Galeries St-Hubert




梅と桜



<岩田神社>













<馬頭>













<川崎城址 その他>













<相模線沿線>






















<大根川>











Galeries St-Hubert(ギャルリー・サンチュベール J-DOLLシリーズ グルーヴ 26cm 2010 )



2023.04
camera: Canon Powershot G9X Mk.2 / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio pro 7 + GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10



<岩田神社>
 さて今年のお正月は新型コロナ感染から始まり、いろいろ予定が狂ってしまったところからスタートしました。



 こちらは年始にはいつもお散歩してやってくる神社で、遅くはなってしまったけど先日帰省した際に立ち寄ってみました。それほど大きな神社では
ないので普段はとても地味な感じです。
 こちらの特徴としてはその年の巨大な絵馬が展示されることです。毎年その年にふさわしい作品を公募して、そのなかから図柄が選ばれる。
 確かにまずは絵の明るさがいいよね。こういう状況だからこそ細かなうんちくはともかくとして、伸びやかで勢いがあった方が良い。



<馬頭>
 那須に行く途中、馬頭というところに寄ってみました。その昔、奈良の大仏に貼り付ける金を産出したこともあるというから、歴史としてはかなり古いです。
 地域でいちばん有名な観光スポットとしては「那珂川町馬頭広重美術館」や桜の名所として知られる「馬頭公園」などですが、街そのものの雰囲気が趣が
あって自分は大好きです。

 

 別雷神社、乾徳寺、静神社、馬頭院などなど歴史的な建造物も多く見どころはたくさんあります。  



<川崎城址>
 川崎城は鎌倉時代(約800年前)に塩谷地方を領有していた塩谷氏の5代朝義が宇都宮業綱の次男朝業を後継者に迎え築城したものです。
この地で那須氏などとの戦いが幾度となく繰り広げられたという。規模の大きな半山城で、今も空掘や土塁、本丸や二の丸などの遺構がはっきりと
残っています。



 ご覧いただいたように春の梅や桜はとてもきれい。
 けっこう良いところなんだけど、訪れる人も少なくて穴場スポットと言えるかもしれません。



<相模線沿線>
 画像にはありませんが、JR相模線「入谷駅」から「下溝駅」までの間を桜めぐりした途中で、いろいろなところに立ち寄りました。

 

 左画像は「相模の大凧センター」というところ、大凧揚げの文化の保存・継承を目的とした施設で、公営の博物館+公民館のような感じです。(入館無料)
 「相模の大凧」は天保年間(1830年-1844年)から始まった伝統的な行事で、今も毎年5月に相模川の河川敷で大凧揚げが行われる。その大凧の大きさは
14.5m四方、重さは950kgもある。
 そのほかにも日本各地や海外の凧の展示がされてます。

 少し上流の河原では、河原に直置きで5月に揚げる大凧をつくっていました。1トンもあるんじゃ現地で組み上げるしかないです。
 このあたりにはその昔渡し場があったという。流れが穏やかな場所で武田信玄が小田原北条を攻める進軍も、ここから対岸に渡ったと伝えられています。

 本編の画像にあるお寺は常福寺、1316年に開山された鎌倉建長寺の末寺で、その昔は寺子屋、今は音楽ライブや落語などさまざまなイベントが行われて
いるとのこと。緑色の苔の上に桜の花びらが舞い降りてとてもきれいでした。
 山門は茅葺き屋根、中門は桧皮葺き屋根、お庭は枯山水、春の桜や秋の紅葉のシーズンには境内がライトアップされるという、とてもビジュアルな境内です。
 そしてありとあらゆる場所が整っていて隙が無い。そういう背筋の伸びるような感じのするお寺でもあります。



<大根川>
 関東では4月も中旬になると桜の季節はそろそろ終わりになる。でもそのころになって見頃になる桜もある。
 画像は小田急線の「東海大学前駅」から歩いてすぐのところにある思川桜の並木です。思川桜とは小山市にある小山修道院に栽培されていた十月桜の突然
変異種で、特徴としてはソメイヨシノよりピンク色が濃く、半八重咲で枝一杯に中輪の花が咲く。開花時期はソメイヨシノより1週間以上遅い感じかな。
 雨上がりの早朝到着だったので、桜が光り輝いてとてもきれいでした。

 

 桜を見に来たのだけど、傍らに目をやるとたくさんの絵が果樹園に置かれていました。
 何なのかなと思ったらこちらは「キッズゲルニカ展」の会場になっているらしい。キッズゲルニカとは、ピカソがスペイン内戦のイメージを絵画にした
「ゲルニカ」と同じ大きさのキャンバスに、世界の子どもたちが紛争の終結と平和を願い絵を描くという国際的アートプロジェクトで、現在45カ国210点の
作品が各国で巡回展示されているのだという。
 そして今回この会場にもウクライナからの作品3点を含む全22点が展示されています。国内では近隣の厚木市をはじめとして広島、長崎、福島、栃木、
静岡などで行われているそうですが、恥ずかしながら、自分はそういうプロジェクトがあるなんて知りませんでした。



 人間というのは長い歴史の中で様々な争いを反省することなく続けてきた。
 子供たちのためにも、一刻も早く平和な世界が訪れることを願わずにはいられません。

 今回のモデルドールはグルーヴから発売されていた J-Doll シリーズの Galeries St-Hubert(ギャルリー・サンチュベール)です。もう13年前の人形なんだけど
自分としてはけっこうお気に入りで、ここのところお花めぐりの際にいつも連れて行ったというわけです。



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