原鉄道模型博物館
2019.02.16
先日、横浜にある原鉄道模型博物館に行ってきました。
日本では一般的なNゲージではなく、1/32という大スケールの鉄道レイアウトが見られる博物館として有名です。
2.16(土)
10:15
横浜駅に到着。
今日は曇りでちょっと寒い。でも晴れているとどうしてもお散歩したくなっちゃうので、こんな日こそ博物館日和なのかも。


途中、今何かとお騒がせしている日産本社ビルのなかを通過するのですが、いつも何かしら新しいものを展示しているので、ついつい見入ってしまいます。
この日も電気自動車関係の展示に力が入ってました。
右上の車は昔のボディに最新の電気自動車のシャシーを組み合わせたもの、とっても可愛い。実際に販売したら売れると思う。

nano(オリジナルヘッド+オビツSBHボディ 27cm 2018)
原鉄道模型博物館は横浜駅東口から徒歩5分の横浜三井ビルのなかにあります。
こちらは鉄道模型の世界的鉄道模型の製作者・コレクターである原信太郎氏のコレクションを展示している博物館です。
(入館料1000円、フラッシュや三脚を使用しなければ撮影もOK)



展示の中心は1/32の1番ゲージといわれるものが中心です。
こちらでは常時1000両ほどが展示されているそうですが、いつも見ている1/150とは違ってものすごく細かなところまで再現されています。
1/150だと細部は省略することも多いのですが、このスケールだとごまかしはききません。ものすごい再現精度です。


コレクション全体で2500両もあるっていうんだから、ざっと1両10万円としても、全部で・・・、すごい。

こちらでは原信太郎氏の鉄道模型コレクションを展示しているほか、原氏自身が世界で撮影した鉄道写真の展示やビデオの上映なども行っています。
氏の使用したライカも展示してました。いいカメラ使ってますね・・・。

レアなものもあちこちに展示。いったいいくらかかってるんだろう?

いろいろと展示物はあるのですが、やっぱりいちばんの見どころは310m²もあるという鉄道レイアウトだと思います。ヨーロッパの街、おそらくはアルプスの麓の
地方都市を再現しているのかな?

1/32という大きなスケールなので、よく見ると1体1体のフィギュアに表情があります。
(ちなみに入口でオペラグラスの貸し出しをしています)


街のなかもちゃんと作り込んでいます。


一般的なHOやNゲージだと電車はレールから給電を受けて走るのですが、こちらの車両はすべて実車と同じように架線から給電されているそうです。
もうほとんど実車と同じです。


会場全体の照明が制御されていて、1日の変化を楽しむこともできます。
こういった大スケールのレイアウトを組み上げるってのは鉄道模型ファンの夢なんだろうけど、一般的な家庭事情から考えれば無理ですね。

別室にあるもう一つの鉄道模型レイアウト。こちらでは横浜の駅周辺が再現されています。

1Fにミュージアムショップあり。
11:35
ちょっと晴れ間も見えてきたので、横浜港をお散歩します。

新港地区のコスモワールドとワールドポーターズ。そして横浜ランドマークタワー、手前の日本丸はただ今改装中でした。


横浜もどんどん海が埋め立てられて街がひろがっています。
地方では人口数万の都市が毎年10個ぐらい消えて、人々はこういったところに移り住む。これがここ何年もの日本の現状です。
ごめんなさい、自分はやっぱりこういうところに魅力を感じない・・・。
結局ランドマークプラザや赤煉瓦倉庫など全く立ち寄らずに昔の横浜を目指して歩きます。

根岸線は基本、昔の海岸線に敷かれたものです。その東側は新たに埋め立てられつくられた街、もともとの横浜の街はその西側にありました。
ここはその伊勢山と呼ばれる地区、きっと昔は港を見下ろす一等地だったんだろうなあ。

伊勢山皇大神宮、明治元年に国費で創建された神社。横浜ならびに横浜港の総鎮守とされています。

この丘を西に下ると戸部の街です。自分はこっちの方が好き。

みなとみらいのできるずっと前からあった街です。

通りから更に奥まったところにある風呂屋さん。今も使われている生活道路側に残る赤煉瓦の壁が何とも良い感じです。

新しい横浜から300mほど歩くと今でもこんな場所がある。
普通に観光で横浜に来ちゃうと、多分誰も気づかないだろうな。

2019.02
camera:Panasonic Canon Powershot G7X / graphic tool: SILKYPIX Developer
Studio pro 7 + GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10
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