大洗
2017.12.30
昨年末、お正月の食材を買いに大洗に行ってきました。もちろん海産物ならほかの港町でも買えるのですが、何といってもここは
ガルパンの聖地、町のなかはガルパン一色でした。しかしここまですごいとは・・・。
12.30(土)
7:50
とっても寒いですが、今日は久々に早朝行動です。年末もいいところなので、渋滞を避けて早めの到着です。

こちらは鹿島臨海鉄道の大洗駅です。コンパクトな駅舎の正面には記念撮影用のパネル、もちろんガルパンのキャラクターです。
(この駅が最初に登場したのは1シーズン第6話)

駅には観光案内所があるのですが、まだ営業前の時間帯でした。
ですが幸いなことに鹿島臨海鉄道のショップの方は開いていたので、こちらで駐車場の情報などをお聞きしました。おそらくここだけでしか
手に入らないものなんだろうと思ってガルパンの缶バッジなどを買ってみました。

駅前にはラッピングバスが待機。ちなみに鹿島臨海鉄道というとガルパンのラッピング電車を走らせているはずですが、今回は残念ながらご縁は
ありませんでした。
ちなみにレンタサイクルが1日500円ということなので、海岸の平地でもあるし、利用するのも選択肢の一つかと思います。
8:20
大洗港に到着です。今回はこちらを起点に散策を開始です。

こちらの漁港に併設して魚介類を購入できる市場や食堂などがあります。予定では先に町中の散策をして、最後にこちらに戻ってお買い物を
するつもりです。
今回は手元に観光マップなどないので、あとは gogleマップ だけが頼りです。

こちらは大洗岬の灯台。

sayaka ( オリジナルヘッド+オビツSBHボディ 27cm 2015 )
10:10
大洗磯前神社は浜からもよく見えるこの大きな鳥居が目印です。道路をまたいで高さは15mもあるそうです。
思わず見上げてしまいます。まあ戦車がこの下を通れるぐらいですから・・・。
鳥居からすると、もしかして大洗磯前神社って、ものすごく大きくて堂々とした神社かなって思わせますが、山を少し登ったところにある社殿
と山門はむしろむしろ地味なぐらいのたたずまいでした。

こちらの建立は856年、社殿は戦国時代の兵乱でいったん焼失しますが、江戸時代に入って、水戸藩主徳川光圀公らによって再建されます。
山門や社殿の木彫が見事です。規模こそ小さいけれど、日光東照宮と同じく、江戸時代初期の代表的な様式で立てられているそうです。

この鳥居は東向きに建てられていて、元日には正面から初日が上ってくるそうです。初日の出の名所ですね。

あとこちらの神社も前の震災で大きな被害を受けており、現在もその修復作業が続けられているということでした。
お正月を迎える準備も整っているようで、社殿の脇にこんな大きな絵馬がありました。

両脇にたくさん奉納された絵馬には、ガルパンファンの言葉やイラストがいっぱいです。

こちらの神社でお守りをお譲りいただきました。ちなみにガルパン関連のお守りとかはありませんのであしからず。
(欲しいと思う人は多いでしょうが、安易に迎合しない神社の姿勢も考えとして正しいと思います)
9:15
このあと戦車が走り回った町中をお散歩します。


町内のお店の前にはガルパンのキャラが立ってます。ガルパン関連のポスターや色紙なんかもたくさんあります。ほんと、ガルパン
一色だね。

なかにはこんな感じで戦車などを製作されている方もいます。すごいね。

でも基本は静かで古風な港町です。とても戦車なんか走るような雰囲気はないです。この落差がいいのかな。

もちろんこのほかにもアニメで見た風景をあちこちで見ることができます。
画像には写っていませんが(写さないようにしている)、実際にはこの風景を求めてたくさんのガルパンファンがここを訪れていました。


「ありがとう、ガルパン!」という幟が掲げられていたりするけど、実際、ガルパンがなければここはごく普通の港町だったろうし、
前の震災で失ったものも小さくはないはずです。
そういう意味ではガルパンが町を元気づけたというのは間違いじゃないと思います。

ここは30年以上前に廃業してしまった酒蔵のようですね。
何ていうんだろ・・・、光と影のコントラストを強く感じる町ですね。
10:10
町を一周して駅に戻ってきました。開いた観光案内所を訪ねてみますが、どうやらだいたい見るべきものは見たということを確認しました。

ここから海岸エリアに向かいます。
駅前から太くてまっすぐな道路が伸びていて、この先にマリンタワーや公園、マリーナなどがあります。

それでマリンタワーに登ってみようと思ったら、年末年始はなんと休業! えー、観光客がいっぱい来てるのに・・・。
やむなく自分たちはお正月に使う食材の買い出しモードに切り替え、市場方面へと向かいます。

途中、何人かのガルパンファンと思しき方々とすれ違いました。
きっとマリンタワーに向かっているんだろうな。でも休みだってこと知っているのかな? 教えてあげた方がいいのかな? そう思いつつ何も言えずに
大洗港に戻ってきました。
(タワーのなかにはガルパンカフェもある)
きっとみんなガルパンの舞台を上から見たかったと思うよ。来年からはちゃんとオープンしてくださいね。
10:35
明太子のかねふくが運営する「めんたいパーク」です。

あるのは基本的に明太子だけなんですが、駐車場がいっぱいになるぐらいの人気ぶり。明太子のほかに「たらぴよ」というイメージキャラクター
を買いました。触りごこち、揉みごこちがとてもいいです。

予定通り市場で海産物をたっぷりと仕入れます。
このあと町中に戻って更にお買い物です。

月の井酒造さんではこんなラベルのお酒を売ってました。当たり前ですが中身はちゃんとしたお酒です。ただ味はイメージとはちょっと違って、
どちらかというと昔風というか、伝統的なお味でした。

加藤豆腐店。こちらでお豆腐と豆乳を買ったのですが、品物は実にちゃんとしたものでおいしかったです。
11:50
大洗を後にして鉾田市内へ、途中で農産物直売所に立ち寄ります。普通にスーパーなんかで買うと、お野菜はともかく高いので、仕入れられる
だけ仕入れました。

12:40
玉造の道の駅でお昼ご飯にします。地元野菜がたっぷりと入ったうどんなどをいただきます。
ついでに画像正面にある「虹の塔」という展望台にも登ってみます(300円)。

高さ60mから霞ケ浦が一望できます。
でもやっぱり大洗の方で登りたかったかも・・・。



13:45
お買い物の最後は霞ケ浦の常盤商店、こちらの佃煮とシロウオは絶品です。しかも絶対的にお安い。

ということでばたばたとお買い物旅が終了です。
でもやっぱり印象に残っているのは大洗の風景の方ですね。ファンがたくさんたくさん歩いてました。大洗の町はガルパンのおかげで生き返った
とも聞いています。ガルパンてやっぱりすごいね。
自分はガルパンの熱狂的なファンではありませんが、その「最終章」が上映されているぐらいのことは知っています。でも今回が本当の「最終章」
であるならば、そのあと町とガルパンの関係はどうなってしまうのか、少し気になるところではあります。
2018.01
camera:Canon Powershot G7X / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio pro
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