Daisy Collage 10





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