雑記帳

 こちらのサイトは自分のつくった DOLL&FIGURE を紹介し、人形遊びの提案などをするのが主な目的ではありますが、
管理人自身は別に24時間人形のことを考えているわけではありません。
 ということで DOLL&FIGURE 意外の場面で常日頃考えていることを表現しようと思って、このページ立ち上げました。
 まあ「瞳に四角い鰯雲」の別館として、管理人の呟きなどを聞いてやってください。

                                                                                制作者:moo






英会話

 ラジオ、テレビ、ネット、いろんなところで様々なところで英会話のCMが流れています。
 英会話の能力に優れる人材が就職活動に有利だし、どんな大学の受験にも必要、確かに世界で活躍するには英語の
能力は必要なのでしょう。
 じゃあ、英会話さえできれば必ず世界で成功するだなんて誰も思っていないわけで、そこにはプラスアルファで何か世界
に通用する知識なり能力がなければ何にもならないような気がします。
 アメリカで成功しようと思った若者が、まずは仕事に就こうとアメリカ国内の職安に行ったとします。
 (そいったものがあるかどうかは知りませんが)
 「おまえ何ができる?」って聞かれて「英語」って答えたら、それこそ笑い話です。
 自分も英語教育を10年ほど受けて、簡単な日常会話程度ならできる程度に能力は拾得したのだけれど、いったん英会話
とはあまり関係のない仕事についてしまうと、英語力は確実に低下してゆきます。
 今はとてもじゃないけど、プライベートで海外旅行なんてゆけないだろうなあ。
 結局は進学や就職のための英語の勉強だったってことです。
 日常的に英会話を必要とする人って、どのぐらいの割合でいるんだろ?
 それでもこれからは、更に英語力が要求される世の中になってゆくと言われています。英会話の資格がないと、大学受験
資格が得られないとか、就職で相手にされないとか、そんなふうに聞いています。



第一外国語

 国際的に活躍するためになんで英語なのかといえば、アメリカという世界No.1の大国が英語圏であること、国際的に見て
英語を公用語にしている国が多いこと、国連などの世界的な機関で用いられる標準語が英語であること、こういった理由があ
るのではないかとこと考えます。
 でも経済的に、また軍事的に世界No.1がアメリカであり続ける保証はないです。
 現時点で、アメリカ合衆国の人口は3億人で世界第3位、1位は中国で14億、2位はインドで13億。一般的に貧困が克服され、
平和が保たれ、すべての国民が差別なく教育を受けられるようになった段階では、人口と国力は比例するようになると考えられ
るので、将来的には国力の序列が変化するのはむしろ自然なことと考えられます。
 それにともない、将来的には日本の第1外国語が英語から中国語に変わっているってことはあるかもね。まあ、あと10年ぐら
いは大丈夫だろうけど。
 
もしかしたら、今から中国語を勉強しておいたら、将来重宝されそうな気がする。
 いやこれは間違いないです、観光地ではもはやそのような状況になっているって話だし。



そろばん

 昔、商売人になるには、きちんと読み書きができて、そのうえでそろばんが使えることが必要でした。
 そのうち、電卓が開発されると、そろばんにとって変わりました。
 PCはプログラムすることで、さらに会計計算を楽にしてくれます。
 今は携帯性の問題からタブレットPCやスマホが重宝されています。情報伝達、撮影、スケジュール管理など、いろんな部分で
便利だし。
 この先はやっぱりウエアラブル端末かな。
 そもそも商売人に求められてたのは計算能力でなく正しい会計処理を行うことでした。別にその計算のために何を使ってもかま
いません、これが事の本質です。
 同じことが英会話にも言えるように思います。必要なのは英語力でなく、きちんと意思伝達ができることでしょう。
 音声入力、自動翻訳、クラウドコンピューティング、ウエアラブル端末、近い将来これらが結びつき、ヘッドフォンマイクに取り込
まれた日本語を、グーグルがチベットの少数民族の言葉に翻訳し、相手に聞かせるなんてことがごく普通にできるようになるのは
想像の範囲内です。
 もうそうなったら国外旅行のためとか、月に1回やってくるかどうか外国人のお客様のために英会話を勉強する人はいなくなる
でしょうね。
 英語の授業も変わるだろうな。漢文や古典の授業も現代の言葉に言い換えるっていう手間をかけなくなるかもしれない。
 そしてこの時代は思ったよりずっと早く訪れるものと自分は想像します。なぜならもうすでに技術的には開発可能なレベルにあ
ると思われるからです。
 そんなこんなで自分自身はこれからは英語です! 未来永遠に英語が大切ですって言えないような気がする。

                          (2015.06.16)