nano ヘッドをPURENEEMOボディにとりつける



 当工房の1:6 オリジナルヘッドは様々なボディに取り付けられる汎用性がありますが、
基本的にobitsuボディを標準としているため、首ジョイントの形状によっては若干の加工
が必要になります。
 obitsu以外の外代表的な首ジョイントとしては、三角形の形状を持つもので、タカラ、
azone、volks といったところが該当します。
 今回はこのうち、まだ加工したことのない azone の PURENEEMOボディにヘッドをとり
つけてみたいと思います。
(タカラやvolks、momokoボディも方法は同じです)

 pureneemo ボディに手持ちがないので、情報収集も兼
ねて藤沢の azone ファクトリーショップに出かけました。
 ちなみにこちらのお店は土日・祝日はお休みなので注意
が必要です。
 PURENEEMOボディほか、これにあったOFや小物類を
購入しました。
 
 こちらは近くにある「しなとら」というラーメンやさん、美味
しいです。この日は雨の日だったので、大盛りが無料サー
ビスでした。






 こちらが当工房の nano ヘッドの下半分のパーツです。(sayakaやikumiも同様)
ボディ側の首ジョイントに挟み込む形状になっています。





 こちらが取り付けるPURENIEEMOボディの首部分です。三角形のジョイントと首の
間の間隔が狭いので、首側を削って間隔をひろげます。カッターナイフで削り、棒ヤ
スリで仕上げます。

 


 こちらが加工後です。できるだけ切削部分は面をとってなめらかにしたいです。


 


 一方のヘッドパーツの方ですが、差し込み口部分に厚みがあるので、こちらも
棒ヤスリで角をとっておきます。
 ここまでの加工時間は10分程度で、特に難しくはないと思います。




 こちらが取り付けたあとの状態です。

  


 ちょっとだけ首が長い感じがします。そこでボディ側の首部分をもう少し削り、付属する
シリコーンのワッシャーをジョイントの遊び部分に差し込んで遊びを調整しました。




 こちらが完成した状態です。ヘッド以外はすべてazone製です。
 今回使用したのはMサイズボディですが、いつも見慣れているobitsuボディに比べると、
ちょっと子供っぽく、可愛い感じに仕上がりになりました。
 バランスという点ではLサイズボディの方が個人的には良いように思います。

 




 参考までに、こちらがいつも使用しているオビツボディです。
 サイズ的には PURENEEMO Lサイズボディと同等なはずです。

 





 ということで、今回の実験はおしまい。
 せっかくの新しいボディなので、この組み合わせで撮影に出かけてみることにします。