2018







だるま市

2018.01.07 SUN 天気:晴れ

6:45
 今年の冬はとっても寒く雪のトラブルが多いようですが、幸い我が家では今のところ大丈夫です。ただやっぱり例年よりは雪は多めです。



 前日の晩は少しだけ吹雪いて、周辺の木々が音をたてていました。
 ただ明け方には穏やかになって、今日は快晴の予報。



 
早朝のお散歩は気持ちいい、でもすごく寒い。






nano ( オリジナルヘッド+オビツSBHボディ 27cm 2014)



9:35
 この日は真岡でだるま市が開催されているようなので行ってみることにしました。

 

 川沿いが歩行者天国になっていて、だるまのほかにも食べ物中心の露店が100軒ほど立ち並んで、けっこうな賑わい。
 年明けの風物詩ですね。



 お値段はいちばん小さいもので500円、高いものは数万円。赤いものが基本だけど、いろんな色のものがあって、それぞれご
利益が違うみたいです。

 

 みなさんたくさんお買上。
 我が家も縁起をかついで小さなダルマをいくつか買って帰りました。

 

 テーブルの上のお友達がまた増えました。



 

 会場では地元商店街の主催する「寿くじ」も行われていました。1本200円で運が良ければ電化製品や旅行券が当たるというもの。
 運試しに1000円を投資したのですが、結果はご覧の通りでした。



10:40
 せっかくやってきたので真岡駅まで歩いてみることにしました。





 こちらは古くからあるお医者さんの脇の小径なのですが、なかなかに良い雰囲気です。





 こちらは1603年建立の海潮寺です。古い山門と手前の赤い橋が目を引きます。
 手前の行屋川の川岸には桜の木がたくさん植えられているのですが、たまたまサギが高い枝にとまっていました。
 今日は風もなくとても静か。





10:55
 真岡鉄道の起点、真岡駅です。

 

 真岡鉄道はたくさんの列車を動態保存しているのですが、そのいくつかは実際に触れてみることができます。





 隣接する展示施設キューロク館でちょっと撮影。
 たまたまだったけど、着ている服が背景にぴったりで、ちょっと嬉しいです。



 今年もこんな感じであちこちご紹介するつもりです。
 また今年もよろしくお願いいたします。



2018.01
camera: Panasonic LUMIX GX8 + M.ZUIKO DIGITAL 12mm-50mm/ graphic tool: SILKYPIX Developer Studio pro 7 + GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10











ギャラリーバーン 1

2018.02.10 SAT 天気:晴れ

 この日は佐野あたりで少し遊んでから那須に向かいました。道を急ぐわけではないので、景色の良さそうな道を選んでのドライブです。





 こちらは矢板の川崎城址公園あたり。



 少しずつ春の気配が・・・と言いたいところですが、那須はまだまだ雪景色。



15:50
 この時期の那須は観光客も少なく、1年で今がいちばん静かな季節です。そんなわけで営業していないお店があったり、開いていても営業時間を短くしている
お店もあったりで、夜になると本当に真っ暗になってしまいます。
 そんななか今日はちょっと早めの到着だったので、久々にギャラリーバーンを訪ねることができました。



 こちらのギャラリーでは現在、常設展を開催中。オーナーの作品を多数拝見することができます。



 

 そのなかでも特別リアルな作品をピックアップ。このへんの作品はハガキと絵具だけでつくっているんだって。
 ひえー! 下手な情景作家も真っ青な出来栄えです。しかもこのぐらいの作品なら1日でつくれるそうで、二度の驚き。





 

 コーヒーをいただきながら1時間半ほど有意義な時間を過ごさせていただきました。

 



7:00
 今晩は殻々工房へ出かけて夕食といきたかったのですが、こちらもオーナー研修中ということで自宅での夕食となりました。
 豚シャブと昼間買ったはんぺんなどをメインにして、旭興で乾杯。これはこれでまた贅沢。







02.11 SUN 天気:晴れ

5:50
 夜が明けたので自宅周辺をぐるりと一周、いちめんの雪です。
 今年は例年になく寒い冬で、最低気温-10℃を記録したみたいです。とはいえ昼の時間帯が少しずつ長くなって、寒さのピークは越えた感じもします。




nano&sayaka (オリジナルヘッド+オビツSBHボディ 27cm 2014,、2015)



8:30
 今日は春を探して南下します。現在、国道254号線を烏山方面に向かって移動中です。



 那須では小雪だったのですが、このあたりは昨晩雨が降ったみたいですね。







 那珂川の川縁をちょっとお散歩。
 川からもやが立ち上り、遠方が霞んでいます。





 沿道にあった農産物の直売所でお買い物、たくさんお野菜を仕入れました。
 このあたりはお蕎麦が名産品なので、打ち立てのお蕎麦も買います。

 

 こちらのお蕎麦ですが、翌朝とても美味しくいただきました。近くを通ったら、また買いたいと思います。



10:00
 茂木に到着。駅からちょっと離れたところにある城山公園に登ります。

 

 今、こちらのロウバイが満開です。青空を背景にするとこんなにきれい。
 ただ問題なのは近づかないとそれがよく分からないこと。この社のまわりにたくさん咲いているのですが、色が色なので背景が枯草だと紛れてしまいます。



 独特の香りがあたりを覆います。













ギャラリーバーン 2

2018.03.10 SAT 天気:くもりのち晴れ

8:50

 東北道を黒磯ICで降り、まずは烏ヶ森公園にやってきました。季節は春、もう梅の花とかが咲いているかな?と思ったわけです。
ところがまあこんな感じで、花どころか、草ですらまばらな状態。

 

 吹き抜ける風もとても冷たくて、まだまだこちらは冬です。
 ただこの日はこんな感じで一気に晴れてきて、ひなたぼっこには良い日になりました。





 こちらのホームセンターでお買い物です。近隣ではいちばん大きくて、ここで何でもそろいます。



 雪が溶け、庭いじりするにはちょうど良いタイミングじゃないかな? そう思って、花の苗や種、ガーデニング用品なんかを仕入れます。



 我が家に向かう途中、こちらギャラリーバーンにおじゃましました。



 ただ今、オーナーがハガキでからつくった作品がたくさん展示されているのですが、一ヶ月前に比べるとその数がずっと増えている。
以前は洋風の家が多かったのですが、ここしばらくは日本の古民家や船なんかを制作されているみたいです。

 



 サビの出方とか、塗装表面の荒らし方とか、その表現力がすごいね。とてもハガキと100均の絵の具だけでつくっているとは思えません。
参考になります。なんだかんだで、またここで1時間近く話し込んでしまいました。



12:40
 寄り道していたらもうお昼。こちらでお蕎麦をいただきました。とっても透明感のあるお蕎麦で美味しかったです。

 



 今度はコピスガーデンに寄り道。こちらでも花の苗を仕入れます。

 

 暖かくなると、こちらのお店もお花でいっぱいになるのですが、今はまだこんな感じ。
 でもクロッカスだけはいち早く咲き始めていて、季節の移り変わりめを主張してました。





14:00
 やっと家についてお庭の手入れを始めます。まずは雪の下に隠れていた笹などを電動草刈り機で刈ります。



 延々と2時間、手がしびれてきたところで終わりにします。それでもまだ全体の7割ほど。続きは次回ということで。



 こんなベンチを組み立ててt置いてみることにしました。



 連れは買ってきた耐火レンガを積んでかまどづくり。でもまだレンガの数が足りないね。コレじゃアジの干物も焼けません。
こちらもレンガを買い足して次回ということで。



18:10
 今晩は殻々工房へ。まずは暖かいカクテルで体を温めます。

 

 そのあとオーダーしたのは生カキと吟醸酒のセット、そして牛テールのシチューなど。ここにやってくると、安いながらも
那須に別荘を持てて良かったと思います。





03.11 SUN 天気:晴れ

5:50
 夜明け前は当たり前に寒いです。まだまだ氷点下4℃ぐらいになったりします。



 立派な霜柱ができてます。長さ10cmぐらいあります。





 さて今日はちょっと暖かいところに行こうかな・・・。




nano&sayaka (オリジナルヘッド+オビツSBHボディ 27cm 2014,、2015)











とら食堂

2018.04.20 FRI 天気:晴れ

7:00

 この日は那須へ向かう前に福島県の古殿町に立ち寄ります。ということで、いつもの東北道でなく常磐道で北に向かいます。
 途中、最初の休憩は守屋PAです。

 

 ここ守屋PAで朝食になりましたが、嬉しいことにここでは早朝から「せたが屋」のラーメンがいただけます。
 あっさりとした魚介系スープがおいしいです。こちらですべての具材を調理しているわけでもないのでしょうが、少なくともPA、SA
で食べられるラーメンのなかでは、自分的には間違いなく一番だと思います。



 

10:20
 古殿町というと樹齢400年の越代のサクラが有名です。(もちろん行った) けれどほかにもたくさんお花見のできるところがあって、さながら桜の里
と言っても良いのではないでしょうか。
 あとはおいしい水とお酒、お蕎麦などもいただけます。(詳細は前回更新した旅のページにUPしています)





 古殿町から那須に向かいます。
 途中、水郡線の里白石駅を通りかかったので、列車が通過するのを待って撮影します。



 昔から変わらぬ農村の風景が延々と続きます。



 ここは白河市の近郊、東深仁井田のあたり。やっぱり花は青空に良く似合う。





 

 近くに「小滝の清水」という湧水地がありました。何でもここは平安時代末期、前九年の役の頃に八幡太郎義家(源義家)が、この地に陣を置いたと
される場所です。たまたまですが、この日行った古殿八幡神社とつながりのある場所を見つけました。



16:00
 こちらもたまたまですが、白河でラーメンの世界では有名な「とら食堂」の前を通りかかりました。
 「こんなところにあったんだ・・・。」



 夕方の開店時間を待って入店します。
 うーんおいしいね。何がといってもうまく言えないけど、あたりまえのことをあたりまえにやると、こうなるってことなのかな。良いお醤油を使っていますが、
基本はとても薄味で、油もあっさりとしたものがわずかに浮いているだけ。朝食べた「せたが屋」もそうだったけど、だからこそ素材の味や風味が良く分かる。
ごまかしはききません。シンプルで最も基本的な構成のラーメンがおいしい、印象に残る味、だからすごい。



16:55
 那須に着くころにはもう夕方になっちゃいました。







 那須高原にはスーパーをはじめとして、コンビニやホームセンターまであるので、日常生活に必要なものはご近所だけですぐに揃う利便性はあります。
ただ本屋さんは車で30分近いところにしかなく、そこだけはちょっと不便でした。ところが、この日すぐそばに本屋さんができたことに気づいて大喜び。
場所がらガーデニングや自然観察、アウトドア関連の品ぞろえが充実していました。



18:10
 今日もまた開店と同時に殻々工房にお出かけです。

 

 本日の話題はといえば、Nという雑誌の鉄道模型フォトコンテストで自分の作品が最優秀賞になったこと。事前の連絡が全くなかったので、今日、
その雑誌を手にしたときには、目が点になってました。



2018.04.21 SAT 天気:晴れ
6:45
 さてさて、昨日の祝杯とそのあとユーミンのDVDを見たために若干の朝寝坊。
 おかげで朝食はコーヒーに昨日古殿で買ったお菓子やパンという、あまり健康的でないメニューになっちゃいました。



 そのあとはいつも通り庭のお手入れ。
 家自体は2LDKの平屋建てという、とてもコンパクトな物件なのですが、敷地だけはひろくて250坪もあります。だから草刈りは2人でやっても下手すると
2時間ほどかかったりもします。
 ただ過去の経験から雪解け直後の草が芽吹いたあたりの草刈りがポイントだということが分かってきて、特に春先はさぼれません。
(といっても、基本は放置に近い自然にまかせた庭づくりなんだけど)

  



 この努力が実ってというか、やっとというか、おかげで今年は植えたものや蒔いたもの、どこからか飛んできたものが4月になって一斉に花を
つけはじめました。



 ひととおり作業が終わった後、今日は以前にギャラリーバーンで買った巣箱を目の前の樹にくくりつけました。
 今年もまた誰か入ってくれるといいな。





8:50
 お天気も良いので近所をドライブです。



 那須岳はまだまだ冠雪していますが、麓の水田に水が入って、いよいよ春という感じです。





 こちらは大田原の羽田沼。カモの一家が仲良く泳いでいました。ここは白鳥の飛来地だったり、国の天然記念物ミヤコタナゴの生息地だったりする
場所で、カモの一家にとっても安心して暮らせる場所なんだろうね。

 

 こちらの沼の畔のほか、市内にはいくつかの農産物直売所があるのですが、暖かくなってきて、出品されるお野菜の種類や数がやっと豊富になって
きました。やっぱり春はいいね。




 

 こちらは白旗城址。後に黒羽藩主となる大関氏の室町時代の居城だったところです。ただ今では空堀と土塁が残っているのみです。
 このあたりには旧跡が点在し、松尾芭蕉がその足跡を残した場所でもあるので、まあお散歩するには良いかな。







 まあ、別に何がっていうわけでもないけど、春ってさてどことなくわくわくする季節ですね。
 お散歩しているのが楽しい。


nano&sayaka (オリジナルヘッド+オビツSBHボディ 27cm 2014,、2015)













菖蒲

2018.05.19 SAT 天気:晴れ

12:00
 ちまたでは30℃に近い日もあって、もう初夏の陽気ですが、那須は標高が高いこともあって、今ようやく春の盛りを迎えたところです。
 前日に歓送迎会があったので、さすがにこの日は早起きできず、那須に着いたのはもうお昼という時間帯でした。



 こちらは那賀川河畔公園です。
 早朝まで雨が降っていたのですが、寒冷前線が通過すると、乾燥した北風が入ってきてり込んできて一気に晴れ渡りました。初夏とは思えないほど
空気が澄んで景色もくっきり、日差しも強いです。

 

 ここは特別な観光地というわけでなく、地元の方がスポーツを楽しんだり、lお散歩するような場所なのですが、水生植物園ではちょうどショウブが
満開になっていました。











12:40
 お昼は近くにある白河ラーメンのお店でいただきます。ここは市街地から離れた分かりづらいところにあるんだけど、おすすめのお店です。



 メニューはラーメン、チャーシューメン、塩ラーメンの3つだけ。手打ち麺、澄んだお醤油味のスープ、まじめにつくった正統派の白河ラーメンです。
とってもシンプルだけどおいしい、お客さんが多いのも分かります。





 実はこちらのお店の駐車場から見える景色がけっこういいんです。那珂川の向こうに那須連山が見えます。



 次は最近できた本屋さんです。最近まで那須高原には本屋さんがなく、必要があれば往復1時間近くかけて那須塩原駅近くまで行く必要があったので、
とても助かっています。今はどこも本屋さんが減っているみたいですが、こんな田舎でお店を開いてくれるなんてありがたいです。頑張ってほしいです。
応援します。



 お店自体は小さいですが種類は豊富、小説からマンガまでいろいろそろっています。(一種類の冊数が少ないから、売り切れちゃうってことはあるんだろうけど)
アウトドア系は充実していて、なかには「狩猟生活」とか「BIRDER」なんていう、普通の本屋さんにはないものもあったりします。那須らしい品ぞろえです。



13:40
 こちらは那須街道沿いにあるコピスガーデンという園芸品店です。メインは花の苗などの販売ですが、広いお庭を散策することができたり、軽食をいただくこともできます。



 おひるご飯を食べたので、今度はお茶休憩です。
 お庭に植える花の苗も買います。

 

 つい1ヶ月前はまだ寒くって、庭の緑もまばらという感じでしたが、この1ヶ月でがらっと変わったね。いっせいに芽吹いて一気に春になった感じです。
 あと知らないうちにハイジショップなんかができていました。





 

 ガーデンの花はまだ咲き始めといった感じかな。あと2週間ぐらいしたらピークになるような気がします。



 この風景がいちばん素敵。花も空も山も、みんな2倍になって楽しめます。



 家に着いて早速、庭の草刈りをします。家は小さいですが庭だけは広いので(ほとんど原野みたいなものだけど)、電動草刈り機を振り回しても
1時間で半分もきれいになりません。草が伸びて重いので疲れます。半分ほど刈ったところで今日は終了。

 

 緑が濃くなって、家のまわりはもう深い森のなかみたいになってます。
 敷地内の小川を流れる水もやっと温まった感じ、先日据え付けた巣箱には小さな鳥が出入りしてました。(写真は撮れなかった)



15:50
 いつもどおり殻々工房へお出かけです。寒気が入って、なんか不安定そうな空模様です。



 牧草地や道端にはハルジオン。雑草ではありますが、さすがにこれだけいちめんに咲いているときれいです。





 殻々工房はなぜか混んでいて、開店早々に満席状態。観光シーズンになりつつあるんだなと実感します。



 お客様が多いので、この日は軽いものをチョイス。スタートはギネスとおいなりさん。オリーブの実が入ってるのがちょっと珍しい。1つ100円という、バーでは
ありえないメニューです。最後はミントジュレップで締めます、ミント入りのカクテルがいただけるのも暖かくなった証拠ですね。



2018.05.20(SUN) 天気:晴れ
5:40
 翌朝は再び庭のお手入れからスタートです。



 こちらは耐火煉瓦でつくった釜。ただ積んだだけですが実用性は十分にあるでしょう。





 今日も天気は良さそうなので、ドライブに出かけることにします。その前に朝食のパンをこちらクーロンヌで仕入れます。
 暖かくなってきたので、開店時刻も6:30に早まりました。


nano&sayaka (オリジナルヘッド+オビツSBHボディ 27cm 2014,、2015)



 矢板市内の八方ヶ原というところに向かいます。
 狭い林道が延々と続く山の中、緑がもふもふしていて濃いです。

 



 こちらは「おしらじの滝」と言われるところです。



 青い滝つぼに水が注ぐのは、しっかりと雨降った日の翌日だけ。しかもきれいに滝つぼに日差しが入るようなことは1年に数回しかないみたいで、
幻の滝とも呼ばれているそうです。
 昨日は朝まで雨だったのですが、今回はちょっと残念。また今度だね。でも森林浴できる美しい場所ではあります。





 こちらは近くにある山の駅「たかはら」。
 周辺のビジターセンターの役割を果たしていて、矢板の名産品を買うこともできます。ここの駐車場に車を止めて周辺を散策します。





 再び晴れてきました。
 一帯はツツジの名所として有名なところです、赤、緑、青のコントラストが良い感じ。



 晴れてさえいれば、ドライブもお散歩もどこへ行っても楽しいです。今がやっぱりいちばん良い季節だね。



camera:Panasonic LUMIX GX8 + M.ZUIKO DIGITAL 12mm-50mm / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio pro 7 + GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10











非電化カフェ



2018.06.09 SAT 天気:くもりのち晴れ

8:10

 那須に向かう途中、東北道の上川内SAで降りたら、羽黒山神社の案内表示があったので行ってみることにします。
 今回も気になるところがあれば巡ってみる、ただそれだけ旅です。



 羽黒山というと出羽三山の羽黒山かな? と思ったのですが、やっぱりその通りで、宇都宮氏の初代当主が康平年間(1058~1065)に
分詞して建てた神社のようです。
 境内には樹齢数百年という杉があって、ちょっと空気が違う感じです。

 

 毎年11月23日、24日には300年以上の歴史をもつ梵天祭が行われ、賑わうということです。右画像のながーい竹竿の先に房がついているものがありますが、
これが奉納される梵天らしいです。



 山頂からはさくら市街が一望できるのですが、この日は湿気が多くてすっきりと見渡すことができませんでした。残念。





 この日の天気は下り坂、じめっとして蒸し暑いです。



 さくら市から喜連川方面に移動します。このあたりは延々と田んぼの続くところです。



9:10
 途中、今度はポピー畑の看板を発見したので行ってみることにしました。



 こちららは喜連川の河原につくられたポピー畑です。知名度は高くないかもしれませんが、延々と続くポピーの花はなかなかに壮観、
全部で10万本以上もあるそうです。



 お花のピークはちょっと過ぎてしまっていたけど、それでもこれだけきれい。
 一人10本ぐらいまでなら持ち帰ることもできるそうです。もう種がたくさんできている株も多いので、持ち帰って蒔いてみるのが
ちょっと楽しみになります。(見学無料、花摘みするなら協力費100円以上)。







10:20
 国道294号線を今度は北にすすみ、今度は黒羽(大田原市)にやってきました。

 

 黒羽城址はアジサイで有名なところなのですが、時期的にはまだちょっと早かった。
 アジサイ祭りの準備もすすんでいたけど、開催は来週からということでした。



 それでも日当たりの良いところではちゃんと大輪の花を咲かせていたので、ちょっとだけ撮影。



 あと今回はご紹介していませんが、黒羽には古い街並みや芭蕉ゆかりの史跡などがあって、散策するにはとても良いところです。







 あと6月のこの時期といえば鮎ですね。この那珂川にもたくさんの釣り人が訪れていて、周辺のお店では天然鮎を味わうこともできます。



10:55
 ということで近くにある「暮らしの舘」へやってきました。移築した古民家に物産館がくっついた感じの施設で、いろいろな地元の食材を
手に入れることができます。あとこちらの手打ち蕎麦は絶品、それからその時期には旭興酒造の酒粕なんかがおいてあったりします。

 

 ちなみに古民家の正面に掲げられたのは「鯉のぼり」ではなく「鮎のぼり」です。こちらで鮎を買いました。



 なかには5月飾りと雲巌寺のご住職の出版物の展示などがありました。



 天井を見たら、なぜか鉄道写真が展示されていました。写っているのは多分、戦前につくられた初期のキハです。
 解説を読んでみると、昔はJR西那須野駅から那珂川町を結ぶ線路があったそうで、1968年に廃止されたんだそうです。
知らなかったなあ・・・。今度このあたりで廃線巡りでもしてみますか。



 那須町の中心街に向かっているところ。別にどうってことのない風景だけど、癒される風景です。



12:15
 おなかがすいてきたのでお昼ご飯です。

 

 こちらのお店は老舗の白河ラーメンのお店です。来るのは2回目かな? とってもまじめにつくられた優しい味です。



12:50
 次はカフェです。

 

 こちらは東北道那須SA(ETC出口あり)のすぐそばにある非電化カフェというお店です。オーナーは発明家の藤村靖之氏で、極力電気を使わず自然との
調和を意識したつくりになっています。
 ここにはカフェのほかに発明品のショップや氏の工房などもあります。ショップには電源のいらない除湿器とか浄水器、フードドライヤーなんかがありました。



 こちらの建物は麦わらをおもな素材として、土を塗り固めてつくっているそうです。
 照明は天窓とわずかなろうそく、非電化なのでエアコンはもちろんなく、ラジオの音もありません。



 オーガニックな素材でつくったケーキセットをいただきました。とても素朴な味です。  



 

 入口でくつろぐ山羊。





 離れからの眺めがとても良いです。
 なんかこんなところで暮らしたくなるなあ。







13:50
 順番は逆になったけど次はデザートです。

 

 こちらも以前より気になっていたお店で、チーズケーキの専門店です。(チーズケーキ工房MANIWA FARM)



 目の前は牧場、搾乳したばかりのミルクからつくられたチーズケーキがまずいわけがない。普通のチーズケーキもありますが、やっぱりイチオシは
「那須の雪どけ」というミルクだけでできたフレッシュなケーキかな。






nano&sayaka (オリジナルヘッド+オビツSBHボディ 27cm 2014,、2015)

 ナスヒオウギアヤメの群生地です。このアヤメの群生地は他にもあるけど、ここがいちばん大きいかな? 偶然に見つけてしまいました。
しかもほぼ満開で、とても幸運でした。
 ナスヒオウギアヤメは絶滅危惧種のAランクで、これだけの群生地はほかにないと思います。



16:20
 いくつかのお店でいろんなものをお買い物してたら、もう夕方になっちゃいました。

 

 こちらは我が家の庭です。小川の流れるあたりは手をあまり加えていないので、もうジャングルのような感じです。日当たりがあまりよくないので、
やっとツツジが満開になりました。



 夕食では、このあいだつくったかまどを使ってみることにします。が、しかし外で調理するってことは、虫との戦いにもなるわけで、虫除けスプレー
なんかをまいたりして、その辺は十分な準備が必要です。



 使ってみて思ったことは、まずは屋根のないところに放置しているので、耐火レンガが湿っていてなかなか温度が上がらないこと。全体が暖まるまでに
結局30分ぐらいかかったかな。

 

 でも全体の温度が上がってしまえばあとは簡単。野菜やお肉を焼き、那珂川の鮎も暖めなおします。香ばしく焼き上がるのはもちろんですが、びっくりした
のは鮎の塩焼き。暖め直しにもかかわらず、もう全体がほくほくに仕上がってとっても美味しい。これが遠赤外線効果ってやつですかね。





6.10 (SUN) 天気:曇りのち雨

9:10
 予報は昼前から雨、それも大荒れになる予報なので、この日も行動は早めです。
 4:30には起きて草刈り、朝食をとったら道の駅のオープン時刻にあわせて出発です。

 

 やってきたのは喜連川の道の駅、きれいになってリニューアルオープンしてました。全体が大正ロマンしています。高級感のある外観ですが、
これまでどおり地元のお野菜や名産品もちゃんとありました。
 変わったのは外観だけでなく、品ぞろえも増えたように思います。最近、栃木県のお酒は評判が良いようですが、北部の銘酒がずらりと陳列して
あります。お土産関係は高速道のSAやPA以上かも。

 

 お昼ごはんはこちらで買った食材でニラうどんをつくりました。うどんは名産品の一つで小麦の香りがしておいしい。あととちおとめまんという、
見たことのないものもありました(肉まんの生地の中にアイスが入っている)。こちらはリニューアルオープンに合わせて開発した商品なのかな?
 おもしろい道の駅なので、またこちらにおじゃましてみたいと思います。 



camera:CASIO EXILIM EX-ZR4100 / graphic tool: GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10







白沢





2018.06.23 SAT 天気:くもりのち雨

8:40

 知名度はそれほど高くはないと思いますが、奥州街道の宇都宮宿のひとつ向こうに白沢という宿場町があります。今日のお散歩はここから始まります。



 但し田園地帯の中にぽつんとある感じで、名所といわれるような場所があるわけでもありませんし、古い町並みもすでにその多くが失われてしまって
いるような場所です。



 ただ通りの両側には水路があって、その数か所に水車があります。おそらくはそれが宿場町であった標として残されているに違いありません。



 

 この通りのいちばん奥まったところに井上清吉商店という酒蔵があって澤姫というブランドのお酒を造っています。



 ここのところ栃木から福島にかけて、とても良いお酒をつくっている蔵元さんが増えていますが、こちらもその一つです。とても爽やできれいなお酒です。

 

 お酒も素晴らしいですが、1個300円のぐい飲みがとっても可愛い。



 お酒とぐい飲みを仕入れた後、今度は表通りを外れたところを歩きます。



 白髭神社は街を見下ろす場所にあります。ここからの眺望がいちばん良いです。
 ただ今日は思ったより天気が良くないです。天気予報では晴れ間もあると言っていたのに・・・。



 清流の流れる白沢公園です。お花もたくさん植えられています。

 

 町のまわりはいちめんの田んぼ、そして水量豊かな清流。
「なるほど、こういうところだからこそ、おいしいお酒ができるんだね。」 そう頷いてしまうようなところに、この白沢宿はあります。
1時間もあればすべての史跡めぐりもできてしまうような街なので、軽いお散歩には良いのではないでしょうか。



11:30
 那須塩原市役所のすぐそばに共英小学校があるのですが、その校門に続く約200mほどの市道脇にアジサイが植えられています。訪れる人も少なく、
静かに鑑賞するには良いところです。





 那須にはあちこちにアジサイの名所があるけれど、個人的なアジサイの名所といえばここです。





12:00
 久しぶりに黒磯の街を訪れてみました。SHOZO通りには何か知らないお店がたくさんできていました。

 

 ピザ屋さんにちょっとおしゃれな小民家風レストラン。



 

 この一角はもともと雑貨屋さんが3軒ほど集まっていたけれど、2Fにも新たにブティックと本屋さんがお店を開いてました。



 

 

 この通りはプチ原宿みたいな感じになりつつあるのだけれど、こんな感じでおしゃれな通りになってきたのは、SHOZOというブランドの力が大きいです。
もともとは小さなカフェとお隣の豆腐屋さんを改装した雑貨店だけだったように思いますが、少しずつ評判をよんで、カフェSHOZOを目当てに全国から
人々が訪れるようになりました。





 

 こちらは直売所&レストランだったところですが、最近宿泊施設も整いました。



 

 バーと登山用具を売っているお店です。
 この界隈のおしゃれなお店の特徴は、もともとあった店舗に必要最小限の改装を加えて営業しているところです。だから屋号が書いてなかったり、または
昔の屋号をそのままにしてあったりします。
 ということでさっと車で通りかかっても何のお店かは分かりません。歩いてこそ、このあたりの深さが分かります。



 

 おしゃれなお店と昔からあるお店が違和感なく混在している。着飾った若い女性が金物や建築材料を売っているお店の前を歩くというのが、このあたりの日常風景。





 大谷石でできた蔵に描かれた壁画、これがこの通りのランドマークかな。



 お昼ご飯を食べに黒磯駅前までやってきました。



 駅前のメインストリートはただ今工事中。ごくありふれた地方の通りという感じだったけど、どんなふうに変わるのかな?



 

 こちらのお店でチャーシューメンいただきました。
 正統派の白河ラーメンが多い那須ですが、こちらは佐野ラーメンに近いかな。野菜の甘みをほのかに感じる澄んだスープに縮れ麺。
焼いてつくったチャーシューが絶品。
 ちなみに近くにタンタンメンの店もありますが、こちらもおいしいです。



 

 食後はコーヒーということで、やってきたのはカフェ・ド・グラン・ボア。建物は大正7年に建てられた旧黒磯銀行を改装したもの。(国の有形登録文化財)
もちろんこちらのお店もレベルが高いのですが、黒磯はこのような特徴的なカフェが30m間隔ぐらいで存在するという、カフェの街でもあります。
(ちなみに女性客が9割なので、男性グループだとちょっと違和感を感じることがあるかもしれません)
 あとそれに続いて多いのが雑貨店。そんな感じなのでゆっくりと見て回ると1日楽しめちゃうような街です。







 

 レトロな酒屋さんと消火栓。
 黒磯は町としての歴史は比較的に新しいようですが、それでもいくつか歴史的な建造物を見ることができます。



 朝食用のパンをこちらのお店で買いました。密度の高いしっかりとしたパンで、フレッシュチーズが入ったものがおいしかったです。





 特に意味はないですが延々と100mぐらい続く大谷石の壁がすごい。
 ここからは裏通りの散策です。

 

 お父さんたちの集う場所。


 

 バイク屋さんのショールームと町工場の壁。




 別に意味はないのだけれど、この交差点の風景になぜか惹かれます。



14:30
 このあとついに雨が降ってきてしまいました。
 ということで那須高原方面に移動して、屋根のある場所で時間をつぶすことにします。やってきたのはアジアンオールドバザールです。

 

 みんな考えることは同じなのか、けっこう混んでました。

 

 那須には雑貨店が多いですが、こちらはそのなかでも最大のもの。ネパール、ベトナム、バリの衣類、雑貨、家具などが所狭しと並んでいます。
(もちろんけっこうお安い)
 レストランなどもあって、むしろ入場無料のテーマパークだね。






 個展に向けて、使えそうな傘2本を買いました。もちろん直径30cmほどのお人形サイズです。



18:00
 天気が悪いので、今日はおとなしくおうちで夕食。でも澤姫があるから、ちょっと幸せ。



 この晩はDVDでホーキング博士(物理学者)の映画などを見たりしました。地味だったけど、けっこう良かった。





2018.06.24 (SUN) 天気:曇り時々晴れ
5:30
 今日も早起きして草刈りです。那須にやってきたときの日課だね。



 まわりはジャングル状態。
 庭の 1/4 を電動草刈り機で刈って1時間、腕がしびれてくるから、もうそれ以上やらない。


nano&sayaka (オリジナルヘッド+オビツSBHボディ 27cm 2014,、2015)

 植えたバラがやっと咲きました。


 

 探さないと分からない小さな花たち。



8:00
 あとはいつも通りどこかの道の駅に寄ってから、自宅のある神奈川まで戻ることにします。



 けっこう天気が良いのでドライブが気持ちいい。
 今回のドライブのテーマは「まだ走ったことのない道を走ること」





 偶然に通りかかった秋山沢の阿弥陀如来堂、1806年創建だそうです。ここも何か感じるものがあります。空気が違います。


 

 あぜ道にはいろんな花が咲いている。もももとは植えられた花もあるかもしれませんが、野生のものと区別なく咲いている。



 あたりまえだけど蝶や蜂もたくさん飛んでます。







 ごくありふれた田舎の風景、それがきれいです。





camera:Panasonic LUMIX GX8 LUMIX GX8 + M.ZUIKO DIGITAL 12mm-50mm / graphic tool: GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10







鍋掛




2018.08.04 SAT 天気:晴れ

14:25
 この日は群馬県の県立美術館や玉村町を散策してから移動したので、那須に着いたのはお昼過ぎです。





 現在トウモロコシがものすごい勢いで成長中、高さ3m近くになっているものもあります。
 トウモロコシのあるところでは景色が良く見えません。



15:00
 この日は那須の高原地域でも29℃。だったらもっと涼しいところにということで、那須岳のちょっと南にある深山ダムまでやってきました。

 

 エメラルドグリーンに染まる深山湖です。景色はそれなりに良いのですが、思ったより涼しくない。
 それは標高は1200mで、確かに下界より4℃ぐらい低いのだけれど、空気が澄んでいて日差しがむちゃくちゃ強いからだと思います。


 

 涼を求めて深山湖の脇の林道を行けるところまで行きます。
 知らなかったけど、林道と思っていたこの道は正しくは県道369号線(黒磯・田島線)といい、以前は那須山地を超えて福島県に抜けられたようです。
もう地図から姿を消しているので不通になってからけっこうな年月が過ぎているんだろうな。




 ここは那珂川の最上流域にあたるところです。ものすごく澄んだ源流で涼をとってから帰宅することにしました。



18:10
 例によってバー殻々工房へ出発です。



 今日も暑い暑い一日の終わり。
 春と秋がいちばん好きなのに、最近どうも夏と冬の期間だけが長くなっているような気がします。これって気のせい?


 

 今日はキュウリの入ったジントニックからスタート。メインは骨付きベーコンのスモーク。
 ひととおり食べて飲んで6000円、ほんのちょっとの出費で得られる幸せなひとときです。




 今日ここに持ち込んだのはこちらの本です。特に飯田線にまつわる話が多くのっていて、なるほどと頷ける内容でした。





2018.06.05 (SUN) 天気:曇り時々晴れ
5:00
 今日も早起きして草刈りです。



 250坪の庭のほとんどは雑草。芝生にするとか、テラスを整えるとかはまったく考えません。だから春から秋まで草刈りは来るたびにやっています。
ところがこの日、ついに2代目の電動草刈機が焼き付いた。酷使してたもんな・・・。

  

  

 庭にはちょっとだけ秋の気配が感じられます。
 ヒメリンゴが実をつけていました。



8:05
 この日は車で40分ほどのところにある鍋掛という地区を訪れてみます。



 こちらは那珂川をまたぐ昭明橋、昭和初期に建設されたものです。




 ここから眺める那珂川の風景はけっこうな絶景。たくさんのサギが水辺で休憩しています。このあたりは野鳥の楽園といっても良いようなところです。

 さてこの橋を起点に街を巡ります。
 東北地方につながる道といえば、東北自動車道や国道4号線がその代表ですが、江戸時代に整備された奥州街道(陸羽街道)はもっと東側を通っていました。
(現在の国道254号線)。もちろん街道沿いにはいくつもの宿場町があったのですが、この鍋掛もその一つです。




 奥州街道の宿場町ということであれば、歴史遺産がそれなりに残っていることを期待してしまうのですが、ここ鍋掛にあってはそれが当てはまらないと言って良いでしょう。
グーグルマップって、けっこう細かな遺跡や小さなお店まで載っているものですが、自分のスマホで検索できたこのあたりの名所はたった2つです。
 その一つが上の神社の境内にある芭蕉の句碑です。
「野を横に 馬牽きむけよ ほととぎす」
 句碑の建立は鍋掛に住む数名の俳人によって建立されたと伝えられます(1808年)


 

 鍋掛は宿場町または交易の街としても賑わっていた伝えられますが、明治になって主な交通の流れは国道4号線へと移り、その宿場町としての役割も終わってしまいました。
今は今はとても静かな街です。営業しているお店などもほとんどないです。




 通りには栗の実がころころと落ちている、誰か拾ってゆかないのかな?
 あと「おおもり」というラーメン屋さんがグーグル検索にひっかかったのですが、こちらのお店はちゃんと営業しているようなので、今度また行ってみようかと思います。




 通りを離れると、そこはいちめんに広がる田んぼ、ここはずっと以前から同じ風景なんだろうね。





9:15
 例によっていくつかお買い物をして帰路につきます。

 

 ここは近くにある「くらしの館」、建物は古い農家を移築したものです。今日は雲厳寺のご住職のお話や武者飾りなどを展示してました。
こちらの農産物直売所で農産物やアユの塩焼きを購入。

 

 黒羽の酒屋さんで季節限定の旭興を買います。(お酒です)
 ということで、晩ごはんはこんな感じになりました。

 自分はふだん神奈川県内のそこそこ人口の集中している場所に住んでいるのだけれど、あちこち出かけているうちに、その生活自体が実は
普段顔を見ることのない地方の方々に支えられているということを強く感じるようになりました。



9:50
 そのまま黒羽方面に移動していったら、蓮がいちめんに咲いている場所がありました。
 ここは名所に登録されているわけでも何でもないところです。




nano (オリジナルヘッド+オビツSBHボディ 27cm 2014)

 おそらくは休耕田だったところに水を引き込んで、通りを行き交う皆さんに楽しんでもらおうということなんだろうね。
 こういうさりげなく手の加わった風景に心を動かされるのはなぜなんだろう?
 それは少なくとも日本では何百年もの間、人間は自然と協調してきた歴史があったからだと思います。



camera:Canon Powershot G7X / graphic tool: GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10












ギャラリーバーン


2018.08.16 TUE 天気:晴れ

15:50

 東北方面に旅行に出かける途中、那須に立ち寄りました。
 那須は東北の入口にあって、ここを早朝に出発すれば東北ならば昼までにどこにでも行けてしまうという利便性があります。
それがこちらに小さな別荘を購入した理由でもあります。

 

 今回ご紹介するのはこちらギャラリーバーンです。那須高原に滞在するときには、よくおじゃましています。
 着いたら看板に「常設展」の文字が・・・。普通だと美術館やギャラリーの常設展だと、特別な企画展より一歩引いた感じがあるのですが、
でもここはちょっと違う。
 もちろん普段は那須周辺にお住いのアーティストの作品を展示・販売しているのですが、そのスケジュールがないときにはオーナー自らの
作品を展示する常設展になります。
 この常設展の方はHP上でもあまりPRされていないようなのですが、実はがこの常設展がすごいんです。





  ペーパークラフトの家、最近のヒットシリーズかな。エージングの処理が秀逸です。



 作り方をひととおり教えていただいたのですが、基本はハガキのような紙を切って貼って、100均で購入した絵の具を塗るだけということでした。
こんな作品を一晩でつくりあげてしまうというのだからすごい。





 平面と立体を組み合わせたコラージュ的な作品、こちらは表面処理に注目です。

  



 こちらはもらってきた古い額縁や木片、その他あり合わせのものを組み合わせてつくっています。ペイントには木工ボンドみたいな
少し変わったものを使って表面を荒らす作業を加えているそうです。





 最近取り組んでいる様子の立体作品。ただ作品数はまだ少ないです。
 でもこのブレリオは良い出来だね。



 こんな可愛い小作品も。
 もう売ってないけど1つ500円の小鳥シリーズが自分のお気に入り。





 2次元の作品もあります。緻密です。



 あと今はここにないけど、毎年春先にオーナーのつくる鳥の巣箱は必見です。可愛い巣箱で本当に小鳥が入ります。(我が家にもある)

 アートというと見る側との間に一つの垣根のようなものを感じてしまうことがあるけど、オーナーのつくる作品にはアートとしての存在に加えて、
雑貨やインテリアに近い日常性のようなものがあって親しみやすいです。
 実用性のあるアートでしかも完成度が高い、これがこちらのギャラリーの常設展のすごさだと思います。



16:40
 喋っていると2時間ぐらいすぐに経ってしまうのですが、今日は予定があるので早めに切り上げます。



 それは何かというと草刈り、暗くなるとできなくなっちゃうので。新しい草刈り機はすこぶる好調。(前回焼き付いた)
 雑草は思ったより伸びておらず、咲く花も変わってきて、なにげに秋の気配を感じたりもします。





 晩ご飯は近くのダイユーというスーパーで買ったお総菜がメイン。写っている揚げ物は棒状のヒレカツ(350円)ですが、これがおいしい。
(あまりにおいしかったので写真に撮った)
 ビールはサッポロ那須工場で製造している夏季限定少量生産のバイツェン。いいねこれ、もともとビールはそれほど好きじゃないけど、
これはいい。

 明日はいよいよ秋田方面に向けて出発です。だから今晩は早めに寝ます。
 続きは旅のコーナーの方に近日中にUPします。



camera:Canon Powershot G7X / graphic tool: GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10










急に秋になったね



2018.09.23 SUN 天気:晴れ

8:20
 三連休の中日、公園のコスモスが満開になっているというので、まずは高根沢を訪れてみました。





 ここは鬼怒川の河川敷につくられた鬼怒グリーンパークというところで、2.2haの敷地に100万本のコスモスが植えられています。
満開まであともうちょっとという感じではありましたが、なかなかの絶景でした。
(こちらはまだまだこれからが見頃、しかも無料だよ!)



12:10
 先日訪れた鍋掛ですが、気になっていたお店に、この日行ってきました。
 鍋掛は旧東北道の宿場町ではありますが、繁栄していた時代の面影も今はなく、グーグルで検索を入れても、その対象となっているのは
2ヶ所しかないという場所です。

 

 そのうちの一つがこの「おおもり」というラーメン屋さんです。
 こういったところで営業を続けているというのは美味しいに違いない、そう信じてやってきました。で、食べてみたらほんとうに美味しい!
手打ちの縮れ麺、澄んだスープ、正統派の白河ラーメンです。ちゃんとした素材を使って丁寧な仕事をしているのが分かります。とら食堂とは
ちょっと味の系統が違うけど、自分的には名店の一つだと思いました。



14:00
 いつものギャラリーバーンです。今日もまた来てしまいました。
 「清野ミナ作品展」を開催してました。



 

 彼女の作品はこれまでにも何度か拝見していましたが、今回はポップでカラフルな絵画に加えて、立体的な楽しい作品が増えているなって感じです。




 そのなかでいちばん気に入ったのがこちら。おそらくはオーナーのつくった額とのコラボだと思うのですが、マッチングがすばらしいと思います。
 こちらの個展は9.24までなので、この記事をUPする頃には会期は終了していると思います。ご紹介が遅くなってすみません。


 

 この後はまたオーナーの作品を中心とした常設展になるのかな?
 オーナーご本人の作品ではオリジナルの額に直接ペイントした肖像画を、何点かつくっているということでした。


 

 あとはペーパークラフト。新作はこちらのストーブです。
 こんなところにもう冬の気配が・・・、という感じでしょうか。なかに何か入っているみたいだけど、そうか、電球とか入れて光らせたら
確かに良い感じです。



18:00
 そしてまたいつものバー殻々工房へ。

 

 本日のメインはピザにしました。野菜やチーズ、ソーセージなど那須でとれたものやつくられたものが満載です。でもそろそろ那須では
夏野菜のシーズンも終わりだね。



09.24 MON 天気:晴れのちくもり)
6:40
 あんなに手間のかかった草刈りですが、もうすでに雑草の勢いもなくなり、費やす時間も減りました。
 少しだけ庭の樹々も赤くなり始めています。



 考えたら今年は5月から暑くて、そのまま9月までそれが続いたんだよな・・・。てことは今年は夏が5ヶ月もあったってこと? やっぱり普通じゃないよね。
この際、せめて冬の訪れが遅いことだけは期待したいと思います。



camera: Panasonic LUMIX GX8 + M.ZUIKO DIGITAL 12mm-50mm / graphic tool: GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10






紅葉の那須岳




2018.10.20 SAT 天気:晴れのち小雨

8:05
 前日までは大雨、でも朝までになんとか天候も回復してくれたので、紅葉の那須岳を訪れてみました。
 この季節は用意された駐車場に入りきれなくなることも多いので、ロープウエイの営業時間前に現地に到着です。

 

 それでもやっぱり登山客で第1便のロープウエイはいっぱい、第2便で山頂駅に向かいます。
 ロープウエイを使うことなく山頂を目指すことはできるのですが、このロープウエイの眼下がいちばんの紅葉の見どころなので、
やっぱり片道だけでも乗るべきでしょう。









8:45
 ほんの5分ほどで山頂駅に到着、ここから登山開始です。





 那須岳というのは、この一帯の山々の総称で、その中心にあるのが茶臼岳(1915m)です。今その茶臼岳を正面に臨んでいます。
 この日の天気予報は昼から曇り、ところによっては雷雨という予報。寒気が入り始めているらしく、ご覧の通りの北西の強風(15m/s)、
気温は6℃から7℃度といったところで、とっても寒い。



 山頂の眺望は良くなさそうなので、牛ヶ首という尾根を目指します。
 足元は高山植物でいっぱい。





 牛ヶ首の手前は紅葉がいちめんに広がるところなのですが(紅葉を見るには山頂よりもずっと良い)、もうこのときには紅葉の
ピークを少し過ぎている感じでした。でもまだまだきれい。



 正面に見えるのが日の出平(1776m)、こちらも絶景スポット。なんとかピークも望めるので行ってみることにしました。
 ここまで登ってくると、季節は初冬といった感じだね。





 雲の切れ間から沼原や三斗小屋方面まで望めて、とりあえずは満足です。(もちろん晴れていたら、もっと良かったに違いないですが)







 茶臼岳の山頂の西側をまいて帰ることにします。このあたりは火山活動が続く場所で、ところどころから噴煙が上がっています。
 様々な風景が簡単に望めるのも那須の魅力の一つです。初心者でも登れる山なんだけど、ちゃんとした登山をしたって気分になれます。
そういうこともあってか入山者はとても多く、最近ではハイヒールでここまでやってくる中国人観光客がいたりします・・・。





 那須岳は冬の一歩手前、冠雪するのも間近い感じでした。
 この紅葉の時期を過ぎると観光客の数も減り、那須は本当に静かな季節を迎えます。



11:50
 おなかも空いたので小椋というお蕎麦屋さんに行ってみることにしました。

 

 那須にはたくさんのお蕎麦屋さんがあるのですが、こちらはそのなかでも名店の一つです。もちろんとってもおいしい。



13:00
 帰ってきてもまだまだ明るいので、庭の草刈りをします。ぐっと涼しくなってきたので、草刈りも今年はこれが最後かな?





 ヒメリンゴが真っ赤、鳥さんたちへのプレゼントです。



 落ち葉もいっぱい。たくさんの樹々に囲まれているので、11月ぐらいになると我家は一面枯葉に覆われてしまいます。





10.21 SUN 天気:晴れ
7:00
 今日は朝から絶好の行楽日和になる予報。ということで紅葉ドライブに出かけます。

 

 やってきたのは山を一つ越えた国道121号線(旧会津西街道)です。
 朝方には川霧が必ずと言って良いほどあたりを覆い、しっとりとした良い感じになります。

 

 ここは野岩鉄道の中三依温泉駅です。この大きな銀杏が紅葉した様は実に見事なのですが、まだちょっと早かった。
 あとクマが出るという注意の看板があったので、このあたりをうろうろするのはやめました。



 湯西川の道の駅あたりまでやってくるときれいに晴れてきた。
 ふと気づいたのは旧道にかかるこちらの橋、なんとも風情があるなあ。









 このあたりは観光地でもなんでもないところだけど、なっかとっても心が癒されます。
 次もまたどこか紅葉のきれいなところを探して旅をしようかと思います。



camera: Panasonic LUMIX GX8 + G VARIO 12mm-32mm / graphic tool: GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10













大山参道



2018.11.23 FRI 天気:晴れ

18:00
 連れの仕事の関係で那須への到着が遅くなり、その結果どこに寄れずに那須にやってきました。
 時間もないので、そのままいつもの殻々工房に行ってみたら、今日は貸し切りで晩ごはんはおあずけ・・・。ついていないときはこんなもの。



 すごすごと家に戻ろうとしたら今夜は満月。
 きっと明日も天気も良いに違いありません。明日こそ良いことがありますように。



2018.11.24 SAT 天気:晴れ

7:00
 朝食を食べ終えた頃にやっと夜明け。
 この日は放射冷却で冷え込みました。氷こそ張っていなかったけど、気温は-2℃まで下がりました。



 昨晩は気づかなかったけど、庭に出てみたら、いちめんの落葉で地面が見えなくなっていました。
 これからいよいよ冬だなって感じです。もう少しするとへーきで-10℃ぐらいまで下がるようになるんだよな。



 高所の紅葉は完全にピークを過ぎてしまったので、今日は標高の低いところに降りてきて紅葉狩りをするつもりです。





 ご近所の風景。
 那須岳はもうしっかり冠雪してます。



8:00
 こちらは西那須野駅の南側にある大山参道です。
 この参道の行く手に大山家の墓所があります。頭首の大山巌は旧薩摩藩の出身の軍人で、戊辰戦争から日清・日露戦争にわたって活躍した人でした。



 樹齢90年ほどのイロハモミジの通りが200mほどの続いています。







 樹や枝によって色づき具合が違っていて、実に幻想的な感じです。
 こんなに色味のあふれる紅葉って、なかなかないんじゃないかな? どんなアーティストもかなわない。



 こちらは12月の初めにかけて、まだまだ見頃だと思います。
 駅から歩ける距離にありますが、人はそれほど多くない。知名度がそれほどでもないのかな? でもとってもフォトジェニックな場所です。



10:50
 車をとばして佐野までやってきました。





 こちらは佐野の市街地から山に向かって20kmほど走ったところにある蓬莱山です。
 もともとは勝道上人が開山した一大霊場でした。けっこう山深いところにあるのですが、この日もたくさんの方々が訪れていました。





 近くには清流が流れていたり滝があったりで、変化に富んだ風景を楽しむことができます。





11:55
 下界に降りてきたらもうお昼。当たり前のように佐野ラーメンのお店へ。

 

 ご近所の方々が良く来るようなお店に入りました。手打ちの醤油ラーメンにチャーシュー丼、その他がついたランチが880円。
ボリュームがあってとても満足。



 神奈川への帰路は東北道でなく、関越道を選択しました。



 たまたまスバルの本社工場の横を通りかかりました。
 さすがだね、飛行機製作から始まっただけに工場前に飛行機が展示してある。あとスバル360をつくっていたのも、この工場なんだそうです。



13:30
 なんか面白いものがないかな? そう思いつつ利根川を渡ろうとしていたら、「旧中島家住宅」の案内看板が目に留まりました。



 まったく下調べなどしていなかったので、どんな家なのか全く訳が分からず訪ねてみました。
 玄関(車寄せ)がすごいね。上棟は昭和5年でそれほど古くはないけれど、洗練された近代建築でとても美しいです。伊藤藤一という方の設計なんだそうですが、
当時としては斬新な意匠、設計なんだろうと思います。(国指定重要文化財)



 建物の構造や特徴などは、管理している太田市の職員の方が説明して下さいます。(入館無料)

 

 

 中もまたすごい。当時の最高級品を集めた感じです。大理石の暖炉とか、木材を組んで造った床や廊下、ステンドグラス、どれもが一流品。
 ちなみにこの邸宅を建てたのは中島知久平。旧陸軍の隼や疾風という戦闘機をつくっていたのが中島飛行機という会社で、彼はその社主だった人です。
ちなみに中島飛行機は戦後、富士重工(現スバル)と名を変え、主に自動車をつくるメーカーとして再出発します。
(ここで話がつながった!)



 応接間から利根川の堤防が見えますが、戦前はこの堤防も低く、河原の向こうに陸軍の飛行場が見えていたんだそうです。
 なるほど、そう思うとこの窓からの風景もまた感慨深い・・・。



 偶然の出会いではありましたが、ここはなかなか良かった。観光とは無縁の場所ではありますが、近くに来た際には立ち寄ってみて下さい。
おすすめです。



2018.11
camera: Panasonic LUMIX GX8 + G VARIO 12mm-32mm / graphic tool: GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10








年末のお買い物



2018.12.29 FRI 天気:晴れのち雪

7:30
 ここ何年か、年末はいくつか道の駅や直売所などを巡ってお正月に使う食材などを購入しています。この時期は野菜の値段がむちゃくちゃ高いので、
道の駅や直売所の存在は本当にありがたいです。



 東北自動車道を鹿沼ICで降りて宇都宮市街の北側を走行中です。やっと夜が明けてきました。別にどうってことない風景ですが、この時間帯って
魔法のようにすべてが印象的に見えてしまいます。




 たまたま通りかかったマンション。なんか存在感があるなあ・・・。



 旧日光街道を移動していたら、ひっきりなしに車が入ってゆくお店を発見しました。



 こちらアンシェンヌというパン屋さんで、もちっとした食パンとか自家製酵母のバケットなどがイチオシみたいです。バイク乗りもモーニングを食べに
訪れていて結構な人気店。こちらで本日最初のお買い物です。

  



8:40
 旧陸羽街道の宿場街の名残を残す宇都宮の旧白沢地区にやってきました。



 このあたりは水の豊かなところで、旧街道沿いには水路や復元された水車などを見ることができます。またこの周辺には広大な田んぼもひろがっています。
豊富な水と米があれば当然のように酒蔵もある。

 

 こちらは井上清吉商店、つくっているお酒の銘柄は「澤姫」。目の覚めるような切れの良いお酒です。また今年も掲げられた賞状の数が増えてるな・・・・。
 栃木県北部から福島県あたりは今いちばん活気のある酒どころの一つではないでしょうか。 お正月にはみんなでおいしいお酒を持ち寄るのだけれど、
このあたりのお酒は欠かせません。



 町中も少しだけお散歩です。





 高台にある白髭神社。まわりの樹木が切られてしまってなんか殺風景になってしまいましたが、創建は江戸時代の初めと伝えられ、白沢七福神の
ひとつ大黒天が祀られています。

 



9:25
 こちらは道の駅「喜連川」です。産直の野菜をこちらでたっぷりと仕入れます。たとえば白菜だと、小さなものは100円ぐらいから買えます。

 

 この道の駅は大正ロマンをテーマにしていて、内外装がとてもおしゃれ。近隣はもちろん栃木県北部の名産品も一通り買うことができます。
あと足湯のサービスなんかもあります。



10:50
 またまた酒蔵にやってきました。

 

 こちらは大田原の山間にある渡辺酒造、こちらもいつも良いお酒造っています。メインは「旭興」、もう一つ「たまか」という銘柄も
あって、こちらは山廃仕込みらしいきりっとした酸味のあるお酒です。

 さてこのあとは久しぶりに、白河の名店とら食堂でラーメンを食べようと思います。



 あれ? なんで雪なんか降ってるの? 天気予報は晴れ時々曇りだったはず・・・。
 どうやら寒気が甲子高原を抜けてこちらまでやってきたみたいです。今回はまだスタッドレスタイヤに変えていないし、チェーンも積んでいない・・・。
年末につまらないところで無理をしてもしょうがないので、あと5kmというところで引き返しました。


 

 栃木と福島の県境に近いところにある「いげたや」。こちらも人気のあるラーメン店です。あっさりとした素朴な味、もちっとした麺が特徴かな。セットで
注文するとけっこうなボリュームです。



13:30
 雪も舞ってるし、とっても寒いので今日のお買い物旅はここまで、あとは久しぶりに黒磯の街のなかを散策です。

 



 たまたまですが、同じ時期に鶴瓶と俳優の生田斗真さんがNHKの「家族に乾杯」って番組でこの通りにやってきたみたいですね。通称、この通りの
ことをSHOZO通りとも言うのですが、来るたびに変化があっておもしろいです。

 

 その中心とも言えるカフェSHOZOで休憩です。




 そうこうしているうちに、だんだん雪が本格的に降り始め、路面が白くなってきちゃいました。
 このままだと標高の高い那須の家(別荘)までたどり着けなくなる可能性もあるし、もしたどり着けたとしても明朝身動きが取れなくなる可能性もある・・・。





 しょうがないな・・・。やむなく大田原に戻ってチェーンを購入。(ちなみに神奈川の方の自宅にはスタッドレスもチェーンもあるのでもったいない)
 でもご覧の通り那須より南は雪など積もってないし、晴れ間さえある。世の中こんなものです。



 

 途中、スーパーに寄って今日は鍋。
 今日買った澤姫を1本開けました。車の中に放置していた澤姫は、きりきりに冷えてました。(外はすでに-1℃) 冷えすぎているとおいしくないので
部屋の置いて30分ほど我慢、すると酸味とうまみがひろがって良い感じになりました。今年の澤姫も良いです。



 外はとても静か。静かってことは雪が深々と積もってあたりの音を吸収しているってこと。
 「晴れ時々曇り、山間部では一部雪が降ることもあるでしょう。」という天気予報の「一部」とは、どうやらこのあたりのことを言ってたみたいですね。





2018.11.24 SAT 天気:晴れ
7:30
 次の日の早朝。



 すごい、当たり前ですがあたりは真っ白。気温-4℃。




 今日は海産物を目指して日立方面に向かおうと思います。
 路面はカチンカチン。でもチェーンが必要だったのは最初だけ、5kmも走ると雪の痕跡すらありませんでした。



8:45
 がらっと風景は変わって、こちらは茨木県北部にある道の駅「みわ」。常陸大宮から車で30分ぐらい山に入ったところにあります。

 

 ここのおすすめはやはりキノコ類ですね。あと地のものじゃないけど根菜類がとっても安い。ジャガイモ1袋100円、ニンジン1箱800円、
玉ねぎ5kgで1000円といった感じです。





  この道の駅の近くには高部という古い町並みがそのまま残っているところがあります。

 

 

 もともとここは城下町・宿場町として発展してきたところで、その地割は江戸時代から全く変わっていないそうです。今はもう営業していないけど、
旅館や料亭、郵便局などの歴史的な建造物が昔の姿そのままに残っています。
 まるで何十年も前にタイムスリップしたみたいな感じです。



 ここにはおしゃれなお店やお土産屋さんなどはないです。
 ただただ本当の意味での昔の風景が残るのみ。想像力を働かせながらお散歩するのが一番良いと思います。



10:30
 3時間かけて日立の港までやってきました。こちらは道の駅「日立」です。



 ちょっとおなかも空いてきたので、こちらでまずは食事です。

 

 好きな分のご飯をとり、あとは100円から250円ぐらいのパックされた海産物をとって、自分の好みの海鮮丼を完成させるシステムです。
これだけとって二人で2000円足らず、味も間違いなし。
 もちろんこのあとちゃんとお買い物もしました。



 せっかくなので、日立港を見下ろすことのできる公園までやってきました。





 今朝がたの風景とは変わって乾燥した晴天。ついさっきまで雪の中にいたとは思えないぐらいです。
 これにて今回のお買い物旅は終了です。







 こちらは元旦の夜の食卓です。

 

 年末に仕込んだ食材で料理を作ります。いつからかは忘れてしまったけれど、もうここのところずっと、自分の手料理が年始の食卓を賑わすようになっています。
 ちなみ元旦のメインはアンコウ鍋、あとは本マグロの赤身のづけ、タイのこぶ締め、タコのカルパッチョなどでした。日立港の魚介類に栃木のお野菜、そしてあちこち
から入手したお酒。特別なことはしなくとも十分においしい。最高の贅沢だと思います。



 問題はこれでウエストが+3cmほど増えてしまったことですが、またまたEMSでお腹プルプルさせて減らすことにします。

 こんな感じで今年もスタートしましたが、4日からはちゃんと平常の活動に戻ります。創作活動も再開しました。1/24のジオラマ、1/150の五能線、
昔つくった球体関節人形 asumi のリメイク・・・、このあたりはもう少しで完成。自分のやっていることが結局どういう方向に向かうのか、ゴールが
今一つ見えてこないところもありますが、そこは地道に作品づくりをするなかで模索してゆきたいと思います。



2019.01
camera: Canon PowerShot G7X / graphic tool: SILKYPIX Developer Studio Pro.7 + GIMP 2.8 + Ichikawa Daisy Collage 10 Collage 10







サイトのトップページにとびます




                                   2019
                                                    次の年にすすむ


                                   2017
                                                    
前の年に戻る


                             TOP