TBLeague 2018-s14A & s26A

最新シームレスドールと各種ヘッドの相性




 TBLeague のスーパーフレキシブルシリーズといえば、他の追随を許さない完成度の高さを誇るアクションフィギュアです。これまではヘッドを含めて30cmほどの慎重でしたが、
このほどやや小さめのボディ4種が発売されたので、早速このうちの2つ(PLMB2018-S24 と PLMB2018-S26) を購入しました。ネット上でもこのボディについてポチポチと書き込み
があるようですが、間違った認識もあるみたいです。





1 ボディの比較
 まずは基本的な商品の構成は、これまでの製品と同じと言って良いでしょう。手足の予備パーツ、可動の範囲、材質、すべて同等です。
(ただ小さくはなったけど、amazonではお値段は今のところやや高め。)
 今回購入したのはs24Aとs26Aですが、この偶数番号はペール系、s25Aとs27Aの奇数番号はサンタン系で、色違いの同等品というのもこれまでどおりです。



 比較のためにこれまでのもの(s22A)といっしょに並べてみました。左からs22A、s24A、s26Aの順に並んでいます。
 真ん中のs24Aはs22Aをやや小ぶりにした感じですが、ボディラインそのものはよく似ています。ややマッスルなリアルタイプです。
 s26Aは更に小さいだけでなく、スリムで胴が短く足長であることがこれまでと全く違うところです。




 フットパーツは3種類とも同じ。だからs24A、s26Aにもお値段高めのブーツを履かせなきゃいけない・・・。




 s24A、s26Aのハンドパーツはやや小さめにできています。




 問題は首のジョイントでs24A、s26Aは一回り小さくなってます。だから市販されているアクションフギュア用の一般的なヘッドを取り付けようとしてもうまくはまりません。




2 ヘッドとの相性
 基本的にTBLeagueのボディにはヘッドが付属していないので、自分で好みのものを探してきて取り付ける必要があります。



 試しにs24AにキミトイズのKT005を取り付けてみました。(右側) パテでホールを埋めています。
 ごらんのとおり、首がちょっと短いかな? とも思いますが、s22A(左側)と比較してもバランスは悪くないです。(自分はむしろこちらの方が合っているとも思う)
だからs24Aについては、多少の加工は必要だけどアクションフィギュア用の一般的なヘッドとの組み合わせは検討しても良いかもしれません。
 s26Aも試してみましたが、やはりボディ小さすぎてバランスが悪いし、首が短く感じて全くダメでした。




 そのほかの市販ヘッドはどうかなと思って、まずは手持ちのヘッド3種類を用意しました。




 まずはジェニーちゃん。ヘッドのホールは大きすぎるので、こちらもパテ埋めが必要です。リアルボディとアニメヘッドの組み合わせは違和感ありすぎ。




 続いてmomokoヘッド、これもパテ埋め必要。リアル系ヘッドではありませんが、s26A(左側)ならまあOKかな。
 ではそもそもS24Aとs26Aはどのようなヘッドとの組み合わせを想定しているのか、一般的なアクションフィギュア用のヘッドやアニメ系ヘッドでないことは確かです。




 あちこちからヘッドを引っ張り出してきて取り付けてみましたが、やはりオビツの植毛ヘッドがいちばん似合いました。
 ホールの大きさも計ったようにぴったり。(多分計ったのだと思います)  オビツの植毛ヘッドにペイント&メイクを施す方は多いし、そのペイントヘッドを販売する業者までいる。
(相性のことを言うなら、オビツヘッドと同等のリアル系ヘッドなら他社のものでも似合うと思いますが、その場合ジョイント部分の加工は必要になります)
 今回のTBLeagueの新製品はそのマーケットの空白部分を埋めるものとして開発されたのだと考えられます。




 参考にいちばん右側にオビツSBHボディ(ホワイティ)を並べてみました。実際ボリュームこそ違いますが、真ん中のs26AとオビツSBHのボディバランスはとても良く似ていています。
だからオビツボディに合わせてつくったヘッドの多くは、違和感なくs26Aに取り付けられると思います。



3 フットパーツの加工
 ボディが小さくなって、オビツSBHに近いサイズになったということは、高価だったアクションフィギュア用のOFでなく、数百円から購入できるバービーやジェニー用の市販品が流用
できるということで、これは大きなメリットです。ただ一方でフットパーツの大きさはそのままです。
 (1:6 アクションフィギュアの履物はけっこうお高くて、軟質プラスチックのハイヒールでも1000円近くもします)
 そこで2つあるフットパーツのうちの1つを、オビツと同等のサイズに削ってしまいましょう。



 あまり使うことのないと思われる「ヒール足」の方を加工します。基本的に水色の部分を削ります。


1 オビツSBHのフットパーツに合わせてカッターナイフ
 で削ってゆきます。
2 ときどきオビツのハイヒールを履かせてみます。
 樹脂自体は柔らかくて削りやすいです。
 

3 ハイヒールに入るようになったら、ヤスリがけして
 滑らかにします。
4 ホール部分はリューターで削り、足首の曲がる角
 度を微修正します。
 


 

 左側から順に、s26Aの無加工、s26A+加工パーツ、s24A+加工パーツです。
 足の指までは再現しなかったけど、s26A+加工パーツの方はバランスも悪くなく、このままいけそうです。 s24A+加工パーツはさすがに足が小さすぎる感じですね。



4 オリジナルヘッドの取り付け
 せっかくなのでオリジナルヘッドをs26Aに取り付けてみることにします。

5 1mm厚のシリコンゴムシートにパンチで穴を開け、
 シリコンゴムのワッシャーをつくります。
6 このワッシャーを金属ジョイントに通してヘッドを
 その間に挟みます。
  7 ついでにボディ全体にベビーパウダーをまぶします。
 TPEやシリコンのドールでは大切なメンテナンスです。

 オリジナルヘッドを例にしましたが、他のヘッドでも2分割できるものならば同様に取り付けることができると思います。




 左側のヘッドはいつもの娘(sayaka)から移したものですが、s26Aとは相性も良さそう。右側の nano はちょっと色白すぎる感じです。
 フットパーツは、サイズ的に断然右側の加工したものの方が良い。小サイズのものが後日互換パーツとして売り出されそうな気もします。






 着ているものはバービー用のもので、これがぴったり。 momokoやジェニーよりバストやヒップが大きめというところが合ってるんでしょうね。



5 nano ヘッドの加工
 もう一方のnano はちょっと美白系なので、ボディから浮いている感じです。赤みを少し加えれば違和感はなくなるような気がしますが、もうつくってから4年も
経っているので、ここは全面的にリメイクすることにします。

     

    8 まずは写真を1枚撮って画像処理ソフトGIMPに取り込みます。肌との色合いを合わせるために赤みを加え(1枚目)、眉毛を調整し(2枚目)、アイホールの形を変えます(3枚目)。
     こうやってPC上でリメイクのシミュレーションを行います。


     

   9 詳細は省略しますが、そのリメイクを実行(1枚目)、その後ヘアーを変更(2枚目)したり、アイを交換したりしながら(3枚目)、最終調整をすすめてゆきます。




 とりあえず一通りの作業が終わって満足したところ。




 このボディとの組み合わせだと、やっぱり水着を着せたくなります。
 洋服についてはいろいろと試してみましたが、バービー用の服はかなりの確率で着せられますが、やはりジェニーやmomokoのものだと入らないことも多いです。
具体的には上半身では胸がきつい、下半身では太腿が入らないというところです。




 でも胸に少し余裕のあるワンピースやブラウス+スカートなら、momoko 用のものでも大丈夫。
 リバティープリントのこのワンピースは本来momoko用ですが、こちらはベストマッチでしょう。かわいい・・・。

 これでうちの娘達もめでたく新しいボディを得ることができたのですが、これからもオビツSBHボディは併用するつもりです。理由は簡単でTPEシリコンのボディは著しく
色移りしやすいからです。色の濃いものを着せるときや、ボディラインの余り出ない冬服などでは、あえてTBLeagueボディを使う必要はないと考えています。



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