ikumi
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魔法の世界



<小田原>









 たくさんたくさん歩いてやってきた山上のお寺です。
 山門をくぐると息をのむようないちめんの菊。その一瞬自らの目を疑う。
 「これって魔法?」











 葉は落ちる前に色づく。その色が青空に映える。
 葉が色づくのもきっと魔法。



<相模原から座間>












 春、いっせいに桜は咲き誇り、そしてほどなく散ってゆく。
 これが毎年毎年繰り返される不思議。命そのものが魔法。






ikumi ( オリジナルヘッド+TBLeagues24Aボディ 27cm 2018  )





2021.03
camera: Canon PowerShot G7X / graphic tool: S ILKYPIX Developer Studio Pro.7 + GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10

 前半は小田原北部の秋の風景です。このときは小田急線の「足柄駅」から、久野諏訪ノ原丘陵を通って、同じく小田急線の「富水駅」まで歩きました。
全行程でだいたい6kmぐらいかな。



 こちら総世寺、様々な歴史舞台になった由緒あるお寺と聞いていたのですが、行ってみたら境内は菊でいっぱい。すごい。



 総世寺の境内の菊を鑑賞したあと、すぐそばの小田原フラワーガーデンを訪れる。こちらは秋バラが満開。うーんこっちもすごい。
 更にこちらのフラワーガーデンは入園料が無料、駐車料金も無料というのもすごい。市営の施設だからこそできることなのでしょうが、このご時世なので、
なかなか太っ腹だと思いました。小田原市えらい。



 次にやってきたのは、隣接する県立のおだわら諏訪の原公園です。名物は全長169mのローラー滑り台です。確かバス旅かなんかでも紹介されていたと
思います。こちらも利用は無料! でも何といっても感動しちゃうのは、中央広場から見える景色です。伊豆、箱根、富士、そして丹沢の山々、そしてもちろん
小田原市を中心とする下界の景色が一望できる。
 そう、景色に関してはもうこれ以上はないって感じです。



 後半は桜の季節に相模原から座間まで歩いた時の記録です。
 桜が咲き始めると心が落ち着かない。桜の季節ってとても短くて、しかも天候が不安定だったりする。だからタイミングよく見るためには、これだって思った時に
行動しなくっちゃいけない。
 仕事が午前中で終わるってことで、そのまんま桜を見に行った。場所はJR相模線の下溝駅と相武台下駅の間の区間です。

 

 下溝駅を出て県道を南下、しばらく進むと磯部八幡宮があります。地域の鎮守様としてはとても立派です。そしてひときわ大きな枝垂桜、ちょうど満開でした。
 新磯小学校の交差点を過ぎたところからが、このお散歩旅の本番になります。相模線に沿って約1kmほどの桜並木が続きます。この日は五分咲きぐらいでしたが
十分にきれい。もう少しすると相模線が通るたびに桜吹雪が舞う、これもまた良い。



 途中「れんげの里あらいそ」で休憩です。
 ここではゴールデンウイークのときに近くの河川敷で上げる大凧が展示されています。この催しは天保年間から伝えられている「相模の大凧揚げ」を継承するもので、
この施設も凧文化の保存・継承を目的に建設されたということです。 (このような状況なので、今年の大凧まつりは中止が決定しています)
 この施設はインフォメーションセンターの役割も果たしているので、観光マップなどの入手が可能。また2Fのギャラリーには世界や日本各地の様々な凧も展示されています。

 

 こちらは画像左は同常福寺。こちらも桜がきれいなところなのですが、付け加えてお庭全体が素晴らしい。一点の隙もないといった感じで整っている。見る価値あります。
こちらのお寺ではフォークソングのコンサートや落語会なんかも以前はやっていた。また早くそういう状況に戻るといいね。
 画像右は座間神社。その参道にはもソメイヨシノの古木が立ち並ぶ。こちらは縁結びのご利益があることで有名、あと可愛いお守りがたくさんあるのが個人的にはお気に
入りです。
 この日は午後2時からのお散歩だったので、これで相武台下駅に向かっておしまいでしたが、余裕があれば先ほどの座間公園に向かったり、更に入谷駅に向かって歩くと
農業用水路沿いに桜並木があったりで、まだまだお散歩が楽しめるようなところです。この週末、もし晴れたらベストなんじゃないかな。



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