2016
全日本模型ホビーショー
2016.9.25
今回は久しぶりにおもちゃ・模型の展示会に行って来ました。なかなか盛りだくさんで
楽しめました。ドール単独より広範囲な分、流れなんてものが見えてくるし、ちょっとした
アイディアなんかも思いついたりするね。
会場は東京ビッグサイト、JR埼京線でやってき
ました。今日もまだとっても暑いです。
国際展示場駅で降りたら、いきなりアジア系の
イベント準備してました。こちらは帰りに寄ること
にしましょう。
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*)今回つれてきたのは nano(オリジナルヘッド+オビツSBH 27cm 2015)です。
開始時刻にはもう長い列ができてました。家族
連れは多いけど、やっぱり圧倒的におじさんが多
いです。
入場料1000円を払って会場内に入ります。
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入ってすぐのところには、Nゲージやラジコンの体
験コーナーがあったり、ジャンク市があったりで、こ
ちらもすでにかなりの人だかり。
あとは様々なステージイベントもあるようですが、
自分の場合には調査研究とお買い物が第一なので、
さっそく各社のブース巡りスタートです。
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入口入ってすぐにあるのがバンダイのブース。おもちゃ界の最大手の一つという
ことで、今回の占有スペースは最大。
メインはやはりガンプラ、ずらりと新製品が並びます。
新作のガンプラに混じって、こんな可動式フィギュアがありました。
スケール的には1/10ぐらいのまさしくバンダイ版フレームアームガール。もう流れは
止まらないって感じです。
こちらのキャラも最近見るね、関節5カ所が可動するPETIT’GGUY。
STAR WARS のスペース、すごい数。
ディズニーアニメのシンデレラ城が模型化されてました。やっぱりヒット映画の製品化と
いうのは、おもちゃ販売の王道なんだろうなあ。
と思ったらウルトラマン関連の新製品がたくさん。調べたらウルトラマン放送開始から50年。
時代を超えて人気は続いているんですね。
ちょこっとだけNゲージ。Bトレインありました。
鉄道模型関係の出展も多かったです。
こちらはカトーのブース。前にも見たけど、この飯田線のレイアウト好きです。派手な演出
はないけれど、実にリアル。
試運転できます。製品としてはリアルな音が楽しめるサウンドボックスをPRしてました。
地味なんだけど、このレイアウトに使われている「草」がとても良い感じ。こちらは新製品
のようで、自分の常用品になりそう。
こちらはポポンデッタ。
鉄道模型って結局のところ、いかにリアルさを楽し
むのかってのがポイント。そういう意味では、まずは
どれだけ良い素材を集められるかが勝負。
こういう「かゆいところに手が届く」メーカーさんは
ありがたいです。
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情景師アラーキーさんのジオラマ展やってました。
ここから先、画像のサイズをUPしてお届けします。ただケースの乱反射があって
多少見にくくなってます、ごめんなさい。
(GIMPで修正したけど、基本的に一眼+PLフィルターで撮影すべきでした)
軽トラにスイカ、川にはコイが泳いでます。1/32スケールなのでヒマワリの花の
大きさがだいたい6〜7mmといったところです。
さびの浮きかたがとてもリアル。
会話が聞こえてきそう。
これ雑誌の巻頭を飾ってました。ゴミ袋や捨てられた雑誌、カンといったものが臨場感を
生み出す力ですね。
戦場カメラマン似てます。
プラスチックなのにさびてます。時間がたつと、本当に土に戻ってしまいそうです。
ウイーゴもこうなっちゃいます。使われているウイーゴはおそらくハセガワの1/32。
これ1/144スケール、ベースは名刺サイズです。ですから自転車の車輪は直径3mm、
とてもそう見えないでしょ?
造船所の風景。
波が打ち寄せているね。どうやって表現してるんだろ?
アラーキーさんの作品集を購入、ご本人にサイン
していただきました。もう十分に満足、やってきた
甲斐がありました。 |
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さてここからまた元に戻ります。
アリイのブース。Nゲージのメーカーとして知られていますが、もともとはプラモの
メーカーでした。今も販売している情景シリーズは、お安くてディオラマのベースと
けっこう使えます。
Zゲージの展示もいくつかありました。今のところ、こちらに手を出す余裕などありま
せんが、Zゲージのショーティなんかがあるんですね。こちらは15cm四方のスペース
でも遊べるみたい。
こちらはサンケイ。ペーパークラフトのメーカーさんです。
レーザーカットされた特殊な紙を使っていろんな模型や情景がつくれます。ジブリアニメ
のキャラクターをたくさん展示してました。
リアル系可動式フィギュアとしては、このMa.Kシリーズがいちばん成功しているのかな。
うーん、でもできたら情景に仕上げて展示してほしかった。そうすることで価値が一段と高
まるような気がするんだけどな。
トランぺッターのUボートVIIC。軍艦としては最も小型な艦船だけど、1/48となると全長1.4m、さすがに大きいです。
ボディの片側がクリアになっていて、内部構造も分かるという大作。
ちなみに自分はドイツレベルの1/72のものを作らずに保管していたので、ちょっとやられちゃったな、みたいな気分。
但しこちらの標準価格は8.2万円なので、やっぱり買えないかも。
3Dプリンターの展示もありました。一時期はみん
な3Dプリンターになっちゃいそうな勢いでしたが、
個人所有の安価な製品では、小さな模型の緻密な
表現は、まだちょっと厳しいかな。
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MaxFactoryです。スケールは1/20ぐらいの小ささ、それでもこんなに細かく
表現できるようになったんだ。
ハセガワのウイーゴは1/20に成長しました。
再版されるソッピースキャメル。
豪華仕様の戦艦三笠・・・。なんかスケールモデルの世界は大スケール、高級化が
すすんでいるような気がする。お人形とは逆だね。
こちらでは模型の半額セールやってました。
お買い物目当てなら、入場料1000円の元はすぐ
にとれちゃいますね。
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変わった出展もいくつかあります。
こちらは造形用ワイヤの展示です。
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こちらはガールズパンツアー(以下ガルパン)のPRコーナー。このあとにも出てくるけど、
ガルパン関連の企画多いです。それだけ売れてるってことでしょう。
こちらはエアーガンで有名な東京マルイ。エアー
ガン関連の出展はここだけだったのはちょっと寂し
い感じ。
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ラジコン関係の出展も多いです。
こちらはハイテック マルチプレックス ジャパンの
ドローン。最上位機種には、GPSと遠隔操作できるカ
メラを搭載してます。
ちなみに自分はブームになる前、すでにドローンも
持っていたのですが、ここまでポピュラーなものにな
るとは思いませんでした。安くなったってことが影響
しているんでしょうね。
ちなみにホビーとして、電動マルチコプター+自動
姿勢制御+カメラによる遠隔操作を最初に実用化し
たのはパロット社のドローンです。 |
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これもすごい、わずか5cm角のスペースに収まる
ドローンです。同じサイズのものはすでに販売されて
いますが、こちらは固定ながらもカメラを搭載してい
ます。
何十年も前のSFやスパイ大作戦の話が、今にな
って実現してるって感じです。
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こちらはJR(日本遠隔制御)の大型ドローン、という
より実用無人ヘリといった方が良いかな?
屋外で人間の変わりに作業をするという意味では、
すでにかなり実用化がすすんでいて、特に災害現場
では必需品。つまり、こちらはおもちゃじゃなくてホン
モノと言った方が良いでしょう。
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こちらはモデルガステンのフィギュア、1/35で普通にメイクしてる、とてもかないません。
土井雅博先生の模型講座です。AFVモデルの
汚し塗装を実演解説してました。
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このタイル、1枚5cm四方なんだけど、こうやって並べてみると、なかなか壮観だね。
プラッツっておもしろいものを模型化するんだけど、今度はこれ。
盆栽の模型化って誰が考えついたんだろ。
こんなディオラマもいいね!
ありそうで絶対ないガルパンのふすま。
そのうち、プラッツ製の痛い家なんか造っちゃうん
じゃないでしょうか。
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タミヤのエントランス? え、ですね。こんな感じで食品模型やアクセサリーが
作れるキットをPRしてました。
あとはふつうに製品のPR。
そしてよくできた作品の展示・・・。ほんとうによくできてる。
ウエーブのブースです。やっぱりここは模型工作用グッズですね、いつもお世話になってます。
ファインモールド。こちらもまずはガルパンです。
ジブリだね。まだまだ新作が出るんだから日本のアニメはすごい。
ピットロードもガルパン。
1/1スケール、ビニールでできたリアルな砲弾。
これって自分は必要ないけど、コスプレさんだったら欲しいと思う。
青島教材社。このメーカーがフィギュアをやり始めたのは最近のこと。
1/12のモンキー。
1/48のリモコン ティガーI、線がつながっているリモコンて何か懐かしい。
鉄道模型の大手TOMIXは40周年だそうです。
こちらのイチオシはカメラ搭載システム。
でもやっぱり外せないのは鉄道コレクション。
そうか、これは今売るタイミングですね!
1/12用のウエポンを多数展示してました。てことは自前のドールもそのうち出すのかな?
さてさて、こちらが台風の目、コトブキヤ。
(今年は台風が多い!)
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お姉さんがカタログを配ってPRしてました。
力が入ってます。
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中心はやはりフレーム アーム ガール、新作も展示してました。
ものすごいペースで出てるけど、最近はちょっとかわいい路線のものが出てきた
ような気がします。1/12ドールと競合しそうです。
この娘たちもよく見ますね。
これまでたくさん生産していた固定式フィギュアは少なめ。なかでもリアル系
といえるのは1つだけでした。
うーん感想としては、やっぱり企業だから売れ筋優先、当然のことながら映画や
アニメのヒット作に追随してゆく感じですね。オリジナルものについてもやっぱりキャ
ラクター系だなあ。フィギュアに関して言えば、可動系がどんどん増えてます。
一方で従来のスケールモデルはきっちりとした時代考証に基づいて、製品の精度
を更に高めつつあるわけですが、そこにはモデル単独の完成度だけでなく、情景表
現としての価値も強く求められているような気がします。
とても勉強になりました。やっぱりアラーキーさんはすごいです。
さて帰りはスリランカフェアー?の会場に立ち寄
りました。
民族舞踊や音楽のメインステージを中心として、
一帯はまるで日本じゃないような雰囲気です。 |
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スリランカ風カレーとビーフンの昼食。けっこうボリュームありました。
食物以外にもいろんなお店がありました。
こちらは家具屋さん。
ほかにも服や雑貨を売ってたり、旅行会社や不
動産系のブースまでありました。
日本にこんなにたくさんスリランカの人が住んで
たんですね。
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素敵な色合いのバッグを売っていたので、いくつ
かお買い物しました。
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こちらはBAREFOOTという雑貨屋さんです。仕事のないスリランカの少女たちの
ためにイタリア人デザイナーが立ち上げたブランドで、染色からデザイン、縫製まで
全て自分たちで行っているそうです。
2016.09
camera:Canon PowerShot G7X / graphic tool: Digtal Poto Pro. + GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10
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