J-DOLL
桜
<島田 マメザクラ>


<春めき桜 南足柄>




<薄墨桜 秦野>


<菜の花 下妻>


<ソメイヨシノ 桜川ほか>




J-DOLL (ジュンプランニング 26cm 詳細不明)

<春めき桜 南足柄>
その季節になると、毎日のように南足柄市の春めき桜はTVで取り上げられているので、人出はかなり多いです。
春めき桜は比較的新しい桜の品種で、ソメイヨシノよりもボリュームがあって、花一輪一輪の色合いが微妙に異なるのが特徴です。開花もソメイヨシノより一週間ほど早く
満開になります。
春めき桜は南足柄のあちこちにあるのですが、ここ一ノ堰のものがやはりいちばん見応えがあります。
桜の間から青い空と松田丘陵と西丹沢の山並みが見える景色も良しです。絶景ポイントは県道からJAの選果場方面を望む場所で、海がうねるように桜が連なります。この
立体感が最高です。
ちろんここは、おすすめのお花見ポイントなんだけど、少しだけ気になることがあった。以前見たときに比べて、花の密度が低く、枯れた枝もたくさん見かけました。おそらくは
昨年の酷暑の影響と、雨が全く降らない時期が4ヶ月近くあったと言うことが原因なんだろうと思う。
もうこのあたりのことは地球温暖化と、密接な関係があることは間違いないと自分は考えています。
今やるべきことをやっておかないと、こういう景色はそのうち見ることができなくなるんじゃないのかな。

<菜の花 下妻>
真壁に向かって下妻を移動していたら、いちめんの菜の花がひろがっていました。ここは鬼怒川の土手で、菜の花は川に沿ってずっと続いていて終わりが見えない。
しばらくそれを眺めながらドライブをしていたのだけど、桜の咲いているところがあったので、そこで休憩しました。桜の下には碑文があって、詩が詠まれていました。
花なる人の恋しとて
月に泣いたは夢なるもの
やぶれ太鼓はたたけど鳴らぬ
落る涙を知るや君
この詩は「やれだいこ」といい、作者は横瀬夜雨(よこせやう)、明治時代に活躍した茨城県の詩人です。自分は文学は全く苦手なので、作者については全く知らなかった
です。
彼は幼い頃に、体が湾曲して歩けなくなるという佝僂病(くるびょう)に侵され、2年遅れで小学校に入学しました。勉強は常に1番でしたが、耐えられないようなことが続いて
学校に行くのをやめ、進学も諦めました。
そして初恋の人の婚約を知らされ、悲痛な気持ちで詠んだのがこの詩だそうです。「やぶれ太鼓」とは自らのことを言っています。
彼にとっては詩を作ることが、唯一の救いになっていたに違いない。
17歳の時、文芸誌に「神も仏も」を投稿したのをきっかけに、「夕月」「花守」「夜雨集」などの誌集を発表し、高い評価を受けるようになります。
名前が知られるようになると、ときおり文学少女が訪ねてくるようなこともあったようですが、暗い部屋の片隅にうずくまる彼の姿を見て、声をかけられずに帰ってしまうような
こともあったとか。
若い頃、孤独だった彼は、ちょうどこのあたりで筑波山を眺めて過ごすのが日課であったらしいです。
つらい青年期ではありましたが、その後は結婚して三女に恵まれる。かたわらで私塾を開いて勉強を教えたり、詩人や歌人の育成に努め、最後は56歳で惜しまれつつこの
世を去りました。
2026.05
camera: Panasonic DMC-GM1 + 12-32mm / graphic tool: SILKYPIX Developer
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