eye4工房番外編

Nゲージの収納ケースつくりました。



2016.08.25
 ラッピング電車を中心にコレクションを続けていたのですが、いつの間にかもう小さなディスプレイ
ケースに入らないほどの数になってしまいました。
 ところが大きなディスプレイケースは1万円以上もするし、ブックタイプのケースも思ったより高い。
そこで近所の100均で買えるような材料で、車両収納ケースをつくってしまおうと思い立ちました。

 そして目にとまったのが下の商品、A4の書類収納ケースで厚さが27mmあります。
 Nゲージは幅が最も大きいもので24mm、通常は20mmちょっとなので、衝撃吸収材を入れるとちょ
うど良い具合に収まりそうです。


 もう一つは厚さ2mmのスチレンボード、少し柔軟性があって衝撃吸収効果もありそうです。しかも45cm
×30cmのサイズが5枚で108円ととてもお安い。


1 書類収納ケースをスチレンボードにぎゅっと押しつけ
 ます。
2 ケースの跡がスチレンボードにつくので、これを目印
 にカッターで切り取ります。
  3 サンドペーパーで形を整えながら、ケースぴったりの
 大きさにします。


 このままでは横にして置くだけになってしまうので、仕切をつくります。今度は大きめの
スチレンボードを使います。45cm×84cm、厚さ5mmです。
 最近はこんな素材まで100均で売ってるんだね。


4 幅24mm、長さ31.3mm(ケース幅)に切りそろえて
 ゆきます。
5 必要枚数(今回は6枚)を切り出したら、サンドペー
 パーで切断面を整えます(幅は23mmぐらいに減る)。
  *) 実はこのケース、側面が平らではありません。

6 この側面の形状にあわせてカッターで削り、サンド
 ペーパーで形を整えます。
7 これを接着剤で、1つ1つ幅39mmの等間隔に貼り
 付けてゆきます。
 
 



とりあえず完成。


このままでも使えますが、反対側の側面にも衝撃吸収剤がほしいところです。

*) 1.5mm厚のスポンジシートがありました。
  (5枚組)
8 これを反対側の側面に両面テープで貼り
 付けます。
 
 



 早速、Nゲージをつめてみました。収納力は抜群、通常車両で12両、ちょっと小さめなら
18両が収められます。
 ただ素材が決して頑丈なものではないので、重量のある車両をたくさん収める場合には
縦置きでなく、平置きにしたほうが良いかもしれません。

 

 使用し始めて1週間ですが、今のところ問題はありません。
 ともかくこのケースの最大の特徴は安いこと。材料は1つつくるだけだと4×@108円ですが、
5枚組という材料もあるので数をつくればお安くなります。今回自分は同時に4つつくったので、
計算上は1つあたり200円を切ります!






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