2021



蓑沢の彼岸花



2021.09.19 SUN 天気:晴れ
4:30
 那須で遊ぶのが目的で小さな別荘を買ったのですが、この新型コロナのおかげで、ゆったりと楽しむという訳にもゆきません。
 それでも放っておくと庭が大変なことになってしまうので、この一年は一ヶ月に一度のペースで草刈りをしているという感じかな。 この日も朝4時半に
神奈川の自宅を出て、日帰りで戻ってくる予定です。



 夏の後半は雨続きだったけど、ここにきてようやく晴れる日が続くという予報に変わりました。
 この日も最初は路面が雨に濡れているような状況だったけど、圏央道を走っているうちに晴れてきた。何かとてもドラマティックな空です。



 左前方に虹も見える。
 でも何か思ったより道が混んでいるな、緊急事態宣言なんだけどな。



9:00
 別荘についた。
 嘘のような快晴の空の下、2時間かけて草刈りをする。でも思ったより草は伸びていない。天気が悪くて雑草でさえ育ちが悪いってことですか、
本当にこの夏はよく雨が降ったと思う。



 あちこちで花も咲いているんだけど、みんなひょろっとして首をもたげている。



  草刈りの後、少しだけ馴染みのところを回り、ドライブして帰ることにします。せめて1泊ぐらいはしたいところだけど、一応、それも緊急事態宣言が
終わってからにする。これもささやかな自粛です。



 ところがこの日の那須は思い切り混雑していた。緊急事態宣言下でイベントなどは片っ端から中止になっているのだけど、道路は県外ナンバーの車でいっぱい、
スーパーや宿泊施設の駐車場もいっぱいという感じでした。「緊急事態宣言どこに消えちゃったんだろうなあ・・・。」
 でも、これだけ毎日のようにTVで旅番組やってたり、音楽イベント開催などがニュースになっていたりすれば、確かに自粛という雰囲気自体が薄れてしまうのも
仕方ないかもしれません。
 とりあえず我が家は混雑するようなところには行かず、人のないところだけにとどめるつもり。



10:05
 最初に行ったのは那須ブックセンターです。人口2万に満たない那須町の、しかも繁華街でないところにできた本屋さんなので、応援したい気持ちでいっぱいだった
のですが、近々閉店するそうです。



 もともと周辺に人は少なく、経営的にも厳しいと思ったのですが、このコロナ渦の影響も大きいだろうと思います。周辺のコミュニケーションセンター、情報センター
としての役割もあったのでとっても残念。
 願わくはこの後も、このような役割を果たすことのできるような施設が入ってくれることを期待したいと思います。長い間お疲れ様でした。



 那須はもう少しで紅葉シーズン。
 この連休を期待して営業を再開したお店もあるのだけど、例年11月には寒くなって訪れる人も少なくなってしまうので、本当に厳しい。





11:05
 こちらはいつものギャラリーバーンです。
 緊急事態宣言ということもあって企画展などはなし、今は例によってオーナーの清野さんの作品展示が中心になっています。



 前回訪れたときには昔よくみたホーロー製の看板のレプリカがたくさん展示されていたけど、一区切りついたみたいで、今はまた立体的なコラージュ作品が
多く展示されてました。

 

 大きさはほぼA4サイズ、木の枠に様々なものがちりばめられ、センス良くまとめられている。ちょっとおしゃれなインテリアとして飾っておくのにとても良い感じ。
そういうこともあっていくつか買って帰られる方もおられるそうです。(8000円~)、


 

 小さい作品に並行して、A3サイズ以上の少し大きめの作品も制作しているみたいです。小さ目の作品がA4サイズのなかにイメージした空間をぎゅっと
押し込めているのに対して、こちらは部屋の中の空間への広がりを感じさせる作品になっています。
 余白の使い方が実にうまい!

 

 素材の質感を生かしたり、小物の特徴を生かしたり、それでいて様々な技法でさりげなくまとめているところにうまさを感じます。こういう素材の多くは、
このギャラリーに出入りしている人たちが「これ使えるかな・・・。」なんて言いながらおいてゆくんだそうです。
 壊れたもの、一見すると単なるがらくたが清野さんの手にかかると生まれ変わる。
 今回見た作品の中で、最も自分が完成度が高いと思った作品が右上です。
 中央にあるのはコカコーラとペプシコーラのミニチュアボトル。まるでこの作品のためにつくられた感じです。
(15000円~ 作品はギャラリーバーンのHPからも見ることができるので、よろしければどうぞ)




 春から秋にかけては、あちこちで様々なイベントが行われるのが、那須の普通の風景なのですが、さすがに緊急事態宣言下ではそうもゆかない。
今年計画されたイベントはほとんどが中止となり、カレンダーは真っ白の状態です。
 そんななか、那須高原作家協会主催の展覧会が10月1日より10日間の予定で開催されることになったそうです。
 会場はこのギャラリーバーンと同じくギャラリーの星雲塾の2か所、今回は20周年記念の協会展ということで、作家の皆さんの力作が集まるのでは
ないかと、自分も期待しています。
 折しも9月の終わりから那須岳の紅葉は始まり、例年10月上旬がそのピークとなります。このタイミングで那須を訪れるのも良いのではないでしょうか。
(たとえば東京都内の作品展に比べれば、その混雑度はかなり低いはずで、その点についてはあまり心配はいらないと思います)





11:50
 さて再び景色の良いところを探してドライブです。どこかで早朝にコンビニで買ったお昼ご飯を食べるつもり。



 何か久々に見た快晴の空。那須岳もいちばん上の方は紅葉が始まっているはず。
 


 那須と言っても観光名所を除けば、ごく普通の田舎。黄金色の穂に彼岸花という代表的な日本の秋。







 途中、とっても素敵なお花畑がありました。近隣の農家の方が手入れをしているんだと思う。
 それにしても見事としか、言いようがありません。







13:10
 華やかな観光地と温泉のイメージが強い那須ですが、東北道を挟んだ東側は昔ながらの風景の広がっています。
  このあたりは訪れる人も多くなく、のんびりと散策したい人にとっては嬉しい場所です。



 こちらは県道を、伊王野の道の駅から白川方面にすすんだところにある小さな集落です。

 

 その中心的な存在が三森家住宅(見学可能)で、まわりに植えられたコスモスがとてもきれい。


sae ( TBLeagueS35 ヘッドリペイント 2020 27cm )





  そこから少しすすむと、今度は彼岸花がとてもきれいなところに出ます。
 土手一面にその数が数万本とも言われる彼岸花が咲く。






 傍らを流れる小川が太陽光を浴びて輝く。
 1年に一度、わずか数日間だけなんだけど、ここはどこにも負けない魅力的な場所に変わります。



 なお彼岸花の開花のピークはとても短いので、おそらくは10月に入る頃には終わってしまっていると思います。また例年開催されていた彼岸花祭りも
今年は中止となっていますのでご承知おきを。

 次に那須にやってくるときは多分紅葉のピークの頃になると思います。その時には緊急事態宣言も終わっているはずなので、もっとたくさん那須の
きれいな風景をご覧いただけると思います。



2021.09
camera: Canon Powershot G7X / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio Pro.7 + GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10



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