eye4工房番外編

祠のある家



<家族の幸せを祈る>

 4cm四方の家族団らんを表現しました。敷地内に鳥居と祠のある家です。



 少々暑い日ではありましたが、丹沢の山々を背景に田んぼの真ん中で撮影です。
 ジオラマサイズは底面が30cm×15cm、スケールは1/64、ベースになっている家はCORMAKEというメーカーから発売されているキットです。(TEMU 807円)



 この家で少し目立っているところは、庭に鳥居があって、その奥に小さな祠が祀られていることです。
 都会ではこういう景色もなくなってきているのだろうけど、少し前までは、ごくごく当たり前のように日本の家には神棚などがあって、家族の幸せを祈るのが
普通だった。
 つまり「祈り」は日常そのものだったということです。
 そしてその「祈り」は代々引き継がれてきた。






 赤ちゃんとこの子を抱えたお母さんをモデルにして女の子が絵を描く。傍らではお父さんがギターを弾いて歌う。愛犬がじっとそれを聞いている。
 そもそも人は永遠の存在でなく、次々と代を重ねてバトンタッチしながら生きてゆくものです。
「この4cm四方で表現された家族団らんが永遠でありますように。」それがこの作品に込められた願いかな。







<家を作る>
 ジオラマで家を作るというと、簡単には1/150スケールの鉄道模型のためのストラクチュアを使うのが早いです。一方で、このスケールでは、どんなに
頑張ってもフィギュアの方には限界がある。
 フィギュア重視なら1/35以上の大きなスケールにすれば良いのですが、今度は10cm四方が43cm四方に広がってしまい、とてもではないけれどつくり
きれなくなる。
 ましてやドールハウスのスタンダードスケール1/12や、そのハーフサイズの1/24などになれば、1部屋つくるのに精一杯でしょう。
 ということで、今回も間をとって1/64で制作を開始します。



 選んだのはCORMAKEというメーカーから発売されている、ごくごくありふれた家です。
 基本、よくあるペーパークラフトで制作はそれほど難しくはありません。
 内容的には説明書の他に、構造材となる厚さ1mmの壁(A)、壁に貼り付ける薄手の外壁材(B)、屋根材(C)、A、B、Cはいずれもレーザーカットされています。
このほかに窓ガラスになる透明プラ板(D 分かりにくいけど)が付属しています。

1 説明書に従って,家のキットをつくります。接着剤はゴム系のものがよい。

 工作は壁材の組み立てから始まります。念のためにドアの大きさを測ってみたら、高さ33mmあった。スケール換算で2m11cm、間違いなく1/64です。
 制作は難しくないとは言いましたが正確に造るには、それなりの配慮が必要です。正確に直角を出すために正方形に切り出した合板を何枚か用意しました。(E)
 これを必要に応じて取り付けます。あとは使用する接着剤にも注意が必要で、自分はゴム系のものを使っています。素材が紙であるが故に水性の木工ボンド
などは使いません。
 右画像はこちらはデッキ部分、正確にカットされているのは良いのだけど、足の部分が薄すぎるので、壁材の余白から補強材を切り出して貼り付けました。(F)


 外壁を壁材に貼り付けます。ここで液体糊などを使うと波打つ原因になるので、強力タイプのスティック糊を使用しました。
 最後にこの屋根を切り出して貼り付けたら完成です。

 CORMAKE(COR)というメーカーですが、日本ではまだまだ陰が薄いけど、ジオラマメーカーとしては急激にすそ野を広げている感があります。最初は1/35
スケールのミリタリージオラマがメインで、内容も家や壁が中心だった。それが今では1/64、1/72、1/87と多展開して、様々な分野を扱うようになってきている。
 きっと売れてるんだろうな。



 そしてほぼ1日で完成、こちらが玄関側。



 こちらがデッキのある裏側。大きさは15cm×10cm、見かけは1LDK+ロフトといった感じです。
 正直言って、このままではあまりにもあっさりとしていて物足りない。これをベースにして精密感や生活感などを出してゆくべき製品だと考えた方が良いでしょう
 でもこれがたった807円で買えたのだから文句はない、素材として考えたら十分です。売れているのも分かるというものです。




 でもこのままでは物足りない、何がといわれたら「根本的に人間が住んでいる感じ化しない。」ということです。
 説得力を持たせるためには、きちんと家の中まで考えて表現する必要があると自分は思いました。大きさとしてはかなり狭い家なので、1FはLDKとベッドルーム
のみ、階段上には子供部屋となるロフトがあるという設定にしました。
 外見から考えてごく自然なレイアウトです。

2 家として不足していると思われるものを補ってゆ
 きます。

 足りないものとして思いついたのは、
A エアコン2台(1Fと2Fで1台ずつ)
B テレビアンテナ(円筒形のもの)
 早速スチレンボードなどで制作します。エアコンの室外機の排気ファンはプリンターで印刷したものです。そして取り付けると、少しばかり人の住む家に近づく


C テラスに物干しを追加
D 出入り口には軒を取り付ける
E テラスの手すりをカットして階段をつける。
 テラスから庭に降りることのできない家はないと思う。想像力を働かせて、こういう課題を一つ一つ解決してゆくことがポイントです。



 次は塗装ですが、イメージと違ってしまうと悲しいので、事前にPCで着色のシミュレーションをして置く方が良いでしょう。今回は屋根は小豆色、壁はキットの
色そのまま、扉と窓枠は白にしました。



 180円で購入したミニカーを添える。こうやって仕上げてゆくと生活感のようなものが徐々に感じられるようになる。

 リアルという意味は、本来は「本物のように見える」という意味合いだと思うけど、それでは本物の存在しない架空の世界では、リアルが存在しないかというと、
そうではない。その表現に現実感や迫真感があれば十分にリアルと言って良いと思う。
 自分の好きな宮崎駿の世界で、たとえば風の谷のナウシカでは「腐海」という架空の空間があるのだけど、そこには筋の通った自然界の法則や摂理が存在して
いて破綻がない。だからとてもリアルに思える。

 今つくっている作品も架空の空間ですが、少なくともこの空間内においては矛盾や論理の破綻があってはいけない。
 そういう部分を見つけたら、一つ一つそれを潰していって、最終的に「なるほど」と頷ける空間にすることが、リアルな作品づくりにつながると考えています。

3  見える範囲でカーテン矢が具などを設置してゆ
 きます。

 玄関の軒下に玄関灯をつけ(A)、ドアにはドアノブを追加する(B)。
 こまかなことで真っ先にやらなくちゃいけないと思ったことがこの2つ、ドアノブがなければ家には入れない。

 カーテンのない家は考えられないので、極薄の紙でカーテンを再現します。
 シーンは天気の良い日中を想定していて、後々に家族でくつろぐシーンを再現する予定です。だからカーテンはたたんで窓の端に取り付けます。  


 窓が大きく開いているということは、ある程度家の中が見えてしまうので、必要最小限の範囲で家の中も再現する必要があります。ここで描いた家の中の
見取り図が役に立ちます。
 デッキのある側はLDKなので、最低限のテーブルと椅子、そして花などを置いてみました。
 テーブルと椅子は3Dプリンターで印刷されたものでTEMUで購入、テーブルの花はファイバーでできたもので、ストックの中から探してきました。床になって
いるのはコルクの薄板をスチレンボードに貼り付けたものといった感じです。


 玄関の脇はキッチンという想定です。プラ板やスチレンボードで流しやまな板、電磁調理器、そして背後の収納棚などをつくります。少し荒いけど、窓一枚
向こう側なので、このぐらいでも大丈夫。目にとまりにくいところほ、ほどほどにというのが現実的でしょう。

 家ができあがったところでベースボードを組みます。材料はいつも通りの角材とスチレンボード、軽量で安価、これに限ります。
 ちなみに角材を組む時には、100均で購入した直角をつくる治具を使います。クリップ式のもっと大きなものもありますが、いちばんのシンプルなものが、
結局はいちばん使いやすかった。



 あらためて前の画像と比較すると、一見しただけではほとんど印象は変わらない。
 でもよくよく見ると作り込んだことが分かるって感じです。



<庭や敷地内を整える>
 家は内部を含めてできあがったのだけど、玄関や庭先は手つかずの状態です。
 次は家の外側を整えてゆきます。

4 家の周りに起伏や段差をつけて、道や駐車スペ
 ースを整えます。

 自動車があるってことは、家の前に道があるってこと。だからスチレンボードを2mmほど削って路面(A)をつくり、駐車スペースから道に向かってスロープ(B)をつくる。
 駐車スペースや玄関は何もしないと掘れて水がたまるので、多くはコンクリートや敷石を置くのが普通でしょう。
 実際の歩道を写真に撮ったものがあるので、これを縮小してプリントアウトしてここに貼り付けます。プリンターのインクは水で滲むので、貼り付け作業が終わったら、
たっぷりとMr.カラーのGX113つや消しクリアーを吹き付けて表面を保護します。


   5 家の周りに置くロッカーなどをつくります。
   

 玄関や庭に置くものをいくつかつくりました。
 Cは庭に置くロッカーで板目市からつくりました。
 Dは玄関前に置く目隠しです。郵便受けをつくり、背面には蛇口とホースを取り付ける。洗車するときはこの蛇口をひねれば良いというわけです。
 Eは庭に置くピザ釜、本体はエポキシパテ、台座はスチレンペーパーでつくりました。
 F、Gは小さなテーブルと椅子で庭に置きます。

 こういうアイテムが多ければ多いほどリアル感は間違いなく増します。ただやりはじめるときりがないので、適当なところで切り上げるのが現実的でしょう。
 そしてつくったもののなかに、ピザ釜のような少しだけ「お!」と言わせるようなものを雑ぜるというのも良い。



 これらをジオラマに取り付け、配置する予定のフィギュアもここにおいてみます。
 少しだけ家族団らんの雰囲気が出てきました。こういう作品というのは「生活感が感じられる」ということが最も大切なことだと思う。そしてそこに住む家族が、
どういう会話をしているのかが想像できたらベストだと自分は考えます。

5 土に似せた塗料を塗って地面を作り、その上に
 枯れ草表現のパウダーを撒きます。

 地面をつくります。例によって着色したモデリングペーストに「あびっこサンド」を雑ぜた土塗料をつくって地面部分に塗ります。レシピとしては、だいたいモデリング
ペーストとあびっこサンド、水が1:1:1程度で、状況によって割合を変化させています。

 そしてこれが乾く前に鉄道模型等で使われるパウダーを撒きます。
 最初に撒くものは、緑色に加えて黄色とかグレーなどを雑ぜて、枯れ草に近い色合いにするのが良いでしょう。あとあとでちゃんとした植物表現をしたときに、その
効果が出てきます。

6 ファーバーやターフ類を使って、庭や玄関のスペ
 ースに植物表現を加えてゆきます。

 いろいろと植物素材を購入していたら、現時点で段ボール箱2箱分ぐらいたまっていました。種類にして200以上はあるかもしれません。このなかから今回の作品に
ふさわしいものを選び、とりあえずジオラマの上に置いてシミュレーションします。
 基本的に庭は芝生にする予定です。それでも変化をつけるために、背の低い草と白い花を置いてみました。



 玄関側はしっかりと花壇を作り込む。色合いや配置などは実際の写真などを参考にすると良い。
 やり方として注意しなくちゃいけないのは、大きな植物表現をしたときに、その根元は必ず隠すことです。そうしないと全体にまとまりがなくなる。ちなみに
これは生け花の世界でも常識のひとつです。


 次は芝の表現です。色合いとしては淡い緑、長さ2mmほどのいちばん短いファイバーを主材として使います。この細かなファイバーだけだと、明らかな密度不足に
なるので、ここに黄緑と緑のパウダー(ターフと着色したおがくず)を雑ぜます。
 この場合、スタティックアプリケーターを使うと小回りがきかないので、草はら糊を塗ったあと、KATOの「繁茂・深雪ボトル」で静電気を発生させながら、少しずつ草原を
つくります。
 ちなみにこの季節は湿度が高く、静電気が発生しにくい。こういうときにはファンヒーターから出た暖かい空気を吸わせながらシェイクさせると効率よく静電気が発生します。

 

 30分ほどで、きれいな芝生が再現できます。
 まだまだちょっとあっさりとしている感じです。ここは人が実際に住んでいて、きっちりと毎日お手入れしているように仕上げないといけない。
「そうだね、こういう家の玄関て見かけるよね。」
 そのレベルに達するまで手を加え続けます。


7 白化した三又を骨格にして、オランダドライフラワー
 やターフ類で樹木をつくります。

 骨格になるのは手芸店などで売られている乾燥した三又です。適当な大きさに切り出してつなげ、段差をMr.カラーの薄め液で延ばしたタミヤパテで埋めます。
 枝は例によってオランダドライフラワーの一択になります。海外製の安価なものは、中画像の右側のように圧力を受けて潰れているものが多いです。こういうときには、
1時間ほど水につけておいてからほぐし、形を整えたあとに乾燥させると、左側のように使えるようになります。
 あとは左画像のように三又の方をMr.カラーで着色してから穴を空け、そこにオランダドライフラワーをとりつけてゆきます。


 葉の方はフォーリッジクラスターを木工ボンドで枝に取り付けるところからスタートです。まずは様々な大きさにちぎって、一巡します。2巡目は空いた隙間を
埋めるように取り付けるのが基本です。
 フォーリッジクラスターだけだと粒子が荒く、いかにも「スポンジです」という感じになってしまいます。
 そこで全体にスプレー糊を吹き付けてから、同色のターフを撒きます。こうするとスポンジの塊という感じが弱まって、遠目にはリアルな樹木になります。
おそらくは1/64から1/150スケールの範囲であれば、これが最もリアルな樹木の作り方だと思う。

 世の中には格安で販売されている樹木模型もあるけれど、こちらはそれらよりも更に安く、数段上の仕上がりになります。少々のコツをつかめば1本10円ぐらいで
(おそらく)、こういう樹木ができあがります。

 壁があまりに単調なので、ツタを這わせます。(右画像) TEMUで入手した何の手も加えていないツタではありますが、ボンドで取り付けただけで、それらしく見えます。

 

 あとは全体の調整です。「大きな植物の根元は隠す」「互いに不等辺三角形の位置関係」「一種類の植物を一カ所にまとめない」などの基本的なルールとして、
これまでに行った植物表現をもう一巡させて密度を高めます。
 基本は芝生なんだけど、ところどころにきれいな花が育ち、木陰がある。こんな寝そべりたい庭ができあがりました。


8 リアルに見せるため、様々なアイテムを追加し
 ます。

 ここから先は演出として、目を引くようなものを追加してゆく段階になります。
 たとえば駐車スペースに置く予定のフォードのピックアップですが、ナンバーを取り付けるだけでスケール感が増します。
 プリンターで打ち出したナンバーは水分に弱いので、貼り付ける前にMr.カラーのGX113つや消しクリアーでトップコートしておくと良いでしょう。

 そしてこのナンバーそのものはAOSHIMAのサイトにあるナンバープレートメーカーのページで作成させていただきました。番号そのものだけでなく、
地域や車種、図柄なども自由に選べます。但しスケールが1/20、1/24、1/32に限定されているので、それ以外の場合には縮小する必要が出てきます。
 このサービスはとっても便利です。

 同じ理由で玄関前の新聞受けの部分にも表札を追加しました。(中画像)
 表札のサイズは4mm×2mm、肉眼ではよく見ないと分からない大きさですが、これに気づいた人は、おそらくちょっとだけ驚いてくれるに違いない。


 左画像は新しく買った Tina2C という3Dプリンターで打ち出した2台の自転車です。実はもともと2台あったのですが、サポートからうまく外すことができなくて、
もうぼろの状態でした。でも伸ばしランナーなどで補いながら、なんとか1台は形にすることはできました。
 中画像の祠も3Dプリンターによる出力です。こちらもタミヤパテを盛ってヤスリがけし、意地で形にしました。更に鳥居をプリント、祠の方には台座とお供え物の
ミカンと缶ジュースを追加です。

 

 そして玄関脇に固定する。そう、このジオラマはここが一ひねりしている部分となるわけです。





<フィギュアの制作>
 家ができあがったところで、この家の住人をストックの中から選びました。



 何も「家族セット」という便利なものがあるわけではない、AliexpressやTEMUあたりで、200円から800円ぐらいで購入したものを、100体ぐらいストックしてある
ので、その中で適当なものを組み合わせてゆく。
 ちなみに犬は熱溶融タイプの3Dプリンターで 出力されたもので、色が最初からついている。そのほかは光硬化タイプのもので着色が必要です。

9 Mr.カラーのキャラクターフレッシュで下塗りをして
 からメイクをしてゆきます。

 フィギュアの塗装に入ります。基本的に肌の部分から行います。
 まずは肌の部分にMr.カラーのNo.111キャラクターフレッシュを塗り、GX113つや消しクリアーを吹き付けます。
 そのあと人間用のチークと細めの綿棒を使って、肌の部分に変化をつけます。血液の多く流れる所には赤系、陰になるところにはブラウン系といったところです。(中画像)
 茶色のアクリル絵の具を水性塗料の薄め液で薄く溶いて、これを極細筆で目の周辺にさっと塗る。これだけで目の輪郭が強調されます。1/64だとこのぐらいの方が自然に
仕上がります。
 眉毛や瞳は塗らない方が無難、普通に極細筆を入れたのは唇のみです。
 あとは拡大鏡で見ながら丹念に髪や衣類を描き、最後にGX113つや消しクリアーに少量のフラットベース あらめ・ラフを加えたものを吹き付けて全体のつやを整えます。



 お母さんと赤ちゃんも同様に仕上げました。
 女の子はこの二人をモデルにしてお絵かきしているという設定です。



 隣ではお父さんがギターを手にして歌っているところ、それをワンちゃんが真剣に聞いている。
 ここのところ、熱溶融タイプの3Dプリンターでカラー出力されたフィギュアが増えてきているけれど、色の境界が不明確で塗り直さなければいけない場面が
多いです。上の画像のワンちゃんも少し手を加えています。
 またモールドについても高詳細とまで言い切れないところがあって、自分としては、現時点では光硬化タイプの3Dプリンターで出力されたフィギュアを自分で
塗るのがベストだと思っています。



 そして完成したわずか4cm四方の家族団らんです。
 とりあえず完成です。やれることはひととおりやったという感じです。



 ジオラマサイズは30cm×15cm、1/64スケールだからこそできる、まるごと家1軒の表現です。
 これを1/35でやったら55cm×27cmになっちゃうわけで、とても2ヶ月ではできないし、自分の家に保管するのも難しくなる。



2026.08
camera: Panasonic DMC-GX8 ZUIKO DIZITAL 12mm-50mm  /  graphic tool: GIMP 3.2 + Ichikawa Daisy Collage 10



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