1/2.3型センサーのカメラをつかいこなす

Panasonic DMC-TZ60を買った



<カメラが壊れた>
 ここのところ、これまでつかっていた Canon の G9X Mk.2 の調子がこの朝から異様に悪くなっていた。
 2年ほど前にこのカメラを落下させ、液晶部分にヒビを入れてしまったのですが、ついにそのヒビの影響が出てきてしまって、液晶パネルからの操作がとても
やりづらくなってしまった。
 G9X は小型軽量でお散歩カメラとしては十分な機能を持っていたのですが、小型軽量であるがゆえにダイヤルは少なく、細かな操作の多くは液晶画面上で
行う感じです。ということで液晶での操作ができないのは、とっても具合が悪い。
 Canonのサイトで調べてみたら、多分修理は可能なんだけど全部で3万円ぐらいかかりそうな感じです。
 そしてその2日後、中古で別なカメラを買った。






 そのカメラは10年前のDMC-TZ60という機種なのですが、いろいろとテスト撮影した結果、ちゃんと使いこなせばそれなりに使えることが分かってきた。



 紅葉のメタセコイア






 同じく花菜ガーデンにあるチャベックの家で撮影したもの。モデルはすでに製造中止となったJ-DOLL。






 秦野市内の住宅地、街路樹の紅葉。






 紅葉の震生湖の湖畔にて、モデルドールはTBLeague s32 をプチリメイクしたもの。





<まずはメンテナンス>
 G9Xに不満があったとすればズーム域がやや狭かったことです。広角側が28mmどまりで、風景の中でドール写真を撮るときに制約があったこと。望遠側も84mmで
もう少し大きく写したいというときもあった。
 ここは修理代よりも安いものであれば、他のカメラを買うという選択肢もあるのではないかと思ったわけです。



 そのズーム域への願望があったからか、選んだのはDMC-TZ60という30倍ズームの機種(画像手前)、35mm換算でズーム域は24mmから720mmというトップレベルで、
望遠側に至っては遠方から野鳥撮影さえできるほど。まあ手ブレさせないのは大変だろうけど。

 どうしてそれがこれだけ小型にまとまっているかと言えば、1/2.3型という小型センサーだからです。これまでのG9X Mk.2 (画像奥)に比べたらセンサーサイズは1/5以下です。
 もちろんこれは画質にも影響します。小さいセンサーだと解像感や色彩表現に劣り、特に暗いところではノイズが大きくなると言われています。
 それでも最近のセンサーは小さいものでも性能が良くなってきているというので、では試してみようかとなったわけです。

 カメラ自体は3世代前のものなので、中古機の値段もこなれている。「通電確認のみで保証なし」のレベルが1万円ぐらいから、「正常動作を保証しているもの」が2万円以上、
「使用頻度の低いA級品」で3万円という感じかな。
 今回手に入れたものは1万円少々(ヤフオクで落札)。見た目ほとんど新品に近くキズやアタリもなし。ただズームレバーが固いという難点ありの商品でした。
 でも見た瞬間に「これは買い」と判断して入札です。



 問題のズームレバーですが、固くなってしまうという問題は自分も以前に経験していて、その原因の多くはたとえば、泥の混じった水やジュースなどが浸み込んで固まってしまう
場合です。
 ここで用意したのは木綿の糸と100均で売っている眼鏡クリーナーです。糸にクリーナーを染み込ませてズームレバーの下の僅かな隙間に通して磨く。これをいろんな方向で
何回かやったら、ストレスなくズームレバーは動くようになりました。
 これで見た目だけでなく動作面もほぼ新品です。念のために言っておきますが、このあたりのメンテナンスは自己責任で行っております。
 これを参考にされても良いですが、その結果については責任は持てません、ただこれまで自分は運が良かっただけという可能性もありますので、ご了解ください。



 次はこちらも100均で売っていた2本100円のストラップのうちの1本を TZ60 に取り付けた。
 カメラトラブルのなかでも最も多いのが落とすぶつけるというパターンです。先ほどの G9X Mk.2 もそうだったけど、それ以前にも G7X、eos Kiss でこれを経験して
カメラを壊しています。
 こういうことが起きないようにするには、「幅広のネックストラップを通して首から下げる」という昔ながらのスタイルです。これで手を滑らせても何も問題にはならない。
 でも実際にはハンドストラップだけで軽快に動きたい。だからこの100均で買ったストラップでハンドストラップを延長して、首にかけたりバッグにつないだりして、手を
滑らせてもいいようにしています。
 2年前にG9X Mk.2 を落っことしてから、ずっとこのストラップにはお世話になっています。もちろん少し煩わしいけどスマホにもつけています。



 とりあえず TZ60 の方は自分の使いやすいようなセッティングを行い試し撮りを始めてみた。日中の明るい条件なら問題なし。問題はやはり暗い場所や、背景のボケない
ところなんだけど、これもやり方次第で多少なりとも改善できると思います。





<暗いところで使いこなす>
 世の中には数十万円もするレンズ交換式のカメラから、数万円で買えるコンパクト機まで様々なカメラが出回っていますが、最近は1万円ぐらいで購入できる普及機は
なくなってしまった。昔は1/2.3型センサーで1200万画素5倍ズームみたいなカメラが山ほどあったような気がするけど、完全にスマホによって淘汰されてしまった。
 センサーサイズについてですが、高級なレンズ交換式のカメラに搭載されているものはフルサイズと呼ばれるもの。流れとしては、これまでずっとセンサーサイズにつては
高画質を求めて大型化してきた経緯がある。
 高級コンパクト機に多く搭載されているのは1型センサーでこれが現在の主流、そして今いちばん小さくて安価なのが1/2.3型センサーというわけです。
 センサーサイズが小さくなると、1画素あたりの光量が少なくなってしまい画質的には不利だと言われています。ただセンサーサイズが小さな分、小型化が可能でたとえば
30倍ズームなどを搭載していても全体が手のひらサイズに収まる。あとは比較的に安価であることもありがたい。ただコンパクトがゆえに高性能なレンズをつくるのは難しい
らしい。

 DMC-TZ60は10年前に販売された1/2.3型センサーのカメラなんだけど、しばらく使ってみて分かったのは、ちゃんと使いこなせば今でも不満の無い画像が得られるという
ことです。  ただそのためにはいろいろ知っておかなければいけないことはあります。
 ここから先は「1/2.3型センサーのカメラを使いこなす」というテーマで話を展開します。もちろんローエンドのカメラでフルサイズセンサーのカメラに敵うはずもないので、
話としてはwebサイト、SNS、あるいはA4プリントなど、1000万画素もあれば十分という世界での話です。

 1/2.3型センサーのカメラが最も苦手とするのが暗い場所での撮影です。1画素あたりの光量が少なくて、得られる画像にノイズが乗ったり、色味がおかしくなったりする
というのが代表的な例です。

 

 これは最近つくったジオラマの一部分を暗い室内で撮影したものです。左側の画像は室内灯のみで撮影、右側は更にLEDライトを2つ点灯させて撮影したものです。
 明らかに色の出方が違う。明るい方が「色の鮮度」みたいなものに優れます。可能なら明るくして撮影した方が良い。
 ちなみにDMC-GM1のときにも書いたことだけど、近接撮影するときに付属ストロボを使うと変な影ができてしまうので、自分は使いません。

 カメラは基本的にどんな場面でも露出を調整してくれる。そのときのモードによって違うのだけど、暗いときにカメラが調整するのは絞りを開く、感度(ISO)を上げる、
シャッタースピードを遅くするという3つの方法です。
 まずはコンパクトな1/2.3型センサーのカメラの場合にはレンズも小さくて、最初から絞りを開けるという選択肢には限界がある。だからできることと言えば、感度と
シャッタースピードが中心になる。

 

 まず自分の場合にはすべてRAWという記録方法で撮影しています。RAWで記録すると明るさや色合い、画質などを後々で調整することができます。
 画像の左は感度をISO3200で撮影したもの、右はISO800です。よく見ると顔の手前のヘアーの写り方が違う、明らかに左側の画像はヘアーがぼやけて明確でない。
 感度を上げるとノイズが入りやすくなって輪郭が不明確になる。RAWを普通のJPEG画像に直すとき、アプリはノイズをある程度は除去してくれるのだけど、結果的に
鮮明さは劣ってしまう。

 試してみたらDMC-TZ60の場合にはISO400までは問題なし、ISO800でノイズが入り始めている感じでした。結果、ISOの上限を800としてカメラ設定を行いました。

 さてここで更に問題が出てくる。
もしISO400以下に感度を抑えると暗いところではかなりシャッタースピードを下げなければならない。上の場面ではシャッタースピードが1/5sになって、さすがにカメラの
搭載する手振れ補正も怪しくなってくる。おそらくはスマホでやる腕を伸ばしての撮影は不可能でしょう。



 これは室内の風景です。焦点距離F=24mmで撮影しました。広角側なのでシャッタースピードが1/10sでも手振れはない。でも経験ありの方は多いと思うけど、望遠側では
こうはゆかない。



 こちらは1つ前の画像の黄緑色の矢印の部分を拡大して撮影したものです。
 F=720mm、シャッタースピードはなんと1/6s。これを撮影して自分もびっくり、720mmの超望遠でもぶれてない! このカメラの手振れ補正の性能は大したものです。



 ここにはちょっとしたカメラの機能と構え方についての秘密があります。
 このカメラには背面の液晶パネルだけでなく、電子ビューファインダー(EVF、LVF)がついています。(黄緑で示した小窓)
 まずはカメラを両手で持って脇を固める、そしてこの小窓から対象物を覗き込んで撮影する。ようするにぶれないようにフィルムカメラの時代のスタイルで撮影すれば
よい。



 震生湖で撮影した画像です。水面に紅葉が映っているいるなかで撮影しました。(F=720mm)
 DMC-TZ60は243g、もしこれをフルサイズのカメラで撮るとなると、カメラとレンズで数kgぐらいのシステムになっちゃうと思う。



 ちなみにDMC-TZ60の後発機はTZ70なんだけど、画素数は1800万画素から1200万画素に減少している。ようするに暗さに強い仕様に変更になっているということ。
 正直言うと、自分も何度かこのカメラで手ブレさせてしまったこともあった。暗い条件で望遠側で撮影してもカメラは画質重視でISO400のまま、シャッタースピードは1/6sまで
落ちてゆく。今時の構え方では間違いなく手ブレを起こす。

 きっと設計者としては、センサーは小さくても画質をぎりぎりまで追及したかったんだと思う。当時はこのカメラも高級コンパクトの分類だった。高級コンパクトを選ぶ人なら、
両手でカメラを持って脇を固め、EVFを覗き込んで撮影するぐらいの知識はあると考えたに違いない。

 でも実際にはそうではなかった。「ぼけやすい」「ぶれやすい」みたいな悪い評価が返ってきて、次世代では画素数を下げるという選択をしたのではないかと、自分は想像
しました。

 まとめです。RAWで画像が保存出来て電子ビューファインダーがついているカメラを選ぶこと。ISO400程度にしておいて、ぶれないようにカメラを構える。そうすれば少し前の
1/3.2型センサーのカメラでもちゃんと使えます。





<コントラストの強い場面で使いこなす>
 次は「コントラストの強い景色」をちゃんと撮るというテーマで解説したいと思います。



 こちらは秦野にある震生湖の湖畔で撮影したものです。福寿弁財天の参道のモミジが一段ときれいでした。
 基本、自分の場合にはまずはRAWというモードで撮影して、あとで画像を最適な明るさや色合いに調整するという作業を行います。(A)
 オートにしてすべてをカメラに任せるという方法もあるのでしょうが、やはりベストな明るさや色合いで撮影されているとは限りません。
 上の画像の場合にはとてもコントラストが高い状況です。冬なので太陽高度が低く、人形の頬や背後の幟は太陽に正対していて真っ白になっている(白トビ)。そして真っ白
というのは、デジタルデータで言うと0がひたすら続いている状態で何の補正もできない。この画像について言えば、もう少し幟の輝きを抑えたかったところです。



 購入して一ヶ月が過ぎて、思いがけず白トビ写真が多いことに気付きました。これもセンサーサーズが小さくて受け入れられる光量に余裕がないからなんだと思います。
 コントラストの高い場面での撮影方法ですが、フォーカスモードを1点にして、まずは写したいものにカメラを向けてAE、AFをロックする。その方法はシャッター半押しが
いちばん簡単です。

 この画像で言うと太陽に正対する顔の部分が最も白トビしやすい部分なので、最初に顔部分にAE、AFをロックします。そのうえで背後の紅葉した樹木の入るようなアングルに
カメラの向きを調整してからシャッターを押し切っています。(B)

 あとは白トビしやすいものが撮影範囲の中に点在していたり、鼻の頭の部分のような小さなものの時には、ー2/3EV程度の露出補正を加えるという方法もあります。(C)
 上の画像はこれを併用して仕上げています。
 ただ露出補正を前提にして最初から暗く写していると、今度は黒ツブレ(暗い部分にノイズが乗って変な色が出る)が起きやすくなります。

  

 露出の正解が分かりにくい時にはオートブラケットという機能を使うと良いです。(D) これは1回のシャッターでカメラが自動的に標準、明るめ、暗めの画像を撮影してくれる
ものです。
 このカメラでは、何度かテストしてみてコントラストが高くて、正解の見えない時には露出補正-2/3EVをかけたうえで、オートブラケットで±2/3EVで撮影するのを標準とする
ことにしました。この場合、1回のシャッターで±0EV、-2/3EV、-4/3EVの画像が撮影されます。



 こちらの画像もオートブラケットで3枚の画像データを得た後に、ー2/3EVのものが最適だと判断してRAW現像をしました。

 オートブラケットという機能は大昔のフィルムカメラの時代からあったけど、フィルムではもったいなくて自分は使わなかった。でもデジタルカメラはそんなこと気にすることは
ないので、絶対に使った方が良い。

 デジカメだけでなくて高画質スマホでも同じなんだけど、けっこうみんなカメラをぱっと出して、すぐに撮影しているけど、そのカメラの持っているいろんな機能をちゃんと使い
こなしているかなって思うことが良くあります。



 あとはオートブラケットをつかうともっとすごいこともできる。
 こちらは普通に人形にフォーカスや露出を合わせて撮影しています。まわりの風景は白トビの状態に近いです。



 こちらは上の人形部分とオートブラケットで得た暗めの画像と合成してみたものです。(E)
 やり方を覚える必要はあるけれど、慣れれば操作は3分とかからない。アプリは自分の場合にはフリーのGIMPを使っています。
 高いカメラや高画質スマホも出ているけど、機能を使いこなせないのなら、それはオーバースペックになる。
 1万円台の中古デジカメでもやれることはまだまだいっぱいあります。 





<背景をぼかす>
 3つめの話題は「ボケ」についてです。
 センサーが小さいと背景がボケない、主題が明確にならないなどと言われてきた。だから今、高級カメラの分野ではフルサイズセンサーのものがほとんどで、組み合わせる
レンズもF1.0を切るような明るいレンズがけっこう売れているという。もちろんこの組み合わせは中古のTZ60の数十倍のお値段がします。



 自分の部屋で片手に人形、片手のカメラの状況で撮影する。よくある普通の人形写真です。
 お人形がちゃんと撮れているのは良いのだけど、全体にごちゃっとした狭い作業部屋の中の景色まで写り込んでいるので、写真として落ち着きがない感じです。

 人形だけを目立たせるためには背景を暗くする、あるいは人形だけを明るくするという光のコントロールのほかに、背景をぼかすという方法をしばしば用います。
 背景をぼかす方法としては、絞り優先モードにして、絞りを開放して使う(A)、人形にできるだけ寄って、背景から遠ざける(B)、適度にズームを用いる(C または望遠レンズを使う)
という3つの方法が考えられます。

 

 ということで公園で1/6スケールのドールを撮影してみました。左側の条件は絞り優先モードでF3.3(絞り開放)、ドールまでの距離は50cm、焦点距離24mm(最も広角側)です。
 ご覧のように背景はほんの少しボケているだけで、わりあいしっかりと風景が写り込んでいます。
 よく小さなセンサーのカメラはボケないというけれど、その代表的な写真です。ちゃんと背景を離し、絞り開放で撮影してもこんな感じになってしまいます。
 でももちろん背景までちゃんと写したい場合にはこれで良いでしょう。

 そこで少しズームして焦点距離50mmで撮影すると右側のように、しっかり背景がボケてくる。背景を生かしながら主役のドールを引き立たせるならこのぐらいで良いと思う。
 このとき左手にドール、右手にカメラを構えているので、電子ビューファインダー(EVF、LVF)から覗き込んで撮影すると間隔を調整しやすいし、手振れもしなくなります。



 こちらは焦点距離90mmで撮影したものです。ここまでくるとしっかりと背景がボケて、まるで大きなセンサーのカメラで撮影したように見えます。

「ぼかすためには、被写体までの距離を短くすればよい」ということで、マクロモードで撮影するという人もいるかもしれませんが、これは間違いです。多くのコンパクトカメラや
スマホの場合には、マクロは主に広角側で利くようになっていて、望遠側ではあまり寄れない。
 たとえばこのTZ60も焦点距離50mmまでは3cmまで寄れるのだけど、広角側であんまり近寄って写すと画像に樽型の歪みが出てきて可愛く写らない(中央が膨らんだ感じ)。



 よくポートレート撮影で使われるレンズは85mmから100mm程度の中望遠レンズで、最も歪みが小さくて「ポートレートレンズ」と呼ばれることがあるほどです。
 こちらは焦点距離135mmで撮影しました。
 1/2.3型センサーのカメラのカメラでもここまでボケます。



 小さなセンサーサイズのカメラでボケを生かした撮影をするなら、ズームを生かして50mmから135mmぐらいの範囲で撮影すれば良いというのが今回の結論です。
(もちろんモードは絞り優先で絞りは解放)
 小さくて安いカメラはボケないなんて言われるけど、実はカメラってスイッチオンすると、まずは最も広角側にレンズがセットされる。そのまま構えて撮影しちゃうことも
多いんじゃないかな?
もしかしたらここが最大の問題点なのかもしれません。





<最近撮った写真です>
いっぱいTZ-60で撮影したので、更に画像をUPします。

 







 近所の川で撮影したカワセミです。望遠端が720mmもあると、けっこうこういう写真が簡単に撮れます。



 平塚 真田城址にて。モデルドールはオリジナルヘッドにTBLeagues24Aを組み合わせたものです。






 凍りついたフラワーパークにて。モデルドールは shuga fairy の Pearl をリペイントしたものです。
 DMC-TZ60という1/2.3型センサーのカメラは使いようによっては、良いお散歩カメラになると思います。



2024.01
camera: Panasonic DMC-TZ60  /  graphic tool: GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10



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