08.25 (日) |
8:30 那須の家を出て山形方面へ向かいます。 朝方、2時間かけて庭の草刈をしたので、ハンドルを握 る手が、ちょっと重いです。 去年は夏に出羽三山から酒田方面に出かけたので、 今年は特に新庄から秋田県の横手方面に向かう、内陸 を北上するコースを考えてます。 山寺を除けば、例によってガイドブックでの扱いも小さ い場所ばかりをまわります。 |
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初日は山寺、昼食に蕎麦、そしてお祭りが行われているはずの新庄へと向かいます。 今回はめずらしく、ちょっとだけ下調べしました。 |
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11:00 東北自動車道から山形自動車道へ。 山形北ICから、本日最初の目的地、山寺へ向かいま す。 車を出るとやっぱり暑いです。 暑いのは嫌いです。やる気がなくなります。 |
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11:10 山寺は今回訪れる場所のなかでは、いちばん有名な スポットです。正式名称は宝珠山石寺、860年に開山と いう、由緒あるお寺です。 画像は登山口にあたる根本中堂。 ここから 1000段以上の階段を登ると、天空の絶景が ひろがっているというのが、ガイドブックの解説ですが ・・・。 |
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えー! ここ登ってゆくの!?って感じです。 登り30分。 途中、松尾芭蕉の句碑と銅像があったり、仏像やいろ いろなお供え物があって飽きることはありません。 |
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*)今回モデルになっているDOLLは、オビツSBHにオリジナルヘッドを 組み合わせたものです。 洋服はヤフオクでお世話になりました nextno10815 様の作品です。 とっても可愛く仕上がっています。 |
こちらは仁王門。 絵になってます。 ここはやっぱり紅葉の頃がベストシーズンだと思う。 |
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11:50 奥ノ院到着。 続いて開山堂、五大堂と巡って絶景を眺めます。 なるほど、絶景です。 |
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山形から北に向かう国道347号線はそば街道のひとつ です。 13:20 名店「あらきそば」に到着。混んでます。 順番待ちの札を受け取って待つこと30分、注文してから 10分、やっと蕎麦にありつけました。蕎麦は極太、歯ごた えのある田舎そばです。(800円) 一緒に注文した、身欠きにしん(370円)もおすすめです。 |
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最上川、景色が良いのでちょっと休憩。 この段階で今晩の宿泊場所「ホテルルートイン新庄 駅前」に予約を入れます。 新庄まつりの最中なので、部屋が空いているかちょっ と不安でしたが、大丈夫でした。 |
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15:50 新庄に到着。 ホテルに荷物を置いて、早速お祭りに出かけます。 「新庄まつり」は3日間催されるのですが、今日はその 中日にあたります。 新庄はもともと城下町だったところで、この新庄まつり も250年の伝統があるそうです。 また国の重要無形民俗文化財にも指定されているとい うことです。 |
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歴史上の出来事や伝説を再現した20の山車が市内を 循環します。ここの山車の特徴は背景がきっちりと作ら れていることです。ですから見学するには、山車の進行 方向の左側で待つ必要があります。 |
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迫力あります。それぞれの町内でお父さんたちが手作り なんだそうです。きっと1年かけて作っているんだろうな。 緻密で造形的にもすごいと思います。 東北地方はどこもお祭りに精力を注いでいる感じがしま す。そして皆が楽しめるように、近接する街では少しずつ 時期をずらして開催しているところがいいと思います。 |
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あちこち回っていたら、疲れたし暑いしで、ちょっと休憩。 人形は涼しい顔です。 下の画像はふらりと寄った高橋日東商店。 何か良さげな店だと思って入ったら、地酒がすごい。 「全部山形の酒だよ。」 おばちゃんが説明してくれます、詳しいです。このお店 ちょっとすごいかも。 荷物ができちゃったので、いったんホテルに戻ります。 |
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18:20 再び祭りにくりだします。今度はどこかで晩御飯を食 べるつもり。 山車がライトアップされていて一段と華やかになって います。 が、しかしそのとき雨が降り出して・・・。 |
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事前にチェックしていたお店のひとつに駆け込みます。 花板という料理屋さんです。 上から順に馬刺し、つけもの、岩牡蠣、塩味の里芋汁 ・・・。塩味の里芋汁が素朴でとても美味しかったです。 (550円) 郷土料理なのかな? |
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19:10 雨はあがりました。 けどおそらく照明関係が雨に弱いのでしょう、山車は 倉庫に入ったり、ビニールがかぶせられていたりしてま す。 でも人の流れが途切れることはありません。この機会 にあちこち全国に散らばっていた人達も戻ってきている んでしょうね。きっと1年ぶりの再会だなんて人もいるん だろうな・・・。 |
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おやすみなさい。 明日の服装はどうしようか、考えがまとまらないまま寝 てしまいました。 |
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08.26 (月) |
5:50 日の出直後の駅周辺の風景です。 雨上がりのお散歩、人もほとんどいなくて静かです。 |
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お祭り最中とは思えないほど街が綺麗です。ゴミが 全く落ちていません。 きっとお祭りを楽しむ人が帰ってから、夜遅くに掃除 したんだと思います。ちょっと感動。 ここ新庄では鳥もつラーメンがご当地グルメなんだ そうです。試してみたかったですが、今回は機会に恵 まれませんでした。 早朝の新庄駅で撮影。 電車の写真も撮りましたよー。 |
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今日は国道13号線を北上、湯沢を経由して横手に向かいます。 この先は秋田県です。 |
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湯沢市の南、雄勝地区は小野小町生誕の場所と伝え られています。 815 道の駅で周辺地図を手に入れます。周辺にいくつもの 見学地がありますが、歩いて移動するにはちょっと大変 な距離かもしれません。 |
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写真下の左は小野小町が葬られているという二ツ森。 右は小町堂。歌人小町の霊を祀るため建立されたもの だそうで、毎年6月には小野小町をしのんで祭りが行わ れているそうです。 |
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左は姥子石、これは小町の母の墓碑と伝えられている そうです。 右は桐の木田城跡、小町の生家があったというところで、 今は平安時代の井戸だけが残っています。 うーんここは想像力が要求されるところです。 想像力を豊かに豊かに・・・。 うーん、まわりが美女でいっぱいになりました!? |
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この地域は小町伝説の地として整備されつつあるようです。もう少し で小町の里公園も完成するということです。 このほかにも小町が晩年を過ごしたという岩谷堂や小野城址などの 史跡があります。 歴史上、小野小町のことは良くわかっていないことも多いようですが、 もしここで小町が生まれ、その高い評判によって13歳で京に迎えられ たとするなら、それだけ優れた才能を持つ歌人で、比類なく美しい姫君 であったにちがいありません。 ぜひお会いしたいです。 でも京まで1000kmぐらいあります、毎日歩いても1ヶ月ぐらいかかった んじゃないかな・・・。うーん想像力が豊かになってきたぞ。 *)今朝のお散歩のあとDOLLは着替えました。今度はamiitari40様の 作品です。ワンピースとおそろいのリボンが可愛いです.。 |
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湯沢方面に移動。 真っ直ぐな道、バイパスや高速道路もあるけど一般道 でも不満はありません。何より景色が最高。 |
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9:40 湯沢に到着しました。その名のとおり近辺には秘湯が 点在しているということです。 そのほかに稲庭うどんや酒蔵が有名で、武家屋敷な どの歴史的な建造物も多く残されています。 駅周辺をうろうろしていたら、ボランティアガイドの方が 散策マップをいろいろと解説してくださいました。 ちなみにガイドのおじさんのいちおしのお酒は「福小町」 だそうです。 |
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湯沢市内には大きな酒蔵があります。 右は秋田銘醸。 下は両関酒造。建物がすごいです。 こんなに大きな蔵めったにないです。 |
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下は福小町酒造前にて。 こちらでは試飲させていただいてお買い物。 奮発して純米大吟醸を買っていまいました。 |
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こちらは湯沢城址のふもと、力水という湧水です。 佐竹藩の御用で名水100選のひとつに選ばれていま す。 良いお酒は、良い水があるところに生まれるという ことですね。 |
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11:30 おひるごはんです。長寿軒ラーメンさんに入りました。 とんこつ醤油味で、ものすごくしっかりとしたスープです。 名店です。 |
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暑くなったので、となりの喫茶で涼みました。 |
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ここにはドイツ通りという名前がついています。 ドイツ風の建物が200mぐらい続いています。 湯沢の町並みはおもしろいです。 伝統的なエリア、外国を意識したエリア、おしゃれで現代 的な感じのするエリア、いろんな顔があって全体が一つ のテーマパークになっているような感じがします。 |
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今晩の宿泊は横手市内の予定です。 せっかくなんで周辺の観光地も少し回ってから横手市内に 入ることにしました。 13:00 こちらは美郷町。 一帯は六郷湧水群と呼ばれ、大小様々な湧水があちこち から湧き出し、生活用水として利用されています。 |
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周辺は秋の気配、一面に稲穂が一面です。 このあたりは水のペットボトルは売れないだろうな。 というか、水を買わなければならないってことが、むしろ 問題なのかもしれません。 |
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14:00 こちらは「平安の風わたる公園」という歴史公園です。 後三年合戦の際の古戦場である西沼を中心に作られ ました。 合戦の様子を表現した壁画や、関係する人物のブロ ンズ像等があります。 |
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14:50 横手市内に入りました。 ホテルに荷物を置いて散策開始。 ここも城下町なので、まずはセオリーどおり横手城址 へ。なかは郷土資料館になっています。 |
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天守からの風景 横手盆地が一望できます。真ん中を流れるのは横手川 ここもまた水が豊かです。 |
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今回は行きませんでしたが、横手といえばご当地グルメ 横手焼きそばが有名です。 |
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あとはかまくらが有名。 冬のものと思っていましたが、ふれあいセンターかまく ら館では1年中かまくら体験ができます。 (かまくら室100円) 中は-10℃に保たれていて、当たり前ですが寒いです。 ハンテン貸出のサービスがあります。 |
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まちなみ保全活動をすすめているようで、城下町の雰囲 気があちこちに残されています。 下は書、絵画、歌の分野で活躍した泉川白水の住居で す。 |
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下は旧日新館。 ここは明治時代に、旧制横手中学校の英語教師だった アメリカ人チャールス・C・チャンプリンの住居として建て られたものだそうです。(見学無料) 残念ですが到着が遅すぎて入れませんでした。 でも高台にあって眺めは最高です。 |
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城下町は例外なく和菓子屋さんがあって、そのレベル が高いです。連れはしっかりと柿羊羹を確保してました。 |
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焼きそばが晩ご飯ではさみしいので、地元の料理が 食べら場所を探します。 17:30 こちらは「蔵ら」というお店です。 杜氏焼きという麹に漬け込んだ焼き物を売りにしてい ます。もちろんこちらを注文。あとは6品900円ほろ酔い セットを追加。 なるほど麹のはたらきで旨みが増しますね。。 |
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途中、ご主人が出ていらっしゃて、ご挨拶いただきま した。 遠方からはるばるようこそと、 ご自分用のお酒もサ ービスしてくださいました。こちらのお店も居心地が良 かったです。 |
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ここは町の外れにある月山神社。 9月にはお祭りがあり、そのときの花火大会はとても 盛大でたくさんの人が訪れるそうです。 7:00を回り始める頃、自転車で通学する中学生とすれ 違います。そうか、もう新学期なんですね。 「おはようございます。」 と声をかけられて、 「おはようございます。」 と返事をします。 |
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ここは増田小学校。 もともとは1325年創建の増田城址だったところで、 校舎の外回りの盛土は城の土塁そのものだそうです。 この小学校の敷地そのものが遺跡です。 |
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なんか落ち着くなあ・・・。 日本の昔がそのまま残っている。 故郷ってこういう場所を言うんだろうな・・・。 |
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おみやげは日本酒2種類。 あとはみけ様のためのカントリーマーム。 あれー、おかしいな、もっとたくさんお土産があったはず なのに・・・・。 |
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