ラブドールのカスタマイズとメイク chico の場合 2

TPEラブドールの修正




  平塚市美術館で開催する個展「情景のなかの人形達」まであと1ヶ月になりました。148.5m^2という会場面積なので、これを埋めるための展示物は当然多くなります。
が、一方で搬入は軽自動車1台という制限もあるので、今は荷台のスペースに合わせて展示物を制作しています。
 1:6スケールなら情景表現で展示することはそれほど難しくはないのですが、1:3スケールになるとなかなkそうもゆきません。でも無背景ではちょっと味気ないので、ドール
ごとに背景パネルをつくってみることにしました。



 こちらは会場入口に掲げる予定の看板です。こんな感じで、ドールを引き立たせるようなものをつくってみたいと思います。


作品A
1 90cm×60cmのスチレンボードの周囲に5mm角のヒノキ材をぐるっと貼り付けます。


 スチレンボードは軽量でよいのですが、傷つきやすいので保護のためにヒノキ材を使用しています。乾燥後はジェッソで縁を
塗装します。



2 ドイツ語の新聞をスティック糊でいちめんに貼り付けます。




 スプレー糊とか木工ボンドとかも使ってみたけど、結局はスティック糊がいちばん良かったです。安価なスプレー糊は剥がれやすいし、
木工ボンドは乾燥とともにスチレンボードが歪んでしまったりします。


3 この段階で貼り付けるものをいろいろ用意して、全体のレイアウトを考えてゆきます。
 

 コラージュ自体はとても楽しい創作活動なのですが、それ自体があまりにも目立つようではだめ、あくまでもDOLLが主役なんですから。
どういうポーズで立たせて、ヘッドはどの位置に来るのか、そんなことを考えながらレイアウトします。


4 まずは大きなパーツを貼り付け、それを補うように小さな紙片やテープを貼り付けて整えてゆきます。


 これで1作品が完成です。スチレンボードをのぞけば、ほとんどのものは100均一で購入できるものばかりです。しかも2時間ほどで1作品できるので、
イベントでの装飾としてはけっこう良いと思います。



作品B


 こちらは1950年代のLIFE誌をコラージュしてみました。ところどころをわざと破いて白い空間をつくっています。ちょっとだけレトロな雰囲気を演出
したつもりです。DOLLの立つ位置は中央やや左側かな。


作品C


 3色の包装紙模様とテープでちょっとだけポップなイメージです。軽快な感じのドールをやや右寄りに立たせます。



作品D


 こちらは古い振り子時計のパーツを貼り付けてつくってみました。自分ではなかなかクールに仕上がったかなと思っています。

 さてこういった背景のデザインを考えるにあたっては、当然そこに飾るドールのイメージがあるわけで、たとえば最初につくった背景だと
こんなドールとの組み合わせを想定しています。





 これらの背景は思いつくままにつくってはいるのですが、けっこうな頻度でデザイン関係の雑誌やファッション誌を眺めているので、
それらの影響を受けていることは間違いないです。ヒントのようなものはあちこちに溢れています。



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