eye4工房番外編
ティータイム
<水面に映る桜のジオラマがつくりたい>
簡単ジオラマシリーズ」として、初心者にも分かっていただけるようなジオラマ制作コーナーを始めることにしました。
ジオラマといっても様々なタイプがあって、たとえば戦車や飛行機を主役にしてリアルな背景を整えるものもあれば、ドールハウスのようにフィギュアはおかずに家そのものを
作りあげてゆくものもある。リアルな現実再現もあれば架空世界のこともある。
ではいちばんシンプルなものは何かと考えたら、おそらくはフィギュア1つに簡単な背景をつけるというのが基本ではないかと考えた。
そしてシンプルなジオラマにすることでハードルを下げ、誰にでも入手可能な材料で完成したところをお見せできたなら、「やってみようかな」と思う人が出てくるかも知れません。
ということで、僭越ながら「情景講座」といての意味を併せ持つ、制作の記録を立ち上げようと思い立ちました。



今回はこちらの作品が完成するまでをお伝えします。
<フィギュアのスケールについて>
最初のテーマはフィギュアを選ぶというところからです。
小さいと難しくなりそうな気がしますが、実は大きなスケールのものほど手間がかかります。1/12までなら、フィギュアにはヘアーをつけたり睫を入れないと不自然に
見えるし、1/35までなら目を描き入れないと手抜きに見える。
でも1/48より小さなスケールなら、それらをすべて省略しても問題は感じない。小さなものは小さいが故に手を抜くことができるというわけです。
現状では1/48(1/50)、1/64、1/72、1/150あたりを候補とするのが良いでしょう。1/220もあるけど、ここまで小さいとさすがに厳しい。
このなかでも入手しやすいのは、鉄道模型関連のもので、1/150(Nゲージ用 フィギュアの身長は1cmちょっと)、1/87(HOゲージ用 身長は2cm程度)となります。
もちろん大きめの1/87のほうが、やはり1/150よりやや高価です。

代表的なものとしては、TOMYTEC(左 1体あたり 100円程度)やKATO (右 1体あたり 150円程度)といったところです。

海外メーカーとしては、NOCH や Preiser のものが流通していて、なかなかで出来は良いのですが、1体あたり 500円 からと、少々お高いです。上の画像は
Preiser のもので
上段が1/87、下段が1/150です。
選択肢はほかにもあって、近年ではいくつかの少々生産のメーカーもあります。

あとは、Amazonあたりで「塗装済み1/150フィギュア100体セット」などというものもある。1体あたりで10円程度ですが、ご覧のように何をどのように塗っているのか全く意味が
分からない。
もっとも自分はこんなものだろうと思って購入していて、お地蔵様や銅像をつくるときには、結構便利に使っています。

塗装するつもりであるならば、こういう未塗装のキットがあります。左は1/87の120体セット。右が1/150の125体セットで、今なら7500円程度で購入できます。1体あたりの
単価は60円程度なので、完成品よりずっと安いし、ポーズも多種多様のものから選べます。

完成度の高い Preiser の未塗装キットなので、モールドも明確、ちゃんと塗装ができるのなら利用価値は高いと思う。
自分もこちらのキットにはかなりお世話になってきました。この2箱で一生分あるかも知れません。
このほかにも使える未塗装のキットは Amazon などでも入手可能です。特に建築模型用の1/50のものは、造形的には少々甘いけど利用価値はあるかもしれない。

あとは最近勢いを増しつつある1/64フィギュアです。おもに中国製のもので、1体が300円から800円ぐらい。ご覧のように造形的に見ても完成度は高く、実に精密に
作られています。
またこちらは3Dプリンターでつくられているため、1/18あたりから1/150あたりまで、同じポーズの人形が様々なスケールで展開されているのも特徴です。
更にはこの分野、服装やポーズ、シーンへの適応と言った部分でも、どんどん多様化していて、将来的には3Dプリンター製のフィギュアがこの世界の主流になって
ゆくような気がします。
自分の場合には AliexpressやTEMU あたりから入手していますが、Amazonでも塗装済みのものが800円ぐらいから売られています。但し残念ながら日本のメーカーは
この分野では出遅れている感じです。
ここまでの結論としては、バランスを考えるとPreiser の 1/87未塗装、または3Dプリンターによる 1/64 未塗装、複数の人物を入れたジオラマなら KATO 1/150 塗装済み
あたりが候補になると思う。実際現在自分が使っているのは、これらの3種類です。

いろいろ考えて、シンプルに1体のみで勝負するのであれば、アップに耐えられるこちらの1/64フィギュアを、今回は使用することにしました。(TEMUで
646円)
指先やカップがっはきりとモールドされて、笑顔であることすらも分かる。一昔前の1/72スケールの飛行機についていた飛行士フィギュアとは、もはや雲泥の差があります。
では制作開始です。
<フィギュアの製作>
|
1 人間用の化粧道具を使って、まずは肌の部分を
完成させてゆきます。 |
|
|
|
|
|
 |
|
 |
|
|
まずは肌の部分にMr.カラーのNo.111キャラクターフレッシュを塗り、GX113つや消しクリアーを吹き付けます。
そのあと人間用のチークと細めの綿棒を使って、肌の部分に変化をつけます。血液の多く流れる所には赤系、陰になるところにはブラウン系といったところです。
1回ではうっすらとしか色はのらないので、再びGX113つや消しクリアーを吹き付けて、再度チークをのせます。
右画像で鼻の下に変な突起がありますが、これはランナーの一部が取り除かれていなかった部分なので、このあと取り除いて修正しました。
さて次は最近で回り始めたアクリル絵具の希釈液というものを使います。(左画像 海外通販、Amazonにも扱いはある) こちらは雑ぜて色を希薄にしてくれるもの、
水で薄めてしまうと、通常はかすれたり、はじかれてしまうのですが、それがないまま薄く全体に引き延ばせるというものです。
今回は右のブラウンのアクリル絵具に雑ぜて使います。口元と両眼に細筆で一差ししてみた。モールドが強調されてはっきりとする。(中画像)
このほか髪の生え際などに、差し込めば輪郭を強調できたりします。水性なので失敗したら拭き取れば良い。
(もちろんここは模型用の水性カラーで行ってもかまいません)
さてここまで顔がはっきりしてくると、あまりにも老け顔なので驚いた。タミヤパテで前髪をつけ、ヘアーの下の方はボリュームを減らして、少し軽く、若い感じにしてみました。
(右画像)

さて次は顔以外の部分の塗装に入ります。
画像の左側からMr.カラー、ネールアート用の細筆、デザインナイフ、めがねタイプの拡大鏡、そして細い綿棒です。細かな塗装にはこれぐらいのものが必要です。
筆は海外通販で1本50円ぐらい、筆は調子の良い期間の短い消耗品なので、自分は安いものをこまめに取り換えて使っています。デザインナイフは細かな塗料のはみ出し
をかき取るために使います。ルーペはこのほかに机に置くタイプのものもありますが、自分はこちらの方が、明るく立体的に見えて、圧倒的に使いやすいと思っています。

細かな作業を続けていて身につけた構えです。 「ぶれない」ということがとっても大切で、両肘を膝に固定し、左右の小指薬指二本を押しつけて全体として三角形をつくる。これが
最もぶれにくい方法です。
このときは床に座って作業してますが、テーブルの上なら、肘はしっかりとテーブル上に固定しましょう。

ひととおりカラーを塗りおえたら、GX113つや消しクリアーでトップコートします。衣類部分には「あらめラフ」を添加してざらっとした質感を出します。
今回はちょっとした目的があって、明るい色合いで仕上げてみました。
難易度は低いとは言いませんが、1/35で目を入れたり、階級章を書き入れるよりはずっと簡単だと思います。
<背景をつくる>
さてここから先は背景部分をつくります。
もちろんそのためには作品として完成させたときのイメージがないといけない。基本的にはフィギュアを選んだ時点で、作品の構想がある程度できているのが
普通だと思う。

自分のイメージをあらためてスケッチにしてみました。
「山頂でのティータイム」というわけです。もちろんテーマにこだわらないのであれば「居間でのティータイム」でも良いのでしょうが、作品として注目してもらえるのは、
もちろんこちらの方でしょう。
|
2 発泡スチロールを素材として岩を制作してゆき
ます。 |
|
|
|
|
|
 |
|
 |
|
 |
今回は1cm厚の発泡スチロールものを適当な大きさに切ってから重ね合わせました。値段を考えて100均一で売っているものを優先して使っています。
今回の山のモデルは石鎚山(天狗岳 1982m)です。自分は麓からしか見たことはありませんが、絶景の岩山として有名です。
発泡スチロールの場合、細胞のような独特の表面形状があって、すぐに発泡スチロールとばれてしまうのが欠点です。そこで次のような方法で表面を整えます。
1 ティッシュペーパーは2枚重ねが普通ですが、これを1枚に剥がした上で、一辺3cmから5cm程度の正方形に切ります。
2 切り取ったティッシュペーパーを発泡スチロールの上にのせ、上から水で溶いた木工ボンドを筆で染みこませます。
3 今回はざらついた質感を出したいので、これが乾く前に「浴びっこサンド」を上から撒きます。
(中画像 浴びっこサンドは小動物用の浴び砂で、とても細かな粒子であるのが特徴です)
完全に乾燥したところで、塗装作業に入ります。
4 モデリングペーストをグレーに着色して、筆で塗ることができる程度に水で薄めます。
5 この塗料を筆で塗り、乾く前に再び「浴びっこサンド」を撒きます。(右画像)
乾くとこんな感じで、発泡スチロールの感じは全くなくなります。
注意点としては「決して一様にしないこと」です。あえて塗料はムラのあるように塗り、浴びっこサンドも場所によって濃淡をつける。この方がリアルです。
6 ヒビの入ったところや陰の部分にチャコールグレーの塗料を差し、所々に茶系の塗料を染みこませます。光の入りにくいところは乾きにくく、鉄分の多く含まれる
ところは赤みを帯びやすい。そういう理由で変化をつけます。(中画像)
7 最初の塗料に少量のホワイトを加えてドライブラシします。これはこすれやすいところ、光の当たるところは風化で白っぽくなるからです。(右画像)
*)ドライブラシとは濃いめの塗料を少量筆にとって、こするように塗ることを言います。ドライブラシ専用の筆などもあります。
さてこれで主役と背景の山が完成しました。この二つを組み合わせると、簡単に言えば「山を登り終えて、山頂でお茶している」というシーンになるわけです。しかし
ながら、このままでは作品としては説明不足になります。
この岩の上にただフィギュアをのせても、見る人によっては、それが庭園の一角に見えることもあるだろうし、岩場に釣りをしに来たように見えるかも知れません。
つまり作品の計画段階で、きちんとシチュエーションが理解できるような、演出の工夫を思いついていないとダメと言うことになります。もしそれが思い浮かんでいな
ければ、自分はこの作品を作らなかったかも知れません。
ありがちなのは「ここは山頂なんだ」という思い込みが強すぎて、演出が必要なことに気づかないことです。
作品は一気に作ろうと思ったらダメで、時々引いて見る。あるいは作業を1日空けてみるというのも良いかも知れません。
|
3 手持ちの材料から、小物類をつくってゆきます。また
細かなところの調整を行います。 |
|
|
|
|
|
 |
|
 |
|
 |
左画像はエポキシパテでつくった追加の自作パーツです。
左から登山用のザック、保温水筒、そして石の祠です。特徴的な山は、そのものがご神体になっていることも多く、山頂にはこういった祠が置かれていることが多々あります。
中画像は2mm角の檜材に「天狗岳 1983m」とプリントした紙を貼り付けて「山頂標識」をつくっているところです。
山頂の印としては、このほかにケルン(石積み)や三角点というのもあるんだけど、実はモデルにした石鎚山の天狗岳には、パネルこそ置かれているものの、こういったものは
置かれていません。
でもそれでは寂しいので作ってみました。
これだけあれば、一目で「山頂でお茶してる」ということが理解できると思う。
あとは微調整です。岩に粘土を少し盛って、フィギュアのお尻と岩の形を合わせます。
あとは岩の裂け目に砂利などを挟み込んでみました。風雪にさらされるところなので、風化はより早く進む、これもリアルを求めての演出です。

山頂標識と祠を取り付け、祠を中心に軽くドライブラシをしました。

フィギュアやザックの方もつやなどを再調整して仕上げます。
<とりあえずの完成画像>

モデルとした天狗岳は四国石鎚山にある岩山、そこを登りきったところでお茶しているという設定です。

こういうジオラマって見せ方が難しい。
個展などで展示する際には、空をイメージした青いシートを敷いて、あとは雲に見立てた綿をちりばめるという感じになるかな。
<箱をつくる>
さて完成画像についてはまだまだ他のアイディアもあるのですが、それはまた後ほどということにして、次は保存箱をつくるという話にすすみます。
|
4 スーパーでいただいた段ボールを使って、運搬
保存用の箱をつくります。 |
|
|
|
|
|
 |
|
 |
|
 |
スーパーなどでもらった段ボールは上質なものを何枚かストックしています。
それを切り開いて、作品の 縦×横×高さ に+4cmの大きさの箱を切り出します。+4cmというのは作品を持ったときに、箱との間に指が差し込めるスペースを確保する
ためのものです。
大きな作品は段ボールをつなぎ合わせることになりますが、このときはメール便などで使われる薄手の段ボールが重宝します。2枚をぴったりと合わせて、上から薄手の
段ボールを貼り付ければ強度的にも大丈夫です。
折り目を入れるところは、ボールペンを少し強く押しながら線を引いてゆくと、それがきっかけとなってきれいに折れます。
右画像ができあがったところです。普通のダンボ-ル箱と違うのは「天の部分」です。普通は左右と前後に折れて蓋になるのですが、前は切り取ってしまい、代わりに後ろを
大きくとって蓋にする。こうすることで作品の出し入れが、格段に簡単になります。
このほか側面に扉をつけて、横から出し入れする方法もあります。この場合には積み重ねた保存箱から、そのまま作品を出し入れできるというメリットがありますが、一方で
強度を保つためには角材などで枠をつくる必要があり、手間や重さのことを考えると初心者向けでないような気がします。
|
 |
|
 |
|
|
あとは作品が箱の中で動いてしまわないように、スチレンボードや発泡スチロールなどでスペーサーをつくって固定します。
ここまでやれば。よほどのことがない限り壊れないでしょう。車などの移動にも対応できます。但し輸送を業者に頼むときには「こわれもの」「天地無用」の表示は
忘れないようにしましょう。
最後は作品名とサイズを書いておく。
今回の作品名は「ティータイム」、ぴったりだと思う。
<撮影する>
さて次はジオラマを撮影するというテーマで話は展開します。
ジオラマをいくつかつくって、ずっと部屋の中で眺めていられるのは、よほど大きな部屋でなくては無理でしょう。多かれ少なかれ、いずれは箱に入れて押し入れなどに
しまい込むことになると思う。だからその前に作品を撮影して記録に残す。
そして撮影するなら、ちゃんとした画像にしてとっておきたい、それが次のテーマです。

この画像は、Panasonic の DMCーGX8 というレンズ交換式のカメラで撮影したものです。もう発売から10年以上経っているけど、まだまだ現役です。
デジタルカメラが実用品として成熟したのは、一つの目安として2012年ごろだったと自分は思っています。だからある意味、この時代以降のカメラは今でもそれほど
見劣りすることなく、日常的に使えます。

それではスマホで撮影した者と比べたらどうか?
左の画像は UMIDIGI G9 という、2万円代のスマホで撮影したものです。安いのだけど50MP、でも少し画像が黄色っぽい感じです。
そこでPCに取り込んで、GIMPというフリーのアプリで修正しました。(右画像) これなら鑑賞に堪えうると思う。
一般的なスマホでジオラマは撮影できるかと聞かれたら、自分も「大丈夫」と答えるでしょう。但し「ベストな画像」を望むなら少々の工夫は必要です。
また画像センサーが小さいので、暗いところでの撮影には向かない。できるだけ明るい条件で撮影したいところです。
あとはほとんどのスマホは絞り値が選べない、これだけはどうにもならない。

こちらを撮影したのは、Panasonic の DMC-TZ85というコンパクトなデジカメです。
左画像は絞りはF8.0、全体にピントが合っています。雲に見立てた綿の繊維が写っている。右画像はF4.5で撮影しました。フィギュア周辺にピントが合っていて、白い綿は
本当の雲のようにぼけている。画像としては間違いなくこちらの方が良い。
聞けば、あとでぼけをコントロールすることのできるアプリやサービスもあるそうですが、面倒であることは間違いない。
普及価格帯のスマホとの差があるとすれば、画作りの自由度の差、特にミニチュア撮影では絞り値が選べるカメラの方にメリットがある。
ちなみに DMC-TZ85 は2018年製造の中古品で、数ヶ月前に27,500円で購入しました。自分の判断では、少なくとも2万円代のスマホを買ってカメラとして使うのなら、その
お金で中古のカメラを買う方がずっと良いと思います。

次は照明の話です。影響としてはカメラ選びと同等に重要です。
左画像は4.5畳の室内灯のみで撮影しました。フィギュアの顔に影が落ちている。右画像はカメラにLEDライトを取り付けて、正面から当てて撮影したものです。顔の影が
消えてフィギュアの表情が分かりやすい。
大げさな撮影道具はいらないと思うけど、作品をより見やすくするためには、室内灯に加えて最低限1つの補助灯があったほうが良いと思います。ちなみに自分が使って
いるのは、光量の調節ができる2000円ぐらいのLEDです。
本当に最近の1/64スケールのフィギュアは凄い。たった3mmしかないヘッドに、目鼻口のパーツがモールドされて、ちゃんと表情まである。
でもそれが分かるのは、こうやって撮影して拡大して見たときだけです。
ではそれで完璧かと聞かれたら、多分今なら「他にも方法はある」と答えるでしょう。
作品をできるだけ分かりやすく、カタログ的に他人に見せるのであればそれで良いでしょうが、より自分のイメージに近づける、あるいはよりリアルに見せる、より印象的な
画にしたいというのであれば、更に撮影方法を工夫した方が良い。

この作品は一辺は10cmに満たないような作品なので、自由に持ち運びができるというメリットを生かして、まるで山頂に登ってきたかのような演出をしてみたいと思う。
今回の撮影に使用するのは、Panasonic のDMC-TZ85 というコンパクトカメラです。持ち運びが簡単なのが良い。
ジオラマの撮影は基本的に近接撮影になるわけですが、このときストロボを使ってしまうと変な影ができてしまいます。これはストロボが点光源であるためです。
そこで自分はステーをつけて、そこに500円ぐらいで購入したコンパクトなLEDライトをつけています。LEDライトは「面」から光を照射するので妙な影はできにくいです。
光量としては物足りないですが、できてしまった陰を弱めるぐらいの働きはしてくれます。まあレフ板の代わりと言えば分かりやすいと思う。
屋外でジオラマ撮影するときの必需品です。

そしてやってきたのは、自分の家の近くにある「弘法山ハイキングコース」の権現山山頂です。原チャリでやってきて駐車場に止め、そこから登り5分で展望台にたどり
着くというお手軽登山です。
背後には丹沢大山国定公園の山々が連なっていて、春の桜の時期と秋の紅葉の時期はかなりたくさんのハイカーで賑わいます。

前方には秦野の市街地と相模湾が望めます。標高243.5mでここまで見渡せれば十分でしょう。
もちろん手前に写っているのは自分のつくったジオラマです。
左手にジオラマ、右手にカメラというお手軽撮影です。
外で撮影することのメリットは、景色を借景として活用できること、そして晴れた日であれば影がちゃんとできて、リアルに見えると言うこと。

今度は大山を背景にして前方から。

今回のベストショットはこれです。ちらっと見ただけでは、多分これが1/64スケールのジオラマだとは気づかない。
撮影としては、f=24mm相当、AFマクロ、絞り優先モードでF8.0の最大値にして、背後の山々や雲までおおよその形が分かるようにしています。LEDはONにして陰は少し
弱めています。

こうやって撮影した画像は、ジオラマそのものから独立した作品にもなり得ると思います。
2026.04
camera: Panasonic DMC-GX8 M.ZUIKO DIGITAL 12-50mm ほか / graphic tool: SILKYPIX
Developer Studio Pro.7 + GIMP 3.0
サイトのトップページにとびます

|