逗子から葉山




2017.09.24
  今回もお散歩旅です。少し涼しくなってきて、ようやく海岸線も気持ちよく歩ける季節になってきました。
今回は逗子から葉山の長者ヶ崎まで、距離にして8kmぐらいのお散歩旅です。
 まずはスタート地点のJR逗子駅まで始発で向かいます。



09.24(日)
6:20
 移動途中のJR藤沢駅のホーム。何か変わった売店があるなと思ったら、ホンモノの電車を改装したものでした。
ちゃんと車両番号なんかも残ってます。こういうのっていいね。

 



7:00
 早朝のJR逗子駅に到着です。駅構内にあるお蕎麦屋さんで朝食。さあ歩くぞ!

 

 逗子ってあまり来たことがなかったのですが、なかなかおしゃれで良さげなお店がありますね。まだ朝早いのでまだ開店している
お店はないけれど、帰りに寄ってみることにしましょう。
 



 駅前通りの外れにはタイや台湾料理のお店がならびます。
 うーん、このあたりの何か得体の知れない雰囲気がいいなあ。







7:45
 逗子駅前から海岸に出てくると、正面に葉山の港が見えてきます。



 こちらはずっと昔からあるちょっと有名なレストラン、ラ・マーレ。魚介を使った創作フレンチのお店です。
 港に浮かぶように建てられていて素敵なたたずまい。葉山港のランドマークです。

 その裏側は港なのですが、朝市が開かれていました。

 

 この朝市は、公式には毎週日曜日の朝8:30~10:30に開催されているということですが、自分たちの行った7:45ぐらいには
もうたくさんの方々がお買い物をしていました。
 売っているのものは新鮮な魚貝やスイーツ、その他の名産品といった感じです。こぢんまりとした朝市ですがとても賑わって
いて人気のある商品はすぐに売り切れちゃうみたいです。お目当てのものがあれば1時間前に行った方がよさそうです。
 一方でまだ営業してないブースなのに、その前に長い列のできているお店もあって、何なのかな?と思ったのですが、あとで
調べたら、ラ・マーレのケーキの切り落とし(1袋100円)と3種類のタルト(1ホール1000円)の販売を待っている列だったようです。
(こちらはちゃんと8:30から営業)
 自分たちは朝食後のデザートとしてプリンをいただきました。とっても濃厚でおいしかったです。


nano (オリジナルヘッド+オビツSBHボディ 27cm 2014 )



8:00
 葉山マリーナ。数百隻はあるんでしょうか? これだけたくさんのヨットやクルーザーが並んでいるとまさに壮観。

 



 せっかくなんで、ここからは県道を外れて海岸線を歩いてみることにしました。





 この景観を見たくてここに住んでいる人は多いだろうな・・・。
 岩場と砂浜が交互にあらわれて変化のある海岸線、晴れていれば江ノ島や、遠く富士山が見えることもあるそうです。
またこのあたりは夕日鑑賞のスポットとしても有名です。





 なんかこのあたりで連れとはぐれてしまいました。
 こういうときに限ってスマホ、ケータイは持ってきていないので連絡も取れない・・・。
 まあ、一本道だし行き先ははっきりしてるから、どこかで会えるでしょう。



 葉山は様々あるマリンスポーツの盛んなところ。この日も大学生のヨットレースがあるようです。





8:40
 置きに突き出すように建っているのが葉山の総鎮守、森戸神社です。開運厄除、安産、恋愛成就などに御利益があるそうです。

 

 天下を手中にした頼朝公が、信仰する三嶋明神から分霊し、この地に神社を創建したのが1180年ということですから、とても長い歴史
があります。





 神社の裏側には磯遊びのできる場所があります。
 ここから沖に向かって点々と岩場が続き、1kmほど離れたところに鳥居や小さな灯台があったりします。



9:30
 ちょっと眺望の良い山(大峰山 標高148m)があるらしいので登ってみました。
 軽い気持ちで登り始めたけど、小さい割に傾斜が急できつい・・・。20分後、さっきまでいた森戸神社が見えた!





10:00
 山から下りてきたら真っ白でキュートな郵便局がありました。郵便局にしては可愛すぎる! ちなみに調べてみたら3Fは賃貸物件だそうで、
普通に住むもよし、お店を開いてもよしということでした。

 

 葉山御用邸の前を通過するとゴールの長者ヶ崎はもうすぐ!



10:20
 長者ヶ崎に到着。夏は海水浴場として賑わうところです。
 とてもダイナミックな景観で、岬の先端まで行きたいところですが、道はつながっていないので泳ぐしかなさそうです。







 さて帰るか・・・。と思ったら連れと合流。途中の和菓子屋さんでおまんじゅうを買ったというので、再びの休憩。





 沖でたくさんのヨットが疾走しています。きっとさっき準備していた学生のレースが始まったんだろうね。
 レースをしている方は必死なんだろうけど、それを眺めている自分たちには夏の終わりののどかな1コマ。江ノ島を背景にした
風をはらんだたくさんのヨットの風景が心穏やかにしてくれます。



11:15
 城ヶ崎前の県道は10分間隔ぐらいでバスが運行していて、自分たちはこのバスで逗子まで戻ってきました。

 



 朝、撮影させていただいたタイ料理のお店でランチにします。セットはいろんなものが入っていてボリュームがあります。
味は薄めで、ココナッツのオイルを使っているみたい。それが特徴なんだけど、もしかしたらそれが好みでない方もいるかも
しれません。

 

 食後は逗子の町中をショッピング。

 

 なんか懐かしい感じのお店が多いね。
 駅裏には近隣のお野菜を売っているお店があったので買って帰りました。駅前の立ち飲みやさんはもうお昼からがんがん営業してます。

 

 鎌倉から逗子・葉山って観光地のイメージが強いけど、独特の田舎臭さ(良い意味で)があります。
よく見かける大規模な郊外型の店舗も少なく、お買い物は昔ながらの近隣の商店街でっていう感じなのかもしれません。
 おしゃれな感覚と昭和の時代がミックスして、のんびりと生活するにはけっこう良い場所なんだろうと思います。




2017.10
camera:Panasonic LUMIX GX8 + M.ZUIKO DIGITAL 12mm-50mm / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio pro 7 + GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10



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