8.09 (土) |
5:10 深夜に出航したフェリーはまもなく青森に到着で す。思ったよりも天気が良かったので、正直、 「やっちまった? キャンプできたかも。」 という感じだったのですが、この日良い天気だった のは、実は東北北部だけだったようです。 |
5:50 青森に到着。 青森はうすぐもり。この時間に三内丸山遺跡や県 立美術館はありえないので、そのまま東北道に乗り ました。 函館発のフェリーだと睡眠時間がとれないので眠 いです。 |
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眠い眠い、眠いのは危ない、ということで途中何度 か休憩をとって仮眠しながら南下することになりま す。 途中、八幡平が近づくにつれ、ふたたび空はカキ ーンと晴れ上がります。ならばいったん高速を降り てちょっと遊んでから帰ることにしましょう。 |
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8:10 途中立ち寄った史跡尾去沢鉱山です。 江戸時代につくられた総延長1.7kmの坑道をそのま ま探検できるということですが、まだ時間が早かった ので、外から見学することにしました。 (坑道の見学は1000円) 足尾もそうだけど、鉱山の風景って何か見るものを 威圧するような迫力があります。 |
八幡平を目指します。 八幡平自体は以前に訪れたことはあるのですが、 山頂周辺の散策などはしていなかったので、今回あ らためてというわけです。 |
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10:00 こちらは大沼、八幡平ビジターセンターの前にあり ます。周囲約1.2km、約30分で1周できます。 この季節だと葦などが高く茂っていて、もう少し季 節的には早く訪れた方が良いかなと思いました。 |
空の色が青い。 高原なので割合い涼しいけれど、紫外線はガンガ ンに降り注いでいる感じです。 この4日間で日焼けしました。 |
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10:40 秋田と岩手にまたがる県道は、八幡平アスピーデ ラインといい、絶景のドライブが楽しめます。 ここは標高1560m地点にある大深沢展望所です。 |
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八幡平自体は火山活動によってつくられた場所な ので、あちこちに噴火口あとが見られます。 そしてこの池もその一つ。 今回は立つ寄りませんでしたが、まだ噴煙の上が っている場所もあります。 |
11:30 見返り峠駐車場(410円)に車をとめて、八幡平山頂 のお花畑を目指します。(山頂の標高は1630m) 散策コースとしては沼を1周するコースで、おおむね 1時間半ほど。 |
稜線沿いの登山道のまわりには、乾燥を好む背の 低い植物が多いです。(風が強いので) さて30分ほど登ると、山頂付近の湿地帯にたどり つきます。 八幡平は数千年前の噴火によって山頂付近が吹 き飛び、そのあとに広大な平原ができあがりました。 無数にある池や窪地は、もともと噴火口だったとこ ろです。 |
低い場所には湿原を好む植物が多いのですが、 雪たまりやすい分、咲く時期がほかよりも遅いんだ そうです。 |
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なるほど、ここは山頂で流れ込む川もないから、水は ほとんど冬の間に積もった雪が溶けたものなんだ。 |
20:30 何回か休憩をとりながら那須まで戻ってきました。 こちらはいつもの殻々工房です。 さすがに今日は1パイントのビールからスタート。 今日いただいたものでは、ソースのかかったミート ボールが絶品。それからジョニーウオーカーのダブ ルブラックはいわゆる普通のジョニ黒より1段上の 香りと甘みがあって、自分のお気に入りに加わりま した。 |
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今度はお土産話に花が咲きます。 なんかばたばたと回ったけど、いい思い出には なりそうだね。 4日間よく歩いたね・・・。 礼文島はすごかったね。 天気もここだけは絶対晴れていてほしいと思った とき(だけ)は晴れてたし・・・。 左は最近開発した人形移動用のケース。筒状な のでさっと取り出し、すぐに収納できる。とっても便 利なことを今回の旅でも確認しました。イベントなど で販売できないかを検討中です。 |
空、緑、水があって、それが陽ざしに輝いている 風景を求めるのは、おそらくは人が生きてゆくのに 必要なものがそこにあるからで、根本的には本能的 な行動なのだと思います。 一方で赤茶けた大地や廃墟に威圧感やある種の 恐れを感じるのも同様なことなのでしょう。 そして花が美しいとか、大切にしなくてはとかと思 うのは、そこに生命のつながりを意識するかたらだ と思います。 人形は旅先の風景にアクセントを加えます。 ある風景に人形をおいて撮影したとき、表情を変 えるはずのない人形が嬉しそうにしているように見 えることがあります。 おもしろいです。ぜひ試してみてください。 これが旅人からの提案です。 |
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