Pearl




青い瞳



<花菜ガーデン>




























<丸子>
















<早朝散歩 1>













<平塚 吉沢>













<宇津ノ谷峠>













<早朝散歩 2>






2023.11
camera: Canon Powershot G9X Mk.2 & Panasonic DMC-GM1 +12-32mm / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio pro 7 + GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10



<花菜ガーデン>



 いつもドール撮影でお世話になってます。お花いっぱいなのはもちろんのこと、毎月毎月演出が変わるのが楽しい。
 今回はハロウイーンの飾り付けが秀逸でした。


<丸子>
 実家のある静岡とは毎月のように行き来しているのですが、今回はちょっと途中でお散歩をしてみることにしました。やってきたのは静岡市の丸子という地区です。
東海道のなかでは江戸から数えて20番目の宿場町として知られ、今でもその風情の残るところです。

 

 こちらは歌川広重の東海道五十三次のなかでも描かれた「丁子屋」さん、話としては16世紀から繁盛が続く、日本最古のレストランだそうです。
行き帰りで景色を変えて丸子川のほとりを歩くのも良いでしょう。行ったときには咲き遅れた彼岸花がまだまだ見頃でした。


<平塚 吉沢>



 平塚北部の丘陵地帯です。とても景色が良くて、大好きなお散歩コースです。
 ただ一方で歴史は古く、この地で縄文時代から祭事が行われていたという。真北に進行の山として知られる大山、西に富士、南に相模湾、そして東から太陽が昇る。
おそらくここは最も神聖な場所に違いないと自分は思っています。


<宇津ノ谷峠>
 丸子宿の西はずれにあります。
 宇津ノ谷峠は現在2本の太いトンネルで貫かれていて、そこを国道1号線が通っています。下りトンネルは平成10年完成、上りトンネルは昭和34年の完成です。ちなみに
平成のトンネルが完成するまでは上り下りの対面交通でかなりの渋滞ポイントだった。

 

 実はこの区間を結ぶ道は他にもあって、左画像は大正時代につくられたトンネル、つまり旧国道1号線で乗用車なら対面交通も可能。右画像は明治時代9年につくられた
トンネルで、こちらは車両1台が通るのがやっとという感じです。全長203mで一時は廃道になったけど、現在は徒歩でのみ通行可能です。
 外見からしてなかなかに歴史を感じます。なかはじめっとしていて夏でも涼しい。
 壁は明治時代に焼かれたレンガでできていて、当時としては最先端の技術が投入されたんだろうと思う。当然のことながら、こちらは国指定の有形登録文化財です。



 そしてこちらは旧東海道の峠越えの道です。「何だ普通の山道じゃん」と思ったのですが、「東海道の宇津ノ谷峠越え」と命名された国指定史跡でした。少し
歩いたけど、やっぱり普通の山道でした。

 2つの道の駅の間の狭い区間に、東海道の歴史とも言える道が5つもあって、今もそこを通ることができるというのは、なかなかにすごいことかもしれません。
きっと「道マニア」がいたら、涙を流すようなところだと思います。
 本当に道好きな人だったら、江戸、明治、大正、昭和、平成のルートを歩くってこともあるかもしれません。2つの道の駅の間は2kmないので1日で踏破することが
できると思います。
 こういうことしてる人は多分いると思う。



 峠の下には三方を山に囲まれた集落があります。もうそのまんま時代劇のロケができてしまうのではないかという、そういう佇まいの谷合の集落です。
 この道はそのまんま旧東海道です。宇津ノ谷峠はそんなに有名な観光スポットでもなく、観光で訪れる人もそれほど多くはない。でもここは昔の名残を残す静かで
良い集落です。
 心休まります。


<Pearl について>
 最近久しぶりにPearlというという名前の球体関節人形(BJD)をお迎えしました。正式名称は shuga fairy 1/4 スケール BJDドール Pearl で身長は41cmです
 購入して2ヶ月、少しずつ手を加えて自分の好のドールに仕上がってきました。今回の画像は手付かずの状態から最近のものまで、順に画像を並べているので変化の
様子がお分かりいただけると思います。
 ここしばらくはこのDOLLから、なぜかとっても切ない表情を感じるようになりました。
 普段、人形に手を加えるときには、極力ニュートラルな表情に仕上げようとしているのですが、今回はちょっと予定外です。



 試しにグラスアイをデフォルトの小さなものに戻してみました。悲しげで切ない表情は消えました。
 がしかし、同時に魅力として感じていたものを失った気がしました。

 人形やフィギュアは数えられないほど持っているし、自分でもたくさんつくってきた。
 それでも世の中では、毎日のように様々な魅力的なお人形やフィギュアが登場していて、思いがけない表情を見せてくれることがあります。人形の魅力とか、美しさ、
あるいはもっと先の可能性のようなものは、まだまだ見えないところがある。
 とりあえず今回、アイはデフォルトのものから、やはり大きなサイズのものに戻して、しばらくお付き合いすることにしました。



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