8.20 (土) |
5:50 4年前の夏、月山から鳥海山までを旅しましたが、 今回はその続きになります。 ところが出発予定日に近づいてきたら、なぜかその タイミング台風が3つも発生。こんな状況では宿に予 約を入れるのもためらわれます。 それでも前々日の予報では、新潟から秋田にかけ てだけは晴れの予報に変わったので、それを信じて 出発しました。 那須の家を出て1時間ほど、福島県内はまだしっか りと雨が降っています。 |
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6:40 東北自動車道、国見SAで朝食。宮城県まであと200 mだそうです。 釜飯が美味しい! 本格的に炊きあげてあって感動 モノです。 |
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今回の旅は山形自動車道でまずは酒田まで行き、 そこから象潟と鳥海山麓の北側をまわります。 (4年前に鳥海山の南側までは見学している) → 山形編 翌日は羽後本荘から由利高原鉄道に乗って矢島 間を往復、もしも余裕があれば秋田まで行ってみよ うかと思っています。 天気さえ良ければ鳥海山に登るという選択肢もあ るのですが、台風の影響もあるので厳しいかな・・・。 |
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9:45 道の駅「鳥海」で休憩。 晴れてきたのは良いけれど、車を降りたら海岸線とい うこともあって、暑いのなんの・・・。9:00の時点で気温が 30℃越えてます。 これは台風の影響で東風が吹き、日本海側では典型 的なフェーン現象が起こっている証拠。 この時点で鳥海山に登るという選択肢は完全に消え ました。登山道の途中のお花畑や湖は、とても綺麗な んだそうですが、この暑さではちょっときつい。 |
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この道の駅は海産物をウリにしているらしく、その場 で食べられる海産物がいっぱい。 名物のイワガキをむいてもらい、銀カレイの焼き物と いっしょにいただきました。イワガキはもちろん、この カレイがほくほくで実に美味しい! とても贅沢なおやつでした。 |
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あと駅前には松尾芭蕉の文学碑もありました。 東北地方の名所という名所には、必ず松尾芭蕉の 足跡が残っているのですが、この芭蕉がこの地を訪 れた最大の目的は、ここ象潟の九十九島、八十八浦 の絶景だったに違いありません。 「きさかたの雨や西施かねぶの花・・・」 と碑にも刻まれています。 |
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情報収集と休憩を兼ねて駅前の喫茶店で休憩です。 ともかく暑い、暑いので頻繁に休憩が入ります。 フェーン現象にはかないません、でもそのおかげで 晴れているんだけど。 |
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12:10 九十九島のなかにある蚶満寺、建てられたのは853 年のこと。(拝観料300円) |
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12:50 ちょっと歩いてお腹が空いたのでお昼にします。暑 くってたえられないので、お昼は冷やし中華が食べた い! で、迷うことなくこのお店に入りました。 キムチの入った冷たいラーメンとつけ麺をオーダー したのですが、こんなところで、といっては失礼かもし れませんが、こんなに美味しいラーメンは久しぶり。 (いつになるか分からないけど) また来ます! |
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14:25 矢島花立牧場公園。ちょっとだけ休憩し、アイスと水 分を補給。ここにはキャンプ場やコテージなどの施設 も整っているみたいです。 |
この日は屋外コンサートなんかが催されているよう でしたが、自分たちの場合、どうしてもあと1ヶ所行き たいところがあるので先を急ぎます。 |
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買った鳥海山の水美味しいです。 自然水ということなので、鳥海山に降った雪解け水が 天然のフィルターで濾過されたものってことかな。 |
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17:00 宿に向かう前に1ヶ所だけ寄り道。 こちらは仁賀保駅のすぐそばにある飛良泉本舗です。 1487年創業、現存する酒蔵としては日本で3番目に古い 由緒ある蔵です。 |
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あいにく休業日だったので、見学等はできませんでし たが、幸い近くの酒屋さんで、その限定品を入手するこ とができました。 硬水の仕込み水を用いた山廃づくり、酸味の強い独特 のお酒でした。 |
17:50 本当は羽後本庄の駅近くに泊まりたかったのです が、さすがにこの時期の土曜日に予約がとれるわけ もなく、お隣、西目駅前の旅館に宿泊となりました。 (素泊まり1泊3000円はありがたい) ただ問題は近くにコンビニが1軒あるだけで、他に は何もないことです。 |
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赤く染まるマックスバリュー・・・。 車で5分ほど走ったところにありました。このモール で全てがそろいました。 この日、なんか適当に食べて飲んでテレビ見てたら、 疲れていたようで、すぐに寝ちゃいました。 |
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8.21 (日) |
5:50 翌日、西目駅周辺をお散歩。今日も晴れみたいです。 おかげで暑い日になりそうです。 |
6:40 車で由利本庄の市街地に移動しました。 こちらは本荘城址(本荘公園)、もともとは最上氏の 居城だったところです。 |
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7:40 城から歩いて羽後本荘駅へ。 今日はここから由利高原鉄道に乗って、矢島という 地区に行ってみます。 由利高原鉄道はもともと国鉄矢島線でしたが、現在 は第3セクターで運営されています。 ラッピング電車が有名で、これまでにゆりてつ、釣り キチ三平、宇宙戦艦ヤマト、最近では池田修三など がそのテーマに選ばれています。 |
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こちらは羽後本荘と矢島間のフリー乗車券綿です。 (1100円) |
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乗るのは通常列車、池田修三のラッピング車両は 定期点検中みたいです。 矢島までは40分の旅になります。乗客は自分たち を含めて5~6人といったところ。営業的にはやはり 厳しいんでしょうね。 |
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8:07 前郷駅ではタブレット交換が行われます。 タブレット交換をする駅は、日本で4つだけが残って いるようですが、そのうちの一つがここ。 |
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▲ タブレット交換 前沢駅到着のシーンです。駅員がタブレットを持って待ってます。 |
8:25 矢島駅に到着です。 いろいろな方が訪れているようで、色紙がたくさん飾っ てあります。由利高原鉄道の本社もここにあります。 |
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9:10 龍源寺です。茅葺き屋根の茅の厚さが1mぐらい あってすごい。 (国の登録有形文化財) |
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9:45 戻ってきたら矢島駅の売店が開店してました。 こちらのまつこさんのお店はけっこう有名みたい。 |
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Nゲージの車両販売はなかったです。限定品があっ たら絶対に買うのにな・・・。 がっかりしてたら、ピンバッジを連れが買ってくれま した。 |
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アテンダントは由利高原鉄道沿線の情報や様々な 逸話を教えてくれます。 こちらは旧鮎川小学校。(国の登録有形文化財) 今は様々なイベントで利用されているそうです。 ここで結婚式をあげたカップルがいるそうで、そのとき 由利高原鉄道では「 結 婚 お め で と う 」とい う文字を窓に貼り付け、列車を走らせたそうです。 |
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羽後本荘に戻ってきました。 市内の中心にひときわ目立つ現代建築があります。 こちらは文化交流館カダーレといって、中には物産館 のほか、図書館や文化ホールなどの施設もあります。 |
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たまたまここの物産館で「雪の茅舎」(斎彌酒造店)が あったので購入しました。 さらりとした純米吟醸でバランスが取れています。 飲みやすく・・・、飲みあきしない・・・。つまり飲み過ぎて しまいそうな美味しいお酒です。 |
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12:10 お昼にします。今日は比内鳥、と思っていたので、 「とり*:とん」という看板に惹かれ、これだ!と思って この店に入りました。 でも勘違いでした。こちらは広東麺をイチオシにする ラーメン屋さんでした。(おいしかったけど) |
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13:50 まずは資料収集のために秋田県立博物館へ。 (入館無料) 博物館なので、秋田県内で発掘された古生物や 昔の人々の暮らしと歴史の展示があります。 ここの古生物の化石の展示はけっこうすごいね。 |
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17:00 今晩お世話になるアーバンホテル秋田。 (2人で6800円!) 荷物をおいてあたりを散策します。 |
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17:30 ぐるぐる回って、結局こちらのお店に入ることにしま した。 ガイドでも紹介されているお店で、秋田の郷土料理 なら何でも食べられるみたいです。 |
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比内鳥、いぶりがっこ、はたはた・・・、頼みすぎ! でもこのお店美味しい。 |
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8.22 (月) |
5:15 翌朝は城下の雰囲気の残る地区から久保田城まで お散歩しました。 下は旧金子家住宅。この保戸野通町あたりは、なか なかにレトロです。 |
久保田城、佐竹氏20万石の居城です。 石垣も天守閣もなかったというのが、この城の 特徴。質素、倹約ということなのかな。 |
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ちなみに天守や御殿はないものの、隅櫓(武器庫) は一般公開されていて、なかは資料室と展望台が になってます。 (入館100円、もちろん時間外なので自分たちは入っ ていないです。) |
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