茅ヶ崎
香川周辺
2019.05.03
茅ヶ崎というと湘南を代表するような街ではありますが、海から離れた丘陵地帯もまたお散歩には良いところです。
今回訪れたのはJR相模線の香川駅周辺です。多少交通の便の悪いところではありますが、そこは原チャリという、
とっておきの方法で効率よく回りました。
5.03(金)
9:30
まずは江戸時代の初めごろに開山された浄見寺にやってきました。名奉行大岡越前守忠相公一族の菩提寺です。

大岡氏はもともとこの地域を統治していた家柄でした。ちなみに茅ヶ崎では毎年5月に「大岡越前祭」が開催されています。
(今年は5月18日、19日)
お庭の景色がとても素晴らしいです。お寺の周辺の林は神奈川県の天然記念物にも指定されています。
あと県の重要文化財である験弁財天坐蔵や、県の天然記念物であるお葉つきイチョウなどもあります。
 
こちらは旧和田家住宅、幕末期の住居を移築したものです。現在無料で一般公開されています。
和田家は江戸時代に荻園村の村役人を務めていた家柄だそうです。

ikumi (オリジナルヘッド+TBLeague s24A 28cm 2018 )

解放された障子の向こうに見えるのどかな里山の風景が良い感じです。


こちらは健彦神社、明治時代に3地区の神社を合祀して創立されたということです。
県道から細い参道をしばらく登っていったところにあるのですが、その分静かで趣があります。


このあたりは駅からも少し離れていて、こういったのどかな風景もあちこちに残っています。お散歩するには良いところです。

良く分かんないけど、こちらは大岡越前公の子孫の時代に隣村からひかれた用水路みたいです。

この日の移動は原チャリ+徒歩ということで、このあたりを効率よくお散歩するにはとても良い組み合わせです。
車と違って駐車スペースを気にすることもないし小回りも利く。
ただ問題と言えば、春と秋のお天気の良い時しか乗る気がしないということかな。

10:30
嘉川駅周辺に場所を移してお散歩再開です。
昔は駅からも田畑が見えるようなのどかな場所だったのですが、さすがに近年は開発がすすみ、一帯は完全に住宅地に
なってしまいました。

下寺尾寺院跡(七堂伽藍跡)。600年代の終わり頃に創建されたお寺がこの地にあったそうで、記録によれば12世紀の大火によって
焼失したとされています。ただ周囲にはその痕跡は残っておらず、当時の風景を思い浮かべるには、かなりの想像力が必要です。

西方貝塚、弥生時代環濠集落跡。ここまでくるとさすがに当時の風景は思い浮かばない。
自分にはただの住宅造成地にしか見えません。
10:50
さて今回のお散歩+原チャリ旅のラストは湘南で唯一残った造り酒屋「熊沢酒造」さんです。


こちらこんな感じでおおよそ酒蔵とは思えない外観です。中庭の景色も素晴らしい。
お人形を撮影するなら、こちらは背景としてベストでしょう。(そういう人はほとんどいないと思うけど)


こちらはお酒だけでなく、ビールとかパンなども製造していて、敷地内にはレストランや料亭などもあります。
(いつ来てもけっこう混んでいます。遠方からやってくる人も多いみたい。)

おみやげもこちらで買いました。「天青 夏 純米吟醸」は良かったです。名前の通りさわやかな夏向きのお酒でした。

雨が降り続く季節ももう間近、もう少し春のお散歩旅が続けられるといいな。
2019.05
camera:Panasonic Canon Powershot G7X / graphic tool: SILKYPIX Developer
Studio pro 7 + GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10
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