Via Sant’Andrea




ロウバイ



<喜連川>

















<那須>







<茂木>


























Via Sant’Andrea ( ジュンプランニング J-DOLL 26cm 2007 )

 今回のモデルドールはオリジナルでなく、j-doll の Via Sant'Andrea(ヴィラサンタンドレア)です。j-dollは一般にはプーリップで有名なグルーヴのものが知られていますが、
こちらはそれ以前のジュンプランニングから発売されていたものです。(17年前の製品)
 ジュンプランニングが破産してグルーヴが引き継ぎ、そして2012年ごろをもって生産は終了しています。けっこう楽しいシリーズだったんだけどなあ・・・。
 けっこうたくさん j-doll は持っているのですが、ほとんどお披露目する機会もないので、今回連れてゆきました。
 ちなみにヤフオクやAmazonあたりで売られていることもありますが、今となっては4万円以上、下手すると10万円以上のお値段がついていたりします。



2023.01
camera: Canon Powershot G9X Mk.2 / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio pro 7 + GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10



<喜連川>
 とりあえずこの日は那須の別荘に向かう途中で喜連川というところに立ち寄ってみました。道の駅は別として、街中を散策するのは久しぶりのことです。この喜連川は
宇都宮の少し北にあって、旧喜連川藩の城下町だったところです。



 上の画像は龍光寺、室町幕府の初代征夷大将軍・足利尊氏が創建したお寺です。室町幕府が滅んだあとは、その直系の子孫である喜連川氏の菩提寺となり、境内には
歴代城主の墓所があります。喜連川氏は足利幕府の将軍職を務めていた家系であるために、石高5千石なれど地位としては10万石の譜代大名と同等とされていたそうです。
  喜連川っていうのは確かに観光地としては知名度は高くない。けれど城下町の風情という点では、規模こそ小さいもののトップレベルだと思います。



 街中には昭和初期以前のレトロな感じの街並みが続いていて、なかなかにおしゃれです。あちこちに撮影ポイントがあります。
 もちろん空き地や空き家もあって街自体が賑やかという訳ではないけれど、ちゃんと生業が成立している感じがある。



<茂木>
 那須からの帰り、久しぶりに茂木に寄ってみることにしました。この時期のおすすめは、何といっても城址公園のロウバイでしょう。
 この日の天気予報はもう午前9時ぐらいから曇ってしまうというので、那須を出たのはまだ暗い時間帯でした。幸い9時前には茂木城址に到着、まだきれいに晴れわたっていて
ロウバイの鑑賞にはベストなコンディションでした。



 茂木城址の本丸のすぐ下に「たばこ神社」があって、周辺にたくさんのロウバイが植えられています。
 このときはまだ咲きは三分といったところ。ロウバイは青い空が最も似合う花の一つだと思う。
 この茂木城は鎌倉幕府の有力御家人だった八田知家が、奥州藤原氏討伐の功によりこの地を源頼朝より賜ったのがその始まりとされています。
 そして1610年に廃城になりますが、今もなお土塁や堀などが当時もまま残されています。
 でもこのお城の魅力というとその城構えもさることながら、四季折々の花が楽しめるというのがある。特にこの時期のロウバイ、春3月の桜、そして秋には山いちめんが
彼岸花の赤で染まるといった具合です。



 茂木でいちばん賑わっているのはやはり道の駅かな、新鮮なお野菜が安く買えるので絶対におすすめです。
 あと地味なところでは道の駅の敷地内にある「旧古田土雅堂邸」も良い。古田土雅堂は明治大後期から大正時代に米国で活躍した日本画家で、帰国の際にこちらの家
を輸入したのだという。モダンな構えでフォトジェニック、内部にはご本人の絵画も展示されていて、けっこうドール撮影には向いています。
(注意点としては休日のみ開館という点です)



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