2022



那須に春が来た




2022.04/24 SAT 天気:晴れ
8:35
 さて1ヶ月ぶりの那須です。
 この季節、放置しておくと小さな別荘は雑草に埋もれてしまう。そこで早朝に自宅を出て草刈りを始めました。でも今までになく今日は暑い。避暑地として知られる
那須高原ですが、さすがに日中に日なたで作業をすれば暑い。

 

 庭を流れる小川周辺はこんな感じです。高原というより、熱帯雨林に近い。



 

12:00
 2時間半の作業を終えて次はお買い物です。ホームセンターで虫よけスプレーや蚊取り線香、その他、夏場の生活に必要なものを買いそろえます。ホームセンターの
駐車場に降り立って、今度は暑さで少しばかりめまいがした。
 下界に下りてくると標高差の関係で3~5℃ぐらい気温が高い。この日はもう午前9時には30℃を越えていたという。

 帰り道、例によってギャラリーバーンに立ち寄りますが、土曜日なのになぜか「Closed」。
 無茶苦茶に暑い日を選んで草刈りにやってきてしまったこと、そしてギャラリーバーンはお休み、今日は何かかみ合っていない感じがする。





 観光施設のあるところは別として、基本、田舎の風景が延々と続いているのが那須の風景です。それはそれで絵になっていて好きなのですが、この暑さでは長居はできません。



 田んぼの向こうに見えるのは那須連山です。



13:50
 午後、標高が高くて涼しいところを目指します。



 こちらは美しい姿の乙女の滝です。でもみんな考えることは同じのようで、結構混んでいた。
 そのまま高原ドライブを楽しもうと思ったのですが、この日は標高800mを越えても暑かった。特に日の当たる南西斜面では車の温度計は31℃まで上昇した。こんな
ことってこれまでにないです。





14:20
 那須ブックセンターの跡地につくられたBUZZというカフェ&ギャラリーです。ギャラリーバーンの清野さんほかのメンバーが開設したお店で、日曜日にはこども食堂も
営業する、そういうところです。



 どこに行っても暑いので、コーヒーなどいただきながら、展示を見学させていただこうと思いつきました。
 この日は伊藤七男氏の個展「nana-gram No.6」が開催されていました。(6/17~6/27)
 そしてなぜか清野さんの姿も・・・。
「なんでギャラリーをお休みにしてこっちにいるんですか?」
「だって、面白くないんだもの・・・。」

 

 棚には清野さんの新作がまたいくつか展示されていました。
 ここBUZZはギャラリーという作品発表の場、そして様々な交流の場としてつくられたと聞きますが、けっこううまくいってる感じです。もともと那須は多くのアーティストの住む場所
なのですが、ここは表通りに面しているので、観光などで訪れた方もたくさん立ち寄る。
 この日もすでにカフェスペースは満席でした。
 アートを日常的な存在にするという意味では、とても良い方法だと思う。



17:00
 そのあとは例によって夕食をとるためにバー&ギャラリー殻々工房に向かいます。でもこの日は予約がたくさん入っていたようで、午後5時時点ですでに満席でした。
 どうも今日はすべてがかみ合わない。



 空を仰ぐと、遠く成層圏が突き抜けて見えているような色合い、こういう空はなかなか見られない。
 そこに巨大な積雲が見る間に発達し、遠くから雷鳴が聞こえてきた。 「暗雲垂れ込めるとはこのこと」
 この日、6月としては初めて40℃を越えた地域があったそうで、ここ那須方面では大雨と落雷の注意報、そして竜巻の警報が発令されたそうです。




 改めてスーパーで夕食を買い、寝る前に少しだけ創作活動を行う。
 個展まで実質1月半となって、少しばかり制作を急ぐ必要がある。だからドールパーツを持ち込んで表面仕上げをしたのですが、この湿度の高さでは、塗料もなかなか乾きません。






06.25 SUN 天気:晴れ
4:50
 雷雨はすぐにおさまって、翌朝は朝から快晴です。今日も暑くなるというので早起きしてご近所をお散歩しました。





 遠く那須連山を眺めながら歩く。
 山の高いところから少しずつ夜が明けてゆく様はとてもきれい。とりわけこの日は雨上がりということもあって、空気が澄んでいました。お聞かせすることはできまっせんが、あちこちから
ものすごくたくさんの野鳥の鳴く声がします。
 さて爽やかなのは朝のうちだけで、平地では今日も35℃以上になるという。
 もう梅雨明けしちゃった感じだね。




6:15
 朝食はなぜか焼きそばです。(簡単だから
 たまたま買った地元 那須塩原の星野製麺の焼きそば麺が実に良い。すぐにほぐれて、香ばしく歯ごたえがある。多分、リピーターになります。



8:05
 暑くなる前にどこか一ヶ所だけでも行って見ようということで、黒羽の紫陽花まつりに行ってみることにした。



 途中で見つけたいちめんのポピー畑、見頃は過ぎようとしていたけどまだまだきれいです。




 紫陽花まつりが開催されるのは3年ぶりだそうで、この時期、約6000株の紫陽花が咲き誇る。
 (今年は6/25(土)~7/4(日)開催 入場料・駐車料等は無料)

 

 こちらのまつり期間、地域芸能の披露や俳句大会、写真コンテスト等々、各種イベントが開催されるということです。



 とりあえずこれから暑さはしばらく続くみたいなので、ライトアップされる夜間(午後7時から9時)の見学なども良いかもしれませんね。

 この地域の見どころとしていちばん有名なのは、やはり臨済宗妙心寺派の名刹、雲巌寺かと思います。
 こちらは禅宗の日本四大道場の一つで、その凛とした佇まいに背筋が伸びる感じです。八溝山から流れる渓流に沿う境地で景色も良く、JRのCMの舞台になったこともあります。
 そして松尾芭蕉はこの地で「木啄も 庵は破らず 夏木立」の句を残しています。黒羽城址の一角には「芭蕉の館」という資料館も建てられています。






 黒羽ももともと城下町であり、そして江戸時代には街道の町として栄えたところで、今もその名残を感じるようなところです。
 中心部には観光客用の駐車スペース(無料)もあり、散策して楽しいところなのですが、これだけ暑くなっちゃうと厳しいので、あとはお土産を買って帰ることにします。

 黒羽の名産品としては竹細工や藍染めなどがありますが、今の時期だと何といっても鮎でしょう。最近では地区で一番大きなホテル花月に、将棋の藤井総太5冠が宿泊したときに
出された小倉羊羹が有名になっているそうで、入手困難なんだとか。

 

 那珂川を渡る橋のすぐそばに桝田屋商店という鮎専門店があります。
 以前にも訪れたことがあるのですが、今回もこちらの鮎の塩焼きをお買い上げです。香ばしくてほくほくで最高。
 なお合わせるお酒としては、渡邊酒造の地酒「旭興」をおすすめしておきます。



 

9:05
 こちらは黒羽「くらしの館」という物産館です。地元の名産品がたくさんあります。(桝田屋商店の鮎もある) 蕎麦も美味しい。
 こちらではお野菜をお買い上げ。

 

 隣接する茅葺屋根は移築した古民家で、生活用品などの展示に加えて、竹細工の人間国宝の作品が展示されていたり、雲厳寺のコーナーではご住職の有難いお言葉がいただけたりします。




「今日は本当に暑かったね」

 那須というと、高原地帯や黒羽駅周辺のお店にスポットが当てられることが多いけど、少し離れたところにある伝統的な地区もなかなかのもの。
 何かさ、地方の衰退とか、人口の減少や過疎ばかりが言われ続けているけど、頑張ってるところは頑張ってる。



2022.06
camera: Canon powershot G9X Mk.2 / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio Pro.7 + GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10



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