DOLL EXPO2012


2012.08.12

 キャスト製ドールイベントに比べ、創作人形系ドールイベントはちょっと地味な感じがしますが、そのなかでは最も
規模が大きいと思われるDOLLEXPOに行ってきました。



8.12(日)   毎日暑い日が続きます。暑いとやる気がなくなって
しまうので、少々お金がかかりますが、エアコンの効
いた自家用車で会場まで行くことにしました。


 DOLL EXPO2012は会期 8月 4日から27日までの
長期間にわたり開催されているため、無理して都合を
つける必要もなく、とてもありがたいです。
 会場はグランドプリンス新高輪内の宴会場「飛天」
です。(入場料2000円)

 内容としては人形作家の作品46点と公募作品203
点の展示を中心として、人形コレクションの展示、企
業や人形店・工房の作品展示の3つのセクションに
分かれています。
 このほかにイベント( この日は人形劇でした )や人
形関連グッズの販売もあります。

 ドルパのように列ができたり身動きがとれなかった
りということはありませんが、かなりの入場者がある
ように思います。

   
 基本的には会場内撮影禁止なので、これ以降は
文字での解説になります。

 まずは展示の中心になる人形作家の作品は46点。
作家としては、吉田良、恋月姫、大竹京、与勇輝と
いったところです。(敬称略、自分の好きな順ですみ
ません) あとは公募作品203点。
 球体関節は全体の2割ほどで、固定関節のほうが
圧倒的に多いです。素材としてはビスク、粘土、木、
布、紙と様々ですが、表面仕上げは布である作品が
半数以上。
 ですから全体の雰囲気としては、人形の形態をし
た立体芸術作品展+手芸作品展みたいな感じです。
ドルパみたいなものを期待してゆくと裏切られること
になります。
 公募作品まで含めてすばらしい作品が多いですが、
著名作家を模倣し、影響を受け、しかも従来の様式
に捕らわれたままだと作品に発展性がないなと思い
ました。(偉そうですが・・・)
 もっとやみくもなパワーが欲しいです。


 会場内にはこのほかに企業や人形店の提供する
コーナーがあり、子どもも楽しめる内容になってい
ます。(ここから先は撮影可)  とは言っても子ども
の数は少なく、やはり大人の女性中心のイベントか
なって感じです。


  


 


   そのあとには、様々なおもちゃコレクションが展示され
たスペースがあります。
 ブリキのおもちゃから始まり、ソフビ、ぬいぐるみ・・・。
人形の方もリカちゃん、ジェニーちゃん、バービー・・・。
内容豊富で人形博物館なみの展示です。きっと全国の
人形博物館や企業から協力いただいているにちがいあ
りません。
 


    圧巻なのはセキグチのmomokoでAKB48を再現。
すっごいなー。





 最後にグランドプリンス新高輪のロビーでコーヒー
タイムです。
 ちなみにDOLL EXPO にはランチセットもあります。
入場料+ランチで 3500円ですからお得です。来年
はこちらにするつもりです。
   
2010.06
camera: Canon power shot S90 / graphic tool: Canon Digital photo Pro. + Ichikawa Daisy Collage 10