生田緑地



2018.11.03
 今回は川崎市北部の丘陵地帯にある生田緑地を訪れてみました。紅葉も少しずつ見頃になり、敷地内のバラ園では秋バラが
満開なっていました。お天気も良くって、お散歩には最高の一日でした。



11.03(土)
9:00
 旅のスタートは小田急線の向ヶ丘遊園駅です。ここからまずはバラ園に向かいます。



 バラ園まで歩道がきれいに整備されていて、これだけでもけっこう楽しめちゃいます。



 

 沿道には藤子不二雄のキャラクターがいくつも並んでいます。
 生田緑地は川崎市の北部の広大な公園で、園内には今回行くバラ園のほか、藤子不二雄ミュージアムや岡本太郎美術館、伝統工芸館、科学館などなど、
たくさんの施設があって家族で楽しめる場所になっています。



9:30
 小田急線の向ヶ丘遊園駅から歩いて15分、生田緑地内のバラ園に到着です。



 こちらは春と秋の年2回一般公開される施設です。(入場無料) 秋は440種4000株のバラが咲き誇るということです。





 

 バラって虫がついたりして、きれいに育てるのって難しいし、手間がかかるんだよね。
 このバラを育て管理しているのはたくさんのボランティアなんだそうで、本当に頭の下がる思いです。



 

 もともとこのあたりは小田急の経営する「向ヶ丘遊園」という遊園地のあったところですが、もう10年以上も前に廃園となり、その後川崎市が
その跡地を引き継いで、市民の楽しめる様々な施設を造ったんだそうです。
 昔は向ヶ丘遊園駅からモノレールがここまで通っていたんだよな・・・。
 今、気づきました。そうか! ここに続く整備された歩道は、きっとモノレールの通っていた跡だったんだ。
 知らない間に廃線の旅をしていました。


nano & sayaka (オリジナルヘッド+TBLeague s26Aボディ 28cm 2018 )



10:20
 次はちょっと離れたところにある日本民家園にやってきました。





 こちらは日本各地から古民家を移築してつくられた屋外博物館です。
 例年、文化の日は無料公開日になるようで、この日はたくさんの人たちがここを訪れていました。

 

 またこれにあわせて伝統工芸品の製作や販売、歌舞伎などのイベントも行われていました。(風車を買いました!)

 

 古民家だけじゃなく、水車小屋や道祖神なんかもあって、さながら本当の日本の村を見ているみたいです。
 映画の撮影なんかも、きっとできちゃう。



 合掌造りを背景にコスモス。



 ディープブルーの空と茅葺屋根。





 どうってことないけど、実にフォトジェニック。



 園内は少しずつ秋も深まっています。
 いいね。身近に日本の原風景を感じられる場所としておすすめです。



11:30
 日本民家園をそのまま北に抜けて、展望台のある枡形山公園にやってきました。



 ここはもともと源氏の重臣、蓑毛三郎重成の築いた枡形城があったところです。今も堀や出城跡などを確認することができます。



 ここから都心を見渡すこともできます。紅葉はまだあとちょっとだね。



12:15
 歩いておなかもすいてきたので、ここでお昼にしましょう。

 

 向ヶ丘遊園駅に戻ってきて入ったのがこちらのお店です。とっても丁寧なお仕事をしていることが分かる、とっても美味しく優しくいお味でした。



 

 駅の北側にやってきたら、どことなく古い感じの商店街などがあったので、少し歩いてみることにしました。
 栗の看板があったので、こちらの和菓子屋さんに立ち寄ります。買ったのはもちろん栗のお饅頭です。素朴な味です。





 このあたりは新旧のものが混沌として存在しているところです。それがまたカメラ的には良いかも。





 お昼からやっている居酒屋。
 もちろんちゃんとお客さんも入っている。いいね。





 こんなところで秋を見つけました。





13:00
 最後は多摩川までやってきました。



 当たり前だけど向こうは東京都内。
 川崎市が遊園地の跡地を引き継いだのは正解だろうね。宅地開発されて緑地がなくなったりしたら、やっぱりつまらない。
市民の楽しめる施設をつくって、ボランティアという形でみんながそれを支えてゆく。とっても良いことだと素直に思います。



2018.11
camera:Panasonic Canon Powershot G7X / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio pro 7 + GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10



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