sayaka
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延びる影の先に




















































sayaka (オリジナルヘッド+オビツSBHボディ 26cm 2018 )



2021.02
camera: Canon PowerShot G7X / graphic tool: S ILKYPIX Developer Studio Pro.7 + GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10



 

 最初の画像5枚は県立いせはら搭の山緑地公園とその周辺で撮影したものです。搭の山山頂は標高203m、ぐるっと一回りするなら1時間ほども
あれば十分という小さな山なのですが、ここからの風景がなかなかに絶景です。晴れて空気が澄んだときなら、相模湾から房総半島あたりまで
見ることができます。
 周辺の三ノ宮地区も見どころがいっぱいです。どちらを向いても山間ののどかな風景がひろがります。
 5枚目の画像はモミジのきれいな保国寺、室町時代の開山と伝えられます。 右上の画像はもっと古い相模の国三ノ宮、日々多神社です。その起源は
1万年以上も前、縄文中期の祭祀が行われていた遺跡群に遡ると伝えられています。



 6枚目の画像は秦野の銘酒を置いてある酒屋さんに向かう途中で撮影したもの、場所は健足神社、ここもまた取り囲む樹々がなかなかすごい。

 

 7枚目から10枚目は神奈川県内で唯一の村である清川村の煤ケ谷地区で撮影したもの。宮ケ瀬ダムのある宮ケ瀬地区は観光地としての知名度はそれなりに高い
のだけど、こちらの地区はあまり知られていない。でも昔懐かしい山間の風景が色濃く残る場所です。
 今回は道の駅「清川」を基点にお散歩しました。村の中央を流れる小鮎川を遡ってゆくと、村道の脇にこんなしっとりとした小さな神社があった。(上の画像右)
google見ても名前さえ記されていないけど、とっても良い感じです。
 その少し先にあったのが正住寺というお寺、建立は1380年で、もともと山伏の修験道場だったようです。観光スポットとして有名というわけでもないのですが、
画像7枚目にあるような様々な神様を模した石像が立ち並び、なかなかの迫力。ほかにも枯山水の庭、うねる桜の古木、山門は約400年前に建てられたものと、ここは
清川村見学では外せないところだと思いました。

 

 最後の方は秦野市の戸川というところで撮影したものです。丹沢大山国定公園の入り口は何ヶ所かあるのですが、そのなかでも表玄関と言えるのがこの戸川という
ところです。ここには宿泊施設もあるし、大きな駐車場も用意されています。(画像左上はビジターセンター)
 画像右上は858年創建の堀之郷正八幡宮です。社殿こそ新しくつくられたものですが、それを取り囲む石垣や巨大な木々が風格十分。東宝のクローズド・ノートという
映画のロケ地にもなった。

 

  基本、戸川という場所は何本かの川によってつくられた扇状地の頂点に近いところにあって、湧水のあるところ以外は田んぼはなく、あとはいちめん野菜畑といった感じです。
景色はここからは、なだらかに下り続け、そして遠くその先に相模湾が見えるゆなところです。(画像左上)
 集落を歩いていたら、突然に新東名の工事現場に出くわした。このあたりは完全に南北に分断されちゃう感じだな。(画像右上)
 画像11枚目は四十八瀬川に沿ってつくられた小さな谷です。何枚かの田んぼとそれをつなぐ細い田舎道が続き、きっと春先にはとってもきれいな風景になる、そんな感じです。
但しそのずっと向こうに写っているのも新東名の橋、何か象徴的です。



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