気賀・三ヶ日




2018.01.02
 今年最初のお散歩旅は、静岡県にある天竜浜名湖鉄道の西半分の旅です。(東半分は以前に歩いたことがある)  NHK大河ドラマ「直虎」で
有名になった井伊谷もこの地域にあります。



01.02(火)
9:05
 井伊谷(現・浜松市北区引佐町)に到着、まずは大河ドラマの舞台になった龍潭寺を目指します。初詣や観光目的で訪れた方で、けっこうな
混雑ぶり。自分たちが到着した頃はまだ良かったのですが、帰る頃には駐車場に入ろうとする車の長い列ができていました。



 今回の行動の概要です。まずは井伊谷地区を散策、そのあと天竜浜名湖鉄道沿線に移動して、気賀から三ヶ日あたりを回ってみようかと
思っています。





 「直虎」の舞台になった龍潭寺です。朝早くからこちらを訪れる人は多いです。





 775年、行基によって開山されたと伝えられるとっても古いお寺です。井伊家の菩提寺であったことから、井伊家代々のお墓もこちらにあります。







 こちらのお寺での見どころは小堀遠州作と伝えられるこちらの庭です。(国指定名勝)
 (訪れる時間帯があまり良くなかったせいか、陰が落ちてしまい、きれいな写真が撮れなかったのがちょっと残念)


sayaka ( オリジナルヘッド+オビツSBHボディ 27cm 2015



 このあと周辺の井伊ゆかりの地をいくつか巡ってみることにしました。

 

 こちらは井伊家初代「井伊共保」が誕生したと伝えられる井戸です。田んぼの中にぽつんと井戸だけ残っています。

 
なかをのぞき込んだらお金がいっぱい放り込まれていました。なんで? 何か御利益でもあるのかな・・・。



10:05
 井伊谷城にやってきました。小高い丘の上につくられた小規模な城です。合戦の際に立てこもるには不十分であったため、別の山を
詰め城として使用していたと伝えられています。(三岳城)

 

 山頂までの遊歩道はとてもきれいに整備されています。あと観光マップなども随所に置かれていて、観光客にとても気を使っているなと思いました。



 山頂からの風景です。正面に見える森のあたりが龍潭寺です。



 こちらは二宮神社。

 

 境内には小野政次ゆかりの小さな社があります。
 直虎に代わって井伊谷を手中にした小野政次ですが、領主であったのはわずか34日間。その後徳川との戦いに破れて処刑されてしまいます。
こちらの社はその霊を鎮めるために、後に住民たちによって建てられたものです。この神社の近くには小野政次の墓もあります。

 龍潭寺と比べると、こちら二宮神社を訪れる人は不思議なぐらい少ないです。自分たちがいる間に一人二人とすれ違ったぐらいでした。

政次人気は高かったのに、なんでみんな来ないんだろ?




 こちらは井殿の墓。直虎の許嫁直親の父直満と弟直義の墓です。



 そのほかにもいくつか井伊ゆかりの場所があるのですが、案内表示があるだけだったりして、こちらはそれなりに想像力が必要です。

  

 お正月でもあるし、この井伊谷はものすごーく混んでいるのかなとも思ったのですが、人が押し寄せていたのは龍潭寺とその周辺だけで、
じっくりと井伊谷の歴史探訪までする人は少ないみたいです。



11:35
 周辺でいちばん賑わっている場所が気賀の街です。今度はこのあたりを巡ってみることにします。



 気賀は旧姫街道の宿場町、また交易の街として発展したところです。またNHK「直虎大河ドラマ館」や復元された関所も気賀駅の近くに
あります。そのせいか街のなかはけっこう混雑しています。

 

 みそまんが有名らしいのでこちらのお店に入ります。長い列ができていて買うまでに20分以上かかりました。それほど味噌の味を感じる
こともなく、素朴な味で美味しかったです。



 こちらは細江神社です。創建は1500年代。

 

 こちらは地震厄除けの神社でもあるそうで、ご神体は二度の津波を乗り越え今に伝えられています。境内には何本もの楠の巨木があって
圧倒されます。


nano ( オリジナルヘッド+オビツSBHボディ 27cm 2014 )



12:30
 気賀の関所を復元した公園です。(本当の関所跡は別の場所にある)

 

 地元の特産品などを販売するお店や農産物の直売所などもあって、こちらも家族連れで賑わっています。

  

 直虎ちゃんや家康くんもいました。来場者にはシールを無料で配布してました。
 戦国時代の女性、江戸時代初期の権力者、江戸中期の建物。時代設定がばらばらだけど気にしない。



 隣接してNHK「直虎大河ドラマ館」があります。とっても混んでいるみたいで自分たちは入りませんでした。

 ちょっとだけ気賀の街を散策します。昔の街並みは駅周辺の裏通りに少しだけ残っていました。

 





 こちらは気賀の駅です。駅舎やプラットホームなどが国登録有形文化財になっています。

 

 直虎人気にあやかって少しだけドレスアップしていたりします。でも自分は少しだけそれに違和感を感じたりします。
 そのまんまでもいいんじゃないの?

 天竜浜名湖鉄道(天浜線)の車両がやってきた。







 駅前の風景です。直虎のタクシーに路線バスです。

 



13:10
 天浜線の特徴としては駅舎にいろんなお店が入っていること。こちらの気賀駅には中華料理屋さんが入っています。

 

 こちらのお店もけっこう有名(特にバイク関係)みたいで、20分ほど待って入店することができました。オーダーしたのは塩ラーメン。
海藻が練りこんである麺に魚介系の出汁が良く出たスープ、とってもおいしい。



14:20
 そのまま天浜線に乗って移動したかったのですが時間が合わず、車で三ヶ日まで移動しました。(日中は1時間から1時間半の間隔)

 

 三ヶ日といえばミカンが有名なので、それを使ったお菓子屋さんを探しました。
 こちらで購入したのは冷凍ミカンを柔らかいお餅で包んだお饅頭です。なかのミカンが少し融けたぐらいでいただくのですが、これが
とってもおいしい。

 三ヶ日の町には古い街並みとかは残っていないので、天浜線の三ヶ日駅にそのまま向かいました。

 

 アメリカンテイストのカフェが入っていますが、駅舎はいたってレトロな外観。こちらも国登録有形文化財です。





 とても風情があります。
 気賀を1駅でも離れると、そこはもう「直虎」とは無縁でとても静かです。





14:50
 ここからは浜名湖周辺散策です。天浜線に乗って2駅先の尾奈駅までやってきました。ここから浜名湖と天浜線を眺めながら三ヶ日駅まで
歩いて戻るつもりです。

 

 駅前の公衆トイレが面白い。2匹のウナギが魚籠から顔を出してる。ウナギは浜名湖の名産品の一つです。





 奥浜名湖はちょっとだけリゾートの雰囲気です。
 沿線で再びお菓子屋さんを発見、こちらでミカンの餡の入ったミカン最中を購入です! これもとってもおいしい。お茶だけでなくコーヒー
にも合います。

 





 ところどころに風情ある通りが残っていたりします。





15:40
 三ヶ日駅にもう少しというところで、天浜線のラッピング車両に追い越されました。



 走って追いかけて撮影したのがこちらの画像です。
 すごいな。地味なイメージの天浜線だったけど、ここまでやるかみたいに大胆なラッピングだね。

 



歩き疲れたうえに、最後は走って疲れました。



 ということで今回の旅はおしまい。
 NHK大河ドラマの影響は大きくて、取り上げられると一躍有名な観光地になってしまったりする。でもそれが地域にとって
継続的かつ効果的かっていうと難しいみたいですね。今回も賑わっていたのは龍潭寺、大河ドラマ館、気賀関所といったと
ころで、なかなかその周辺までは足を延ばしてくれていないように思いました。それは高橋一生演ずる小野政次には興味は
あるけれど、実在した小野政次に興味を持つ人は少ないってことなのかもね。



2018.01
camera:Canon Powershot G7X / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio pro 7 + GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10



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