ドールワールドリミテッド2018



2018.12.02

 今回のドールワールドリミテッドと6月ドールワールドフェスティバルは日本で唯一の創作人形系販売イベントです。そのほかのドールイベントでは
もうほとんど創作人形を見ることができなくなってしまった今となっては、とても貴重なイベントです。毎年、ネイチャーアニマルワンダーランドという
動物系イベントと並行して開催されています。



10:00
 会場は都立産業貿易センター台東館、ここも少しずつドールイベントとしては定番となってきましたね。
 今回は参加費節約のため、いつもより狭い90cm幅のブースを確保。持ち込むドールも少ないので、開始1時間半前ののんびりとした到着です。

 

 ほぼ1時間程度で設営完了。センターはオリジナルドールの akane 。今回は当初より販売というよりPR目的なので、これまでにつくった作品のなかでも
ベストな彼女を展示のみの非売品として置いてみました。あとは販売するつもりでもってきた5体のお人形です。少数精鋭?
 そのほかのドール紹介はこちらです→page749



11:30
 先行入場開始です。先行入場といっても普通に販売もしちゃってるので、オープンと言っても良いでしょうね。長い列ができ上っているのは、洋服とか
ドールアクセサリー、ドールアイの販売といったところ。つまりもうすでにドールをいくつもお持ちの方がたくさんいらっしゃってるということなんだろうと思います。

  
Ayaka Doll様
 こちらはお隣のブース、胡粉仕上げのヘッド+オビツSBHの組み合わせです。うちといっしょだ。着物が素敵、これだけ並ぶと大正時代の街角みたい。



Secondary様
 こちらもお隣さんです。この二人はずっと以前から見てきたような気がするけど、全体のレイアウトはもちろん、ドール本体も少しずつ変わってきているような気がします。
もしかしてちょっとずつリメイクしてるのかな。



 
石田様
 1/12スケールほどの小さなビスクドールデス。不思議な感じの車椅子との組み合わせが印象的です。椅子の方は3Dプリンターで造形したんだそうです。


 
人形横丁様
 この感じが好きなんだよなあ。ただ上品なだけでなく、そのシーンがイメージできてしまうようなリアルさが良いです。


 
小桃ドール様
 自分の造るドールとは違って個性的。人によって見方は違うと思うけれど、自分は可愛いと思います。


 
蔓薔薇人形館様
 こちらはいつも出展されるお友達です。小さなビスクドールをつくっています。


 
雛罌粟人形堂様
 こっちはもっと小さい、でも完成度が高いです。サイズだけでなく、照明とかお洋服とかも進化し続けている感じです。


 
クララベル様
 こちらは小さなビスクドールとドールハウスをセットで販売してました。こちらのドールハウスは幅10cmぐらいしかなく、完成度が実に高いです。
 1円玉に載ってしまうような犬を一匹飼いました。




 同時開催のネイチャーアニマルワンダーランドの方にもおじゃましました。このハムスターのストラップが可愛い・・・。


17:00
 今回のドールワールドリミテッドは終了。
 今回販売イベントとしては、まったくダメでした。お値段の高い創作人形そのものは近年ほとんど売れないような状況なので、それも予想の範囲内ではありますが。
(ちなみにこの日はアイドールが都内で開催されていて、男性の方の入場が本当に少なかった。)



 それでもいつものことながら、ここに集うディーラーの方々は皆さんそれぞれに頑張っていて、お話をすると共感できること多数。これから何とかしなきゃいけないって意識も共通。
いろいろ情報交換する中で、新しいものが生まれてくるんじゃないかと思ったりします。
 ただPR重視でここに乗り込んできた自分としては、やり方をもっと工夫しなきゃ行けないなって思いました。ただまずは情報の拡散が大切なわけだけど、これがまた厳しいんだよね。
以前はイベント後に売れなかった娘をヤフオクに出品したこともあったけど、もうヤフオクでも創作人形の出品は本当に少なくなって、きっと訪れる人も少ないんじゃないかなって思います。
やっぱりとりあえずは地道にHPとブログで活動してゆくしかないかな?



2018.12
camera: Canon PowerShot G7X / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio Pro.7 + GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10



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