ikumi
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兵どもが夢の跡



土屋の里



















初春の岡崎













大井川













晩秋の開成











ikumi (オリジナルヘッド+TBLeagueS24Aボディ 27cm 2018 )





2022.02
camera: Canon PoweShot G7X / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio Pro.7 + GIMP 2.10 + Ichikawa Daisy Collage 10

 平塚の土屋は鎌倉時代に土屋宗遠という武将が居を構えたところでした。土屋宗遠は桓武平氏系土屋氏の創祖で、こちらも源頼朝が最初に旗揚げしたときから
側近として仕えていた。また石橋山の戦いの後には頼朝の使者として甲斐源氏のもとに赴いたとも言われている有力御家人の一人です。

  

 まず最初に訪ねたいのは「健速神社」です。神社自体は昔からの村の鎮守様という感じなのですが、その立地が素晴らしい。河岸段丘上から正面の金目川、
そして開けた平野が一望できます。あとは樹高30mはありそうな何本もの巨木に囲まれていて、その存在感がすごいです。
 二つ目の撮影ポイントは熊野神社、鎌倉時代に領主だった土屋宗遠が、平家討伐の帰路に熊野に立ち寄り、熊野権現と十二社権現を勧請したのが始まりと
伝えられる古い神社です。この神社の見どころは精巧な木彫、なかなかこのレベルのものを見ることはできないと思う。
 土屋城は失われて久しく、今は大乗院というお寺になっているのですが、こちらのお寺も古くその創立開基は平安時代に遡るという。こちらは土屋氏の菩提寺であり、
城山の中腹には一族の墓所があります。


 一方の岡崎も歴史あるところで、やはりこちらも鎌倉時代に活躍した岡崎四郎という武将が城を築いていました。



 石仏のある風景は水田を見下ろす高台にある大光院というお寺から撮影したものです。99体の石仏の彼方に富士山が見えるという、なかなか見られない景色。
ここからの眺望は本当に素晴らしい。





 夜明けの風景は大井川とその支流である大津谷川で撮影しました。こちらは桜の名所として知られ、春になると数百本の桜で彩られるところです。



 松田町とお隣の開成町は古くから関東と東海を結ぶ交通の要衝であり、近世では北条と今川、武田などがその覇権を争ったところで、近くにはいくつかの城跡などが
あったりするようなところです。



 あともう一つは酒匂川という豊かな流れを持ち、また周辺には広大な水田がひろがります。 となると当然、良いお酒を造る酒蔵もある。



 こちらは裏通りにある中沢酒造さん、創業は江戸時代とのこと。酒蔵の前の通りはそのまんま時代劇にも使えてしまいそうな雰囲気です。例によって大好きなお酒も
買いました。



 もう一つは開成町の瀬戸酒造さん、こちらは近年造りを再開したのだけど、今注目の酒蔵の一つなのではないでしょうか。僅か3年で20種類ものお酒を造っているというのは
驚きです。



 ここでは角打ちも楽しめる。まだやったことはないけど、ホタルの舞う季節に、こちらのお庭で飲んだら最高だろうなあ。



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