2021



那珂川



2021.06.11 FRI 天気:曇りのち晴れ
8:00
 那須にやってくるのは一月ぶり、その第一の目的は草刈りです。もうこの季節だと、一ヶ月も放置すれば大変なことになってしまう。



 行ってみたら、家の西側の小川付近はもう完全にジャングル状態でした。そして電動草刈り機を振り回すこと2時間半、やっとひととおりきれいになった。
但し翌日はちょっとだけ筋肉痛になった。
 夜になれば、ここにもホタルが舞っている頃なのですが、残念ながら今回も日帰りの予定です。



 草刈りの最中、こんなに立派なカブトムシ君に遭遇した。こんにちはとあいさつしてみたが、かなりお怒りの様子だったのでそのまま退散する。
 まわりはクヌギなどの天然林が多いので、キジとか野ウサギとかも含めて、けっこういろんな生き物を見ることができる。



 がんばって草刈りもしたし、帰りは少しだけ涼しいところをドライブして帰ることにする。まあこういう状況だし、いくら別荘があるからと言っても、接触は
できるだけ避けて日帰りするというのが、我が家の方針です。
 それも、少なくともワクチン接種が済むまではと考えているのですが、いつになったら接種を受けられるんだろ? 自分の住んでいるところでは、いつから
接種券が郵送されるのかも知らされていない。準備期間は1年以上あったはずなのにな?





12:15
 ということで、やってきたのはいつものギャラリーバーンです。



 こちらは那須の観光の中心地から少し離れたところにあるレンタルギャラリー。基本は作品を展示したいとか販売したいという人のための施設なのですが、
現在は企画展などは行われておらず、オーナーの清野さんの作品が主に展示されています。



 こちらはギャラリーのエントランス。
 オリジナルの巣箱と、可愛い粘土の動物たち。ちなみに巣箱の方はちゃんと計算されていて本当に野鳥が入って巣をつくる。



 粘土でできた動物たちは現在増殖中で、特に鳥の仲間はずらりと200以上は並んでます。これ一人で10とか20とか、まとめて買ってゆく人がいるんだって。
1つ400円で我が家にも20ぐらいいるんじゃないかな?  もちろんこちらも清野さんのオリジナル作品です。






 新しく展示されていたのがこちらの立体的なコラージュ作品です。(1つ8000円ぐらい)
 一月前にここを訪れたときには、まだこんなのなかったな。

 

  

 脇を見たら完成直前のものがまだ10個ほどあった。
 センスの良さが光るね。箱や写真、その他雑多なものを大量にストックしておいて、組み合わせてゆくんだそうです。こういうものってある意味、材料そのものが
表現できる作品の幅を決めてしまうので、どれだけ素材を集められるかが勝負になる。
 自分の場合にもかなり多種類の素材をストックしているのですが、4.5畳の自室はスペース的にもう限界状態。だからちょっとうらやましい。



 あとはコーヒーなどをいただきながら、作品の制作や人形、その他、様々な話題で時間を過ごします。
 こういう状況なので、那須は観光客も少なく、閉めちゃっているお店も多いんだけど、一方で都心方面からこちらに移住するような人は増えているみたい。
基本的にこのあたりは田舎なので、特別なことをしない限りは、不安なく生活できるってことなんだと思う。
 オリンピックは何が何でもやるって感じで準備がすすんでいるみたいだけど、本当にそれでOKなのか? go to同様、それがきっかけで、またまた感染が
拡大してしまわないか、やっぱり不安です。
 いずれにせよ、那須がまた活気を持って観光客を受け入れるようになるのは、まだまだ先のことになりそう感じだな。



13:05
 周辺のドライブコースというと、標高の高い那須高原の上の方を巡るのがメインだけど、那珂川のあたりから更に東の山間を抜けるコースもなかなか良い。



 只今国道294号線を南下中です。
 田植えが終わった田んぼがまぶしい、延々と続く水田の景色って奇麗なんだよな。




 ここは寒井南部菜の花畑と呼ばれるところです。
 このあたりはところどころにこういったお花畑がつくられている。季節や場所によってその種類も様々、ポピーのほかにも菜の花だったり、コスモスだったりいろいろ。
こういうのって嬉しいね。







13:45
 大田原市の黒羽に到着です。ここは元城下町で水運の発達していた場所。今は少しさびれた感じもあるけれど、お散歩していて楽しいところです。

 

 やってきたのは黒羽の高岩公園、火野正平の「とうちゃこ旅」に出てきたお手紙の場所です。
  ここには高岩神社と波切不動尊があり、五穀豊穣や那珂川を通る船頭さんの無事息災を祈願したというところです。波切不動尊の方は削られた崖の上に
あって、いつ落ちてくるか、ちょっと心配になりそうなところに建っている。



 那珂川に突き出した高さ10m近い1枚岩が高岩です。



 それほど高くないけど、上から見るとそれなりに迫力がある。
 下では何人もの漁師さんたちがアユ釣りをしています。
 そよぐ風が涼しく、避暑には良いところです。でもそれほど知名度があるわけでもなく、他の人と出会ったことはほとんどないです。



 今このあたりで子供たちを見かけることは多くないけど、昔は夏休みともなれば、このあたりにたくさんの子供たちが集まって遊んでいたんだろうなあ・・・。
そう思わせるような場所です。「お手紙の場所」に選ばれるのも分かります。




 鮎釣り見てたら、鮎が食べたくなった。
 那珂川河畔には塩焼き天然アユを売っているところがあるので、少しお土産に買いました。







 那珂川に並行する国道294号線は東北方面に向かう古道で、沿道には様々な遺跡が残っています。
 とても静かなところなんだけど、歴史はものすごく古い。そもそもこの道は律令の時代に整備された東山道だった。



 ここもその遺跡の一つで銭室塚古墳、二段構成の円墳で直径は26メートル。
 古墳見て興奮することは少ないけど、ここはいい。田んぼの真ん中にあって、なかなか画になる古墳です。


 

 ちょっと寄り道して山間に入ってゆくこと10分、須佐木という地区にある渡邊酒造さんにたどり着いた。
 那珂川の鮎が手に入ったら、やっぱり地元のお酒でしょ、という訳です。



15:15
 このあたりは大田原の中心街や黒羽の旧城下町から結構離れた山間なんだけど、訪れる人は多めです。というのもちょっと有名なお寺があるからです。



 こちらがその雲厳寺(うんがんじ)、禅宗の四大道場の一つとされるところです。このあたりではいちばん有名なスポット、JR東日本のCMでは吉永小百合さんが
訪れて撮影したというところです。
 このしっとりとした景色がいいね。



 ここはCMにも取り上げられた場所なんだけど、実は僧侶の修行の場であって、観光客のためのサービスなどはありません。
 但しその分、どこにも隙がなく、何もかもが研ぎ澄まされている感じです。境内を一周するだけで、何か心が洗われるような思いがします。つい歩きながらいろんなこと考えちゃう。



 境内はもちろんですが、背後の山も含めてとても神聖な感じのするところです。またぜひ訪れてみたい。




 帰りはちょっとだけ渋滞したけど、無事に我が家に到着。
 旅の土産は那珂川の鮎、そして渡邊酒造で買った旭興の生酒。往復6時間以上運転して、汗かきながら草刈りして、このぐらいの贅沢は多分許されると思う。





2021.06
camera: Canon Powershot G7X / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio Pro.7 + GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10



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