DWL2015

　数少ない創作系ドールイベント、ドールワールドリミテッドにディーラーとして参加しました。
都立貿易センター浅草館での開催は今回が初めてです。

12.06 (日)	8:45 　さて今日はドールワールドリミテッドの当日です。　地下鉄を降りたらスカイツリーが見えました。浅草を感じさせる風景の一つですね。　今回は周辺の駐車場が少なくて高いということなので、経費節減も兼ねて電車の乗り継ぎでやってきました。　荷物はできるだけコンパクトにまとめたつもりですが、それでもこれだけの量になってしまいました。　重いです。



	9:00 　今回の会場は東京都立産業貿易センター浅草館です。　これまでドールイベントといえば、関東では浜松町館だったのですが、老朽化による取り壊しが決まり、イベント会場も、ここ浅草館のほかに、幕張メッセ、ビッグサイト、サンシャインなどに分散化されることになりました。　さて最終的にはどこに落ち着いてゆくんでしょうか？

　荷物は持ち込みということで、いつものような大きなパネ
ルの背景というわけにもゆかず、背景は布を用いたものに
なりました。
　黒とグレーの布の下には点滅するLEDが仕組んであり、
夜空を表現したともりです。

　２時間かけてこんな感じにまとまりました。

　ここでおことわりなのですが、今回の画像は今ひとつ鮮
明さがありません。
　こちらの会場の照明と壁の色、そして持ち歩き用のカメ
ラを最近canonのG７Xに変えたばかりで、勝手が分から
ない・・・というのが言い訳です。

	1/6サイズの創作人形は久しぶりに5体持ち込みました。　今回の出展にあわせて、フェイスのメイクをひととおり見直しています。　お洋服は例によって JET RUNNER；D製です。下段の eri が着ているもの以外は、星空のイメージに合わせて、みけ様に製作していただきました。　ボディラインの生きるデザインと、アクセサリーを含トータルな完成度の高さに注目です。　今日のイベントでsakiちゃんはお嫁に行くことになりました。さようなら、いつまでも元気でね。



	1/6はｎａｎｏとsayaka をまとめて14体持ち込みました。　お洋服は、ヤフオクでお世話になりましたarisutedyisu 0511様につくっていただきました。　黒系の生地だけで変化をもたせるのは、さぞ大変なんだろうなと思っていたのですが、ところどころに星のモチーフをあしらった、こんなに素敵な作品をつくっていただきました。



				星座、冬の星空、ミルキーウエイ・・・なんてものをイメージしてレイアウトの予行をしていたら、なんか全部が黒っぽくてお通夜みたい。　ということで急きょアクセントになるようなDOLLを少々追加しました。


	今回の出品物の大きな画像はこちらにあります。　　page525 11:30 　先行入場開始。そして開始時刻の12:00を待つことなく、なんとなくそのまま始まっていました。　１フロアのみのイベントなので、けっこうゆったり、まったりで平和です。でも昨年より来場者の数は多いかもしれません。　こちらのイベントの特徴なのですが、来場者の９割ぐらいは女性で、しかもご年輩の方が多いです。　ちなみに自分のブースは中央通路の真ん中付近、良い場所で、ちょっとプレッシャーかかるな。

　ありがたいことに自分ブースにもお客様が何人か
来てくださいました。
　このイベントは規模こそ小さいですが、それなりに
創作人形のことをご存じの方も多く、なかなか専門的
なご質問も受けたりもします。
　気づいたら名刺とプレゼント用のポストカードも品切
れになりそう。やっぱりこのイベントは他とは違う。

	ちょっと落ち着いたところであたりを巡回。　こちらのイベントは創作系ということですが、なかでもビスクドール関連がいちばん多いです。　こちらは極小のビスクドールをつくっておられます。　100円玉に2体が余裕で乗っかってます。　ルーペで拡大するとベンチの３人の子供は笑ってます。　ひえー、これは敵いません。＜雛罌粟人形堂＞ http://www.milon-m.com/

	こちらもイベントなどでよくご一緒させていただく蔓薔薇人形館様。　こちらも3cmぐらいの大きさで、エプロンしていて、靴下履いていて、しかも安心してください、素敵なデザインのケースに入ってます・・・。という感じです。＜†蔓薔薇人形館†＞ http://atelier.rosendolls.com/

	こちらはモデリングキャストでつくられたDOLL。赤い目って使うのに勇気が必要なんだけど、このドール２体の組み合わせなら、これしかないって感じですね。　アクセサリーを含めたトータルな完成度の高さが良いですね。＜ｓｅｃｏｎｄａｒｙ＞ http://secondary-sss.wix.com/secondary

	いちばん好きなビスクドールを一つと言われたら、今回はこちらを選びます。　現代的な美しいビスクドールなのですが、30cmに満たない大きさで、細かな造形がきちんとしていて、しかもメイクと肌の透明感がとても美しい。＜田崎準子ビスクドール＞ https://mizorogaikenojunsai.stores.jp/

	こちらのショットは本当に胸キュンしますね。　初めてSDを見たときと同じ感覚です。次回、お会いできた際にはお買いあげしちゃいそうです。

	ドールワールドリミテッドと並行して、同じフロアで、ネイチャーアニマルワンダーランドというイベントが開催されていました。　名前の通り動物系創作物の展示販売イベントです。　こちらの方にも見学に行ったのですが、いますいます可愛いものがたくさん。　フエルトで動物づくりが流行っているのかな？　犬もネコも可愛い。　お人形用のペットにいいかな。＜アトリエ☆蓮＞ http://ameblo.jp/nyann

	。

	17:00 　イベント終了です。　終了１時間前になると撤収の始まるイベントが多いなか、こちらのイベントではほとんどのブースがぎりぎりまで営業しています。スタッフの皆さんもとても一生懸命で本当にありがたいです。　この2年間、いろいろなイベントに出展させていただいたし、それ以前からフィギュア系のイベントを含めていろいろなものを拝見させていただきました。　それでこれは残念なことなんだけど、オリジナリティーのある創作物、それも流行は流行だけど自分はコレが好き、みたいなものがどんどん減ってきているように思います。　ドール本体やフィギュアに関して言えば、熱意はあるけど売れないものが淘汰された結果が今の状況。　一般のドールイベントからは創作系ドールがほとんど消えてしまいました。このドールワールドリミテッドでさえ、本格的な創作人形の出展が減ってきているようｊに感じます。　多くのイベントで会場が民間施設に移り、出展料がこれまでの２倍になると本当に厳しいです。出展をちゅうちょするディーラーさんも増えると思います。　自分の場合も全く出展しなくなるつもりはないのですが、イベント自体は年に2～3回程度に限定して、ネット上の活動に軸を移すことも考えています。

	こと創作人形についていえば、その未来は必ずしも明るいとは言い切れないし、マーケットもとっても小さいままです。　でも自分は応援して下さる方がおられる限り、しぶとく続けるよ！　全然、話は違うけど、帰り道に神谷バーの前を通りました。　電車の指定券があったので入らなかったけど、次にもしここにきたら、デンキブランを絶対に飲んでやると、こちらも心に決めました。

2015.12
camera:Canon Powershot G7X / graphic tool: Digital Photo Pro. ＋ Ichikawa Daisy Collage 10