金曜ロードショウとジブリ展




2025.03.05
 静岡県立美術館で「金曜ロードショウとジブリ展」を見てきました。
 金曜ロードショウで放送されたジブリ作品を、当時の時代背景の中で解説するというものでしたが、なかなか展示もこっていて、久々に行って良かったと思える
展示会でした。



 ちなみに静岡県立美術館の常設展はロダン館で、有名な「考える」や「地獄の門」などがあります。



「金曜ロードショウとジブリ展」
会期:2025.10.11~2026.1.4 入場料1900円
*1)平日は予約なしでOKですが、土日と年末年始は予約が必要
*2)会場でのチケット販売はなく、販売サイト等で購入の必要あり

 

 エントランスではゲド戦記に登場したドラゴンがお迎えです。
 自分たちは平日に行ったのだけど、結構込んでいて駐車場も満車に近かったです。土日だと電車利用しないと、入れないなんてことがあるかもしれません。
とりあえず静岡県立美術館の入場者数は過去最高を記録しているという話です。



 この企画展ですが、タイトルの通り、この企画展は1985年から放送が開始された金曜ロードショーと、そこで放送されたジブリ作品を、その時代背景とともに解説すると
いうものです。
 解説の中心はパネルにまとめられていて、資料として絵コンテなどの展示もあります。なかなかに興味深く、うんうんと頷いてしまうような内容なのですが、残念ながら
こちらは撮影不可です。
 但し何カ所かに撮影可の展示があって、いやこれがすごかった。



「千と千尋の神隠し」に出てきた油屋、全国から八百万の神々が当時に訪れるという温泉宿です。高さ2m以上あったと思うけど、スケールは1/25ぐらいのミニチュア、
要するに巨大なジオラマです。



 建物や小物類が精巧にできているだけでなく、照明が工夫されていたり、塗料自体が蛍光成分を含んでいたりで、まさにこの企画展のために制作されたって感じです。





 こちらはジブリキャラの回転する巨大な幻灯機です。
 幻灯機というのは映画以前の映像装置で、その昔は見世物小屋などで上映されていました。



 これを操作しているのが金曜ロードショウのキャラクターで「フライデーおじさん」、宮崎駿氏の作ったキャラなんだそうですが、そんなこと全く知らなかった。



 音楽とともにジブリキャラがくるくると回る。
 なかなかに素敵な空間でした。





 撮影可のエリアはいくつかあるのですが、やっぱりいちばんの見所は「風の谷のナウシカ」に関するスペースでしょう。
 いきなりどーんと腐海ひろがっていました。



 命を失ったウシアブを骸にして、そこから腐海の木々が芽吹いている。



 巨大な菌類の森が頭上を覆う。
 架空の世界だけど、実在するかのような存在感がある。



 大王ヤンマが空を飛ぶ



 今にも襲ってきそうなヘビケラ



 そしてこの世界の一番奥にオームがいました。体高が1.6mほどもあることと、ライティングがものすごく工夫されていて、その迫力が凄かった。
 これはジブリに興味のある人なら必見でしょう。



 「風の谷のナウシカ」の原作がアニメージュに連載されるようになったのが1982年、映画化されたのが1984年、40年以上の時を経てこれだけ支持され、影響を与え
続けれているところが、この作品の凄いところですね。
 だいたいが自分だってまだナウシカのジオラマを作り続けているんだから。



 

 こちらは記念撮影のコーナー、ちゃんとシャッターを押してくれる係員の人がいました。





 大満足の展覧会だったのですが、ちょっとだけやらかしてしまったことに、すぐ気づいた。
 オームの体高が1.6mってことは、そもそものオームの体高の設定が40mだから、この空間そのものが巨大な1/25スケールのジオラマってことになる。

 もしここに自分が飛行姿勢に改めた「メーヴェに乗るナウシカ」を持ち込んでいたら、この空間を背景にしてものすごい写真が撮れたのかも知れない。
(改造したツクダオリジナルの1/20「風の谷のナウシカ」)
 オームの横で旋回しているシーン、ヘビケラに追いかけられているシーン、腐海のなかを真上に上昇してゆくシーンなどなど、なんぼでも迫力満点の写真が撮れる・・・。
 千載一遇のチャンスとはこのことだったのに、本当に惜しいことをしてしまいました。



2025.12
camera: Canon PowerShot G9X Mk.2 / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio Pro.7 + GIMP 3.0


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