ikumi




春がやってくる



<秋から冬のお散歩旅 伊勢原、秦野、平塚>


















































<厚木>













<松田>





























ikumi ( オリジナルヘッド+TBLeague s24Aボディ 27cm 2018 )で




2023.02
camera: Canon Powershot G9X Mk.2 / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio pro 7 + GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10



<秋から冬のお散歩旅 伊勢原、秦野、平塚>
 このあたりはNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ゆかりの地とも言えるような場所で、ドラマに登場する武将たちの多くが、この周辺に住んでいた。

 

 左は天徳寺、もともとは真田城のあったところで、城主である与一四郎は源頼朝の最初の挙兵に応じて先方を務めた人物です。
 このお寺の一角、一段高い見晴らしの良い場所に真田与一を祀った与一堂があります。源頼朝が旗揚げしたとき、平家方と最初に大規模な合戦となったのが石橋山の
戦いでした。平家方3000に対して源氏方300、圧倒的に不利な状況のなかで真田与一は先陣を任されていました。そして窮地に追い込まれたときに僅か15の兵で敵陣に
切込み、源頼朝の本隊が逃げ延びる余裕をつくったと伝えられています。
 更に15分ほど歩くと、北条政子が安産祈願に訪れた光明寺(金目観音)がある。(右側の画像)


<厚木>
 厚木は繁華街はそれなりに賑わっているけど少し外れたら延々と住宅地が続くような場所です。

 

 中心街から北に2kmほどのところの糟屋道と呼ばれる古くからある道がある。(厚木市林)
 江戸時代には大山に続く道の一つとして整備され、往来する人も多かったはずです。ところどころに道祖神などもある。
 とはいえ、今は住宅街を貫くごくごく普通の細い道でしかない。江戸の街が人口100万人だった江戸時代に、年間約10万人の人が大山詣りに出かけていただなんて、
今では想像もできない。
 画像右は龍興山浄雲寺、創建年代等は不詳、江戸時代の初めごろにこの地に移転してきたのだと伝えられます。
 境内の樹木がものすごく立派で小さな森のようです。とても静かなところにあって凛としている。


<松田>
 関東では最も早く桜の咲く場所として知られる松田を訪れました。



 この正面に見えるのが松田山で、「まつだ桜まつり」会場の西平畑公園は疎の中腹に見えます。
 左に見えるのは石川商店というお肉屋さんです。自分が思うに松田のお土産と言ったら、先ほどのお酒とこちらの揚げ物です。コロッケや串カツも良いけれど、
個人的なベストはメンチカツですね。柔らかでジューシーな肉そのものが味わえる。

 

 左はこちら室町時代に創建されたという萬松山延命寺です。(1472年)
 開基は小田原北条氏家臣の遠山丹羽守直景で、後々の桜吹雪の刺青で有名な遠山金四郎はこの遠山直景の直系の子孫だそうです。にあたる人です。
 境内がとても広く、山門をはじめとして、観音堂、六角堂等々様々なものが配置され、見応えがあります。
 このほか市内には平安時代中期に創建された寒田神社などの歴史的建造物があります。
 そのほか街のいたるところに石仏や道祖神がある。もともと足柄古道の始まるところで、江戸時代までは足柄往還の宿場町でもあった。遠くに富士山を見ながら
レトロな商店街をお散歩というのも良いです。



 JR「松田駅」すぐ裏に時代劇の撮影にも使えそうな板塀が続くところがあります。
 こちらは1825創業の中沢酒造さんです。銘柄としては「松みどり」が良く知られています。試飲コーナーがあったので(1杯100円)、いくつか味見して今回は「亮」という
お酒をお土産に買いました。こちらは河津桜酵母仕込みの純米吟醸酒で、きりりと引き締まった感じのお酒でした。



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