nano 501 回帰 nano (レジンキャストオリジナルヘッド+オビツSBH 27cm 2014) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 2015.07 camera:Panasonic Lumix G3 + GVARIO 12mm-32mm / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio pro 5 + Ichikawa Daisy Collage 10 銅山の町、足尾を訪れてみて思っていた以上のインパクトを受けたのは事実です。 銅山閉鎖後、足尾は廃れてゆく一方という勝手なイメージを持っていましたが、実際にはそこに残って いる人たちの手で町は新しい時間を刻み始めていました。 植林して緑の戻りつつある山、そのなかで朽ち果ててゆく建物。長い時間ここにいたわけではありませ んが、町は混沌としていて、いったいどこにすすんでいるのか、自分にはとても整理できそうにないです。 最初、一連の画像のタイトルとして考えたのが「風化」でした。華やかな繁栄も今は過去のもの、いずれ は人々の心から消え去って行くという意味です。でもそれも結局は原点に「回帰」してゆくまでの一過程に すぎないのかもしれません。 |