10.10 (土) |
12:30 JR蒲原駅です。まずはこちらで情報収集します。 といっても、このあたりは観光地という訳でもないの で、ここには特別なマップなどは用意されていませ んでした。 たまたま駅前にハイキングコースの案内看板があ ったので、こちらで今回の散策経路を説明します。 ピンクの点線で強調したのが、いわゆる旧東海道 の町並みの残る地域。ですからどちらかというと、 蒲原駅でなく、新蒲原駅から行動を開始した方が良 かったですね。 ちなみにAは食事した場所、その後Pに車を停め て散策。Bは最後に立ち寄ったさくら吊り橋です。 |
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もうお昼過ぎなので、まずは昼食です。 こちらは蒲原駅前の食堂「蒲原館」です。麺類中心 のメニューです。けっこう人気のあるお店で、列がで きていました。 真面目でオーソドックスな、裏切られることのない 味です。 |
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旧市街にやってきました。車がほとんど通らず、 とても静かです。 |
若宮神社です。ふつうにお参りしたあと裏側に行 ってみると、斜度45°ぐらいの急な階段が更に続 いていました。 |
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2269-3201-5660 | |||
> 上にも社がありそうなので登ります。 けっこう厳しい登りです、筋肉痛になりそうです。 上の方の社は大きくはないけど彫刻がすごかっ たです。けっこう歴史ある神社なのかな。 |
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通りに戻って散策を続けます。休日の昼間だけど、 人の通りは少ないです。 下の古民家も歴史的建造物のようです。波打った レトロな窓ガラス、そして何より雨戸を収納するとこ ろがケヤキ?の一枚板になっているのが、さりげに すごいかも。 |
公民館の片側の壁がなぜか赤煉瓦でできている。 なんかここだけ洋風で不思議な感じ。 |
蒲原は旧東海道の宿場町、そしてここはその 本陣跡、塀にその名残があります。建物は大正 時代に立て替えられたものらしいですが、なか なか立派です。 |
こちらは旅籠の面影の残る家で、休憩所になっ ています。 またこちらの二階に上がることもできて、つるし 雛や昔の家具なんかが展示されています。 |
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向かいの本陣跡がよく見えます。 昔の旅人もこうやってあたりを眺めていたんだろ うなあ。 ここからの眺めはとても良いです。昔の風景が そのまま残っている感じです。 |
こちらは五十嵐商店、手作りパンのお店です。 売っているのはあんパンとかコロネとか、そう いったお菓子パンが中心です。 懐かしいを通り越して、本当にレトロな味がしま す。もしかしたら昭和30年代の味を再現している のかと思うぐらいです。 |
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普通に暮らすにしても、このあたりは駅から徒歩 圏内だし、利便性も高くていいかもしれないなんて 思ったりします。 |
安藤広重の描いた「夜の雪」記念碑です。この画 は広重が幕府の朝廷への献上使節団に加わった 際に、この地で描いたものらしいです。 |
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蔵がごく自然にあたりまえのように残っています。 |
ふとんやさんの店先。 開けひろげられた玄関には誰もおらず、ネコがた だ一匹。でもこのネコ眠ってません。寝たふりして あたりを警戒してます。 でも平和です。 |
黒壁の印象的な旧家。 とてもおしゃれな感じです。 |
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山裾に寺社がいくつもあるのですが、ここは大きい。 |
八坂神社。 ここから御殿山広場やさくらつりばしに登ることが できるのですが、徒歩15分。 さっきの登りで疲れたのであとで車で行くことにし ました。 |
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こちらは旧五十嵐歯科医院(国登録有形文化財) 大正時代のモダンな建築です。 |
下は2Fの診療室です。通りに面していて眺めが よいです。 でも自分ならここは診察室でなく、リビングとして 使いたいなあ。 この家いいなあ、住んでみたいなあ。 |
ちなみにここでは特別展を行うこともあるようです。 今回も別室で蒲原古代塗の展示会をやってました。 (入場無料) |
こちらは志田邸、味噌や醤油を醸造していたという ことです。 |
車で先ほどのさくら吊り橋へ。 結果としては、下から登るのと同じぐらい時間が かかったので、さっきの神社から登っていったほう が簡単でした。 名前の通り、その季節になれば、山一面が桜で 覆われるようです。 蒲原の町が一望できます。 |
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蒲原は散策していてとても良い気分になれる場所 です。観光で売るなら、もっとPRした方が良いに違 いありませんが、自分としてはこのままで良いと思 います。 訪れた人は、きっと誰もがこの雰囲気をそのまま 残しておいてほしいと思うに違いありません。 |