eye4工房番外編

Campus friends



<Campus Friends Ⅱ>

 タミヤのよくできたフィギュアキットを使って、日常的な風景をジオラマにしてみました。
 製作期間は3ヶ月、ジオラマサイズは25cm×50cm、スケールは1/24です。


















<使用するキットの紹介>

 個展に向けてもう一つ「スナップ的な作品」つくってみることにしました。使用する3つのキットです。



 こちらは買い置きしてあったタミヤの「キャンパスフレンズ2」というプラモ。最近の若者の特徴を良く捉えたとっても良い製品で一目惚れして買ったものです。
 これをそのままというのでは自分らしくないので、このなかから主人公となるフィギュアを選び、サポートするものいくつかを添えてジオラマにしようと思う。



  背景として使うのは、こちらのコーヒーショップです。1/24スケールの小さなドールハウスキットです。確かAliexpressで2000円ぐらいだったと思う。まだよく確認
してませんが、パーツの欠品がないことを祈るのみです。



 これだけだと少し寂しい感じがするので、もう一つ追加です。こちらはスバル360という10年以上前のキットです。
 実車は1958年に発売された愛称は「テントウムシ」、今でもこの車のファンは多く、街中でも時々見かけることがある。スバルが元航空機メーカーとしての技術力を
もって軽量化と操縦安定性などの問題に取り組んだという。日本で最初の普及価格帯のファミリーカーとして知られる名車です。


   1 製作の構想を練ります。
   

 必要最低限の部分だけを組み立ててイメージを膨らませているところです。今回は明るく爽快な感じに仕上げたいと思います。

 人形をつくったり、それを写真に撮ったり、またそれを主人公にしてジオラマ製作するなどして、自分としてはドールの世界をトータルで楽しんているわけだけど、
こういうことをしている人はあまり多くない。人形遊びやおままごとに始まるドールハウス的なものは女の子的なものとされていたし、プラモやジオラマ、ラジコン
あたりは男の子のもの。部分的にはそういうことも関係しているように思う。たとえば女の子がラジコンで遊んでいたら「珍しいですね」って言われちゃいそうだし、
男の子が人形遊びしていたら「男の子らしくしなさい」って親もいるでしょう。
 でもそれって、どうしてそうなっちゃたんだろう?

 それでいいのかな。ふと思ったのですが、LGBTの問題もおもちゃと無関係じゃないかもしれない。おそらくおもちゃって、こどもが最初に興味を持つものの一つ
だろうけど、いまだに男の子向けと女の子向けの売場がはっきり分けられていることも多い。
「分ける必要はあるのか?」そっして「興味はあるけどやっちゃいけない」といわれたら、そこに違和感を感じるこどももいるかもしれません。与えられたおもちゃが
何だったのか、それがこどもの将来を左右していることは想像に難くない。日本では理系女子や女性技術者が育ちにくいというのも、これと無関係ではないように
思える。知らないうちに「男の子、女の子はこうあるべき。」という考えに支配されているような感じです。



<まずはドールハウスキットから>
 今週はずっと雨が続くという天気予報なので、お散歩はできそうにない。その分、今やっている創作活動ははかどりそうな気もするが、実際にはそうでもない。
 というのも作品をつくるときって実際の作業をする時間よりも、イメージを膨らませ構想を練ったり、あるいはアイディアが思い浮かんだりするための時間の方が
大切だからです。そしてその多くの時間はお散歩のときにつくられる。さまざまな景色は作品作りのヒントになったりもする。要するに精神的にリラックスしている
ことが大切で、「さあ、つくるぞ!」って意気込むだけではダメな感じがします。

 

 まずはドールハウスキットの製作からです。基本、パッケージの箱絵にある空間が1週間もあればできてしまうという内容です。お値段はAliexpressで2000円
ぐらい、Amazonからだと2500円ぐらいなのですが、ここしばらくの円安傾向でお値段は少々上昇気味です。
 キットはレーザーカットされた木材と模様の印刷された紙が80%、その他雑多な金属やビニル樹脂の花の素材といったものが入っているという感じです。
 今回は心配されたパーツの欠品はありませんでした。内容から考えればけっこうお安いと思います。

2 店内の調度品のうち、比較的大きなものから順に
 つくってゆきます。
3 ドアについてはリアリティーにかけるので、手持ちの
 材料で自作します。

 このドールハウスキットは「カフェの内側」を再現するものなので、今回のようにこのお店自体を「背景」として使う場合には、当然のことながら外側までちゃんとつくって
あげないといけません。ということでまずは外側から見てもおかしくないドアをつくります。材料は板目紙と透明プラ板です。また庇の部分を追加しました。



 製作面でのポイントは、ズバリ切断面の処理だと思う。ヤスリで磨いて、ちゃんと塗装するだけで見栄えがかなり良くなる。

 

 カウンターや調理台を追加すると少しずつそれらしく出来上がってくる。
 途中段階だけど、結構良い雰囲気に仕上がると思う。

4 ケースやカップ、ケーキなどの小物類をつくります。
 これもけっこうリアルです。
9 5 数は少ないのだけど、植物類もつくりました。最後に
 つや消しを吹いて仕上げましょう。

 このあたりの製作は、決して簡単ではないです。説明によれば推薦年齢10歳以上で一週間で完成とありますが、ここから先は経験のない人には、やはりかなり
厳しい内容です。

 たとえばエスプレッソなどのコーヒーのパッケージなのですが、完成後は一辺1cmの立方体にも満たない。組み立てにはいくつかのポイントがあります。
1 まずは定規とカッターナイフできれいに切り出す。
2 組み立てる前に必ず折り目を入れる。自分はカッターの背の部分とピンセットを使いました。
3 完成後はどうしても切断面が出てきてしまうので、その部分は同系色の塗料で塗って処理します。

 こういうキットは、この切断面の処理と組み立て前の仕込みがとっても大切です。
 キットにはこういったコーヒーやケーキ類も入っていて利用価値は高いです。このあたりを自分でつくるとなると大変なので助かります。



 小物類をひととおり作りあげたところです。
 以前はこれでもかというほど、たくさんのパーツが用意されていたけど、リアリティーの問題で半分ぐらいはそのまま使うことはできなかった。でもこのキットについて
言えば90%ぐらいは使える。最近のものは内容も整理、洗練されてきていて使う価値は高まっているような気がします。

 

 作りあげたものを、とえりあえず説明書の通りに配置してみました。確かに1日1時間ぐらいの作業で1週間もあれば、この作品はそこそこのレベルで完成するとは
思います。背景として使うつもりなので、このリアリティーがあれば十分でしょう。

 問題はキット自体が「店内を再現するもの」なので、店の外側については何の再現もされていないし屋根もない。
 ここから更に外観を整えてゆく作業に入ってゆきます。

6 白い厚紙でドアをつくり、店内には小さな椅子やテーブルを用意します。 7 屋根も新たに用意しました。材料は100均で手に
 トレイとプラ板です。

   8 キットに入っていたLED照明を取り付けます。
   

 キットは基本内部表現だけなので、これをジオラマの一部として使うためには壁と屋根を取り付け、そして少なくとも3方向から見ておかしくないような仕上げを
しなくてはいけません。キットに付属していたカバー用の透明プラバンを加工して壁を作ります。木材や板目紙などで枠やドアを追加してシースルーなものにします。
 今回はこのシースルーというのがポイントです。



 電飾の追加は効果ありですね。
 ジオラマにはどこかに見せ場を作りたいといつも思っています。自己満足で終わらせず、見てもらって驚いてもらう工夫のようなものがあると良い、ある意味それは
いたずら心と一緒かもしれません。そしてそういうものがいくつか散りばめられていると、人は足を止めてじっと見入ってくれます。


   9 ドールハウスが出来上がったところでベース
   をつくります。
   

 ここも100均の角材3本をずらせて1辺をつくり、同じく100均で買ったスチレンボードを上に貼り付けて長方形をつくります。ここでかかった費用は330円です。




 スチレンボードと板目紙を使って起伏をつくりました。雨が降れば側溝に水が流れ込むように、道路は少し傾斜を持たせていています。架空の世界なのだけど、
こういうリアリティーがあると説得力が増します。基本構想はこんな感じです。
A 手前にスバルが駐車している道路
B 歩道
C コーヒーショップ
D その向こうに花の咲く庭

10 道路や歩道、それぞれに質感を加えたうえで
 塗装作業を行います。

 4つのパート別に質感を整え、塗装等を行ってゆきます。
 質感を整えてゆく作業を行う時に使うのは、モデリングペースト、ペット用の細かなトイレ砂、アクリル絵の具という3種類です。使う順番や配合を変えると、様々な
質感が得られます。
A アスファルトの部分ははモデリングペーストをアクリル絵の具で着色し、ここにトイレ砂を30%程度混ぜ込んで塗って仕上げました。砂のおかげでざらっとした仕上
 がりになります。脇のコンクリート部分はアクリル絵の具に水性の艶消し剤を混ぜて表現しています。
B 赤っぽい歩道の部分はゴムのような滑らない素材で仕上げてある部分で、ジョギングコースなででときおり見かけたりする。ここはアスファルトよりざらつきが少ない
 ので、まずはアスファルトと基本的に同じ要領で下塗りを行い。その上から再度アクリル絵の具を塗って表面のざらつきを抑えています。
C お店の周りは石材で仕上げてあるという想定です。ここは時間短縮もかねて市販の化粧シートで仕上げました。
D 庭の部分ですが、モデリングペーストを茶色く着色して砂を混ぜる。ここまではアスファルトと同じですが、塗った後、乾く前にに更に上から砂を撒いてざらつきを
 出します。この方法が最もざらつきが出やすく、一発でリアルな地面が出来上がります。

 整理すると、艶消しざらつきの程度は次の順番で大きくなります。
1 通常塗装
2 つや消し剤を添加して塗装
3 着色したモデリングペーストに砂を混ぜて塗り、その後に再度つや消し塗装
4 着色したモデリングペーストに砂を混ぜて塗装
5 着色したモデリングペーストに砂を混ぜて塗装、乾く前に更に砂を撒く。

 あとはもちろん添加する砂の量や粒子の大きさでもざらつき加減は変わってきます。
11 遠くに見えるの板壁はたまたま100均で売ってい
 たもの、雰囲気が合いそうなので取り付けました。
12 スタティックアプリケーターを使って芝を表現し
 ます。

 芝を生や素方法です。まずはKATOの草原のりを生やしたいところに塗っておく。その上からスタティックアプリケーターで草の素を撒きます。
 今回の草の素のレシピは鉄道模型用のパウダー枯草色、黄緑、緑を1:1:1、そして更に10mm程度のファイバー黄緑と緑を2:2ほど追加して、良く混ぜてから
使っています。
 ちなみにファイバー素材だけで草の表現をする方法が良く紹介されているけれど、ファイバーだけだとどうしても密度が足りなくなって、更にスプレー糊を吹き
付けて再度ファイバーを撒く必要が出てきます。



 すごい、こちらも1発で芝生の庭ができあがります。昔は鉄道模型用のパウダーやターフなどを使って少しずつ仕上げていたけど、この方法に変えてから地面づくりは
圧倒的に簡単になりました。おそらくは誰がやっても1日でできてしまうと思います。



<登場人物等の製作>
 とりあえず現時点で店舗とその庭、歩道などができあがったので、主役たちの制作に入ります。
 主役その1はハセガワの「スバル360」という10年以上前のキットです。実車は1958年に発売された愛称は「テントウムシ」、日本で最初の普及価格帯のファミリーカー
として知られる名車です。

13 指定色のレモンイエローは似合わないので、ボディ
 は真っ赤に仕上げます。
14 ナンバーも違和感を感じるので、プリンターで作り
 直します。

 さてこのキットはヤングSSという若者向けのスポーツタイプを再現しているのですが、そのまま正確に作ろうとすると、箱絵のようなレモンイエローというカラーに
しなくてはいけない。
 こういう色は今時は流行らないし、今この車のオーナーであるならきっと塗りかえているに違いないです。そこで思いっきりビビッドな赤で塗ってみることにしました。
(だってテントウムシなんだもの、でも黒丸はつけない、つけたらやりすぎ)
 ボディの塗装が終わったらデカールを張り付けて、乾燥を待ってクリアーを吹き付ける。クリアーパーツとの関係もあるので、説明書通りの順番でなく、まずはボディ
の方を仕上げてしまうのが効率が良いです。
 コーヒーショップの横に駐車してみたら良い感じ、やっぱり可愛いのが1番です。
 古いキットではありますが、パーツの合いはなかなか良い。ただそのままつくると違和感を感じるところもでてきてしまうので、そこは作り変えます。
 たとえば昔はマッドフラップ(泥はねよけ)がついていたけど、今それがついている車はない。
 ナンバーだって今は一回り大きなものに変わっている。



 フィギュアと並べてみたら分かるように、昔の軽自動車は本当に小さかった。それがだんだん大きく重くなって、パワー不足から排気量も360からどんどん
大きくなって今は倍近い660ccです。安全性能のことを考えると、今このスバルを買うつもりはないけれど、可愛さだけで言ったら、今のどの車も敵わないと
思います。

 できの良さに思わず買ってしまったタミヤの「キャンパスフレンズ2」というプラモ、今回はこのなかから男女1体ずつを使います。

15 まずは顔の部分から仕上げてゆきます。使うのは
 Mr.カラーのほかに人間用の化粧品です。

 例によって肌の部分からつくってゆきます。このフィギュアにあっては、下地作りもサーフェーサー吹きも不要、そのぐらい表面がきれいに仕上がっている。
1 まずは全体をMr.カラー No.111 キャラクターフレッシュで着色してから、Mr.カラーGX No.113 つや消しクリアーを吹き付ける。
2 このあと人間用のチークやシャドウを使って顔やボディのメイクを行います。1回ではあまり色がのらないので、つや消しクリアーを何度なく吹き付けては
 色を重ねます。
3 続いては上瞼、眉毛、唇の順で書き入れて、ときおり写真に撮って拡大して仕上がりを確認します。ものすごくきっちりとしたモールドなのでとっても描きやすい、
 出来としてはトップクラスですね。
4 ヘアーを描き、洋服部分を着色します。車はスバルなんだけど、Tシャツはフェラーリ、こういうところで遊ぶのは楽しいです。
5 最後に全体につや消しクリアーを吹き付けて調子を整えます。



 細かなところを塗り分けるのはそれほど得意じゃないけれど、このキットについて言えば自分がちょっと上手になったように感じるほど描きやすいです。
 さてこのジオラマは、あと庭づくりとちょっとした演出を加えて完成となります。

 主役二人ですが、最初は仲良くしているシーンをイメージしていたのですが、それよりも待ち合わせをしていたところに、彼氏がやってきた瞬間みたいな方が、
ワクワク感があるなって思いました。次は二人の間に入る庭を完成させます。
 さてまだまだ景色としては殺風景なので、待ち合わせに相応しい感じの素敵な喫茶店の庭にしようと思います。



 こういうとき、手持ちのジオラマ用のアイテムがものを言う、すべて手作りだと樹を1本つくるのにも何十時間とかかってしまいます。今回は新たに使えそうなアイテムを
2つばかり導入することにしました。
 その一つめがこちらの「人工観葉植物 造花 藤・・・」( evemodel amazonで899円)、細くて固い根っこのような自然素材に着色した布の葉っぱがついているものです。
さっそくパッケージから取り出してほぐしてみると、もうすぐにボロボロと葉っぱが落ちてしまう。
 落ちた葉っぱを見ると型抜きされた状態のものが20枚ぐらい重なったまま、ころっと床に落ちていた。雑につくられた製品、買ってはいけない製品の典型ですね。
 まずはamazonの商品説明の写真と違うし、品質も最悪、ちゃんと検品していないんじゃないかな。

16 amazonで購入した人工観葉植物をベースにして
 壁を伝花をつくってみた。
17 庭の背の低い植物はジオラマ素材のストックから
 選んで配置しました。

 それでどうしたかというと、あらためて葉っぱを1枚1枚剥がして手作業で根っこに貼り付け直し、壁に伝わせてみました。(2日かかった)一応形にはなる。()画像左
「完成品としてはダメ」でも「素材としては使える」ということなのかも。
 庭の草花をつくります。(画像中) 左は KATO から出ている定番商品2種、右は「ジオラマ 模型用 落ち葉」(YNAK amazonで1250円)で、こちらも今回新規に購入しました。
ボトルに入っていたのは、おそらくは何かの植物の花かがくにあたる部分でこれを緑に着色してある。
 ただ amazon の商品ページに写っていた写真と違って、異様に含まれる種の数が多い。これもこのままじゃ使えない、せめてふるいにかけて種だけ落としてくれたら良かった
のに。
 種を取り除いて(これも結構な手間)、足元の背の低い植物として使ってみたけど、今度は色合いがおかしいことに気付く。これもまた色をつけ直すことになった。



<完成画像>



 こちらの作品はタミヤのよくできたフィギュアのキットを利用して、少しこれまでにないようなドラマ性を演出しようと思ってつくったものです。
 キャンパスフレンズの二人は小さな庭のあるカフェで待ち合わせしました。
 彼は愛車スバル360で彼女をお迎えという感じです。

 

 地面はお得意のペット用「浴びっこサンド」を使って質感を出したうえで、ファイバーをスタティックアプリケーターで立たせて芝を表現しています。
 植物はストックしておいた造花や鉄道模型用のパウダー類、ジオラマ素材などから作り上げています。






 カフェは中国製のドールハウスキットを流用しています。
 もともとは「内部を楽しむだけ」のものでしたが、壁や屋根を追加して「外から見られるもの」に変えています。

 

 道に駐車したスバル360は今でもファンのいる名車です。こちらはハセガワのキットをストレートに組んでいます。
 ただオリジナルの指定色はレモンイエローで冴えない、ここは今乗っているのなら、もっと楽しい色に塗り替えているはずと言うことで真っ赤にしてみました。

 

主人公の二人は Campus friends のキットの中に入っている5体のなかから選びました。 これだけ出来の良いフィギュアはなかなかないと思います。ほぼ無修正でここまで仕上がります。
ちなみにスバル360のオーナーの着ているTシャツの柄はフェラーリです。こういうところはご愛敬ということで。

 

 このジオラマの最大のポイントはウインドウ越しに見える相手の姿です。ちゃんと視線が合っている。

 
待ち合わせの場所に速めに着いたのだけど、彼はまだ
 
待つことしばしで、やっと彼が現れた。
 
思わず笑顔がこぼれます。

 彼女にとっては、おそらくは最も嬉しい瞬間です。
 このジオラマはこの一瞬を切り取りたくて、つくってみた作品です。こういう演出もいいでしょ?





2023.07
camera: Panasonic DMC-LX7  /  graphic tool: GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10



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