2019
今年の冬は雪が少ない
2018.02.10 SUN 天気:晴れのちくもり
7:40
関東で雪の降った翌日、那須に出かけました。今回はちゃんとスタッドレス履いてるし、念のためのチェーンも持っているので大丈夫。
でも、思ったより雪は少なくてチェーン規制は白河より先でした。

ここらあたりまでは空いていたんだけど、西那須野IC出口はなぜか長い渋滞。冬の那須は訪れる人が少ないのだけれど、ここのところ
ブラタモリ、アドマチック天国、つるべえの家族に乾杯などなど、連続でTVで取り上げられ、興味を持つ人が急増したってことなんだろうな。
TVの影響は大きいです。
11:00
我々は東北自動車道を白河ICまですすみ棚倉町を目指します。棚倉は小さな城下町で、雪の降ったあとだけに良い写真が撮れるんじゃ
ないかと思った次第です。

棚倉城址、堀が凍ってる。

706年創建の馬場都々古別神社です。雪が良い感じにつもってます。
(このほかにもいろいろなところを歩いたのですが、続きは旅のコーナーでお伝えしたいと思います)
13:15
棚倉から那須に戻ってくる途中、道の駅「伊王野」に寄りました。

まだまだ寒いのだけれど、フリーマーケットなどやっていて、けっこう賑わってました。
長い列ができていたのは「寒晒し蕎麦」。これは5℃以下の清流で蕎麦を晒し、そのあと那須おろしの風で乾燥させたという特別なもの。
この季節しか味わえません。自分たちは食事したあとだったので列に並びませんでしたが、きっとおいしいんだろうなあ。
13:40
道の駅から那須方面に向かっていたら、突然道ばたに埴輪みたいなものを見かけたので車を止めました。

椅子に座っていたのは植木鉢をつなげてつくったお人形でした。しかしまあ、何ともかわいい・・・。

普通の田舎道の出来事なんだけど、こんな楽しい出会いのあった先週末でした。こういうのってすごくいいね。
で那須に近づくにつれ、雪がほとんどなくなってきた。昨日東京は大雪だったみたいですが、風向きの製なのか
何なのか、このあたりにはほとんど雪が降らなかったみたい。
14:00
雪がたくさん積もっていたら、きれいな風景をたくさん撮ろうと思っていたのですが、この状況なので予定を変更。
ここのところTVによく出てくる黒磯駅周辺を歩いてみることにしました。

JR黒磯駅前は最近になって整備が続いています。周辺の道路もきれいになりました。

こちらはパン好きのなかで有名な幻のパン屋さんです。通りからちょっとみても分からない、基本は月水金の営業です。
この日はお休み。


駅前の整備、再開発といっても昔からの有名店はそのまま残っています。
こちらはカフェ・ド・グランボワ、旧黒磯銀行の建物を利用しています。黒磯のランドマークみたいなものです。

そば屋さんと和菓子屋さん、そういえばここはバス旅にも出ていたな・・・・。

昔の建物はそのまま使うのが黒磯流です。
こちらは整備工場跡に入居した雑貨屋さんです。黒磯駅前にもこういった雑貨屋さんが多いです。

こちらは駅前に新しくできたお店です。喫茶+パン屋さんです。

こちらのお店で休憩。こちらのエスプレッソは濃い! ソーダ水もついているのが嬉しいです。朝食用のパンも買いました。
しっかりとしたうまみの強いパンでした。いいね、ここ。
この黒磯駅周辺の最近の盛り上がりはすごいかも、IC出口の渋滞がその証拠です。

15:45
家に着く前にもう一つ寄り道です。
時々出かける那須のギャラリーバーンなのですが、オーナーの清野氏のつくる作品がいっそう洗練されて、すごいことになってました。

こちらはハガキを使ったペーパークラフトで大きさは全長7cmぐらい。こういったものを一晩ぐらいでつくっちゃうんだそうです。
もちろん実在する蒸気機関車でなくオリジナルの造形です。


以前からつくっておられたペーパークラフトの家ですが、最近の作品はスケールが縮小され、細部がリアルにつくり込まれるようになって、
並のNゲージのストラクチュアじゃあかなわない。

こちらはもっと小さな蒸気機関車、実在しないけれどパイプなどが追加されていてとてもリアル。背景にペーパークラフトの家が置かれると、
もうそれだけで十分メルヘンチックな情景になってしまいます。
「蒸気機関車にNゲージの動力を入れたらどうなんでしょう?」 そう尋ねてみたら、もうすでに計画中なんだそうです。近い将来、鉄道の走る
ちょっとレトロで素敵な街が出来上がるんだろうと期待しています。
17:00
那須の家に着きました。

つららが玄関に下がって寒いものの、例年になく雪は少ないです。今回は雪遊びさせるつもりで chico ちゃん連れてきたんだけど、
撮影予定の場所にも雪がなくて、ちょっとがっかり。

みんなで晩ご飯です。

そうこうしているうちに春になっちゃうね。
今晩はいい夢見てね。
今回はこれでおしまいです。
2019.02
camera: Panasonic LUMIX GX8 + M.ZUIKO DIGITAL 12mm-50mm / graphic tool:
GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10
春まであと少し
2019.03.09 SAT 天気:晴れ
花粉はいっぱい飛んでいるんだけど、あまりにお天気が良いので、那須に向かう途中の東北自動車道の館林ICあたりで降り、少しばかり
寄り道をすることにしました。
ただし別に特に行くあてなどはなく、渡良瀬川のあたりには菜の花がたくさん咲いたような記憶を思い出してのことです。

結局まだまだ菜の花の時期にはちょっと早かったのですが、意図しないうちに田中正造ゆかりの地を散策していたりしておもしろかったです。
(この記事はすでにレポート済みです。旅ページの渡瀬を参照してね)
13:30
那須に着いたのはお昼過ぎでした。少し暖かくなってきて園芸品を売っているお店にも、やっと花の苗が置かれるようになりました。

こちらはヒロガーデン。扱っている品数が多く、お値段も良心的、バラはその種類も豊富です。

コピスガーデン・・・、知らないうちに植木がトトロに変身していた。
こちらの庭はとってもきれい。おしゃれなカフェでお茶することもできます。
14:10
時間があるとついつい立ち寄ってしまうギャラリーバーン。

ここは基本的に貸しギャラリーなのですが、お客の少ない冬場はオーナー自らが制作した作品が並びます。
今売り出し中なのがペーパークラフトの機関車とミニチュアハウス、来るたびに進化しています。

今回行ってみたら、機関車の方はモーターが内蔵されて元気よく走り回っていました。サイズ的にはHOぐらいで、運転席内部もきっちりと作り込んでました。
このあとどういう展開になるのかな? ご本人はもうそろそろ飽きてきたみたいなことを言ってましたが、このまま終わらせるのはもったいないな

那須の家に着いて石灰をまき、(この一帯は火山性の土壌で、おそらく酸性が強い) 適当に耕して今日買った苗を植えます。ただ、ふだん面倒を
見ているわけではないので、なかなかうまく育ってくれないのが悩み。
18:00
この日の晩御飯はご近所の殻々工房というバー&ギャラリーです。

こちらはお酒と料理を楽しみながら芸術を鑑賞できるというとても素敵なスペースです。自分の家から歩いて行けるのでたびたび利用させていただいています。
お酒も料理もとってもおいしいのですが、お値段もとてもお財布に優しい設定でありがたいです。普通に食べて飲んでも一人3000円ぐらいから楽しめます。
我家のイチオシです。

本日一番感動したのは牡蠣のオイスターソースづけ、こんなにおいしい牡蠣の料理は食べたことない!

呑んで食べて作品を見て、あとはこのお店で何をしているかというと、だいたい本を読んでいる。この日は「旅の手帳」などを持ち込んでいました。
これからいよいよ花のシーズン、忙しくなります。

外に出てみると満天の星空。下り坂のお天気も明日の午前中までは何とか持ちそうな感じです。でもこれだけ空が澄んでいると、明日の朝は
放射冷却でとっても寒いだろうな・・・・。
3.10 SUN 天気:晴れのち曇り
6:10
夜明けです。気温は-4℃、やっぱり霜が降りてます。

でもこの冬は本当に雪が少なかった。年末にどんと降ったきりであとはほんの少し舞った程度でした。いつもならまだ家の北側には
どっさりと残雪があるのですが、今年はもう何も残ってないし、小川もちゃんと流れてる。


この時間帯が1日でいちばん素敵。
木々の上の方から、少しずつ赤みを帯びた光が降りてくる。

7:30
昨日読んだ「旅の手帳」に那須の紹介があって、大田原にある御亭山が紹介されてました。とっても景色が良いみたいですが、
自分たちはまだ行ったことがない・・・。ということで青空が期待できる午前中に行ってみることにします。

大田原って那須連山に降った雨がいったん地中にもぐり、(那須は扇状地の中腹なので水はあまりない) それがあらためて地表に
あらわれるところ、だから湧水が多く、広大な水田がひろがっています。
で、田んぼの真ん中にぽつりぽつりと古墳があったりする。国道243号線は大和朝廷のつくった古道(東北道)にほぼ一致するため、
こういった歴史遺産は多く見られます。(画像は銭室塚古墳)
7:50
標高513mの御亭山(幸ノ峰)にやってきました。

山頂までは駐車場から徒歩300mの超プチ登山です。ここからは那須連峰から日光、南は奥久慈あたりの山々が一望できます。

山頂には桜も植えられていて、桜の花の間から見る風景もまた格別だろうと推測します。

何か地球が丸く見える・・・。
地平線が確認できるところって、実は北海道以外ではなかなかないです。

次はやっぱり桜を求めての旅になるのかな?
2019.03
camera: Canon PowerShot G7X / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio Pro.7
+ GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10
桜満開
2019.04.20 SAT 天気:晴れ
この日は福島県の小野町に行って来ました。小野はリカちゃんキャッスルで有名ですが、その近くの夏井は桜の名所として
有名なところです。


夏井川に沿って植えられている千本桜は確かにすごいですが、春の可憐な草花はそのまま残すために、背の高くなる雑草は1本1本
手で取り除いているという事実を知りり大感激でした。5mmほどしかないオオイヌノフグリの花がまるでネモフィラみたいに花を咲かせて
いるってなかなかないよ。

那須への帰り道にも、いくつか桜のきれいな場所に立ち寄りました。
こちらは子安地蔵尊の斜面に突き出すような2本の桜。

こちらは平田村内の県道沿いの風景。
福島県て桜の名所が多いけど、ごくごく普通に桜が植えられていてそれが景色に馴染んでいる感じです。
13:00
この平田村の役場近くにあった食堂でお昼ご飯にしました。周辺にはお店らしきものはほとんどないので、(コンビニも)
こういった出会いは大切にしないとお昼ご飯を食べ損ねちゃいます。

きっと皆さんが利用している真面目なお店なんだろうね。定食から麺類まで何でもありました。
タンタンメンをオーダーしましたが、ボリュームがあっておいしい。
14:10
帰り道、今度は石川町に立ち寄りました。


石川もまた古い歴史を持つ町で、川沿いに数百本の桜が植えられています。そのなかでも町の中心部にある桜は樹齢を重ね、
川の中央部分にまで枝を伸ばしています。これだけ密度高く花をつけている場所は他にないと思います。
こちらは満開から散り始めの時期で、散った花弁が川を流れる様がとてもきれいでした。


とりあえず本日の桜巡りは終了です。たくさんきれいな景色を見ることができて大満足です。
15:40
那須に戻ってきました。ここから先はいつもどおりです。

花の苗を買いに立ち寄ったコピスガーデン。那須はまだまだ寒いのですが、やっとこちらのお庭も春めいてきました。今の
見頃はチューリップです。
16:10
時間があると立ち寄ってしまうギャラリーバーンです。

お客の少ない冬場はオーナー自らが制作した作品が並んでいるのですが、その作品はあちこちに引き取られて残りはわずか。
替わってちゃんとした企画展「春のバーン絵画展」を開催していました。そういう意味でこちらもいよいよ春だね。
いろいろ話をしたんだけど、那須って頻繁にTVなどで取り上げられ、観光客も多いのだけれど、日帰りの人が多くて宿泊する人は
ものすごく減っているんだそうです。実際、夜まで営業しているお店はあまりなく、レストランも5時ぐらいで終わってしまうところが多い
です。更に放棄された土地や建物も多かったりする・・・。ちょうど市長選挙直前だったこともあり、そんなことが話題になりました。
確かに外から見ていても、みんなまとまって何かやっているって感じがないんだよね、個々に頑張って入るんだけど・・・。
18:10
晩御飯もいつもどおり近所の殻々工房です。モヒートやミントジュレップなど、ミントを使ったカクテルが春を感じさせます。

あと最後にいただいたマルコーニというジンがおいしかった。原料がブドウということで少し甘みがあり、華やかなハーブの香りが楽しめます。
4.21 SUN 天気:曇り
5:20
翌日は少し延びてきた雑草の草刈りからスタートです。
その作業を終えると、昨日買った花の苗を適当に植えてゆきます。

片隅に植えたシダレザクラはすでに開花済み、かろうじて1輪だけ残っていました。
7:00
パン工房クーロンヌにやってきました。

こちらも4月からは6:30から営業開始になります。(冬期は9時頃から) 朝から焼きたてのパンが食べられるって
幸せなことだね。
7:10
そしてこのパンを持ってやってきたのは那須疎水公園です。

明治以降、この那須には明治政府の重鎮が移り住んだり、別荘を建てたりして発展してきたわけですが、その過程で障害になったのは
十分な水がないこと。
そこで政府の一大事業として、この那珂川の上流から水を引いたというのが、那須疎水の始まりです。
(上の画像の崖にあるのが最初の取水口です)

公園内には水門や水路などが当時のまま保存されています。

その疎水公園の入り口には、今も現役で使用されている那須疎水が流れ、その両脇には桜が植えられています。



この日はあいにくの薄曇りだったのですが、晴れていれば疎水と桜、その向こうに那須連山が望めるところです。

3月の終わりぐらいから、ばたばたとあちこち歩き回りましたが、これにて今年の桜巡りはおしまいかな。
桜の名所ってあちこちにあるけれど、その見せ方っていろいろだね。でもやっぱり自分は落ち着いて静かに見られるところが良いです。
過剰な演出はいらないです。青空とあとはごくごく自然な里山の風景、それさえあればきっとピンク色の生える素敵な景色になると思います。
2019.04
camera: Panasonic GX8 + + M.ZUIKO DIGITAL 12mm-50mm / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio Pro.7 + GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10
那珂川河畔公園
2019.05.25 SAT 天気:晴れ
8:10
とても暑い週末だったので那須にやってきました。標高500m以上あるので平地より3~4℃は低い計算になりますが、
それでも暑かった。まあ北海道で40℃近くになったというのだから、当然かもしれません。

鮮烈な緑色のなかを自分たちの家に向かうと、ここ1ケ月以上放置していた庭は草が伸び放題の状態でした。
ここはしっかりと1時間ほどかけて草刈りを行います。避暑にやってきたのに、早速大汗をかいてしまいました。

10:30
作業を終えて最初にやってきたのは那須ブックセンターです。小さな本屋さんですが、ひととおりのものがそろっていて、
存在自体が大変ありがたい、このお店ができるまでは30分かけてお隣の町まで行っていたのですから・・・。

こちらは某出版社のオーナーだった人がつくったお店で、そもそも書店空白区を埋める目的があったとか。
(店長も大手書店のOBみたい)
盛り上げるという意味では、この店頭で古本市ほか様々なイベントも行われているようで、那須の情報発信の役割も果たしている
ようです。こちらのお店をサポートする人は多く、最近、「景那須ブックセンターを応援する仲間たちの会」という組織もできたみたいです。
10:50
那須の春はやや遅いので、ちょうど今頃が春の花の盛りといった感じです。
ということで今日はきれいな花や庭が見られるような場所を巡ってみることにしました。

最初にやってきたのは非電化工房。エコをテーマにした工房に併設された喫茶室が土日限定でオープンします。
(敷地内には電気を使わないソーラーパワーの調理器や乾燥機などの道具が展示されているショールームもあります。)

ところが来てみたら今日は臨時休業の様子。とういことで外からちょっとだけ撮影。
この風景の向こうにも庭は続いていて、前回やってきたときには湖に面したところに様々な花が咲き乱れていて、とってもきれいでした。
11:00
こちらは非電化工房からの帰り道に見つけた普通のため池です。

今の時期、那須ではごく普通にお花が楽しめます。
11:40
こちらは那須ステンドグラス美術館です。西洋の舘のような建物には名前の通り、様々なステンドグラスが張られています。

中には教会もあって、この日も結婚式が行われていました。(本格的なパイプオルガンもある)
今回は中には入らなかったのですが、ミュージアムショップにおじゃまして、敷地内をお散歩させていただきました。


建物とそれを取り囲む美しい林も見どころの一つ、木漏れ日がとってもきれい。

12:10
場所を変えて南が丘牧場へ。お目当てはソフトクリームです。

那須には自家製ソフトクリームを売るお店がいくつかあるのですが、ここの特徴はともかく濃いこと、まるでミルキーみたい。
写真右は見たとおりのスズメ。でも人になれているのか、ここのスズメは2mぐらいの距離に近寄ってもぜんぜん平気です。
12:40
お昼になったので近所のコパという中華料理屋さんでラーメンをいただきます。

シンプルですがとてもおいしい。(530円) こちらのお店もお昼時はほぼ満席です。
13:10
こちらはコピスガーデン。基本的にはお花や園芸用品を販売するショップですが、奥のお庭がまたきれい。(入園300円)

フラワーガーデンのようなものは那須にもいくつかあるのですが、自分の判断としてはイングリッシュガーデンのなかでは
おそらくここが no.1 です。



こちらのお庭は少しずつ進化していて、今回はいちばん奥のエリアにツリーハウスなどができていました。

趣味の部屋みたいなんだけど、このガラス張りの白い部屋に住んでみたいな。
森の中のエリアも開発中みたいで、今後の展開が楽しみです。
14:20
1ケ月ぶりにギャラリーバーンにもおじゃましました。

春は恒例の「野鳥と巣箱展」が開催され、毎年たくさんの巣箱とか野鳥の模型などが展示されるのですが、残念ながら今年の会期は
すでに終了してました。
でもそのいくつかはまだ展示されていたので、楽しく拝見させていただきました。

こちらがその巣箱です。アートしてるんだけど単なる飾り物でなく、ちゃんと野鳥が住み着いて子育てできるように設計されています。
(もちろん野鳥の模型を一緒に買って行って部屋に飾るというのもアリ)

このほか野鳥の模型や絵などの展示もあったのですが、人気の商品はこちらのかわいいミニチュアです。
だいたい大きさが3cmぐらいで、お値段400円。道の駅などでも販売されているようなのですが、大人気なんだそうです。
(オーナーである清野氏の手づくり品)
15:00
ギャラリーバーンでお茶などしていたら、何でもアース・デイというイベントが那珂川の河畔で開催されているそうなので、やってきました。

こちらは地球環境とかエコとかをテーマにして年に1回開催されるイベントです。
原発の放射能や平和問題、そして食品の安全性などをテーマにした真面目な展示もある一方、来場者が楽しめるよう雑貨屋さんや食品販売
などもあります。(もちろん無農薬野菜や添加物なしの食品などが多いです)
お隣の福島県西郷村からやってきたお豆腐屋さんのブースでお豆腐と湯葉を買いました。あとはチキンの燻製ハム、それからピザ・・・。


こちら那賀川河畔公園はイベントやスポーツの施設が整った場所なのですが、無料で楽しめるこちらの水性植物園もおすすめ。
公園内のアヤメは今がちょうど見頃。こちらを訪れる人は少なく、ちょっとした穴場になってます。

アース・デイの会場を巡っていたら、なんとなく晩御飯の食材がそろってしまいました。ということで晩ご飯は自宅で。
良い食材だと薄味で十分だね。さっき買ったお豆腐には甘みが増すぐらいの少量の岩塩を振っていただきました。
この食べ方がいちばんおいしい。そしてきりっと冷えたお酒があればもう十分です。

翌朝は梅雨入り前の快晴。でも暑いので外には出ず、ドライブして風景を楽しみながら帰路につきます。
画像はいちめんの麦畑と那須連山。今年の夏も猛暑になってしまうのかな? それが気になって仕方ない今日この頃です。
2019.05
camera: Canon PowerShot G7X / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio Pro.7
+ GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10
なかがわ水遊園
2019.07.12 FRI 天気:雨のちくもり
13:50
天候不順やなにやらで、もう1ヶ月以上も那須の家に行っていない。それでもこの週末は多少降水確率が低いみたい
なので、雨がやむのを待って那須に出発です。

でも景色を楽しむほどお天気が良くはないので、こちらなかがわ水遊園にやってきました。
こちらは淡水魚メインの水族館としては日本で最も規模の大きな水族館の一つかと思います。(入館600円)

水族館のまわりには、お花畑や広大な池のある公園になっていて、こちらは無料で楽しめます。
あとこの施設は那珂川のすぐそばに建てられていて、河畔をお散歩するのも気持ち良いです。

こちらの水族館は見せ方が工夫されていて、日本の河川に生きている魚は自然光を取り入れた水槽で育てられています。
まるで自分が川の中から観察しているみたい。

水が本当の川のように流れているし、そのなかで鮎が岩についたコケをこそぎとってゆく様を見ることもできます。
次は室内の熱帯魚水槽です。


こちらの水槽のレイアウトは一見の価値ありです。
水面上に霧が立ち込め、水上のシダの陰にはカエルまで潜んでいるという凝り様、ジオラマとしても完璧としか言いようがないです。

こちら肌のお掃除をしてくれるお魚です。
こんな感じで、実際にお魚や水辺の生物に触れてみることのできるコーナーもあります。

数としては少ないけれど、海水所の水槽もあります。こちらはカレイと砂に隠れたフグ。かわいいかもしれない。

この水族館のウリというと、やはりアマゾンを再現した巨大水槽かな。トンネルのなかからアマゾンに住む魚たちを観察できます。
巨大なピラニアやピラルク、エイ・・・、いろんなものがここにいて、けっこうな迫力です。

今2m以上あるピラルクが上を通過しているところ。
その上には実際にアマゾンに生えている草木が栽培されている植物園になってます。

下を流れる川はさっき見ていたピラルクの泳ぐ巨大水槽の一部です。
夏休み期間終了までの間、あちこちから取り寄せたメダカを展示する企画展を開催していました。

金や銀に色変したものから、まるでコイのような模様の入ったもの、出目金のようなもの、いろんなメダカが全部で100種類。
こちらもけっこう楽しい。

今年は梅雨が長く、久々に雨の多い冷夏になる可能性が高いとか。そういうとき、こういった屋根のある施設はありがたいね。

16:20
なかがわ水遊園から1時間半、那須の家に着きました。

これは小川の流れる庭の一角です。もう完全にジャングルになっている・・・。
この季節、1ヶ月以上お庭の手入れを怠るとこういうことになっちゃう。ということで夕ご飯の前に庭のお手入れをします。
18:10
草刈りで一汗かいたところで、おいしいお酒と料理をいただくことにします。例によってやってきたのはバー殻々工房です。

今日はビール+ジンの組み合わせ、そしてメインのお料理は牛ネックの赤ワイン煮。これがまた絶品です。ちなみにこちらでは
地元産のおいしいお野菜を安く提供しているところもポイント高いです。枝豆250円、たまこんにゃく200円、野菜スティック350円・・・。
こういうお店が歩いてこれるところにある幸せを感じます。
7.13 SAT 天気:くもりのち雨
5:40
予報ではお昼から再び雨、ということで今日は早朝からご近所をお散歩です。

アジサイも道祖神様もしっとりと濡れている、なんか趣があっていいな。

ヤギさんおはよう。

朝食はクーロンヌのパン。最近では宿泊できるパン屋さんとしてテレビや雑誌で取り上げられることも多いです。

もちろんパンそのものもとってもおいしいです。そして何より 6:30開店なのでこのパンはみんな焼きたて!
7:00
こちらは県道30号線を車で15分ほど行ったところにあるセブンイレブンから見た風景です。(木綿畑の交差点)
今日はだめですが、晴れていればきれいに那須岳を望むことのできる絶景ポイントです。

こちらのセブンイレブンで買ったコーヒーをすすりながら、先ほどのパンをいただきます。
景色はともかくとして焼きたてパンはおいしいな。晴れていれば最高なのにな・・・。
2019.07
camera: Canon PowerShot G7X / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio Pro.7
+ GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10
上三依水生植物園
「那須ブックセンターを応援する仲間たちの会」
2019.08.03 SAT 天気:晴れ
7:30
今日は4:30に自宅を出て、そのまま那須の家に直行です。いろいろ忙しかったり天気が悪かったりで、この1ヶ月、
庭のお手入れができていませんでした。
伸び放題だった庭の雑草を、もう汗だくになって刈ること1時間半、それでも半分ぐらいしか作業は終わらなかった。

それでもギボウシが可憐に咲いていて、ちょっとだけ心がやすらぐ。気づけば庭のあちこちに咲いている。どこから種が
飛んできたんだろう?
標高500m以上のところなので下界よりは5℃程度は低いはず。それでもこの日の気温は31℃!
もう作業はおしまいにして、那須の涼しいところ巡りに出発です。
11:00
まずは国道400号線を北上して那須塩原温泉方面に向かいます。このあたりにはいくつもの滝があるのですが、まだ行った
ことのない布滝にチャレンジ。

地図上ではすぐなのですが、道がよく分からない(案内がはっきりしない)。結局とそれなりに汗をかくことになりそうなので
散策路をちょっと歩いただけで引き返しました。

こちらは塩原温泉郷のなかにある塩原八幡宮です。(創建は平安時代)

こちらの神社は樹齢1500年の逆杉が有名なのですが、実は境内には湧水が溢れ出す池があったりします。
若水湧水という名水で、冷たくてとてもおいしい。

ikumi (オリジナルヘッド+TBLeague s24Aボディ 28cm 2019 )
12:00
そのまま国道400号線をすすむと、今度は国道121号線につきあたります。このあたりはとってもお蕎麦屋さんの多いところ。

こちら「こま草」という山小屋風のお店に入って、天ざるを注文したのですが、これがまたすごかった。(1000円) お蕎麦の量は
ふつうよりやや多め、天ぷらは信じられないぐらい多い!
こちら二人で行って「ざる」と「天ざる」を注文し、天ぷらは仲良く分けるのが正解かも。

こちら近くのギャラリーカフェ「扇屋」さん。オーナーの焼き物を眺めながらお茶します。

こちらのお店の特徴は付け合わせにおつけものが出てくること。(写真は半分以上食べちゃったところ、こちらで製造・販売もしている。)
ワラビのおつけものは特におすすめ。我が家も2つほど買って帰りました。
オーナーからはこの地域のことをいろいろとお聞きすることができます。もともと会津西街道の宿場町だった歴史ある地区だったのですが、
だんだんと衰退し、現在ここに住むのは300名程度、特に子どもが少なくて小中あわせて8人だけ。野岩鉄道は開通したものの、ここから
通学する高校生はいない等々・・・。
ちなみにオーナーはこの日83歳の誕生日だったそうです。元気でこれからも頑張ってね。
13:15
こちらは野岩鉄道の上三依温泉泉口駅のすぐそばにある上三依水生植物園です。(入園500円)

名前の通り、水辺の植物を中心に様々な花々を見ることができます。とても自然な景観で園内には湧水も流れています。
この奥には天然記念物の大イチョウもあります。



真夏なのでそれほど花は多くないかと思ったのですが、けっこういろんなお花が咲いてました。こちらはキレンゲショウマという
お花だそう。多分始めて見た。


ヤブカンゾウがまさに見頃。
これだけ自然な感じに仕上げるって、一つ一つ手で植えして、手間をかけて雑草を抜いてるってことだから、仕事とはいえ頭が下がります。
ここってそれほど観光客も多くなく、穴場的スポット。お人形の撮影場所としては絶好です。でもなあ、経営としては赤字なんだろうなあ。

14:25
道の駅「湯の香しおばら」の農産物直売所でお野菜をたくさん買います。

ちょうど田んぼアートやってたので見学しました。
15:05
まだまだ涼しいところ巡りは続きます。

こちらは県道369号線を登ってゆく途中にある木の俣渓谷です。

上流に向かって歩いてゆくと、けっこう神秘的な景観を見ることができて大好きな場所です。
以前はそれほど訪れる人は多くなかったのですが、最近は有名になってしまったのか、バーベキューなどをする人などもいて、
ちょっと落ち着かない雰囲気になってしまったのが残念です。こちらは朝早い到着をおすすめします。

15:25
こちらはそのちょっと上流にある乙女の滝です。

ふつうはさらさらと優しく流れ落ちているのですが、今年は迫力満点で、雰囲気はぜんぜん乙女じゃない。まあ今年は
それだけ雨が多かったってことですか・・・。
16:00
とりあえず少しずつ日も西に傾いてきたので、ドライブは終了。

いつものとおり那須ブックセンターに立ち寄ります。もうともかくここに本屋さんがあるだけでありがたい! で、今まで
前々気づかなかったのですが、この本屋さんにはドリンクコーナーがあったんですね。
100円でアイスコーヒーがいただけます。100円のコーヒーとしてはけっこうおいしい、思いがけず涼しいおもいができました。
18:20
家に戻ったら、なぜかまだ暑い・・・・。なんだ! ヒーターが入ってる。これじゃ部屋の温度が下がるはずない。

完全にもう外の方が涼しい。
そのまま今日も殻々工房へ。

こちらはバーなんだけどお料理もおいしい。鶏カルパッチョ、地元産のトマト、枝豆、そして飲み物はキューカンバージントニック。
いつもはウイスキーやジンもオーダーするのだけど、この日はビールとかハイボールとかそんなものばかり。
結局、涼しい思いをするために、たくさん汗をかいていたんだね・・・。
帰りに蛍も見ました。(撮影は失敗しました)
8.04 SUN 天気:く晴れ
5:40
日中はもう歩く気にはなれそうもないので、早朝からご近所をお散歩です。

ガマがいっぱい。また今日も一日暑いんだろうなあ・・・。
2019.08
camera: Canon PowerShot G7X / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio Pro.7
+ GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10
秋の黒羽
2019.09.20 FRI 天気:晴れ
8:45
栃木県北部では、東北に向かう道というと今は国道4号線がメインだけど、その昔は奥州街道が今の国道294号線あたりを通っていました。
だから沿線では宿場町とかお城とか、その他もろもろの遺跡があって楽しいです。何回通っても飽きない。

こちらは益子の亀岡八幡宮です。源義家が奥州征伐に際して戦勝を祈願して、1192年に神殿を造営したのがその始まりとされています。
名前の通り、ものすごくたくさんの亀が奉納されている。

境内にある縁結びの木です。サルスベリにヤマザクラが寄生している。春になると赤と淡いピンクの花が同時に咲くんだそうです。樹齢は200年に
満たないようですが、これも立派な御神木。ちなみにこういった「ましこ世間遺産」は全部で45あるそうです。

一帯は古墳が多くみられるところ、この神社のそばにその古墳群があるようなので行ってみることにします。

こちらが県指定文化財の小宅古墳群、円墳と前方後円墳の2種類があり全部で18基。ここから見た秋の田んぼの風景がまたきれい。

古墳のまわりに植えられた十月桜が花を咲かせはじめていました。この桜は春と秋の2回咲くという、ちょっと珍しい種類です。
あとここには菜の花と彼岸花が植えられていて、タイミングが良ければ春はピンクと黄色、秋はピンクと赤が同時に楽しめるそうです。

田んぼが奇麗だったので下りてきました。

傍らには、お約束のコスモスです。
13:30
茂木で遊んだ後は国道294号線を北上します。このあたりは山のすそ野こ田畑のひろがる美しいところ。

いいね、いちめんの蕎麦畑。もうちょっとで新蕎麦のシーズンです。

この蕎麦畑に囲まれるようにあるのが旧黒羽町立須賀川小学校、1955年に建てられた木造二階建ての 立派な校舎です。
すごく立派な校舎ってことは、以前はここにたくさんのこども達がいたって ことですよね・・・。昔は林業も盛んで、もう少し地域の賑わいもあった
ということを地元の人に聞いたことがあります。
廃校になった当初はイベントや映画などのロケなどで使われていたということですが、今はこんな感じ。これからどうなっちゃうのかな?

16:30
那須の家に到着してさっそく小一時間ほど草刈です。夏のピークを過ぎているので、一ヶ月庭を放置していた割には作業も大変じゃない。

よっく見ると小さな花が咲いていたり、一枝だけが紅葉していたりで、ここでもちょっとだけ季節の変化を感じます。
18:00
夕食はいつものバー「殻々工房」へ、遅刻することなく開店時間の2分前に到着です。週末は訪れる人が多いので、早めの時間帯に到着するか、
ちゃんと予約することをおすすめします。

「ミントありません」の表示が黒板にあって、もう今年はモヒートやミントジュレップが飲めないみたいです・・・。まあ、これも秋だね。
食べ物は最近はまっている「冷やしたまコン(200円)」とか「鶏の炭火焼き(450円)」などをオーダー。 こちらはギャラリー&バーなんだけど、
ホントにお料理がおいしい。(しかもリーズナブル)

が、もちろんお酒もすごいよ。自分が知っているのは全体の1割ぐらいしかないかも。

今日は早めに帰ってラグビー観ます。(勝ったのはよいけれど、ちょっと飲みすぎた)
9.21 SAT 天気:くもり
9:00
あんまり今日は天気も良くないみたいですが、まただらだらと黒羽あたりをお散歩します。昨日の続きです。

国道294号線に並行して流れる那珂川です。なかなかの清流でアユ釣りの名所として知られるところ。今だと子持アユがおいしいです。
で、写真の中央奥に見える川に突き出した岩が気になったので行ってみました。

ここは高岩と呼ばれる場所で那珂川で帆かけ船や筏で舟運が行われていた時代に、船頭が無事息災を祈願した場所だそうです。

その高さ10m以上あって、登ってみるとけっこう怖い。

高岩にたどり着く手前にある高岩神社です。浸食され、今にも崩れそうな岩の上にあります。
あとさらにその手前には波切不動尊があります。こちらは那須与一公が屋島の合戦で扇の的を射ようとした時、波切不動に祈ったところ、
波がおさまって的を射たという言い伝えのあるところです。
ここはガイドマップに出ているような場所ではないけれど、紅葉の風景はもっと良さそうな感じです。ただ池のある庭園が少し荒れている
のが惜しいかな・・・。

黒羽はもともと奥州街道の宿場町でお城もありました。けっして賑わっているということでもないですが、今でもしっとりとした
昔の街並みを見ることができます。
那珂川をはさんで東側はお城と武家屋敷、西側は町人の町といった感じです。
この二つの街並みを結ぶのがこの那珂橋。昭和8年(1933)につくられた下路式4連トラスの橋だそうですが、何か良い感じです。

ここが黒羽のの中心街、もともとの町人の町の方にあります。
画像左のお店は酒屋さんで、このあたりの地酒はほとんど揃います。ちなみにこの日は旭興(渡邊酒造)の無濾過純米生原酒が
入荷していたのでさっそく購入。

その向こうにあるのは黒羽藍染屋、創業200年以上の老舗です。黒羽の工芸品と言ったらやっぱりここだろうな。

こちらは蔵造りの銀行です。もちろんちゃんと普通に営業しています。

通りには焼きアユを売るお店もあります。今晩は子持アユを肴に、さっき買った旭興で一杯ですね。

ほかにも旅籠の佇まいを残す民家、老舗の蕎麦屋さん・・・。別に何がすごいって感じでもないのですが、想像力を働かせるとすぐに
1時間ぐらい経ってしまいます。

国道294号線の沿線て日本の歴史や原風景といったものが色濃く残っているところで大好きです。
でも現実には人がどんどん減っちゃっていることは事実なわけで、いつまでこの風景が見られるのか、ちょっと不安な気持ちで
撮今回も影していました。
2019.09
camera: Canon PowerShot G7X / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio Pro.7
+ GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10
会津西街道
2019.11.01 FRI 天気:晴れ
8:30
ここのところ毎年登っている那須岳ですが、今年は毎週末の台風や悪天候のため、チャレンジできたのは先週末のことでした。

那須岳の紅葉は9月の終わりから見頃を迎えるので、今年は少々時機を逸した感じです。それでも少しだけ残った紅葉と白樺の樹の
コントラストが良い感じです。
那須岳に登るルートはいくつかあるのですが、いちばん簡単なのはロープウエイで9合目まで登ってしまう方法です。(片道1200円)
自分は苦しいことはどちらかというと避けるタイプなので、迷わずこの方法を選択します。

このロープウエイからの眺めも絶景。歩いて登るのも良いけど、ここからの眺めもぜひ一度は見ておきたいところです。

ロープウエイを山頂駅で降りてさっそく登山開始です。

最初のうちは比較的なだらかで整備された道が続きます。途中で左手に分岐するルートを選択すると、牛ヶ首という紅葉の楽しめる
ところに行けるのですが、今年はもう完全に落葉してしまっているので、そのまま山頂を目指します。

もちろん、いつも通りお人形2体も同行してます。

途中でこんな巨大な岩がごろごろしているところに出てくる。
那須岳って、ロープウエイを使うと標高差も小さく比較的初心者向きの山なんだけど、こんな場所があって本格的な登山をしているような
気分になれるところがいいな。
でも山頂に近づくにつれ、北西の強風にあおられるようになってきた。強い季節風の始まりなのか、もうすぐ冬の季節になることを感じさせます。
持ってきたお人形2体も強風で今にも飛んで行っちゃいそうになります。

9:35
標高1915mの山頂にやってきました。山頂駅との標高差220m、所要時間は50分ほど。
ここで360°のパノラマを楽しみ、感慨にふけり込みところですが、おそらくは20m/sはあろうかという強風と寒さで、とりあえず山頂の神社に
お参りしておしまい、みたいな感じでした。
那須岳というのは、この日に登った茶臼岳、そして近隣の朝日岳、三本槍岳の総称で、この三山を巡るコースもあるのですが、この日は危険を
感じるほどの強風だったので、そのまま下山することにします。
(単に那須岳と言うときには、この茶臼岳のことを示すことが多い)

空気が澄み切っていて、もうちょっとで成層圏に手が届きそう。

コントラストの高い風景、まるで別の天体にやってきたみたい。

今割れたばかり、という感じの岩。

茶臼岳にいくつかある火口のうちでいちばん大きなものです。直径200mぐらいありそう。

とっても寒くて厳しい風だったけど、その分、この季節にしか見られない迫力のある景色を見ることができたような気がします。
下山完了は11:30だったので、実質3時間ほどの登山でした。

11:30
麓にある那須温泉神社に立ち寄ります。標高が下がったこのあたりが紅葉の見頃を迎えてました。

歩いて5分ほどの所にある殺生石、九尾のキツネの眠るところだという伝承があります。
ここはもともと那須岳の噴火口の一つで、硫黄の臭いがたちこめ、あちこちにこのような奇岩を見ることができます。

その賽の河原には千体もあろうかというお地蔵様。年々その数が増えていて、すべて一人の石工さんが彫っているんだそうです。
12:05
おなかが空いてきたのでお昼ご飯にします。オーナーが一人で切り盛りする「雅山」というお蕎麦やさんに入りました。

こちらのお店はつい最近テレビで紹介されたお店です。(自分たちもその番組で存在を知った) きっちりとした仕事でとってもおいしい。
テレビのおかげで訪れる人が急に増えて、土日あたりはもう大変なんだそうです。
12:40
家に戻ってきました。前回訪れたときに家自体にちょっとしたトラブルがあることに気づき、午後はその修繕を行います。外壁に隙間が
できて水がしみこんでいる感じなのでコーキング材を塗り込んでみた。これで見た目は大丈夫なのですが、実際には雨が降ってみないと
直ったかどうか分からない。
作業が思ったより早く完了したので、再びドライブに出かけます。

まずは黒磯の郊外でまた新しいパン屋さんを発見。那須周辺て、ものすごくパン屋さんが多いのだけど、それでもまだまだ新しい
パン屋さんが誕生してる。激戦区なのは分かり切っているので、それなりに皆さん努力してるんだろうなあ・・・。
こちらのパン屋さんは食パンがイチオシ、あと全体にお値段控えめなのがありがたいです。
16:10
白河の関までやってきました。多分、3年ぶりぐらいです。
関と言っても江戸時代の関所ではなく、5世紀ごろにつくられた軍事拠点のようなもの、つまりは城の機能を持つ古代の関所ですね。

こういうところでは想像力が大切、故郷を離れた兵士たちがこの最前線に赴き、何を考えながら日々を過ごしていたんだろうなあ?
ここにやってきたかった人は多分、誰もいなかったと思う。
この史跡は伊王野と白河を結ぶ山間の県道沿いにあるのですが、この道こそ当時は東北に続くメインストリートだったってことですね。

国の指定史跡になっているので、関のあった小高い丘の樹木もそのまま残されています。
樹齢1000年を超えていそうな杉が何本もある。

白河の関から眺める里山の夕暮れです。
今日は三日月。
18:02
夕食はいつものバー「殻々工房」へ、開店時刻に2分遅刻しての到着です。(でも今日も一番乗り!)

メインは牛テールの赤ワイン煮です。うまい!
あと今日感動したのは Stillhouse (スティルハウス)というアメリカのウイスキー、これ新しいテイストで本当に気に入っちゃいました。
赤いラベルの方はいろんな薬草が効いている感じで、ジンの好きな人なら間違いなくはまります。黒いラベルはちょっと甘みと重厚感
があって、ダークラムが好きな人なら、やっぱりはまります。自分はどちらも好きなので完全にこのブランドにはまりました!
11.02 SAT 天気:今日も晴れ
7:00
那須岳周辺はすで冬の気配、もうちょっと紅葉を見たいなということで、今日は会津西街道をドライブすることにしました。

会津西街道というのは日光と会津を結ぶ街道で、江戸時代に整備されました。今でこそ東武鉄道が特急やSLを走らせたり、南の方には
東武ワールドスクエア、北の方には大内の宿があったりしますが、その間は山間のとても静かなところで、観光客が途中駅で降りることは
ほとんどないような場所です。でもこの季節は牡鹿川(鬼怒川の支流)に沿って延々と紅葉の景色が続きます。

最初の目的地は野岩鉄道の中三依温泉駅です。ここの銀杏の紅葉は見事なのですが、まだ時期が1週間ぐらい早かった!
この一帯の三依という地区はもともとは会津西街道の宿場町だったところで、その歴史も古いのですが、その歴史を感じさせる
ものが少しずつ減ってゆく感じで少し残念です。

こちらはどんどん滝というところ。とってもきれいなところなのですが、ここを訪れる人はやっぱりあまりいないと思う。


さらにその奥にある神社は今まさに紅葉が見頃、青い空にいろんな色がちりばめられている、しばらく唖然として眺めていました。

ちなみにこのあたりのおすすめは、さきほどの大イチョウ、上三依水生植物園、ギャラリーカフェ扇屋さん、それから国道121号線と
400号線の合流するところにある「やすらぎ」「こま草」という二軒のお蕎麦屋さんです。

8:40
国道121号線を南下してやってきたのは五十里湖(ダム湖)です。途中、旧道に迂回するとこの景色を見ることができます。
大雨が続いたのでほぼ満水、流木もたくさん浮いているような状態です。

この旧道にかかる橋のあたりが一番きれいです。

このあたりのおすすめは「湯西川」の道の駅、この季節だとキノコがいっぱい。あと近くには湯西川温泉や川治温泉もあります。
鉄道に興味があれば野岩鉄道の湯西川温泉駅、こちらは地下にあってトンネルの先には五十里湖にかかる鉄橋が伸びています。

9:30
最後にやってきたのは龍王峡、今年はまだまだ緑が多いな・・・。聞けばようやく色づき始めたところなんだそうです。それでも2kmにわたって
その絶景と渓谷美を楽しむことができます。

ここでは切り立った崖にいくつもの滝が流れ落ちる風景を眺めることができます。

ここは流れ落ちる滝の源流となるところ。
散策路は渓谷に沿って整備されていて約1時間ほどで巡ることができます。秋の風景を楽しむのならこれからが本当に良い季節だと思います。
但しこちらはそれなりに観光地なので、早い時間帯の到着をおすすめします。
自分たちの紅葉巡りの旅も今しばらく続きそうです。
2019.11
camera: Panasonic LUMIX GX8 + G VARIO 12-32mm / graphic tool: SILKYPIX
Developer Studio Pro.7 + GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10
紅葉巡り
2019.11.30 SAT 天気:晴れのちくもり
7:50
毎年、那須周辺で紅葉巡りをするのだけれど、今年はタイミングが合わず、こんな時期になってしまいました。山の上の方はもう落葉してしまったところも多く、
もうあとは比較的標高の低いところだけになっちゃった感じです。
それでも今回は過去の記憶からまだまだ紅葉の楽しめるところを巡ってみたいと思います。

最初にやってきたのは東北自動車道の上河内SAのすぐそばにある羽黒山(標高460m)です。この日は遠く富士山が見えるような日でした。ただご覧のように
ちょっと日差しが弱く、燃えあがるような紅葉の風景ではなかったのがちょっと残念。

山頂には1060年頃の創建と伝えられる羽黒山神社があります。(山形の羽黒山とは直接の関係はないみたい )
毎年11月23日,24日に開催される梵天祭が有名で、約300年の歴史があるそうです。
8:30
鬼怒川を渡ってさくら市にやってきました。なぜかお天気も急に良くなってきた。

こちらは樹齢700年を数える今宮神社の大銀杏です。まず最初に気づいたのは、台風の影響なのか太い枝の何本かが折れちゃってることです。
それでも今年もたくさんの葉を黄色に染めてました。落葉は進みつつありますが、またその黄色いじゅうたんがきれい。

手前のモミジと重ねて撮影すると色が映える。
こちらの大銀杏はライトアップされているので、夜の紅葉見学なんかも良いと思います。
9:20
ここから大田原方面に向かいます。
大宮から続く道は旧陸羽街道です。沿線にはそれなりに古い街並みもあって、けっこう楽しい。

たどり着いたのは大田原市佐久山の御殿山公園です。もともとは1187年に那須資隆が居城を築いたのが始まりとされています。

多くの木々が落葉してしまっているなか、イロハモミジだけはまだまだ見頃。とってもきれいでした。
ただこの公園内にいたのは自分たちだけ。訪れる人は少なく、ちょっともったいない感じです。

ikumi (オリジナルヘッド+TBLeagues24Aボディ 27cm 2018 )

こちらは近くにある実相院というお寺の山門、こうやってみるとこのあたりは本当にイロハモミジが多いね。
この佐久山地区って城下町だった時代もあって、とっても古い歴史のある町です。自分はけっこう好きな場所なんだけど、目を引くような
ものが特にあるわけでもなく、どうしてもちょっと寂れた感じのしてしまう場所です。

佐久山を応援するつもりで、おすすめを2つ紹介します。一つはも小島屋という老舗の和菓子屋さんのお菓子、上品な味でおいしい。
買って後悔することは絶対ないです。もう一つは和気精肉店のメンチカツ、こちらは道の駅でも売られている人気商品です。遠方からも
買いにきているみたいです。
10:20
次にやってきたのは西那須野町です。

やっぱりイロハモミジといえば、こちらの西那須野町の大山参道は外せません。200mにわたって続く並木は見応えがあります。
ただこの日の那須方面は雲が少し多かった。画像もちょっと暗くて寒々しい。晴れていればもっともっときれいに輝きます。見頃はちょっと過ぎていて
来週になるとほとんど落葉してしまいそうな感じでした。

sayaka (オリジナルヘッド+TBLeagues26Aボディ 26cm 2018 )
那須方面が曇りがちなので、再び大田原方面に戻ってきました。

晴れてきた・・・。路上の銀杏もきれい、やっぱりこうでなくっちゃ。
11:10
途中、道の駅「那須与一の里」で休憩、農産物直売所でお野菜を買い込みます。
この道の駅に隣接するのがこちらの那須神社です。

仁徳天皇(313~399年)の時代に建立されたという、ものすごい歴史のある神社です。本殿、楼門、手水船、石灯籠などが国指定の重要文化財になっています。
でも不思議なことに道の駅は賑わっていても、こちらの神社にまわってくる人は少ないです。聞けば地元密着すぎて、PRもしてないし目立たないのだとか・・・。
でもここもすごいよ。西暦500年より古いって、めったにないもの。
11:40
もっともっと地味なところをご紹介します。

こちらは大田原市黒羽地区の高岩公園です。ね、いいでしょ? こちらもイロハモミジが見頃。

公園内に神社や庭園もあるのですが、人の手のはいることがあまりない感じです。もうちょっと手間をかければすごく良くなりそうな感じなんだけどな・・・。
おしいです。


神社の脇を抜けてゆくと突然く、那珂川の清流の上に出ます。

どういうことかというと、ここが那珂川に突き出す「高岩」なんですね。(画像は対岸から写した)

ここはほとんど訪れる人のいないところなんだけど本当に良い所です。おすすめです。(ちなみに昨年はお手紙の場所として、火野正平がたずねてきたみたいです)
12:20
さらに旧陸羽街道をすすんでやってきたのは鍋掛というところ。昔は宿場町として栄えていたところなんだけど、こちらも今はちょっと寂しい感じ。

ここでのおすすめは「おおもり」というラーメン屋さん、本格的な手打ちの白河ラーメンがいただけます。鍋掛を訪れる人は少ないけど、ここは別です。
13:50
那須に行ったとき、必ずと言って良いほど立ち寄るのがこちらのギャラリーバーンです。
場所としてはJR黒磯駅から那珂川に沿って、那須高原方面に北上してゆく途中にあります。

こちらでは現在、地元の陶芸家のコーヒーカップを展示販売する「マイ・カップ展」と、同時開催で現代作家の元永定正氏の作品展示も行っています。
(1F 入場無料)

ということでカップをお買いあげ、隣のお菓子は佐久山の小島屋さんで買ったもの。

2Fにはオーナーである清野隆氏の作品がずらっと並んでいます。
(基本的にギャラリー内は撮影禁止ではあるのですが、オーナーの作品については許可を得て撮影させていただいています。)

着色した板や箱をベースにして、写真や絵画、金属や小物類を配してコラージュ的に仕上げて行く作品群なのですが、こちらが実に洗練されている。
一つ一つに目を引くポイントがあり、それを引き立たせる技術的な完成度もまた素晴らしい。アートとしてはもちろん、インテリアの一部として見ても最高じゃないかな。

いつもここに来ると長居してしまう。「どうやってつくるの?」って聞くと何でも教えてくれます。とても参考になります。

あと氏の作品でヒットしたものがこのペーパークラフト。ハガキなどをベースにして制作し、市販の絵具で仕上げてあるのですが、このリアルさやエージングの感じが特筆ものです。

ちなみにこの作品群はほんの数点を除いてこちらのギャラリーには置いてありません。制作した70点ほどの作品は、現在個展を開催しているBar+Gallery
殻々工房さんで
見ることができます。
15:45
午後4時前だというのにもう暗くなってきた。

開店時刻になるのを待って今日もその Bar+Gallery 殻々工房にお出かけです。
ギャラリー&バーでの作品撮影はマナー違反なので、画像はありません。所狭しといろんな作品が並んでいたよ。お近くにお立ち寄りの際にはぜひどうぞ。
「清野隆展-BARRACK-」は1月18日まで開催しています。

夜になって冷えてきたので、なんか暖かいものがほしい。だいこん、たまご、玉こんにゃく・・・バーなんだけど何かおでん屋さんメニューばかり注文。
でもみんなおいしい。ちょっと味わったところで気づいたんだけど、このおでん屋さんによくあるメニューはすべて出し汁が違う! すごい!
でももっとすごいのはそのお値段で、こぶし大のだいこんが100円、たまごが100円・・・。ほんとによいのでしょうか? あと最後に食べた手羽先が絶品。
久々にイチローズモルトも飲んで大満足です。
12.01 SUN 天気:今日も晴れ
7:00

冬は早起きしても真っ暗で何も見えない、早朝のお散歩ができなくて寂しい。明るくなったのを見計らって庭に出ると霜でいちめん真っ白、朝日を受けて
キラキラしてる。

今日は午後からちょっとした作業をする予定なので、紅葉の楽しめそうなところをドライブしながら神奈川に戻ることにします。
8:40
青空の中、やってきたのは矢板市にある川崎城址公園です。東北自動車道のすぐ脇にあります。


のどかな田園風景のなかに木造の眼鏡橋。ここもとっても静かです。

川崎城は別名塩谷城とも呼ばれ、塩谷氏の5代朝義が宇都宮業綱の次男・朝業を後継者に迎え1200年頃に築いた城です。その後、しばしば戦いの場になりましたが、
最後は1590年の豊臣秀吉による小田原征伐をもって廃城になったと言われています。

現在は川崎城跡公園として整備されており、園内には空掘や土塁、本丸や二の丸跡などが残っています。城跡としての保存状態はとても良いです。


本丸跡からは矢板市が一望できます。数はそれほど多くないけどこちらもイロハモミジが見頃でした。

紅葉の名所ってあちこちにあって、検索すれば有名なところを紹介してくれるけれど、こういうあまり名も知れぬ良い場所もあるんだよ、ということで
今回は紹介させていただきました。
良く知られていて、人のいっぱい集まるるところより、こういう静かでゆったりとした紅葉見物の方が、やっぱり自分には向いているかな。
2019.12
camera: Panasonic LUMIX GX8 + G VARIO 12-32mm / graphic tool: SILKYPIX
Developer Studio Pro.7 + GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10
大洗から焼津まで
2019.12.29 SUN 天気:晴れのちくもり
さて忙しい年末になりました。神奈川の自宅のほかに那須に別荘があったりすると、大掃除も大変です。

10:10
那須の家はまあ月に一度ぐらいの利用頻度なので、大掃除みたいなことはこれまであまりやってこなかった。でも住んで10年目になると、さすがに
あちこち手を入れなきゃいけなくなる。
(別荘というと贅沢に聞こえるかもしれませんが、ここ那須では軽自動1台分から購入できる。嘘じゃなくってこれ本当です。)

まずはホームセンターでお掃除道具とか修理の材料などを買い込みます。このホームセンターは近隣では多分一番大きくて品ぞろえも豊富です。
その気になればリフォームどころか、家一軒がそのまま建てられちゃうぐらいです。

台風で倒れて軸の折れてしまった風車を修理します。(お庭の飾り) ホームセンターで買った針金で軸を固定し、上からエポキシパテを盛る。
色を塗って戻せば、見栄えはともかくとして、ちゃんと回るようになった。

連れは玄関の整理、そして自分はあちこちの窓をクリーナーできれいにする。

「お前らも遊んでないで、少し手伝えよな。」 なんてお人形にあたってはいけません・・・。

お庭のお手入れです。ここは那須岳に近く、どうしても酸性の強い土質です。ということでこの時期に石灰を庭全体に撒きます。
普通に花の種をまいても雑草に負けてしまうので、今年は宿根草をあちこちに忍ばせてみました。
18:00
どたばたとお掃除を続けていたら、もうそれだけで一日が終わってしまった。

晩御飯はいつもの殻々工房です。オーダーしたのは玉コン、大根のおでん、味玉、そしてメインにトンカツです。どれもおいしい。
あれ!? ここってバーだよね。でもお料理は日本食ばかりになっちゃった。日本酒がないのが不思議なぐらいですが、これがちゃんと
ギネスやスコッチに合うんだな。

引き続きお店の中では清野隆展を開催中です。今日は缶バッジ買いました。

外に出たらオリオンがはっきり見える。とっても寒い。明日の天気は下り坂だと聞いているけど、なんとか持ちそうな気がする。
明日は今日より忙しいので早めに寝ることにします。
2019.12.30 MON 天気:雨
8:30
基本、年末年始のお料理はおせち以外、自分がつくっています。それほどお金があるわけでもないので、食材は美味しくて安い
ところを巡って買い込むことにしています。
まずやってきたのは大洗、那須から3時間かかりました。
磯前神社の大きな鳥居です。そういえば戦車がこの鳥居の下を走っていたね。(ガルパンの話)
でもこの日は天気が良くなくて、町のなかを散策するって感じじゃなかった。(予報は悪い方に外れて朝から雨)

2日早いけど、お買い物前に大洗磯前神社にお参りしました。行ってみたら、磯前神社は外国人がいっぱい。ガルパンて海外でも人気があるのかな?
ちなみに磯前神社にガルパン関連のお守りなどは置いていません。あったらきっとものすごく売れるんだと思いますが、あえて置かないところが潔いな
と思います。

元旦には沖の鳥居から初日が昇ります。

来年が良い年でありますように・・・。
雨が冷たい。

大洗漁港の市場で魚介類のお買い物です。
干物のパックはキンメ2枚、カレイ2枚、アジ5枚が入ってなんと600円! 上のアンコウ鍋の4人前ぐらいのセットで1000円! 珍しいところでは鯨のほほ肉が1500円・・・、
おそらくはその辺のスーパーで買おうと思ったら、この時期だと3倍以上のお値段がついていると思う。交通費かけてもやってくる価値ありです。

東日本の大震災の後、カネフクが復興に協力する目的もあってつくったのが、こちらのカネフクめんたいパークです。ここには工場と直営の売店があります。
基本的には明太子しかないのだけれど、なぜかとっても訪れる人が多いところです。
ちなみに写真に写っているのキャラクターはたらぴよ。とっても可愛いいので、我家でもぬいぐるみを買っちゃいました。
10:10
大洗から国道51号線を南下、途中、鉾田にあるJAの直売所「サングリーン旭」に立ち寄りました。

いろいろな種類のお野菜が所せましと置いてあります。お値段は葉物野菜でだいたい100円ぐらいから。(お正月のお値段にならないのがすごい)
この季節はお野菜が高くってなかなか買えないのでとってもありがたいです。
11:00
鉾田から西に向かい、現在霞ケ浦を通過中です。

お天気は最悪、晴れていれば景色が良いところなんだけど、今日は何も見えません。

常盤商店(土浦)に寄ります。ここは佃煮屋さんなのですが、絶対外せないのは霞ケ浦産の白魚。塩ゆでしただけのものですが、これが絶品です。
(楽天市場の通販でも取り寄せ可能みたい)
2019.12.30 TUE 天気:晴れ
お買い物は翌日も続きます。実家のある静岡でも、途中、マグロや年越し蕎麦を買ったりしてメニューを補強します。

マグロを買うのは、いつも焼津ICを降りてすぐのところにある福一というお店です。焼津というと「焼津魚センター」が有名だけど、ここはその場外
にあります。
いつものことだけど、食材がすべてそろったのは大晦日のお昼ごろでした。
その晩からつくった料理のいくつかを最後にご紹介します。

大晦日のメインメニューはアンコウ鍋、肝を乾煎りしたあと少量の白だしと酒を加え、湯がいて灰汁をとったアンコウを加えます。最後は味噌で
味付けをしました。(お醤油でもOK)
これがまずいわけがない。

お蕎麦を食べたらお腹がいっぱいになっちゃったので、アンコウ鍋のスープはそのままとっておいて翌日のお昼に雑炊になりました。
ちょっと贅沢ですが、炊き立てのご飯を水で洗ってからスープに入れると味が染み込みやすく、さらっといただけます。このとき加えたのは溶き卵と白魚、
この組み合わせは絶品。

元旦の夜のメニューはメインがお刺身の盛り合わせで、大洗で買ったヒラメのこぶ締め、焼津で買ったミナミマグロのづけ (醤油と酒を半々で混ぜて煮切ったもの
に漬け込んだ)など。
その右上はイカをカネフクの明太子であえたもの。その下はツブ貝とわさび漬けの和え物、そして野菜サラダ・・・。
あちこちで買ってきたお酒も並びます。今年我家で評価の高かったのは志田泉の「蔵出しいちばん純米生原酒」、喜久酔「純米吟醸 松下米」。あとは雪の茅舎も
良かったね・・・。

2日の夜はクジラ肉と焼物がメイン。クジラのほほ肉は柔らかそうだったので、そのままお刺身でいただくことにします。やはり魚に比べれば癖はあるので、醤油、
ニンニク、豆板醤を混ぜてたれをつくっていただきました。これもまたお酒がすすみます。

一袋500円の蛤は酒蒸しでいただきましたが、そのスープは翌日パスタソースとして再利用します。
基本、オリーブオイルとニンニクを加えてパスタを合えるだけなのですが、そこに例の白魚をのせるだけでお店に負けない味になります・・・。
まあ、年末年始はこんな感じで過ごしました。
で、それ以来、怖くて体重計の上に乗っていません。

いろいろとお料理はつくるけど、基本、その料理のレシピは調べないです。(全く処理の仕方が分からなければ別だけど)
料理って基本的なことだけは押さえ、あとは素材を組み合わせて、いかに自分のイメージしたものをつくりあげてゆくかを考える方が断然楽しいな。
それはきっとお人形やジオラマづくりと同じだね。
2020.01
camera: Panasonic LUMIX GX8 + M.ZUIKO DIGITAL 12mm-50mm & Canon Shot G7X /
graphic tool: SILKYPIX Developer Studio Pro.7 + GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy
Collage 10
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