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秋の名残



<21世紀の森>









 名残の紅葉がとてもきれい。











<矢倉沢>




 



 1200年も前からある古道、そして静かな宿場町跡。
 当時をしのびながら歩きます。





<金目から土屋>



 寒気が入ってきて、どこか迫力のある空。
 層雲が東西に延々と続く、もしかして100kmいじょうあるかもしれない。



nano2 ( オリジナルヘッド+オビツSBHボディ 26cm 2018 )





2020.12
camera: Canon PowerShot G7X / graphic tool: S ILKYPIX Developer Studio Pro.7 + GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10


<21世紀の森>


 最初の方の画像は南足柄市にある「県立21世紀の森」という森林公園です。山の緩斜面を利用した広場のほかに、木材工芸センターや
研修施設などがある。もう寒い時期なので、訪れる人もほとんどいないみたい。
 この小高い山の上に展望所があるというので、とりあえずそこまで歩いてみることにした。がしかし軽いハイキングのつもりで来たのだけれど、
しっかりと汗をかくほどの山登りでした。
 公園から少し離れたところにある「洒水の滝」です。日本滝百選、名水百選にも選ばれている。(画像右)
 現在災害復旧工事中ですが、こちらは紅葉の中、美しい景観を見せてくれていました。



<矢倉沢>
 途中は南足柄の矢倉沢というところ、ここに通っている街道は矢倉沢往還と呼ばれる古道で、江戸時代に東海道が整備されるまでは、
関東と東海を結ぶ最も重要な街道だった。

 

 江戸時代になって東海道が整備されるとる、こちらは脇街道に格下げされてしまうわけだけど、それでもこのあたりは宿場町として賑わっていた
といいます。(左の画像)
 右の画像は標高870mの矢倉岳、富士山への眺望が良いことで知られており、ハイキングコースが整備されています。
 この散歩の途中、突然にイノシシが出てきて坂道を猛烈な勢いで駆けあがっていったのにはびっくりした。



<金目>
 最後の方は金目というところ、見渡す限り田んぼという感じです。都心から電車で1時間ぐらいのところにこういう場所がある。

 

 画像左は土屋にある天台宗妙圓寺です。(1615年開山)  本堂のほかに辯天堂や岩屋霊穴などが立体的に配され、胎内くぐりができたりする。
パワースポットとしても有名で、訪れる人も多いです。 自分もよくやってくる。
 右側は土屋というところで、ところどころにこんな大きなお屋敷があったりする。このあたりはかつて鎌倉幕府の重鎮であった土屋一族の所領だった
ところなので、もしかしたら鎌倉幕府を支えていた武将たちの里なのかもしれません。このあたりはちょっと空気が違う。




 はるかに続くネギ畑、ニンジン畑、キャベツ畑、そして遠くに見えるのは大山と丹沢国定公園の山々。まずはこういったところが、都心から50kmのところにあるということが、
少し信じられないことかもしれない。
 そしてところどころに野菜の無人販売所、とってもありがたいです。




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