お花畑をめぐる旅 3

(八幡平)



2015.08.09
 さてさて予定より1日早めに北海道を発つことになってしまいましたが、
自宅に戻る途中、またやる気を出して八幡平に立ち寄ってきました。
 こちらのお花畑も絶景でした。

8.09
(土)
 
5:10
 深夜に出航したフェリーはまもなく青森に到着で
す。思ったよりも天気が良かったので、正直、
「やっちまった? キャンプできたかも。」
という感じだったのですが、この日良い天気だった
のは、実は東北北部だけだったようです。

     

5:50
 青森に到着。
 青森はうすぐもり。この時間に三内丸山遺跡や県
立美術館はありえないので、そのまま東北道に乗り
ました。
 函館発のフェリーだと睡眠時間がとれないので眠
いです。
 
 眠い眠い、眠いのは危ない、ということで途中何度
か休憩をとって仮眠しながら南下することになりま
す。

 途中、八幡平が近づくにつれ、ふたたび空はカキ
ーンと晴れ上がります。ならばいったん高速を降り
てちょっと遊んでから帰ることにしましょう。



8:10
 途中立ち寄った史跡尾去沢鉱山です。
 江戸時代につくられた総延長1.7kmの坑道をそのま
ま探検できるということですが、まだ時間が早かった
ので、外から見学することにしました。
(坑道の見学は1000円)
 足尾もそうだけど、鉱山の風景って何か見るものを
威圧するような迫力があります。

     



    八幡平を目指します。
 八幡平自体は以前に訪れたことはあるのですが、
山頂周辺の散策などはしていなかったので、今回あ
らためてというわけです。

  
       
10:00
 こちらは大沼、八幡平ビジターセンターの前にあり
ます。周囲約1.2km、約30分で1周できます。
 この季節だと葦などが高く茂っていて、もう少し季
節的には早く訪れた方が良いかなと思いました。

     

     

         *)オリジナルヘッド+オビツSBHボディのオリジナルドール nano です。
           OFは、momokoお買い物大作戦3 で購入しました PastelFlower様の作品です。




 空の色が青い。
 高原なので割合い涼しいけれど、紫外線はガンガ
ンに降り注いでいる感じです。
 この4日間で日焼けしました。
     
10:40
 秋田と岩手にまたがる県道は、八幡平アスピーデ
ラインといい、絶景のドライブが楽しめます。
 ここは標高1560m地点にある大深沢展望所です。

     

     

     



 八幡平自体は火山活動によってつくられた場所な
ので、あちこちに噴火口あとが見られます。
 そしてこの池もその一つ。
 今回は立つ寄りませんでしたが、まだ噴煙の上が
っている場所もあります。
 

     



11:30
 見返り峠駐車場(410円)に車をとめて、八幡平山頂
のお花畑を目指します。(山頂の標高は1630m)
 散策コースとしては沼を1周するコースで、おおむね
1時間半ほど。

     

 稜線沿いの登山道のまわりには、乾燥を好む背の
低い植物が多いです。(風が強いので)

 さて30分ほど登ると、山頂付近の湿地帯にたどり
つきます。
 八幡平は数千年前の噴火によって山頂付近が吹
き飛び、そのあとに広大な平原ができあがりました。
 無数にある池や窪地は、もともと噴火口だったとこ
ろです。

     

     低い場所には湿原を好む植物が多いのですが、
雪たまりやすい分、咲く時期がほかよりも遅いんだ
そうです。
 
       
     

     

     

     

     

 なるほど、ここは山頂で流れ込む川もないから、水は
ほとんど冬の間に積もった雪が溶けたものなんだ。

     

     

     



  20:30
 何回か休憩をとりながら那須まで戻ってきました。

 こちらはいつもの殻々工房です。
 さすがに今日は1パイントのビールからスタート。
今日いただいたものでは、ソースのかかったミート
ボールが絶品。それからジョニーウオーカーのダブ
ルブラックはいわゆる普通のジョニ黒より1段上の
香りと甘みがあって、自分のお気に入りに加わりま
した。
   
   
   

     今度はお土産話に花が咲きます。
 なんかばたばたと回ったけど、いい思い出には
なりそうだね。
 4日間よく歩いたね・・・。
 礼文島はすごかったね。
 天気もここだけは絶対晴れていてほしいと思った
とき(だけ)は晴れてたし・・・。

 左は最近開発した人形移動用のケース。筒状な
のでさっと取り出し、すぐに収納できる。とっても便
利なことを今回の旅でも確認しました。イベントなど
で販売できないかを検討中です。

   空、緑、水があって、それが陽ざしに輝いている
風景を求めるのは、おそらくは人が生きてゆくのに
必要なものがそこにあるからで、根本的には本能的
な行動なのだと思います。
 一方で赤茶けた大地や廃墟に威圧感やある種の
恐れを感じるのも同様なことなのでしょう。
 そして花が美しいとか、大切にしなくてはとかと思
うのは、そこに生命のつながりを意識するかたらだ
と思います。

 人形は旅先の風景にアクセントを加えます。
 ある風景に人形をおいて撮影したとき、表情を変
えるはずのない人形が嬉しそうにしているように見
えることがあります。
 おもしろいです。ぜひ試してみてください。
 これが旅人からの提案です。





2015.08

camera: Lumix G3 + GVARIO 12mm-32mm,M.ZUIKO DIGTAL 45mm & Canon Power shot S100 / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio pro 5 & Digtal Photo Pro. + GIMP2.6 & Ichikawa Daisy Collage 10