古河



2013.10.06
 那須にゆく途中でたまたま立ち寄った古河ですが、ちょっと良さそうな感じだったので、
あらためて訪れてみました。



10.06
(日)
 古河は古くからある城下町。
 その昔は関東北部の足利に並ぶ文化と交易の中心だ
ったと伝えられます。
 前回たまたま立ち寄ったのですが、雰囲気が気に入っ
て再び訪れることにしました。
 
9:30
 古河の観光の起点は古河歴史博物館が良いと思いま
す。古河の歴史もよく分かるし、駐車スペースも用意され
ています。
 外壁がメタリックグレーの瓦のような素材で覆われた
建物自体も一見の価値があります。
(古河市内の他の美術館等との3館共通入場券600円)
       
 博物館の向かいにある鷹見泉石記念館です。泉石は
古河藩の家老で洋学者だったと伝えられています。
(入館無料)
     

 きれいに屋敷が保存されているのはもちろんですが、
庭の手入れがすばらしく行き届いています。
 またところどころに季節を感じさせる、
ちょっとした生け
花などがあって、とても嬉しく感じます。
 おもてなしを受けているって感じがします。
 
 
    
 
  *)ドールドレスはヤフオクでお世話になりましたsjykt887様の作品です。
 次の創作人形系のイベントでもお世話になる予定です。





 そのさらにお隣には女流南画家、奥原晴湖の画室があり
ます。

 まだ早いので入館者は自分たちだけです。
 静かですてきな空間だなあ・・・。

       
       







 こちらは古河文学館。
 地元古河出身の歴史小説家、永井路子ほか、古河ゆか
りの文学者・作家に関係する展示物があります。
(3館共通入場券600円)

 
 一帯は古河城がもともとあったところ、水も豊富でお城の
内堀のなかにいるなって感じです。町中のあちこちにほっ
とするスペースがあります。
       
 
       





 レンガ造りの建造物が多いです。
 こちらは立て替え工事中の古河第一小学校の正門。
レンガを積み上げてつくってあります。
 ずいぶん歴史ある小学校なんでしょうね。
 
 ふと下を見ると敷き詰められた石にも何かレトロな模様
があります。
 こういった細かな装飾って、心の豊かだった時代を象徴
するものかもしれない。
       
 ほかにもたくさんの蔵や江戸期からの建物があります。
 著名な観光地ではないのですが、観光案内所やお土産
やさんもあります。
 ぐるっとまわるだけなら2時間程度、美術館や博物館を
見学しても半日ぐらいの計画で大丈夫だと思います。
       





 こちらは古河篆刻美術館。篆刻を展示する美術館なん
て、ほかにあったかな?
 レンガと蔵、江戸と明治が合体したような建造物かおも
しろいです。大谷石の蔵を改修したものだそうで、国の
有形文化財に指定されているそうです。
(3館共通入場券600円)
 
 こちらは古河街角美術館。
 行ってみたら、小さい美術館なのに入場者がすごい。
この日「サイコパス」「進撃の巨人」などで有名な浅野恭司
原画展が開かれていました。
(入場無料)
 聞けば今日が最終日でサイン会があるとか。
 昨日は1000人もの入場者があったそうです。すごいで
すね。入場無料なのに、お土産にポストカードまでいた
だいてしまいました。

       
 こちらは歴史小説家、永井路子旧宅です。もちろん
永井さんに関係するものが拝見できます。
       
       





 こちらは古河総合公園です。
 渡良瀬川、利根川の合流する場所に近く、水の豊かな
公園になっています。
 
       
 撮影していたら赤とんぼが停まりました。
 秋がやっときた!
       





 公園内にも、古河公方館や移築された古民家などの
歴史的建造物がいくつかあります。
(入場無料)
 
   
       
 
   古河って江戸から明治の建物がたくさん残っていて、
休日の早朝にお散歩するのがベスト。
 ちょっと入り込んだ路地に思いがけないものがあって、
楽しめます。

   





2013.06



camera:Canon Power Shot S100 / graphic tool: Digital Photo Pro. + Ichikawa Daisy Collage 10