立川

(昭和記念公園)



2015.09.21
 夏以降、いろんな場所のガーデン巡りにはまりつつあるのですが、
今回は国営の昭和記念公園を目指して、東京の立川にやってきま
した。

9.21
(月・祝)
 
9:00
 立川は東京多摩地域にある緩やかな丘陵地帯の
街です。ですからちょっと郊外に出ると畑がたくさん
あります。
 でも駅前の雰囲気は、開発のすすむまさに都会。
新宿から電車で30分、JR3線の乗り換え駅なんで
すから。



 昭和記念公園まではJR立川駅から徒歩で15分ほ
ど、でも入り口のゲートから実際のエントランスまで
は更に10分ぐらい。だからあまり歩きたくないという
方には、1つ先のJR西立川で下車することをおすす
めします。(こちらなら目の前がエントランス)
 
 なかはともかく広いです。都内にこんなに広い土地
があったんだなと思います。
 噴水や立体彫刻なんかもあって、ちょっと人形撮影
には良いかも。
       
   

       

       
         *)オリジナルヘッド+オビツSBHボディのオリジナルドール nano です。
           
nono の着ているOFはヤフオクでお世話になりました arisutedyisu0511 様の作品です。



 こちらは面績約5haの水鳥の池。いくつかの島があ
って、自然な環境で水鳥や植物が観察できるように
なっているということです。

     

    この日はオープン早々に入場したのですが、あっと
いう間にアトラクションスペースは家族連れでいっぱ
いになりました。
 ほどなく「水鳥の池」から水鳥は姿を消し、「貸しボ
ートの池」に。
  
       
 こちらがなぜ家族連れに人気があるかというと、ま
ずは入場料がお安く(大人410円)、無料で楽しめる
施設がたくさんあるということだと思います。
 ちなみにプールの一部は無料開放、バーベキュー
ガーデンも無料です。
 そのほかフットサルコートや各種スポーツコート、
ボートやサイクリングなどがありますが、みんな数百
円の範囲内で利用できます。

       
   

    当然ですが、なかにはレストランや売店などもあり
ます。ほかにも自然の材料を使って工作を楽しめる
施設があったりして、施設としての充実度は高いで
す。さすが国営の公園・・・。




 でも自分たちにはある意味どうでもよいことかも。
このあとは人形撮影に向いている撮影場所をご紹
介します。
  

      

    こちらは「こどもの森」の入り口にある「ワクワク
広場」。いちめんの幾何学模様のなかに様々なレ
リーフが埋め込まれていて目を奪われます。
  

     

      

     

    さりげない飾りや、大きな月の造形物、ガウディ風
の休憩施設など、誰が設計し作り上げたのかは知
りませんが、本当によくできていて楽しめます。
  

      

      

      

   この公園のウリは、自然の中で遊んだり体験でき
たりすることですが、自分には作者名もない造形物
の方に目がいってしまいました。
(自然な公園としては、きれいに整備されすぎてい
たり、柵や歩道などの人工の造形物が大きすぎる)
  

      

      

      

 公園の北の方は比較的静かなエリア。丘の上の
雑木林は本当の意味での自然観察ができます。
       
   

      

      

 公園の北には昔の農家とその周辺の田畑を再現
した一角があります。
 ここもDOLL撮影に向いている場所ですが、今日
はちょっと人が多すぎかも。
 

      

      

 ハス畑が大きい。もう花はないですが立派な実が
なっています。
 

      

      

 広大な花畑。
 一面にコスモスが咲いています。まだ三分咲きとい
ったところですが、見応えがあります。

      

      

      

      

 こちらは贅沢なつくりの日本庭園。
 ゆうにグラウンド1つぶんぐらいの大きさの池を中心
につくられています。

      

 日本庭園内にある盆栽苑。
 もちろん大きな盆栽の見応えは充分なのですが、
極小ともいえる盆栽の完成度に注目でした。
(画像下の2つ)
 また盆栽の製作過程についての解説もあります。
 
       
     
       
     

12:45
 あー疲れた。
 こちらの公園は園内を一周するだけで3時間はゆうに
かかりますね。
 

      



   帰りは西立川から散策がてら立川まで歩くことにし
ました。

 途中、信濃屋というせんべい屋さんに入りました。
 手焼きせんべいを何種類もつくっているようです。
あとで調べたら操業40年の老舗、地元の有名店ら
しいです。
 食べてみたら、とっても軽い。さくさくって感じで何
枚でもいけちゃいそうです。
 
       
   

 ほかにも提灯屋さん (残念ながら今日は休み!)
とか、ちょっとおしゃれなお店なんかがあって、散策も
楽しいです。
 
       
     

 お腹が空いたのでお昼にします。
 何軒か中華料理屋さんが並んでいたので、もしか
したら、一帯の中華のレベル高いかなと思い、四つ
角飯店というお店に入ってみました。
 こちらも1927年創業の老舗店。イチオシはやはり
麺類のようです。けっこうなボリュームで満足。
       
     

   途中で立ち寄ったお店でいただいたパンフレットに
は「アニメの街 立川」の案内図がありました。
 とある・・・シリーズを代表として、様々なアニメーシ
ョンで立川の風景が取り上げられているんだそうで
す。自分たちは知りませんでしたが、立川はアニメの
聖地になりつつあるのかな。
 最近ではどこでも外国人が増えてきているけど、こ
こ立川も例外ではありません。先ほど日本庭園を歩
いていたとき、外国人が本当に多いなって思ってい
たけど、なるほどここ立川を訪れる外国人が多いの
にはこういう理由もあったのね。

 北海道をまわったときにも思ったことだけど、
良く
も悪くもこれからの観光は外国人を意識したものに
なってゆくんだろうな。
北海道で有名な観光スポットに行ったら、周りから
聞こえてくるのは中国語だけ、なんてこともありまし
た。)
 ただその流れに乗っかってゆくことのデメリットも
あるんじゃないかと最近思ったりもします。


      



2015.09

camera: Lumix G3 + GVARIO 12mm-32mm,M.ZUIKO DIGTAL 45mm / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio pro 5 + GIMP2.6 & Ichikawa Daisy Collage 10